・きさらぎのはつかの空の月ふかしまだ生きて
子はたたかふらむか
釈 ちょう空
国文学者・民族学者の折口信夫(釈 ちょう空)は太平洋戦争末期の
1945年、最愛の養子春洋を硫黄島の激戦で失った。享年38。
学問上の弟子であり、国学院大教授として研究も脂ののった時期であった。
2月20日の夜の歌。月をしみじみ見上げながら、春洋はまだ生きて、必死に
戦っているのだろうか、と祈るような思いを言語化している。
田中 綾氏の「書棚から歌を」より
折口 信夫は私の恩師 歌人の故中山 周三氏の恩師でもある。
折に触れ折口氏の話をされる時の恩師の顔は輝いていた。
クンシランが満開
子はたたかふらむか
釈 ちょう空
国文学者・民族学者の折口信夫(釈 ちょう空)は太平洋戦争末期の
1945年、最愛の養子春洋を硫黄島の激戦で失った。享年38。
学問上の弟子であり、国学院大教授として研究も脂ののった時期であった。
2月20日の夜の歌。月をしみじみ見上げながら、春洋はまだ生きて、必死に
戦っているのだろうか、と祈るような思いを言語化している。
田中 綾氏の「書棚から歌を」より
折口 信夫は私の恩師 歌人の故中山 周三氏の恩師でもある。
折に触れ折口氏の話をされる時の恩師の顔は輝いていた。
クンシランが満開
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