何故か最近私もも別れのブルースをくちずさんでいる
私は
唄う時いつも淡谷さんのエピソードを思い出し
脳裏にこびりつき離れない
胸が詰まる。
ネットより
1999年9月22日淡谷のり子さん逝去。92歳。直後某テレビ局で追悼特番が組まれました。その中で、生前の淡谷さんが「別れのブルース」にまつわる印象的なエピソードを語っていました。
…太平洋戦争末期。淡谷さんは各戦地を慰問に訪れていました。ある航空基地でのこと。集まった兵士たちの前で別れのブルースを歌っていると、後ろで立って聴いていた若い兵士たちが途中で淡谷さんに敬礼しながら、次々に去っていくのです。事前に「特攻隊員たちが出撃のため、中座するかもしれませんので」と上官に説明を受けておりましたから『あヽ、飛び立っていくのね』と思いながら、歌い続けました。
しかし「よく見ると、まだあどけなさの残る、私の弟のような年頃じゃありませんか」。そんな彼らが、屈託のない天真爛漫な笑顔で淡谷さんに敬礼しながら、死地に赴いて行くのです。
「途端に涙があふれて、声がつまって続きを歌えませんでしたよ」…。
別れのブルース
藤浦 洸作詞
服部良一作曲
1 窓を開ければ 港が見える
メリケン波止場の 灯が見える
夜風 汐風 恋風のせて
今日の出船は どこへ行く
むせぶ心よ はかない恋よ
踊るブルースの 切なさよ
2 腕にいかりの いれずみほって
やくざに強い マドロスの
お国言葉は 違っていても
恋には弱い すすり泣き
二度と逢えない 心と心
踊るブルースの 切なさよ
この唄は奥が深く名曲だ・・・
何度唄っても飽きが来ない。
その時の気分によって唄いかたが変る
やはり
声は楽器だ・・・とつくずく思う
最近は淡谷のり子風の唄いかた・・・ファルセットも良いなぁー
と思うようになった。
先日の麗子さんの独唱
大きく室蘭民報に出ていた。
素敵です。