啄木の一握の砂を読んだのが
中一の夏休み・・・感動して私もたくさんの短歌を作り
わたしだって負けないぞ・・・と
手製の文庫本を作った。
思春期の多感な時代啄木に憧れていた。
後年になり
啄木の生活破綻者と女癖の悪さに
啄木熱もすっかり冷め
嫌いになった。
でも
そんな究極な生き方をした人だからこそあのような
短歌ができたのだろうと・・・今は理解できるが。
・馬鈴薯のうす紫の花に降る
雨を思へり都の雨に
今年馬鈴薯のうす紫の花を見たさにジャガイモを植えてみた
残念白い花が咲いた。
多分植えたのはキタアカリだと思うが
しばし12歳の心に戻った私でした。