心の旅紀行

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「強い国」日本は次第に「こわい国」‌になりつつある

2019年09月04日 | 世界
自民党は、自衛隊は憲法違反と言う憲法学者がいるから憲法を変えたいと言います。
大半の国民は自衛隊が正当防衛の範囲をこえ、戦争する軍になる恐れがあるので憲法を変えたくないと言います。
大半の国民の主張が健全と思います。

すでに防衛予算は来年度は5兆3000億円になろうとしています。
日本を攻撃するかもしれない敵の動きをよく調査研究し、必要な防衛力を持っているならば国民は自衛隊を信用しますが、自民党は「強い国」日本にするために防衛力を強めています。
自衛隊は軍であると言う自民党の国会議員もいます。
国民は、自然災害などを受けたとき救援に来てくれる自衛隊に深く感謝していますが、隣国と比較できるような軍事力を持つ自衛隊については危険を感じています。
自衛隊の軍事力増強に歯止めをかけなければいけないと考えています。
その歯止めが今の憲法です。
手を加えない憲法です。

しかし現憲法下でも自衛隊の軍事力はどんどん上がっています。
実は現憲法による歯止めは効かなくなっています。

もし自民党の言うように憲法を変えたら日本はもっと「強い国」を目指し、撃墜されないで敵基地を破壊できる長距離誘導ミサイルを持つような脅威の軍事力を持つ「こわい国」になるでしょう。

しかし、今、日本では貧困層が拡大しています。
戦前の日本と情況がよく似てきました。
国民の生活改善を犠牲にして強くした自衛隊が人々のために役立つなどということはありえません。
人々の負担になるだけです。
貧乏国民が強大な自衛隊を維持できる訳がありません。
自衛隊員も貧困に泣くことになります。
コメント
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