心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

アメリカの対イスラム諸国外交はことごとく失敗

2019年09月11日 | 世界
イスラム諸国に介入するとすべてアメリカにとって泥沼になっています。

アメリカはアフガニスタンとの戦争に勝ち、アメリカ軍を撤退させたいと思っているようですが、引いた後のアフガニスタンの混乱を思うと引くに引けず泥沼となっています。

イラクも戦争に勝ったが、その後のイラクは安定していません。

シリアも反政府組織を支援して失敗に終わりました。
アメリカに感謝しているシリア人はいないと思います。

イラク・シリアのISとの戦争は勝ったが、地下にもぐったISの活動はやんでいません。

イエメンの内乱は間接的にアメリカが介入していますが、やはり泥沼です。
最近のリビアの内乱についても何らかの介入をしていると思いますが、泥沼状態です。

イスラエルはイスラム国ではありませんが、イスラム諸国の人々が反イスラエルですのでイスラエル支援のアメリカはイスラム諸国から反抗を受けます。

アメリカとイランの関係は悪くなる方向ですが、アメリカと対立する強大国はもちろん、アメリカの同盟国と言われる国々もアメリカとイランが戦争にならないように交渉を続けています。
戦争しにくい状態に陥ったアメリカは妥協点を探すが、なかなか妥協点が見つかりません。
イランとの関係も泥沼です。

政府が親アメリカの国の場合でも人々は反アメリカですから親アメリカ政府国も不安定です。

やがてアメリカはすべてのイスラム諸国から追い出されることになるでしょう。

イスラム諸国におけるアメリカの貪欲な利権追求が、人々の反感を強め、今では根深いアメリカ不信となり、アメリカの居場所がなくなったということだと思います。
外国の人々のことを考えない国益、あるいは国内企業重視の外交はすべて失敗に終わります。
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