心の旅紀行

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外交も保守では日本は危ない

2021年07月18日 | 世界
アメリカは中国やロシアを経済制裁したいのですが、EUは経済交流継続を希望しています。しかし、中国やロシアの国土拡大主義や非民主的政治にはどちらも反対しています。総合的に見ると中国やロシアの経済発展は押さえられる感じで、力強い発展は望めません。中国やロシアは、自分の国土拡大主義や非民主的政治に問題意識を持ちつつ、方針変更ができず、摩擦の多い外交を続けるでしょう。

日本はアメリカとの同盟を外交の基軸にすると言っているので、アメリカに縛られながら、中国やロシアとの経済交流を続けるでしょう。EUよりアメリカ寄りですが、アメリカを満足させるほどではないでしょう。不自由な動きを強いられるのではないでしょうか。

日本がアメリカに期待することはエネルギーや食料ですが、脱炭素・脱原子力の動きや、異常気象の多発を考えると、アメリカ依存が危なくなってきます。エネルギーも食料も長期計画の見直しが必要です。

エネルギーは今後もアメリカにも期待すべきですが、輸入するものは炭素系燃料やウラン燃料ではありません。水素ではないでしょうか。水素はオーストラリアも輸入先として非常に重要になると思います。日本でも再生可能エネルギー生産を増やすべきです。建造物の屋根をフルに利用した太陽光発電、海岸線や稜線鞍部を利用した風力発電、山間部での小水力発電などは積極的に取り組むべきと思います。

食料はアメリカも含め外国に期待することはむずかしくなると思います。異常気象による不作がおこる恐れが大きく、安定輸入に不安があります。日本の地方開発の目玉に農業を掲げ、国内生産を大幅に増やすべきと思います。
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