いかにも愛国心に富んでいるように見えるが、国の防衛力・アメリカとの同盟強化を叫んでいる政治家などは、本当に戦争で国民を戦没に誘導し、国を荒廃させることになると思います。
本当に生き生きと生きる人は、いかなる政治下でも生き生きと生きます。戦争で戦死する生き方を選びません。国土を戦場にする生き方を選びません。「敵」の政治下でも個性的に生き生きと生きます。
戦乱の鎌倉時代、禅宗の僧たちは、瞑想し、悟り、戦争に参加せず、人々の生活基盤の改善、生産・生活改善の方法を考え、実践してきました。当時の教育機関であったと思います。
私の故郷の磐田では、当時、曹洞宗の僧たちが人々を指導して水田農業の基盤づくりを行い、人々に尊敬され、招かれ、磐田の地に多くの寺院を建て、人々の教化に当っていました。
現代は教育機関としての仕事を失い、檀家を失い、寺院経営に苦しんでいます。葬式・お墓産業でなんとか存在しているみじめな状態です。死んだ状態です。保守となり、脱皮できなかったからです。