心の旅紀行

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エネルギー消費会社が水素社会実現に向けて協力

2024年02月22日 | 世界

山梨県北杜市白州町にあるサントリーの天然水工場兼ウイスキー蒸溜所に年2200トンの生産能力をもつ水素生産工場(水の電気分解)が建設されます。世界でトップクラスの生産規模だそうです。2025年度稼働するそうです。

山梨県は太陽光発電の推進をはかっているようです。しかし、電力会社は原発を重視して太陽光発電に消極的です。そこで電力消費会社であるサントリーが資本を活かし、太陽光発電由来電力を買って活用するようです。

なかなか水素利用が普及しない中、サントリーは水素社会実現に協力したいと考えています。

当面は天然水工場で殺菌用の蒸気を発生させる燃料として使い、将来的にはウイスキー蒸溜所のボイラーでも使いたいとのことです。現在は液化天然ガスを使用しているそうです。

太陽光で発電した電力は、水素に返還することで蓄エネルギーが可能になります。したがって原発利用の電力会社は、太陽光由来電力を買うことを拒絶するのではなく、水素生産工場を建設して積極的に太陽光由来電力を買い、原発廃止に向って行くべきでしたが、未來が読めなかったと思います。保守でした。原発執着電力会社は、技術革新できず、脱皮できず、原発の危険性や、コスト増に苦しみ、衰退していくのでしょう。

 

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