ロシアの50以上の都市でウクライナ侵攻反対のデモがあったそうです。ロシアの軍・警察は、過激なデモでなくてもデモ参加者を拘束しているそうです。言論弾圧が行われています。
テレビを見ている人は概して政府を信用しているそうです。テレビはロシア政府に正義ありという情報を流し続けているからです。インターネットで世界の情報を見ている人は、政府に正義がない、ロシア軍はウクライナの民間人を殺害し、町を破壊していると知り、ウクライナ侵攻に反対しています。
ロシアの政治は恐怖政治です。事実を知っている国民は次第に沈黙するでしょう。軍人は命令に従って戦場に行くでしょう。命令違反に対する罰がこわいからウクライナの民間人も殺し、町も破壊するでしょう。
ウクライナの被害が大きくなればなるほど、ウクライナの防衛隊は地下組織化し、ゲリラ戦を展開するでしょう。仮にロシア軍が首都キエフをとっても地下組織は抵抗をやめないでしょう。世界は地下組織を支援し続けるでしょう。ロシア批判を続けるでしょう。ロシアによるウクライナ統治はうまくいきません。数年もするとロシア軍はウクライナの治安維持に疲れてしまいます。消耗疲弊したロシア軍は撤退するでしょう。
しかしウクライナは廃墟になっているでしょう。ロシア経済は大混乱でしょう。ロシアにおけるプーチン大統領の評価が下がり、プーチン大統領は打つ手を失います。ロシアは世界から孤立します。ロシア国民は生活に苦しみます。
ウクライナとロシアの没落は避けられないでしょう。人類は戦争による国境の移動が犯罪であり、双方に大損失をもたらすだけと学ぶでしょう。
国は行政区、戦争は犯罪です。これが世界に通用する法です。
ところでプーチン大統領が、ウクライナ人とロシア人は同一民族、だからウクライナを併合すると言いました。ウクライナが、ウクライナ人とロシア人は同一民族、だからウクライナはロシアを併合すると言ったらプーチン大統領は何と返事をするでしょうか。ウクライナ人はロシア人ではないと言うでしょう。
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