仏教もキリスト教も過去の知識になりつつある現代、人々の心にあるものは何だろうか

現代人は学ぶべき学問を見失い、幼稚な自我（脱皮生長していない自我）で生きている脆弱な状態にあります。日本の場合、何とか社会福祉制度が作動しているので、生きていますが、食べるものがないという信じられない貧困な人が次第に増えています。食を提供するボランティアなどの活動で何とか餓死者が頻出していないという状態です。事実は新聞テレビで取り上げられないだけで不幸のどん底で生活し、孤独死する人が増えていると思います。

ひどい日本になったものです。養教育あるいは学校教育で社会生活を教えることがなくなったのは致命的です。核家族の問題を解決できていません。人間関係ができず、社会生活できない人がどんどん増えています。大学は出たけれど社会生活ができない人が増えています。社会的孤立者になります。社会福祉の重荷になっています。自立できないからです。

人々に生活力がないので必然的に日本は衰退します。人々は貧困化します。政治家は防衛力・アメリカとの同盟強化と言うが、この軍事方針を支える戦士って日本のどこにいるでしょうか。現在の自衛隊員は、幼児のようで戦場で小便をもらして震え上がるだけでしょう。上官に殺されるのを恐れて命令に従い、戦死していくだけでしょう。日本は戦争に勝てません。中国などと戦争すると決心し、必勝の戦略戦術をいったい誰が考えているというのでしょうか。戦略戦術を支える戦士を育てているでしょうか。

戦意盛んな1930年代だって日本の軍師でアメリカ、ロシア、中国などに勝てる自信を持っていた人は一人もいませんでした。

防衛費は無駄使いにすぎません。自衛隊も軍備も無益です。（注）自衛隊は防災に役立っています。自衛隊を防災隊とし、武器弾薬にではなく、防災機能改善にお金をかけることは賛成です。非常に重要と思います。

日本の人々は現実、事実を認識すべきです。甘い期待だけでは戦争に勝てません。

なお、私は不戦の決意で生きた方が幸福と信じています。日本の国土を愛し、ここで生き生きと生きます。生産に注力します。自然災害には用心します。憲法第９条は世界に通用する法の中の法と思います。自民党の改正案は日本の人々を不幸にすると思います。日本を戦前に戻す愚行です。

中国などの侵略を恐れて防衛に汲々とするのではなく、政治のいかなる変化にも動揺せず、住み慣れたこの地で生産に注力し、自立繁栄します。政治上に生きます（政治下には生きません。政治を心配しません）。