心の旅紀行

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ヨーロッパの国々はロシアの戦争を恐れている

2024年01月20日 | 世界

ちょうど日本が、朝鮮(北)、中国、ロシアの戦争を恐れているのと同じですね。

経済交流で平和が維持できるのに、あえて戦争する政治家がおり、国を支配できていることが不思議です。国民がそんな政治家をよしとしていることが不思議です。

戦争に強い国をよしとしているからでしょう。自分や家族が戦没しても戦争を支持する心理は複雑です。

安倍晋三元総理はよく「強い国」と言いました。最初、彼は、防衛費を5兆円に抑えているのは日本が平和主義の証拠と言っていましたが、とある日、突然、積極的平和主義という意味不明の言葉を使い、防衛力強化に踏み切りました。憲法第9条はアメリカに押し付けられた条文だと言って改正を主張し、自衛隊を9条に書きこむと言いました。

日本も朝鮮などの隣国並みの国になり始めました。隣国は日本は脅威と感じたでしょうね。

岸田文雄総理は、安倍元総理は偉大と言って、彼を国葬に付し、防衛費は倍増、つまり10兆円規模にすると言いました(GDPの2%)。すごいことになってきました。彼も憲法第9条に自衛隊を書きこむと息せき切って言っています。

問題は大きくなっています。ヨーロッパ事情も日本事情もよく似ていますね。戦争熱にかかったようです。

こんな時は冷静な人が必要ではないでしょうか。戦争に協力しないよと平然と言える人々が必要ではないでしょうか。第二次世界大戦のとき、アイルランド、スイスなどは中立を堅持しました。デンマークは電撃的侵攻を受けましたが、あっさりと降伏し、実質、政治は従前を維持しました。農業国でしたが、農家は、国がドイツでも農業ができれば結構と言い、降伏を受け入れました。(注)ドイツが劣勢になるとレジスタンが誕生しました。

戦争しない選択肢があります。アイルランド、スイス、デンマークなどは、現代、非常に生産性の高い国ですね。比較的よい政治が行われているということではないでしょうか。日本は非常に生産性が低いですね。政治が悪いからです。

ガウタマ・シッダールタ、イエス・キリスト、マハトマ・ガンジーなどは現代に生きていれば非暴力でしょう。戦争しないでしょう。現代の仏教信者、キリスト教信者は非暴力で行けますか。

戦争熱にかかった自民党が、派閥の裏金作りで国民の信用を失い、党の存続にかかわる事態と騒いでいるのは滑稽ですね。自民党の指導で日本は外交ができますか。防衛ができますか。

戦争放棄を信念とし、世界に通用する先端的法と信じ、戦争放棄を実行した方が日本の人々は幸福と思います。

 


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