日本の貧困化を憂い、孫氏は、自分の会社が、ビットコインをAIを活用して売買して儲けるから、人々は彼の会社にお金を信託して、儲けよとマネーゲーム事業を宣伝しています。
彼はこの事業を永久事業と考えていないようです。現在の状況なら儲かると考えているようです。この種のマネーゲームは、近い将来、政府は規制すると予測しています。今なら儲かるという言い方をしています。
こんな短期決戦的で永続性のない事業を信用することはできません。
自分一代で大儲けした孫氏ですが、真剣に日本の貧困化を防ぎたいと思っているとは思えません。本来マネーゲームは非生産的です。儲けはいわゆる悪銭です。悪銭は身につかずのたとえどおり、マネーゲームに依存する人をますますマネーゲーム依存症にし、非生産的にします。結局、日本の貧困化は防げません。
日本は、苦しくても技術開発と国内生産を重視して地道に生産力を上げるべきです。現在の貧困化は、海外投資、海外生産、輸入重視、国内における第三次産業での過当競争、労働対価の下落が原因と思います。
24歳の若者が岸田文雄総理暗殺を試みましたが、その背景には自分の人生に希望を持てない不安があると思います。貧困で学問も不自由、事業・仕事も不自由、何となく人生設計ができない暗い日本、何となく都市部に流れ込み、狭苦しい、身動きの取れない仕事に追い込まれ、そこからなかなか外に脱出できず、薄給に苦悩する日本。これはまずいのではないでしょうか。
人々が生きるのに必要な事業・仕事とは何かと考え、短期的に大儲けできなくても事業・仕事の永続性を重視し、日々、改善改良に注力し、需要を実感しながらゆっくりと信用を高めるような生き様の方が安定しており、成長性があると思います。
甘い儲け話に乗るような軽薄は危険です。
先端技術のようなむずかしいことは普通の人々は考えることはできないと思いますが、日本には未利用森林が多いこと、輸入木材の価格・品質に問題があること、林業機械、木材加工機械は高度に発達していること、地方は林業を振興したいと考えていること、国は、国産材の活用を拡大したいと考えていることなどを考えると、今は薄給でも地方に行き、国産材活用分野の事業・仕事に身を投じることは有望ではないかと考えます。
私自身は、詳細は書きませんが、食料産業の近代化に関心があり、家業にしたいものだと考えています。生きることは食べることと思い、最新の科学技術を応用して、近代的未来的食料産業を興したいと思っています。日本の食産業は世界に冠たるものがありますが、食料産業の遅れはひどいと思っています。
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