現代日本人は自信喪失です。アメリカに三連敗して降参しています。三連敗とは、1. 幕末、アメリカの軍事力に圧倒され、しぶしぶ開国し、アメリカに従がった、2. 太平洋戦争で惨敗、100万人の単位の戦没者(戦死ではない、餓死、殺されるだけの戦争、町は廃墟など)を出し、無条件で降参、3. 1980年代、経済成長を誇ってアメリカと張り合い、痛烈なジャパンバッシングに会い、アメリカの命令にしたがった、の三つです。
今日本で支配的な人物は、アメリカ派政治家、国家公務員、経営者、学者などです。アメリカに降参し、従い、安住している人々です。自主自立の精神などありません。自由平等平和については「できない、やらない」考えに取りつかれ、アメリカに威張られ、不自由不平等戦争に忍従しています。
口では核兵器反対と言いながら、岸田文雄前総理が、国連の核兵器禁止条約を調印しない、防衛・戦争においてアメリカの核の傘の下にいるなど彼の矛盾の原因がわかるでしょう。彼は真実を国民に言わず、意味不明の言葉を繰返していました。アメリカとの同盟強化は、敗者の絶望的な虚栄です。虚偽です。国民の皆さんは、うすうす気づいているはずです。しかし自由に言い、行うことができない、金縛りに会っています。
自民党・公明党は、石破茂氏を総理にしてもアメリカから自由になれません。野党はどうでしょうか。共産党を含めて、自主自立の長期計画を描けている政党はありません。現状では日本は自信喪失が続きます。貧困化はとまりません。
これで個人は満足ですか。「できない、やらない」、「しょうがない」、「みんなでできない、やらないならそれでいい」。愚論ではないでしょうか。国主義ではなく、人主義となり、自分一人でも自主自立の道に足を踏み入れる勇気を持った方が個人は幸福になれるのではないでしょうか。
そう大声で言って、みんなから批判され、馬鹿にされて自由自主の道を放棄するより、静かに、不動の精神で、「黙々と」、「一人でも」アメリカ忍従の考えを捨て、ガウタマ・シッダールタがひとりで国を捨てたように、国主義を捨て、国依存心を捨て、よく世界を観察し、よく考え(瞑想し)、無駄、苦悩の原因を知り、充実平安幸福な生き方に入った方が賢明ではないでしょうか。
その道はアメリカと戦って勝つことではありません。アメリカを置いてきぼりにする障害なき実は楽な道です。アメリカと競争して大損する愚、その他の強大国、中国、ロシアなどと張り合って大損する愚は避けましょう。まずは自分の自由を確立しましょう。精神だけでなく、経済も自立しましょう。日本の社会福祉頼み(依存心)は、どうやら苦悩の原因になりそうです。政府は大赤字ですよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます