天皇制は世界に通用しません。憲法では憲法の下に位置します。天皇の言動は憲法によって規制されています。一般国民には言論の自由がありますが、天皇にはありません。国民が、国の象徴あるいは国民統合の象徴という地位を天皇に定めました。自然の国土ではなく、国民からなる国という社会の、あるいは国民統合の象徴、つまりシンボルとしました。日本では政治権力があった、なかったは関係なく、天皇制が2000年弱続いてきました。象徴であったことは歴史的事実です。
問題は、天皇は明らかに人ですが、言論の自由がなく、言動は憲法で規制されていることです。雛壇に置かれた生き雛です。天皇は、生活の心配はないが、まことに不自由です。
国民は天皇に無理を強いていると思います。天皇は無理に耐えていると思います。天皇に普通の人になる道を用意した方がいいと思います。
ところが現在の政治家は、天皇に強いる無理を永遠にしたがっています。非人間的です。
現在の皇室典範をいじらず、天皇になる人がいなくなったらそれをもって天皇制を終えるのは比較的穏便な問題解決策ではないでしょうか。
今、政治家や国民が皇室典範改正と騒ぐことは、どうも国あるいは国民統合をあえて乱すことになるのではないでしょうか。人の和が破壊されるのではないでしょうか。
なお、憲法第9条(不戦)は世界に通用する人の法と思います。人間には絶対法と思います。反すると罰が必ず下る法の中の法と思います。太平洋戦争および敗戦で日本人が学んだ真実の法だと思います。アメリカに押し付けられた法などと馬鹿なことを言っていてはいけません。
ウクライナ戦争をおこしたロシアの衰退は必然です。ロシアが順調に発展などということは決してありません。これからの歴史がロシアの衰退を証明します。ロシア連邦の分裂が起こる確率が高いと思います。ソ連崩壊につぐ、ロシア連邦崩壊です。これがロシアが受ける罰です。今ロシアに正義はありません。
国は行政区。戦争による国土拡大は犯罪です。
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