どうして日本の衰退がとまらないのかよく考えてください。高度経済成長時代は生産主義でした。私はアメリカに勝つと自信をもっていました。
ところが、本当に驚きましたが、1980年代、日本はアメリカからジャパンバッシングを受け、日本の政治家も経営者もあっさりと、アメリカに降伏しました。1945年の戦争降伏に続く、経済競争降伏です。自ら生産自粛し、マネーゲーム志向が強くなり、1990年頃には不動産バブル破裂を経験し、中国などでの海外生産重視に転じ、現代にいたる長い経済低迷期に入りました。
生産主義から消費主義に転じました。消費生活などという言葉が流行し、消費の価値観が強くなりました。人々は第一次、第二次産業から第三次産業に移動し、家賃を払うために働き、生きているようなみじめな境遇に落ち込んでいきました。幸福になれると錯覚する言葉だけが飛びかい、人々は不幸な生活に疑問を持たず、貧困化に耐えながら生きています。
消費主義が強いので、国は、これはいけると思い、消費税を設け、集税しました。国民は、疑問を持たず、消費税を受け入れ、いまだに消費主義を信じています。愚かな国民です。
事実は、日本衰退です。1990-現代の歴史が証明しています。日本経済は低迷、先進国から中進国に衰退、国民の貧困化は止まっていません。
はやく日本の人々は自覚してほしいと思います。消費主義を捨て、生産主義をとってください。
〇〇づくりといった趣味をもつことでもいいと思います。つくることをだいじにする人生に切り替えてください。何でも買うと考えず、自分でつくると考えてください。
つくる喜びを感じてください。輸入重視ではなく、国内生産できないかと考えてください。生産主義は安心です。自信です。生きる元気が出てきます。自分が主役と感じます。依存心が消え、自立心が強くなります。
主要食料を輸入しているようではいけません。日本は瑞穂の国です。水田農業を見直しましょう。日本の人々は米食に転じて水田農業者に元気を与えましょう。政府が補助金を出しているだけでは瑞穂の国になりません。日本の人々が国産米を食べることで水田農業者を支援しましょう。自分もなにかをつくる人になりましょう。
「つくる」と考えると人は元気になります。生産主義で元気を出そう。
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