子が40、50になっても独立しない家庭が増えています。まじめな夫婦、まじめな子に多いのではないでしょうか。親がまじめなだけに、若い異性が信用できなくて結婚に踏み切れず、親の愛に甘えて家にい続けるということがおこっていないでしょうか。
親は子がいてくれて安心感がありますが、子は、30、40、50になるにしたがって自分の人生に悩みます。悩みは深まります。子は、これではいけないと思うが、ますます自立がむずかしくなり、苦悩が深まります。
このようなことで苦悩している人と結婚したいと思う人はいません。ますます結婚はむずかしくなります。まじめな子の苦悩は深刻です。
やがて親が老病に苦しむようになります。親はますます子に対する依存心を深めます。一方、子の方は耐えがたいと思うようになります。
同じ家に住みながら協働どころか、別生活というようなことが起こります。。希望のない口げんかが始まることも多いと思います。子は、親に老人施設に入ってもらいたい、家を売ってお金をつくればいいなどと、親が自分の家で死にたいといった願望を無視して乱暴なことを考えたりします。
親は子を誤解して、親の心配もせず、財産をとろうとしていると誤解するようなことも起こります。
戦後の核家族増加などの変化に対し、人々はまだ対応ができていません。歪は増加し、社会問題は深刻化しています。
国、地方自治体、大学などは、この社会問題解決のための調査研究を強化すべきと思います。予算を組み、研究者を集め、対策を案出すべきと思います。
防衛力・アメリカとの同盟強化と叫んでいれば、深刻な社会問題が解決する訳ではありません。経済低迷、人々に事業・仕事に明るい見通しなし、貧困化、家庭崩壊など大きな社会問題を放置しているような日本が、戦争に強くなる訳がありません。自衛隊はパワハラ、セクハラ社会になるだけでしょう。太平洋戦争前の日本軍の再現でしかないでしょう。
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