心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

自然災害を軽視する行政

2022年10月30日 | 世界

神奈川県の西部に開成町という新町があります。仕事があって最近行ってきました。酒匂川の右岸に広がる町で、小田原市の北に位置します。

小田急小田原線開成駅のすぐ西側駅前の地域は、まさに乱開発で道路も建物も無計画につくられていました。道路は複雑、建物は新しいのですが、雑然としています。建物の新しさを考えると、当分、再開発はできません。

その西側は、計画的に町づくりが行われたようで、道路は整然としていました。

しかし、一番驚いたのは、冠水すると水位は3mに及ぶとの表示があったことです。行政が設けた表示です。冠水の恐れがあるとわかっていて、町づくりを進めてきた開成町の安全軽視に仰天です。水田などの農業を放棄して、低地であることを無視し、町づくりをやってきました。

開成町に限らず、避難場所を設ければ危険な場所に町づくりOKという日本の行政の町づくり基準は低すぎと思います。

毎年、大水害のニュースが流れますが、新聞テレビは想定外の大雨と言って軽く報道します。政府は復興に注力すると言います。問題の把握ができていません。

日本の行政は近年の異常気象を軽視しています。このような状態で防衛力・アメリカとの防衛強化と叫んでいますが、自然災害による大損+戦争による大損では日本の行政はレベルが低すぎではないではないでしょうか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国はハイテク分野の生産に... | トップ | ロシアはウクライナ戦争で自... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

世界」カテゴリの最新記事