中国やロシアの脅威を感じ、日本が防衛力を大幅に強化したいと思う気持ちはよくわかりますが、政府は実質破綻状態です。人々の納税力は弱く、政府の借金を減らせる見通しがありません。
日本は、政府実質破綻、人々の貧困化の不安をかかえ、動きが非常に悪くなっています。
このような状態で岸田文雄内閣が、防衛力を大幅に強化すると言っていますが、これは危険な背伸びです。転ぶ恐れが大きいと思います。
今後5年間で防衛費43兆円というお話がありますが、人々の不安は大きくなる一方です。
日本がアメリカとの同盟を強化すると言えば、当然のことながら、相応の戦争負担をアメリカは日本に要求してきます。その時、お金がありません、勘弁してくださいでは、通らないでしょう。民生を犠牲にしてアメリカの要望に応えるしか方法がなくなります。日本の状態は一段と悪化します。
アメリカと同盟して世界秩序をつくるというお話は非現実です。日本は、世界分断の現実を解決することが非常にむずかしいことを悟るべきです。
今は、戦争放棄憲法を大切にし、技術開発と生産に注力してまずは人々の生活水準を上げることに注力すべきです。防衛力・アメリカとの同盟強化ではないと思います。
これまでのアメリカとの関係に感謝するが、アメリカの戦争に付き合うのは深入りしすぎだと思います。アメリカとの同盟の維持は、到底日本はできないことです。背伸びのしすぎです。しっかりと日本が二本足で立っているためには経済交流までだと思います。
アメリカの戦争に巻き込まれないため、在日アメリカ軍は廃止すべきです。中国の台湾戦争については、中国の戦争犯罪を非難すること、台湾に人道支援をすることまでとし、アメリカ軍と共に中国との戦争に参加することはやってはいけません。自衛隊は正当防衛に出動することは当然ですが、アメリカ軍の一翼を担う軍事的組織ではありません。
在日アメリカ軍がなければ、中国の台湾戦争において中国は日本を攻撃しないと思います。台湾戦争が始まると中国との経済交流が不便になりますが、民生分野の経済交流は原則継続でいいと思います。これからは政府間争いを民間争いにしてはいけません。
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