心の旅紀行

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外国とは協力することが外交の基本

2021年01月01日 | 世界
新型コロナウイルスは人類の共通の敵ということで国際協力が深まるならば災い転じて福となるですが、情報交換が悪くなって誤解が増えるようになり、関係が弱くなったり、悪くなったりすると大変です。韓国と日本は、一時、関係が非常によくなり、交流が盛んになったが、その反動のように、一方で、戦前戦中の日本が朝鮮半島を占領した罪が改めて韓国の人々の間で問題になり、韓国政府と日本政府も信頼関係が揺らぎ、現在は対立が強調されている状態になっています。よせばいいのに日本のマスコミも韓国の弱点をことさら話題にしていじめている感じがします。ウイルス問題解決のため、両政府が協力している様子はまったくありません。

菅義偉内閣は従来どおりアメリカと同盟すると言って、中国、朝鮮(北)、ロシアのラインに対峙する姿勢をとっていますが、この姿勢がこれらの国との経済交流を抑制する恐れがあります。頼りにしているアメリカの経済ですが、アメリカと日本は確かな自由経済圏を形成していません。お互い、保護貿易重視で、管理貿易が行われています。今では日本は中国との経済交流の方が大きい状態です。

政治の違いを乗り越えて、東アジア経済圏を安定化する工夫努力は今まで以上に重要になったと思います。アメリカとの同盟は東アジア分断の定着化を意味します。東アジア経済圏の安定化の障害になると思います。

個々の対立点を国の対立という大きな問題にするのではなく、国と国は協力することを外交の基本とし、日本はどこの国とも同盟しない方がいいと思います。近年日本はアメリカと同盟すると言いすぎましたから外交方針変更は容易でなくなりましたが、少しずつ同盟から協力に変えていくことがだいじです。その意味で菅内閣の姿勢は保守であり、同盟すると言えば何とかなるとのではないかといういい加減さを感じます。この姿勢はアメリカも不満、中国も不満という日本不信の原因になると思います。

日本は戦争放棄の憲法を未来の世界に通用する先進的法との信念を持ち、自由と独立の国として国のあり方、世界のあり方を提案する国になってほしいと思います。非常事態でもないのに常時在日アメリカ軍が存在するのは異常です。日本はアメリカの従属国のようです。今東アジアでまったく経済交流がない国は朝鮮です。これはまずい、何とかしなければいけないと思うような日本になってほしいものです。絶交している、朝鮮のことを考えなくてもいい、気が楽ではまずいでしょう。在日朝鮮人が多いことに配慮すべきです。絶交で拉致被害者問題が解決するとか、弾道弾飛来の恐れがなくなるなどということはありません。

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