日本国内トランス製造衰退

丹沢野外飲食登山（5）エピローグ。
前ブログを読んだ友人からは、
「元気だな　体力あるな」のラインメール
「カラ元気だよ」
「身体動作は鈍い、頭は物忘れ勘違いが度々」と答えた。


さて、仕事では2月に入り、暇になった。
コロナ禍での影響を受けたのだが。
産業用機械の末端底辺部品であるトランスに
注文先から再見積りきていた。
不況下で発注先もコスト削減が課題。
しかし、弊社としても、制作コストは限界であった。
社長である弟は10年以上、まともな給与は貰っていない。


桜上水事務所でパート勤務の女性3人は時間給
私達夫婦も殆どない。
外注先は、長野、茨木、秋田にあるが
全て、老夫婦が作業。
まともな給与を貰っているのは、営業部長のみ。
何とも歪な零細組織。
私が海外輸入企画する会社では、社長時代
やはりまともに給与はなかった。
日本の零細の現実はこんなもん。
今回値下げ要請には応じなかった。
応じられなかったのだ。
おそらく、発注先は他社に見積りしたのだろうが
コスト、技術で可能な企業がなかったのだろう。
5月に再び発注依頼がきた。
海外制作もあるが、大量発注と不良率、納期を
勘案すれば見合わない。
日本国内で産業を下支える部品メーカーは減少が止まらない。
コロナワクチンも国内生産が出来ず行き詰まり。


慎重、堅実、確実な国民性による製造業は
世界から信頼されるが働く人は少ない。


今後も、コロナ禍ではない、日本を揺るがす災害等で
緊急事態宣言が発令されても基礎部品が製造できない
体制は不安である。
中国もコロナ防止にして活況と報道されるが
実情は違う。
台湾企業の大陸工場が支えている。
弊社にも、トランスに使う鉄部品の売り込みが
再三にメールで来る。
ホームページを検索しているようだ。
又日本国内の地方の電機メーカーからの見積り依頼が来るようになった。
韓国がホワイト国を外され、狂気したが
日本の製造業底辺部品の衰退は
IT技術の進展も大事だが
日本の国力の衰退でもある。
ワクチン接種遅滞が周回遅れで続く。


太平の世を眠りこけていた政治家、官僚は

オロオロするだけ。

トランス製作1

トランス製作2

トランス製作3

トランス製作

アマゾンショップ


輸入企画販売

ブログを書きあげたので、2時間電車に乗り

前立腺癌放射線治療4ヶ月検診に

駒沢まで行きます。