関西うつ自助会。大阪、京都、兵庫、家族会

活動報告やうつについてのお話を提供するblog
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9月大阪自助会(2回目)

2019年09月29日 | Weblog
大阪担当です。

9月28日、第173回自助会を開催しました。
今回は初参加2名の方を含む9名の方に集まって頂きました。

自分はカウンセリングを受けたほうが良いのか、回復のために運動をするが続かないといった話や、(十分に)働けておらずこのままでは将来のことを考えると不安で仕方がないといった話がありました。

動かないといけないと分かっていながらどうしても体が動かない、逆に体は動くけれどどうしてもやる気が出ないし何もする気にならない。
こんなことではだめだと思いつつどうしていいか分からない、何のために生きているのか、なぜ生きているのか、こんな自分が生きている意味はあるのか、なかなか口にはできないけれど思い悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

働いて役に立てないとダメだというのは人を道具、機械扱いしているのと同じだと思います。
道具や機械は使えるから、役に立つから存在価値があります。壊れてしまえばガラクタです。
働けない自分はダメな人間だと思うのは、自分で自分を道具扱いして使えないガラクタだと悩んでいるということです。

あなたは人を道具扱いする人を立派だと思いますか、大事な人が人を道具として見ていたらどう思いますか。
まずあなたがあなた自身を道具扱いしない人になること、人を使える使えないで判断しない人になることが必要です。

これは当たり前のことのようで実は難しいことです。
難しいから、考えると苦しくなるから多くの人は見て見ぬ振り、気が付かない振りをして生きています。
うつになるということは、このことを見て見ぬ振りができなくなった、考えざる得ない取り組まざる得ない状況になったということです。

蛇足ですが、うつに理解を示そうとしない人は見て見ぬ振りができなくなるのが、自分が人を道具扱いしていることを認めるのが怖いのです。
怖いから、認めたくないから見なかったことにしたくて、うつの人を攻撃してしまうのです。
理解しようとしないことこそが人を道具扱いしていることの何よりもの証左だとも気が付かずに・・・。
そう考えると、可哀そうな人なのかもしれませんね。

閑話休題。
でもこのことに気が付いて真剣に考え続けるならば、99%うつは治ったようなものです。
そして、何のために生きているのか、なぜ生きているのか、生きるとは何なのかという問いの答えにもつながります。

考えることに手遅れはありません。
一緒に考えましょう。


次回11月のご案内(10月開催はありません)
日時:2019年11月2日(土)、13時30分~16時30分
場所:大阪市中央区民センター 第二会議室
最寄り駅:地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本町」
3番出口を出て東(階段を出て向いている方角)へ徒歩2分 中央区役所と同じ敷地内にあります。

参加費:500円


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