関西うつ自助会代表です。
今年もあっという間に年末です。コロナ対策に苦心した一年でしたがみなさまはいかがでしたでしょうか?
最近では北新地の火災で心を痛めた方もおられると思います。人生はどこでどうなるかわかりません、一日一日を生きることが犠牲になった方々への悼みと思いたいところです。
私個人は大きな事案がありました。悲しい気持ちはありますが、時が癒してくれるものだなと感じています。
うつの苦しみは言い表せないものがありますが、きっとこれを見ているあなたはその苦しさから踏み出そうとしている一人です。当事者も、支える側も苦しい実情はありますが、それを超えていく時期は必ずやってきます。
難しい話ですが、誰も理解できないのだから、あなたはあなたを立証できるのです。ニーチェではないですが、集から個へ移ることができればうつはぐっと楽になります。
時に死にたくなります。死を忌み嫌っていてはその苦しみから逃れる事が難しいかと思います。きちんと自分の死生観を磨けばおのずとぐるぐる思考から逃れることができると思います。
働く事の意味も、死生観につながっています。お金の価値がわかれば、労働の本意というのもまたわかるのではないでしょうか。
個人の所感ですが、光が濃ゆければ影は暗いものです。光の中に希望を見出すか、影の中で幸せを見つけるかは個人の自由です。幸せは自分の心の中にしかなく、気づくか気付かないかで人生は大きく変わる。内なる世界で悩み苦しんだ人ほど幸せに気付きやすいでしょう。外で悩み苦しんでいる人ほど希望に気付くと思います。どちらがお好みかは別にして、うつは幸せに気付きやすいといえるかも知れません。
小難しい話をしました、要約すると、苦しいほど自分の幸せに気付きやすい、という事です。
一人で苦しむのもアリですが、自助会でみんなで苦しむのもまたアリです。集から個に移れるかもですよ。
長くなりました。失礼しました。
それでは来年もよろしくお願いします。
関西うつ自助会代表より。