8月6日、第202回自助会を開催しました。
11名の方に集まって頂きました。
今回は大阪開催200回記念行事として作曲家、ハンマーダルシマー奏者の稲岡大介さんによる演奏会を開催しました。
ダルシマーの澄んだ優しい音色、優しい曲楽しい曲に耳を傾けてゆったりとした穏やかな気持ちであっという間に過ぎた1時間でした。
演奏会の中で稲岡さんはハンマーダルシマーの歴史やダルシマーへの想い、音楽の世界でプロフェッショナルとしてそこで生きることは観客側から見て想像するものとは違うということ、そしてプロフェッショナルだからこそ音楽家としてではない自分も大切にしておられるという趣旨のことを仰っておられました。
うつ自助会での演奏会だからこそ語ってくださった音楽活動への想いや情感がこもっていたと感じました。
とても意義深く貴重な時間になったと思います。僭越ながら参加者を代表してお礼申し上げます。
演奏会全体を通じて感じたことですが、何のために音楽をするのかという問いは人は何のために生きるのかという問いと本質は同じだと感じました。そしてその答え如何によって人は幸福にもなるし不幸にもなる。そう思います。
自分が幸福か不幸かは他の誰でもない自分が決めている、決められるということです。
演奏会の後はいつもの自助会を行いました。
自分に合う薬が分かるまでの苦労、副作用について医師に相談したら薬を変えるのではなく副作用を抑えるための薬が処方された(それって普通なのか)というはなしや、一人でいる時に消えてしまいたい、死にたい気持ちが抑えきれなくて苦しい、この気持ちを吐き出したい時にまともに話を聞いてくれる人がいないがどうやり過ごせばいいのか等の話がありました。
人は必ず死にます、そして死ぬときは持っているものは全てを手放さなくてはなりません。では、自分の中の苦しみも手放せるのか。持っていたものはその場に残るので手放したと分かりますが、苦しみそのものは残っていませんし、死んだ人に聞くことはできませんから分かりません。
分かっていることは、自分は必ず死ぬ、その時は全てを手放し、たったひとりで孤独に死んでいくということです。生きていた間に自分の為に手に入れたものしてきた努力は死ぬことで全て無となり、苦しみや悲しみだけが自分に残るかも知れないということです。
死ぬ前に自分の人生を振り返ってこう思うことはとても虚しいことです、死んでも死にきれない気持ちになります。
誰一人こういう気持ちで死んでいって欲しくありません。強く思います。
では、どう生きればいいのか。
考えることに手遅れはありません。
一緒に考えましょう。
次回の自助会について
開催スケジュール
日時:2022年9月3日(土)、13時30分~16時30分
場所:北区民センター
最寄駅:最寄駅:JR線「天満駅」、堺筋線「扇町駅」
関西テレビの北隣になります。
新型コロナ対策の詳細は申込ページに記載していますのでご確認の上、申し込みをお願いします。
参加費:500円
お問い合わせ、参加希望は下記リンクをクリック。
https://www.kokuchpro.com/event/osakajijokai220903/
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