参議院選挙

2019-07-22 09:12:46 | 日記
 参議院選挙が終了した。やれやれがとりわけ大阪維新の幹部の皆さんの感想であろう。大阪ダブル選挙で始まり堺市市長選挙から大阪12区の補充選挙とそして参議院選挙と令和元年の前半はまさに選挙で明け暮れた。前半と書いたが令和は5月からだから令和前半という表現はややおかしいのかもしれないが、とにかくこの年の前半は選挙一色の大阪だったことは間違いない。日本維新の会は兵庫でも議席を守り、首都圏でも2議席獲得の大健闘だった。NHKのニュースで真っ先に当確が出たのは兵庫の維新の議席だった。東京神奈川でもそれぞれ獲得したのはやはり松井大阪市長と吉村大阪府知事の応援の存在が大きく寄与している。
 20日にたまたま飲み友達4人が集まって久しぶりに日ごろ鬱憤を晴らすかのように居酒屋でのいっぱいだったが、私はなんば高島屋前での維新の会の応援演説があるのでお先に失礼と中途退席した。高島屋前では既に枝野立憲党首の演説が最中で多くの有権者が集まっていた。国民民主の平野代表もその後やってきた。維新の会の演説時間は6時から8時までで二人の候補の演説の後吉村大阪府知事が始まると大きな拍手と歓声が沸き起こった。大とりはやはり松井代表で市長室での記者会見やNHK討論などではあの~とか言葉を選ぶ間隔があるが、選挙演説となると一変し流暢で分かり易い言葉が次々に現れ聴衆を魅了する。この人の魅力であり実力である。同じことが吉村維新の会代表代行にも言える。この二人の存在がまことに大きい日本維新の会である。暫く待っていたが松井市長と吉村知事には会えなくて梅村みずほ候補とは握手が出来た。地下鉄なんばを出発したのは9時過ぎであった。久しぶりに乗る夜更けの地下鉄であのサラリーマン時代の毎夜の残業で頑張った時代を彷彿と思い浮かべた。それにしても電車の中が大勢の乗客でごった返しているのには少しびっくりでそれだけ大阪市内が賑わっている証とみた。
 与党自民党は公示前123議席から113議席へ大きく割り込んだが公明が28議席と公示前25議席を3つ増やして過半数を獲得して何とか面目を保った。立憲が32議席で公示前の24議席を大きく伸ばした。1人区の野党共闘が一応成功したのではなかろうか。連合や組合の応援議席であろうがそれにしてもなんとも魅力のない政党ではないかが正直な感想である。教職員はもちろんこの連合の一部であろうが学校の先生は果たして本当に世の中の仕組みをご存じなのであろうかとふと疑問に思うことがある。子供相手の毎日だから経済や為替や株価の動きとは無縁の毎日であるので止む負えないとはいえるが、枝野さんの演説など反対の為の反対意見でビジネスに携わる大衆からは納得の同意はえられないのではと思う。
 選挙は終わった。次はやはり来年の東京オリンピックであろうか。そして注目は次の衆議院総選挙である。それから大阪では都構想の住民投票という大きな大きな投票が待っている。