決算発表のシーズン到来だ。コロナ禍で株主総会の延期や営業成績悪化で配当が減と表示を心配したが今のところ据え置きやら増配が多数を占めているようで何とか心配が杞憂に終わることを願っている。最近の企業の決算だが配当金の増額が目立つ。バブル崩壊頃といえば1株1円とか1円50銭多くて5円といった金額だった。10円もすれば優良企業ともてはやされて株価に大きく影響を与えた。それが今は20円30円は当たり前となり今日発表されたM商事などは132円である。1000株を所有するだけで132,000円の配当を受ける。この企業に在籍されていた方はおそらく自社株をお持ちのことだから配当金だけでもかなりの年収になるに違いない。おまけに商社は一般よりも年収が多かったから受け取る年金も平均よりも上である。羨ましい限りである。
世はコロナ禍で明日の糧にも困窮するといったニュースであふれ返っているがありあまる年金と配当金で安定した生活が保障されている富裕層があることも事実だから所得格差を無くせと叫んでも詮無いことといえる。
ピーンポーンと玄関の呼び輪がなった。はいーと出ると「宅急便です」ときた。そうだ、息子からの母の日のプレゼントが届いた。しばらくしてまた別の業者から同じ宅配便である。二人の息子夫婦からである。弟の方は定番のカーネーションの花束で兄の方はお米の袋だ。実用的に配慮してくれて嬉しかった。家内宛だから何も私が喜ぶ筋合いはないのだが毎年決まって贈ってくれて感謝している。コロナに負けないよう健康には注意したい。