南極昭和基地に陽が昇る

2020-07-12 09:30:14 | 日記
 南極昭和基地に長い極夜が明けて今日12日正午過ぎ地平線より陽が昇る。去る5月30日に太陽が出ない極夜が始まって実に42日ぶりの日の出となる。基地で越冬中の隊員の皆さんは今日のこの日を待ち望んでおられたことと思う。
 現在はインターネットの時代で日本で起こっている数々の様子はパソコンでご覧の事で逆に南極の基地周辺の模様などをもっと発信してもらいたいと思うのが多くのネットユーザーの気持ちではなかろうか。これから一日一日太陽の輝きが増してくる昭和基地であろう。
 今年の梅雨はいつものそれとは少し様子が違うのではないか。雨模様が1週間も連続でしかも降りようが尋常ではない豪雨といったものだ。九州各地は大きな被害をだしている。土砂崩れによる民家の被害に加え国道の崩壊にJRの各線も寸断されて復旧には相当の時間がかかりそうな気配だ。撮り鉄ファンの肥薩線の球磨川第一橋梁が豪雨の為崩壊して流されてしまった。九大本線も寸断である。ネットでは肥薩線が廃止される惧れありともと発信している。昨日八代→人吉→吉松を前面展望で乗ってみたが、球磨川沿いの肥薩線は山をくりぬいて造られた線路であることが分かる。片方が球磨川ですぐ片方は切り立った山や崖でちょっとした雨でも土砂崩れの危険が無しとはいえない場所の連続である。絶景の連続で見た目には感動の姿だがこれを運行する方とすれば雨や地震に弱いという心配の日々ではなかろうか。大災害は何十年に一度がこれまでの我々の感覚だったが今はもうそれが通用しなくなって毎年どこかで起こるということを肝に銘じなければならない現状である。