16日は京都祇園祭の宵山で四条通は浴衣姿の多くの観光客で賑わうお馴染みの夏の夜の景色である。が今年はコロナ騒ぎで山鉾巡行が取りやめとなってこの風景が見られない。おまけに今年は冷夏の様子で気温の低い異常な夏の様子だ。因みに今日の我寝室の朝の窓ガラスはなんと結露という現実を見せつけられて真夏とは思えない現象である。過去1~3年前の日記帳を開いてみるとこの祇園祭り前後は今日も猛暑と晴れの連続の記録だ。今年はどうか。7月に入って晴れの日は1日もない。雨、雨の連続である。気温も低くまだ半袖の夏のポロシャツを一度も着用していない。農作物に影響が出そうな気配の今夏である。
南極昭和基地に長い極夜が明けて今日12日正午過ぎ地平線より陽が昇る。去る5月30日に太陽が出ない極夜が始まって実に42日ぶりの日の出となる。基地で越冬中の隊員の皆さんは今日のこの日を待ち望んでおられたことと思う。
現在はインターネットの時代で日本で起こっている数々の様子はパソコンでご覧の事で逆に南極の基地周辺の模様などをもっと発信してもらいたいと思うのが多くのネットユーザーの気持ちではなかろうか。これから一日一日太陽の輝きが増してくる昭和基地であろう。
今年の梅雨はいつものそれとは少し様子が違うのではないか。雨模様が1週間も連続でしかも降りようが尋常ではない豪雨といったものだ。九州各地は大きな被害をだしている。土砂崩れによる民家の被害に加え国道の崩壊にJRの各線も寸断されて復旧には相当の時間がかかりそうな気配だ。撮り鉄ファンの肥薩線の球磨川第一橋梁が豪雨の為崩壊して流されてしまった。九大本線も寸断である。ネットでは肥薩線が廃止される惧れありともと発信している。昨日八代→人吉→吉松を前面展望で乗ってみたが、球磨川沿いの肥薩線は山をくりぬいて造られた線路であることが分かる。片方が球磨川ですぐ片方は切り立った山や崖でちょっとした雨でも土砂崩れの危険が無しとはいえない場所の連続である。絶景の連続で見た目には感動の姿だがこれを運行する方とすれば雨や地震に弱いという心配の日々ではなかろうか。大災害は何十年に一度がこれまでの我々の感覚だったが今はもうそれが通用しなくなって毎年どこかで起こるということを肝に銘じなければならない現状である。
熊本県に再び災難が降りかかった。梅雨末期の豪雨である。球磨川の氾濫で多くの死者がでた。熊本県はこのところ災難の連続でお気の毒としか言いようがない。今回は梅雨末期の大雨では済まされそうにない集中豪雨だったようだ。昨年は長野県の千曲川が氾濫で多大の被害を出した。その経験などは少しも役立っていない。これからまた台風シーズンを迎えるが同じような水害が日本のどこかに必ず起こるという認識を我々は持っていなければならない。降り方が過去のものとは違い大規模になっていることはおそらく地球温暖化の影響だろうが、水害の被害の軽減というこれまでの堤防築造というやり方はもう通用しないのではないだろうか。人工的な盛り土というものは大雨や強い流れの水圧にもろい。所詮人の手によって盛られた土などはそういうものなのだから発想の転換が迫られているような気がしてならない。
梅雨明け間近かで今のうちに大雨の対策を各個人はしておく必要がある。
小池現知事が再選された。選挙戦勝負は最初から分かっていたものの低調な国民感だったのではないだろうか。というのも過去の都知事選挙は国政選挙並みのすべての国民が関心を持ってのものだったようだが、今年のそれはコロナ騒ぎや東京オリンピック開催が危ぶまれている現状で選挙そのものが都民全体に気離れしているのを否めない。東京都を構成する人々が他県からの流入人口がほとんどで従って立候補する人も純粋に東京育ちがいないようでその分うわべだけの人情が今の東京なのかもしれない。昨年4月の統一地方選挙などは地元出身者で地元に愛着があり真剣に地元を良くしたいの熱意が感じられたがその熱意など本当の選挙熱がない東京都知事選挙だったのではないだろうか。昔の夢淡き東京とか恋する東京とか希望の都などなどは吹っ飛んで住みにくい混雑の東京という意識が次第に目覚めだしてきているのではと思うがどうか。コロナがそれを東京都民いや日本国全員に見せ占めたようだ。
近く衆議院議員の解散総選挙が予定されている。公明党は小選挙区に立候補する公認の8人を発表した。北側一雄副代表(大阪16区)、佐藤茂樹選挙対策委員長(大阪3区)、国重徹(大阪5区)、伊佐進一(大阪6区)、赤羽一嘉(兵庫2区)、中野洋昌(兵庫8区)などが主なメンバーである。早々と公認候補の発表であるがこれは言わずと知れた大阪維新の会との密約のうえでほぼ当確を予想してのものとしての発表であることは目に見えている。今日の松井大阪市長の記者会見をまだ見ていないがこれに関する記者からの質問があるものと思う。