今日の朝刊のコラムは筆者の幼い頃の思い出が綴られている。筆者の小学生の頃、父が青色のブルーバードを買ってきて家族皆がドライブを楽しんだとある。中古の車体で所々にサビが浮かんでいたようだが珍しさもあって皆が笑顔になったとある。
私が車を所有したのは昭和48年(1973)でそれは勤務先が完全週休2日制を導入したからでこの機に何かをしなければと思い運転免許取得を決心したからだ。まだ週休2日制を採り入れている企業は松下電器産業くらいであった時代である。しかし車社会は確実に浸透し始めていたが、まだ道路状態はクルマ社会になっておらず、盆と正月は持ちろんのこと、そしてたまにある連休には各地の観光地は大渋滞の状況だった。
あれから半世紀、高速道路は各地に延伸しており、一般道路も広く直線に付け替えられて大渋滞は起こらなくなって便利な世の中になりつつある。道路はできたが今度はクルマを運転する方が減少する時代になってきている。
筆者の父は私と同世代かやや下かと思う。中古の青色のブルーバードだそうだが、私は青色のニッサンサニー1200を新車で購入した。ちょっと優越感に包まれている。