日々徒然なるままに

日々感じたことを書いていきます、よろしくお願いします

虹色の空と 北斎と

2018-04-26 21:51:31 | お出かけ
こんばんは。
朝から少し薄雲があるお天気が続いておりました。
気温も思ったほどには上がらずどことなくひんやりしており、外出する際薄手のコートを羽織って行きましたが帰る頃にはそれが役に立った位の
気候のようでした。
また暑くなるとは聞いておりますが、どうにもこの不順な天候には悩まされますね。
この辺りは申すように暑いにはまだ少し間があるようで、余計に身体に堪えそうです。
風邪引きさんも多いようですし、どなた様もお気をつけられますように。
朝はいつもより少し早く目覚めると、太陽も心なしか金色に感じられました。




                                         
                                
                                  





                                  





                                 






                                 





朝起きるとやはり筋肉痛を通り越し;凝りが来ておりました;;。
それでもまだまだ草はあるため、引き続き少しずつでも草取りをしたりして午前中は過ごしておりました。
肩とかバリバリなんですけどね;。
それでもし始めるとつい夢中になってしまい、終わった途端、あれ~、しんどいわと感じる始末;。
今更筋肉をつけるのも難しいでしょうけれど、めげずに頑張りたいものです;。

そんな草取りの前には部屋の掃除をいつものようにしておったのですが、どうしてそこでそれを吸い込むかね;?な物を吸い込んでしまいました。
柔らかいフリース素材の布地?だったのですが、たまたま床に落ちていたのを吸い込んだようで、あっ!と思った時には掃除機のホースの半ばまで
入り込んでおりました。
仕方なくこのまま本体へ吸い込ませようと何度かスイッチを入れてみるのですが音が大きくなるばかりで、丸っきり吸い込みません;。
ならばとホースへ長い棒を突っ込んでみたのですが、これが余計に仇となり;ホースの中で固く固まったようになってしまいました。
もうオーマイガッ!な状況です;。
これまでですと吸い込みを続ければなんとか本体へ吸い込んでくれていたのですが今まで使用していたメーカーとは違い、また吸引力もそこまで
無いのかもしれません。  
もうにっちもさっちも行かず、今日のところはホースへ物が挟まったままの状態です;。
どなたかこのホースへ入ったまま出てこない物を取る術を教えて頂けませんでしょうか;。
まさかこれで修理に出すわけにも行かないでしょうしね。
今一番頭を抱えておる「大問題;」です。(苦笑)





                                 





                                 




朝からこんな感じの巻雲が多く見えておりました。
午後からまた野暮用にて街中へ出かけたのですがバス停からふと空を見上げると、なんとも珍しい気象現象、環水平アーク(かんすいへい)という
虹が出ておりました。
薄い雲の粒子に光が反射してそれがプリズムの役目を果たし、このように虹色に見えるものです。
昨年にもこんな虹、環水平アークを見つけてブログへ揚げておりました。
あまり見られないものではありますけれど、注意しておれば案外と見つけられるものかもしれませんね。(どっちやねん;)
皆様もたまには空を見上げて、こんな虹を見つけてみられて下さい。
気象現象ではありますが、虹が出るというのは龍がいるという証とも聞きます。
そんな想いを馳せながら空を見上げるのも、ある意味ロマンティックかもしれませんよ。





                                
                                   






                                  







                                 




                                 


                                  

                                
                                 



もう一つ、太陽の周りにも同じように虹色のハロ、日暈(にちうん)も出ており、その下へアークがありました。
電線等がちょいと邪魔ですけどね;。
雰囲気だけでも味わって頂ければと思います。





                                    






                                    


                                  



出掛けた折にデパートで開催されておりました葛飾北斎展を観て参りました。
ちょうど通称タダ券、招待券を頂戴しておりましたので、開催日を見るとまさに今日からでしたので、これ幸いと覘いて来たのでした。
週半ばの昼下がりとあってお越しになっておられる方も、その殆どが年配の方でした。
これがもう少し後になると様々な年代の方がお見えになるのだと思います。
今回の展示は北斎の初期の作品から始まり、その弟子とされた人のものや彼の影響を受けたフランスの作家の版画まで幅広く出品されておりました。
今回パンフレットは購入しておりませんので詳しいことはあまり申せませんが、あの時代において92歳であったか(多分そのくらいの年齢)の
長寿であり、その長い人生の中で多くの作品を残したことで知られておると思います。
有名なものは夜明け頃に一瞬赤く染まった富士をデフォルメを加えた大胆な構図で切り取った赤富士として知られている「富嶽三十六景 凱風快
晴」の作品であったり、高く聳えるような波に翻弄される船を手前に描きつつも、その向こうへ富士が見える構図の「富嶽三十六景 神奈川沖波
裏」等でしょうか。
これらの作品を拝見して一番に感じたのは他でもない、その寸法、大きさでした。
これまでもこれ等の有名な版画は本物は到底無理としても、色々な媒体を通して目にして来ておりました。
ですので、大よそどのような構図であり、また絵であるかというのは把握しておったつもりですけれど、その大きさに関しては考えたこともありま
せんでした。
想像の中で、また申すように見ていたそれらの作品はもっと大きなものであろうと勝手に考えておったようでした。
今日、実物を拝見した時、思う以上に小さいことにまず驚きました。
なんとなく自分の掌をその絵の前で合わせてみて、大体縦が23~24センチ、横が約40センチというところでしょうか。
考えてみれば版画ですのでそれほど大きなものにはならないのは当然かもしれませんが、思っていた以上のコンパクトさに改めて感じ入りました。
この寸法の中の世界でこれほどの大胆で思い切った世界を表現していたということ自体に、まず驚きました。 
また版画というある意味、色数等も制限されていたであろう表現方法であるにもかかわらず、なんとも言えぬ色彩の豊かさを感じておりました。
現存する北斎の本物のそれは時代を経てかなり色褪せておりましたが、それでも波の青さの繊細さや此処まで細かい所まで彫り出したのかという
程の緻密な作業にその場を離れ難く、いつまでも見入っておりました。
観察眼が人一倍、いえそれ以上の才能を持ち合わせた類稀な人物だったのでしょうね。
版画に限らず、本人の手による肉筆画も公開されておりましたが、こちらはその版画以上に色合いの複雑さ、着ている着物の柄の一つに至るまで
およそ手を抜くという事はしていなかったのであろうなというほど細かで緻密な絵が描かれておりました。
当時の人にしてみれば、その絵でもって色々な風俗を知るよすがにしておったのでしょうし、そう考えれば写真さながらの正確さで描かれていたと
してもおかしくなないのかもしれません。
ただしその表現方法はあくまで日本のそれであり、写実的とはいってもその陰影までは現されておりません。
日本独特の、いわば浮世絵の表現方法であったのだと思います。

総てを見終ると、それだけで一仕事終えたような気持ちになるほど充実した展覧会でした。
『北斎展』 広島福屋八丁堀店にて来月8日まで開催されております。
お近くの方はこの連休中にご覧になってみられては如何かと存じます。





                                    




先日よりお伝え致しております五月十四日月曜日午前十時より出雲大社例大祭が斎行されます。
ご参列ご希望の方がおられましたら下記までご連絡下さいませ。
尚、大社側への返信が5月7日までとされておりますので、それまでにご連絡頂きたく存じます。
追って詳細をお伝えさせて頂きます。

  kimikimiblue13@gmail.com

ご参列の程、お待ち申し上げております。




                                   






                                   




本来は昨日までの続き高野山について書かせて頂くつもりだったのですが、空があまりに綺麗でそれをまずお伝えしたく、また拝見してきました
北斎についてもお知らせしたく、結果このようになってしまいました。
申し訳御座いません。
明日にはまたいつもの瞑想時におうかがいさせて頂いた言葉等も含めて、高野山についても書かせて頂ければと考えております。
って、あんまり盛り沢山は、やっぱり無理かもしれませんね;。(苦笑)
出来る限り、努めてみたいと思います。



今日最後の夕方の空、やはり太陽の上にはほんのりと虹色が出ておりました。
大勢の龍?がなにやら相談するために集結したのかもしれない、そんなことを思った空でした。


そんな本日のこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。


コメント (2)
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