ヒメマミジロタヒバリ(Anthus rufulus) Paddyfield Pipit
ランカウ
イ2日目。朝6時に起きると、辺りはまだ暗かった。
ようやく薄明るくなってきた頃、田んぼに複数のゴイ型の鳥影が見えたのでもしやと思い全部チェックしてみるも、全てササゴイだった。他には、コサギ、ムラサキサギ、アマサギ等がいる。インドハッカはケアンズでも沢山いたけれど、それ以上無数にいた。
より広い田園地帯に着く頃には、朝日が眩しい時間帯。
着くや否や電柱にブッポウソウがとまっている!5月の飛島以来の出遭いである。
「ピピッ」とやや控えめな声で鳴き、浅い波形で飛んで降りた鳥は、見たかったヒメマミジロタヒバリだった。
背の縦斑はほとんど無く、少しある個体にしても相当不明瞭で斑が上の方までは伸びない。中雨覆の軸斑はとがっているけれどマミジロタヒバリよりも太く見えた(図鑑には、ヒメマミの幼鳥の中雨軸班は細く描かれている)。後趾の爪はコマミジロタヒバリ様に短くて、嘴も細く感じた。歩き方はマミジロタヒバリのようにテテテと足早に歩いてとまったり、またコマミジロ風にゆっくり歩き続けたりもした。とまった時の姿勢はマミジロタヒバリと違って胸を張らない、といった感じのヒメマミジロタヒバリ。
写真には撮り逃したけれど、明らかにマミジロタヒバリも同じ場所で見た。
ヘキチョウ(Lonchura maja) White-headed Munia
シマキンパラの群れに少し混ざっていたヘキチョウはまだ眠りから覚めたばかりの様子で、色白で綺麗な顔をトローンとさせていた。
【2010/07/28/マレーシア Langkawi,Malaysia】