チャバネコウハシショウビン(Pelargopsis amauroptera) Brown-winged Kingfisher
容赦なく照りつけていた太陽が雲に隠れて光が和らいだ時、背の高い木で休んでいたチャバネコウハシショウビンがふいに低い位置まで来た。チャバコウはとまるとすぐに視線を川に落とし、とぼけた表情から獲物を狙う鋭い眼差しに変わった。
深い森に隣接した河口には色んな鳥が現われる。
パーっと数羽で飛んできて、樹冠にとまったのはコアオバトだった。キタカササギサイチョウも群れで採餌していて、クセのあるトビみたいな声で鳴き交わす。
地味な声で鳴きながら直線的に飛び、川の上空を横切って森に入った鳥は、背面がとんでもないメタリックブルーをしていた。これはルリコノハドリの成鳥に違いない。
アオショウビン(Halcyon smyrnensis) White-throated Kingfisher
アオショウビンも川ではちゃんと魚を狩る。何度か水面に突き刺さった後、魚を捕らえてしばらく誇らしげに咥えていた。
【2010/08/01/マレーシア Langkawi,Malaysia】