夏の演目で怪談噺は数々聴いたが、ここに蜃気楼龍玉師匠の三夜連続の口演を特記したい。
国立劇場で8月12/13/14日の三夜で行われた。
第一夜 お露の香箱 供蔵の裏切り
第二夜 お国の不義 お峰殺し
第三夜 新三郎殺しの下手人 お峰の前世
6話のうち5話がネタ下ろし。連続口演で一連の牡丹灯籠の流れが分かった。そうだったのかの連続です。
幽霊が持ってきた百両、幽霊に取り殺されたとばかり思い込んでいた新三郎。お国の正体。
落語だからこそ、語って演って欲しい。そう思っていたが、長い噺で上演は無理と思っていた。
落語作家本田久作氏が龍玉師匠にあてて書いたからこそ、供蔵が浮き上がってきた。
龍玉師匠の努力が実を結び、三夜まで客が減ることがなかった。お客の期待度が分かろう。
「悪」演らせたら、この人と言われているが、池袋で聴いた「夏泥」の面白かったこと。
いろいろな面を見せてくれると、大いに期待する師匠です。
残念にも本田氏脚色の「真景累ヶ淵」を聴いていないことです。再演されることを切に望みます。
国立劇場で8月12/13/14日の三夜で行われた。
第一夜 お露の香箱 供蔵の裏切り
第二夜 お国の不義 お峰殺し
第三夜 新三郎殺しの下手人 お峰の前世
6話のうち5話がネタ下ろし。連続口演で一連の牡丹灯籠の流れが分かった。そうだったのかの連続です。
幽霊が持ってきた百両、幽霊に取り殺されたとばかり思い込んでいた新三郎。お国の正体。
落語だからこそ、語って演って欲しい。そう思っていたが、長い噺で上演は無理と思っていた。
落語作家本田久作氏が龍玉師匠にあてて書いたからこそ、供蔵が浮き上がってきた。
龍玉師匠の努力が実を結び、三夜まで客が減ることがなかった。お客の期待度が分かろう。
「悪」演らせたら、この人と言われているが、池袋で聴いた「夏泥」の面白かったこと。
いろいろな面を見せてくれると、大いに期待する師匠です。
残念にも本田氏脚色の「真景累ヶ淵」を聴いていないことです。再演されることを切に望みます。