10月に蓼科旅行を計画していましたが、都合で行けなくなってしまいました
そこで、今回はそのリベンジ旅行です
関西からは結構遠い、軽井沢にやってきました
出発した日は生憎のお天気でしたが、翌日は一転、青空が広がっていました
ホテルの真正面には浅間山がくっきり
その日は朝から「追分宿」見学
ここ中山道の追分宿は、江戸時代、中山道と北国街道の分岐点で、とても栄えていたそうです
今はひっそり、道はきれいに舗装されています
軽井沢では紅葉が真っ盛り(ちょっと遅いくらいでした)
軽井沢は様々な作家や詩人が訪ずれ、交流を深めた場所だそうです
中でも堀辰雄は軽井沢をこよなく愛し、立派な記念館が建てられていました
残念ながら記念館は休館日でしたが、モミジの絨毯が素晴らしかった
途中あちこちにあるこれは何?
これは「夢の箱」と呼ばれる青空文庫 誰でも自由に本を借りたり、寄贈したりできるそうです
ちょっといいね
街道にある禅寺、「泉洞寺」の境内には面白いお地蔵さんがたくさん
中でもブラシを持ち、ストーンの上に鎮座するカーリング地蔵(左)と、ラケットを片手に、卓球台の上に立っている卓球地蔵(右)が面白かった
そのほか、街道には関札場跡や、本陣跡など、宿場町独特の場所もあり、歴史を垣間見ることができました
ここは「分か去れの碑」
中山道と北国街道の分岐点だったところです
そのあと「碓氷峠見晴台」に向かいました
ここは群馬県と長野県の県境にある峠で、両県の山々が一望できます 八ヶ岳も見えるらしいけど、
辺り一面山、山、山で、どれがどこかよく分かりませんでした
もちろん浅間山もバッチリ
素晴らしい眺めでした
この後は湖畔のリゾート「軽井沢タリアセン」に
塩沢湖の周りを散策 ワンコも入れるようです
湖には色んな種類のカモがたくさん泳いでいました
カモと鯉にエサをやろうとすると。。。。
すごい勢いで集まってきます
特に口をパクリと開けてエサを待つ鯉にびっくり
でも鯉はちょっとどんくさいので素早いカモたちにエサを横取りされてばかり。。。
生存競争はなかなか厳しいね
タリアセンの中にはいくつかミュージアムがあったけど、今回はパス
無料で入れるアメリカ人建築家、W.ヴォーリス設計による旧朝吹山荘「睡鳩荘」に入ってみました
ここは三越社長だった朝吹常吉の別荘として1931年に建てられ、
その後、娘であるフランス文学、朝吹登水子が別荘として使用していたそうです
リビング、ダイニングはモダンでとても素敵
紅葉もバッチリ
ちょっと面白い雲。。。潜水艦みたい
ここから見る夕方の浅間山も綺麗でした
軽井沢は最近移住してくる人が多く、特にコロナ禍になってからは、年々数百人単位で人口が増えているそうです
かなり都会的で、特に関東圏の人が多く、ちょっと別世界かな。。。
今回は軽井沢のほんの一部しか見られなかったけど、まだまだたくさんの見どころがありそうです
もちろん旅犬きららも何度か軽井沢に来ましたよ
2010年、お友達と雪遊び
(一番前がきららです)
その時の浅間山はこんなだったね
一度ボルトを連れて行ってみたかったです。
真っ赤な紅葉がとてもきれい
観光するところもたくさんあって、夏もいいけど、秋の方がゆっくり見られそうです。
朝吹登水子さんと言えば、F・サガンの「悲しみよ こんにちは」が一番に浮かびました。
あのお部屋で書かれたのかなと想像して、楽しくなりました
きららちゃんの思い出の地でもあるのですね
東京から新幹線で1時間なので、人気なんですね
すごく都会的な感じで、車も渋滞します
「白糸の滝」や「鬼押し出し」は前にきららと行ったので
今回は行ったことのないところに行きました
そのほか美術館やお店や、お洒落な感じのところがたくさんあります
ワンコもたくさん来ていました
紅葉は少し終わりかけでしたが、すごくきれいでした
「悲しみよ こんにちは」は話題になりましたね
私はヴォーリスの設計ということの方が気になりました
ボルト家からは遠いと思いますが、チャンスがあれば行ってみてください