「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

地球の気候変動が、どれほど酷いのか<2023年7月

2023-07-30 18:57:47 | 自然災害・気候変動

気候変動が「加速」、過去5年で世界気温は最も暑く=世界気象機関
2019年9月23日
https://www.bbc.com/japanese/49791957

2019年の段階で、世界気象機関からこのような危機的な警告がなされています。
しかし、未だに何もなされていないのと同じです。
相変わらず石炭は大量に消費され、その他化石燃料の使用に対する規制は、ないも同然です。
プライベート・ジェットなんか傍若無人に飛び回っています。あるいは、どれだけあるんだか分からないクルーズ船。
ロシアは、平然と戦争をしています。
内戦に国境紛争、クーデター・・・
ほゞ、放置状態の世界中の大規模山火事。

すでに手遅れ状態です。

欧米の熱波、気候変動なければ「ほぼあり得なかった」 国際研究グループ
2023.07.26 Wed posted at 21:00 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35207047.html

グリーンランドと南極の氷床が急速に融解、海面上昇促す 衛星データで判明
2023.04.21 Fri posted at 11:40 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35202913.html

世界的熱波の原因は、南極で起きている「270万年に1度」の超特異現象?
2023年7月27日(木)19時46分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/07/2701-1.php

北極圏の氷床の融解は既にかなり進行しています。それすら危機的と言えます。高山の氷河も世界中で融解しています。

それに加えて地球最大の氷床を持つ南極でも氷床の融解が加速しつつあります。

地球の気温が高くなることでこれらの氷床の融解が進行してきました。それが南極まで波及したのは、加速度的に融解の速度が速まったことを意味すると思います。

もう、無駄かもしれませんがそれを遅らせる努力をするべき時に、世界中が何もしません。

何しろ温暖化ガスの排出国上位の、中国・アメリカ・インド・ロシア・途上国などは、ほぼ何もしません。
そして世界中で進む環境破壊、止めることはあり得ない経済発展。

夏の熱波は更に苛酷になり、巨大化する台風やハリケーン、これまでとは比較にならない大量の降雨による災害や農作物への被害。あるいは、毎年ひどくなる大規模山火事。
地域によっては、冬の極端な寒冷化。

既にこれらの異常気象は、異常ではなく常態化しています。異常が普通になる、破滅的な状況です。

少なくとも現在、破滅的な状況に急速に向かっている認識は、必要だと思います。おそらく従来、予想されていたよりはずっと早いペースで進んでいると思います。

それが、どれほど酷くなるかは、なってみないと分かりません。今より酷いことは確かです。

気象変動の予測は、今のところ酷い方に外れています。
こんな複雑な要因が無数に絡み合うものを正確に予測するのは、今の科学では不可能です。



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