「北の山・じろう」日記

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欧州サッカー>2人のシャビとサッカーは監督が大事<2024.1.31

2024-01-31 13:41:36 | サッカー

シャビ監督退任のバルセロナ・ラポルタ会長、ブライトンで成功収めるデ・ゼルビを新指揮官に検討
[2024年1月30日20時24分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202401300001195.html

リバプール、クロップ監督の後任にレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が最有力候補に浮上
[2024年1月29日18時19分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202401290000953.html

「シャビ」は2人いて、どちらも選手時代は名選手です。しかしバルセロナの黄金時代の中心メンバーであった、シャビの方を優先して「シャビ」と単にいうとバルセロナのシャビを表しています。

二人のシャビ
シャビ(Xavi)ことシャビエル・エルナンデス・クレウス(43歳)
バルセロナMFジョゼップ・グアルディオラの後継者

シャビ・アロンソ(42歳)
シャビエル・アロンソ・オラーノ
レアル・ソシエダ1999-2004
リヴァプールFC2004-2009
レアル・マドリード2009-2014
FCバイエルン・ミュンヘン2014-2017

現役引退後は、2人とも指導者の道を歩み始めました。
バルセロナのシャビは、不振に陥ったバルセロナ再建の切り札として呼び戻されました。しかしバルセロナは財政危機にありいかにシャビが監督としての能力に優れていても戦力の落ちたチームを強くすることは出来ませんでした。
これは監督の能力の問題ではなく、クラブの経営の問題です。バルセロナは、おんぼろ・クラブになり下がりました。
不振の責任を取ってシャビは、監督退任を発表しました。

一方、バスクのシャビは❓
下のカテゴリーの監督を経験して、2022年からドイツのレーバークーゼンの監督に招聘されました。現役時代の最後はバイエルン・ミュンヘンでプレーしましたからドイツからも注目されていたのでしょうね❓
『元スペイン代表のシャビ・アロンソ監督は22年10月からブンデスリーガのレーバークーゼンの指揮官に就任。降格圏に低迷したチームを立て直し、22-23年シーズンは最終的に6位にまで順位を上げ、今季の23-24年シーズンは首位につけ、欧州リーグ(EL)では決勝トーナメント進出を決めている。レーバークーゼンは、シャビ・アロンソ監督との契約を2年半残しているが、かねて「もしアロンソがどこかに加入するチャンスがあれば、邪魔はしない」と明言している。』

見事、降格圏に低迷していたレーバークーゼンを建て直し昨シーズンはリーグ6位でシーズンを終えました。今シーズンは、現在バイエルン・ミュンヘンを僅差で抑えてリーグ1位につけています。

これは監督の能力によるものです。最初にメジャー・リーグの監督を引き受けて即、結果を出すのですから並外れていると思います。レーバークーゼンは強いクラブではありませんし、資金に恵まれたクラブでもありません。

プレミアのリバプールのクロップ監督が退任を表明しました。一世を風靡しチャンピオンリーグ制覇も成し遂げましたが、精神的に疲れたのでしょうね❓
まだ56歳ですから引退する年齢ではありません。
いったん監督業から離れて充電期間を置くのであろうと思います。

その後任としてバスクのシャビが後任の有力候補にリストアップされているようです。大物監督は、大体ビッグクラブの監督に収まっていますから中々急には候補はいません。そこで若手の有望株から・と言うことになったのであろうと思います。

チャンピオンリーグ優勝を狙うビッグクラブの監督候補は少ないです。
プレミアのマンテスターシティの監督がジョゼップ・グアルディオラ。
レアル・マドリーの監督がカルロ・アンチェロッティ。
FCバイエルン・ミュンヘンの監督が、トーマス・トゥヘル。
ここにクロップ監督に他1名を加えると、大体現役監督のビッグ5です。

バスクのシャビがもしリバプールの監督に招聘されたなら、凄い大抜擢であるのが分かると思います。

もっともそれが全部成功するわけではありません。
やはりバイエルン・ミュンヘンに大抜擢されたユリアン・ナーゲルスマン(35)は2シーズンで解雇され、現在はドイツ代表監督です。経験を積んで将来、ビッグクラブのどこかに招聘されるのであろうと思います。

サッカーの場合はフロント人事の強化は、もちろん大事ですがチームが強くなるか低迷するかは、監督の能力次第です。

そういった意味でまだ42歳で監督経験の少ないバスクのシャビ(シャビ・アロンソ)は、その潜在能力を高く評価されていることになります。


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