「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナの継戦能力について(シカゴ大ジョン・ミアンシャイマー教授)<ウクライナ紛争2025・01・08

2025-01-13 17:07:32 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

私がミアンシャイマー教授について知ったのは、2023年10月ごろです。この頃、ウクライナ紛争の本当の理由について調べ始めました。資料や過去のニュースや記事を探して読みました。その結果行きついたのは、「NATO(アメリカ)の東方拡大が原因である」と言う結論でした。
それと同じことをシカゴ大学の国際政治学者であるジョン・ミアンシャイマー教授が、早い段階から主張していたのを東洋経済のネット版が記事にしていました。やっぱり、自分の考えたことは正しかったのだと思った次第です。

記事

東洋経済 2022/04/03 9:00

ウクライナ戦争「アメリカが原因作った説」の真相

シカゴ大教授が非難、YouTube再生100万回以上
https://toyokeizai.net/articles/-/578952
その動画
Youtube
【ジョン・ミアンシャイマー「ウクライナ危機について」(危機の原因はNATOにある)】
https://www.youtube.com/watch?v=whu52mTkT-w
これが動画のタイトルで2022年2月15日のリリースのようです。
興味のある方は、視聴してください。日本語字幕付きです。

航空万能論のコメント欄を見ていたら、教授に言及したコメントがありました。そこで私はその動画を探してみました。

Youtubeのタイトル
【ジョン・ミアンシャイマー教授「アメリカはロシアを愚弄する」2024年12月19日】
https://www.youtube.com/watch?v=0aw8OKsugYo
動画のインタビューの中で教授は、色々な項目について見解を述べています。
シリア革命についての言及も多いですから、違った視点からシリア革命を知ることが出来ると思います。
新聞やテレビでは、絶対に無理です。
当然、こんな見解を示す以上は、ミアンシャイマー教授は、非主流派で通説に対しては異端の立場です。
しかし、通説がプロパガンダとフェイクニュースである場合は、異論・反論の方が正しいことが多いです。
あるいは、より妥当と言うべきでしょうね。

ウクライナに継戦能力に関する部分は、話の流れで少し触れただけです。
後どのくらいウクライナは、戦い続けられるか?との質問に対する教授の見通しです。
【あと6か月~7か月】
と言う見通しでした。ほんの少し触れて期日の見通しを話しただけで細かな話は、ありません。
それ以外でウクライナ紛争に関して、非常に多く触れています。
まあ、これもテレビや新聞では絶対に聞けないでしょうね。
そして、プーチン氏の年次会見についてもかなり触れています。
さすがに「キモ」を押さえていますね。プーチン氏の年次会見は必ず見て分析するべき情報です。
NATOに関しても話しています。トランプがNATOをどう考えているか?新聞の話とは全然違います。
長いけれど、色々な情報が得られると思います。

その部分は、飛ばしてウクライナの継戦能力です。
教授の見立ては、今年の6月から7月ごろまでと言うことです。
当然様々な情報を分析した結果だと思います。

つまり❓アメリカ国防省はそれ以上に詳しい情報を持っていますから、担当の分析官が分析すると似たような結論に至るでしょう。しかし、その分析結果は、バイデン大統領の時代は「お蔵入り」でしょうね❓そんなのを出されたら困るからです。しかし、金庫の中には、あります。

トランプ氏のウクライナ和平に関する意見が急に変わりましたね❓
今日のロイターの記事では・・・
「直ぐに」⇒「出来たら6が月以内に」
そして、今頃はキエフを訪問している予定だったウクライナ担当特使の訪問はキャンセルされてトランプ氏の大統領就任後に延期されました。

こうしてニュースの切れ端をつなぎ合わせていくと国防省の金庫の奥に眠っていた情報が、次のホワイトハウスの主であるトランプ氏に伝達された可能性があります。そして和平に関する障害や困難さも併せて伝達されたでしょう。
ウクライナ紛争の和平調停は、トランプ氏が考えていたような簡単なものではない・事を連絡されたのであろうと思います。
この辺りは、アメリカ政府アメリカ国防省の最重要の機密情報だろうと思いますから、やっと引継ぎが始まったのであろうと思います。

それがトランプ氏のウクライナ和平への取り組み方の変更になったのだろうと思います。

【6か月】が、重なりましたね。
6か月放置すれば(うだこだ・やり合っていれば)、その間にウクライナは戦争継続が困難になると言うことのような気がします。そうなれば面倒な交渉は、必要なくなります。
ロシアの要求を丸呑みするしかありません。

こうしてトランプ氏は、ウクライナ紛争解決の「名」を取ることになりそうです。
愚かなバイデンさんが、3年近くやった無駄なウクライナ紛争を、半年で終わらせた優秀な大統領になるわけです。
特段、トランプ氏が優秀なわけではなく単にウクライナが潰れるだけですが・・・

もう、極端な兵士不足と兵士になるウクライナ人がほとんどいない事を考えると、長くはもたないでしょうね。
無理やりかき集めてきても、すぐ逃げ出すと思います。過激民族主義者以外のウクライナ人で戦争をしたい人は、ほぼいないのは見ていると分かります。今のウクライナは、戦争監獄のようなものです。

と言うわけで、「結果として」トランプ次期大統領の和平仲介は、6か月後か7か月後に成功しそうです。
さすが!トランプ大統領ですね❓

また、インタビューの中ではトランプ氏のNATOについての考え方も触れています。
この通りかどうかは分かりませんが、聞くとそのシビアさに驚くと思います。
新聞やテレビに出てくるのは「序の口」のようです。

※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑦
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


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