長芋に含まれるジオスゲニンは、アルツハイマー病にも効果あり。
長芋に含まれるジオスゲニンは、性ホルモンの中間体で、若返りホルモンと呼ばれるDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)と構造が似ており、同じような働きをすることがわかっています。
一方、体内のDHEA生産量は、20代をピークに、その後は加齢と共に減少していきます。
高齢になっても長芋を食べることで、DHEA類似物質のジオスゲニンが摂取されるので、DHEAが増加するのと同じような効果がえられ、アンチエイジング効果が期待できます。
植物性美ホルモン成分として注目されています。
さらに、富山大和漢医薬学総合研究所の教授らの研究で、ジオスゲニンにはアルツハイマー病の症状を改善する働きがあることも発見されています。アミロイドベータを、ジオゲニンが減少させ、脳細胞が修復され、正しく情報が伝達できるようになります。
http://fashion-r.jp/blog/post_2245
https://s.kakaku.com/tv/search/keyword=%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%B2%E3%83%8B%E3%83%B3/
注.DHEAは副腎皮質で作られる最も多いホルモンです。男性ホルモン・テストステロンや女性ホルモン・エストロゲン、プロゲステロンをつくる材料になるので、マザーホルモンと呼ばれています。さらに、それ以外に以下のような若返りに働く効果も報告されており、若返りホルモンとも呼ばれています。
⚫︎免疫力を高め、炎症を抑えたり腫瘍を予防する
⚫︎インスリンの働きを助け、糖尿病を予防する
- 筋力を維持し、代謝を高めて体脂肪を減らす
- 動脈硬化を予防する
- 脂質異常症を予防する
- ストレスを緩和し、意欲を向上させる
- アルツハイマー病を予防、改善する
- 不妊症を改善する
- 性的欲求を高める
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/169.html
注、ジオスゲニン
DHEAは、性ホルモンの中間体であり、海外では非常に人気のアンチエイジング素材です(日本では医薬品区分)。ジオスゲニンは、そのDHEAの前駆体とされており、更年期対策の民間療法として利用されていた所以は、性ホルモンとの類似した構造にあります(右:構造式比較)。
そして、
ジオスゲニンを摂取することにより体内でDHEA量が増える
ことも報告されています。そのDHEA量増加は、動物(マウス)とヒトで確認されております。
https://news.yahoo.co.jp/articles/abd8c85b90f7d1dc1129b466fa5e2d7932205221?page=2
https://eve-melancholy.jp/entry-325/
https://s.kakaku.com/tv/channel=10/programID=44855/page=937/
この食事例は、ボロネーゼの具に、長芋と卵をあえて醤油を少し垂らしたものを添えたものです。16時間プチ断食明けに食べました。
ジオスニゲンと運動でアンチエイジング
https://shingi.jst.go.jp/pdf/2020/2020_kobe-u_5.pdf