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頭皮の脱毛、前立腺肥大を予防するには5αリダクターゼの働きを抑制する栄養素を摂りましょう

2022年04月27日 12時35分00秒 | アンチエイジング

リダクターゼ(5α還元酵素)ってご存知ですか?

テストステロン(男性ホルモン)が薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)という悪玉ホルモンへ変換される時にリダクターゼが働きます。

DHTは、頭皮に存在する男性ホルモンレセプターと結合することで抜け毛を増加させる脱毛因子(TGF-β)を生成します。

この脱毛因子の働きによってヘアサイクルが乱れ、薄毛が進行していくのです。

また、ジヒドロテストステロンは、前立腺肥大の原因にもなっています。

 

リダクターゼを抑制する7つの栄養素は、以下のものがあげられます。

 

ポリグルタミン酸(納豆)

ノコギリヤシ (オクタコサノール、ステロール)

リモネン(柑橘類の皮)

亜鉛

アロエ

イソフラボン

カテキン

 

発酵食品に多く含まれる「ポリグルタミン酸」はリダクターゼの働きを阻害するアミノ酸の一種です。また、納豆のネバネバの正体でもあります。

発酵食品を日々の食卓に取り入れるなら「納豆キムチ」がおすすめ。手軽に摂取できて、食べ合わせの相性もバツグンです。

ポリグルタミン酸のほかにも、キムチに含まれるカプサイシンや、納豆に含まれる大豆イソフラボンが頭皮や胃腸の知覚神経を刺激し、髪の毛を成長させる働きのある「IGF-1」という物質が増加して、薄毛を防ぐ効果があるといわれています。

 

みかん・オレンジなどの柑橘類の皮やノコギリヤシにも、それぞれリダクターゼの作用を抑える成分が含まれています。

柑橘類の皮に含まれる「リモネン」という成分や、ノコギリヤシに含まれる成分「オクタコサノール」「ステロール」がリダクターゼの結合作用を抑えると研究で明らかになっています。

柑橘類に含まれるリモネンはサプリメントでも摂れますが、デザートや間食としてオレンジピールをつまんでみても良いです。ノコギリヤシはそのまま食べることは難しいので、サプリメントの摂取が望ましいです。

大豆類に含まれる「大豆イソフラボン」にも、リダクターゼの働きを抑える作用があります。

亜鉛は魚介類、肉類に含まれている栄養素です。リダクターゼの働きを抑制するほか、髪の毛を構成する主成分であるケラチンを生成する働きもあります。

付記

髭や体毛に存在するアンドロゲンレセプターにジヒドロテストステロンが結合すると細胞成長因子「IGF-1」などが生成され、髭や体毛を濃くするよう作用します。

一方で前頭部や頭頂部においてアンドロゲンレセプターにジヒドロテストステロンが結合すると、脱毛因子と呼ばれる「TGF-β」などが産生され毛母細胞の増殖を阻害し、軟毛化を引き起こすことがわかっています。

 

https://agacare.clinic/official/column/1432/

https://www.mens-svenson.net/kamikoto/aga/basicknowledge/reduce-dihydrotestosterone/

 

付記

  1. 男性ホルモン『テストステロン』が作られる
  2. 毛乳頭に『リダクターゼ』と呼ばれる還元酵素が存在している
  3. テストステロンが血流を巡り頭皮にたどり着くと、リダクターゼと結合。『ジヒドロテストステロン(DHT)』呼ばれる物質が生成される
  4. ジヒドロテストステロン(DHT)は毛母細胞の活動を妨げることで抜け毛を引き起こす原因物質だが、『男性ホルモンレセプター(受容体)』の数が少ないと活動は行わない

https://ningyocho-cl.com/hair/womens-thin-hair-is-genetic/

 

まとめ

頭皮の脱毛、前立腺肥大を抑制するために、リダクターゼの働きを抑制する以下の栄養素を摂りましょう。

 

ポリグルタミン酸(納豆)

ノコギリヤシ (オクタコサノール、ステロール)

リモネン(柑橘類の皮)

亜鉛

アロエ

イソフラボン

カテキン