Googleの人工知能AlphaGoと、現役最強棋士イ・セドル(Lee Sedol)9段の対局があり、AlphaGoの三連勝で5番勝負に決着がつきました。囲碁の世界では、コンピューターソフト最強の時代が到来してしまったということになります。
一方将棋界ですが、昨年11月21~23日の3日間に開催したコンピュータ将棋の最強決定戦「電王トーナメント」が行われ激戦を制したのは「Ponanza」でした。
第3回となるこのトーナメントでは、第1回で電王の座を得たPonanzaが頂点に返り咲きました。同時に人間の棋士とコンピュータとが戦う「第1期電王戦」への出場も確定しました。
第3回となるこのトーナメントでは、第1回で電王の座を得たPonanzaが頂点に返り咲きました。同時に人間の棋士とコンピュータとが戦う「第1期電王戦」への出場も確定しました。
コンピューターソフト王者との迎え撃つ人間の棋士代表「叡王」を決める「将棋叡王戦・決勝三番勝負」が昨年末に開催され、郷田真隆九段と山崎隆之八段が対決し、山崎隆之八段が制しました。
山崎八段とコンピューターソフトPonnzaとの第1期電王戦は今春に開催され、2番勝負がされます。いよいよ人間とコンピューターソフトとの将棋の歴史的真剣勝負が始まることになります。
ちなみに、初段 森田将棋(1991年、スーパーファミコン、発売元:セタ) - 本ソフトで条件を満たすと、日本将棋連盟のアマ初段を取得できました。もう25年も前なんですねー。プロ棋士に対等に勝負できるコンピューターソフトが出現するまで長い年月がかかったものですね。