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AIが選んだ仏典を紹介して悩み相談に答える京大の自動会話システムをブータン仏教界が導入へ しかし対機説法の本質が分からないAIには、人々の悩みの中心を見抜く「悟性」は代替できない 2025.02.04

2025年02月05日 05時17分49秒 | 日記

AIが選んだ仏典を紹介して悩み相談に答える京大の自動会話システムをブータン仏教界が導入へ しかし対機説法の本質が分からないAIには、人々の悩みの中心を見抜く「悟性」は代替できない

<picture>AIが選んだ仏典を紹介して悩み相談に答える京大の自動会話システムをブータン仏教界が導入へ しかし対機説法の本質が分からないAIには、人々の悩みの中心を見抜く「悟性」は代替できない</picture>

 

《ニュース》

仏教経典に基づいて悩み相談に回答できるよう京都大学の研究チームが開発した自動会話システム「ブッダボットプラス」を、ブータン王国の仏教界が導入することとなりました。

 

《詳細》

ブータンはチベット仏教が国教ですが、若者の仏教への関心が低下しつつあることを危惧し、「ブッタボットプラス」の導入を進めるといいます。2025年度には国立の寺院などで100~200人の僧侶が試験的に利用し、ガイドラインを策定。26年度以降は僧侶の一般利用を開始し、市民にも利用を広げるかどうかを議論するとしています。

 

京大の研究チームが「ブッダボット」の開発を始めたのは2021年のこと。寺院の消滅が進む中、仏典に基づき人々の悩みや社会問題への回答を打ち出すシステムの開発で、「幸せになるための教え」という本来の役割を取り戻し、仏教の原点に戻ることを目指したといいます。

 

この会話システムは、原始仏典の仏陀と弟子たちの問答を大量に学習させ、悩みに応じてAIが選んだ回答を示すものです。仏典の言葉だけでは分かりにくいという問題があり、文章そのものをゼロから作らせる生成AIも検討したものの、「それでは仏教ではなく、AI教になってしまう」と断念。そこで仏教経典の引用に、対話型AI「チャットGPT」による経典の解説や説明を表示する「ブッダボットプラス」を開発しました。

 

開発チームの熊谷誠慈教授は、「例えば、『多額のお布施をすれば極楽に行ける』というフェイク情報をAIに学習させるようなことは避けなければいけない」「ブッダ特有の厳格な言葉も多く、精神的に追い込まれた人に追い打ちをかける恐れもある」といった課題も挙げています(2023年8月28日付毎日新聞)。

 

仏教界での応用においては、「僧侶の説法の質やスキルの向上が期待できる」などが指摘されていますが、ここには大きな問題が潜んでいます。

 

《どう見るか》


「多様性の罠」:「みんな違ってみんな良い」の危険性とは何か? 【吉崎富士夫氏寄稿】 2025.(liverty web)

2025年02月04日 05時28分32秒 | 日記

「多様性の罠」:「みんな違ってみんな良い」の危険性とは何か? 【吉崎富士夫氏寄稿】

<picture>「多様性の罠」:「みんな違ってみんな良い」の危険性とは何か? 【吉崎富士夫氏寄稿】</picture>

 

《本記事のポイント》

  • 現代社会における「多様性」登場の背景
  • 「多様性」の問題点とは何か
  • 「多様性」の罠にはまらない方法

 

 

現代社会の中には、私たちの考え方を惑わすいろいろな価値観の罠(トラップ)が仕掛けられているように思います。

 

トラップというとすぐに工作員のハニートラップなどを連想しますが、今回は、多くの人にとっては身近なテーマとして「多様性」という考え方、価値観を取り上げたいと思います。それは、この考え方が、どうも必要以上に拡大解釈され、混乱を招く種として、一人歩きしているように思えてならないからです。

 

 

過激な逆差別の傾向も生み始めた「多様性」

そもそもこの「多様性」という用語は、本来、地球環境問題が叫ばれる中で、地球上に存在する多種多様な生物種を保護するという意味で「生物多様性(バイオダイバーシティ)の保護」という概念で登場し、その後「多様性」というところだけが、あらゆる場面で使用され、価値観として独立した意味を持ち始めたと言えます。

 

それも、「多種多様な価値の中で、特定の価値のみを排除してはならない」や、「少数者の権利を迫害するな」というどちらかと言うとマイノリティの立場に立つきわめて他責の念が強い左翼民主主義的な価値です。そして一見誰もがすぐに否定できない文脈で語られ出して、世の中には、あらゆるものが価値中立的に存在していて許されている、簡単に言えば、「みんな違ってみんな良い」と言われるような価値として広がってきたように思われます。

 

また、昨今では「交差性(インターセクショナリティ)」という考え方が登場しています。これは、あらゆる社会的不平等や差別の温床となる人種、性的マイノリティ、移民、貧富の差などの要因が、複雑に交差して存在しているというものです。こういう考え方も背景にあって、ますます受容すべき「多様性」という考え方そのものに複雑な解釈を生んでいると言えます。

 

その上で、とりわけ最近の特定の個人や集団へのヘイトスピーチ問題がそうですが、批判を加えると、「それは差別に当たる。ヘイトスピーチだ!」と批判された側が声高に叫び、自らの主張に合わない言論を封じ込め、むしろねじ伏せていくような過激な逆差別の傾向性も出てきました。とりわけSNSには、その意見の違いを先鋭化させ、増幅する機能がそもそも備わっているとまで言われていますので気をつけたいところです。

 

 

多様性の罠にはまらない方法:神仏の視点を持てるか

そもそも神に創られた人間として、仏性相等しきを神から祝福された尊厳ある存在として「みんな違ってみんな良い」とするならば、神の下の民主主義として一定の理解はできます。それこそ、この地上での判定のみならず、死後の世界も含めれば、その価値判断に必ず正邪の判定が下りますので、多様な価値観に基づく意見の相違や、その賛否についてもまずは両極端を排して、はじめから一方的に決めつけない姿勢は求めていくべきだと思います。

 

その上で、この地上世界の中で、社会的なルールに則って、社会規範を形成していく以上、やはり一定の社会的合意を得るための秩序だった選択が必要になり、すべてが常に同列にただ併存しているだけで良いと言うわけにもいかないはずです。

 

それが証拠に、本欄の過去記事にもあるように、最近は、社会制度の中で、行き過ぎた「多様性」への保護や配慮が、社会的不公平を生み出すとの認識が共有され出して、見直す動きも出てきており、社会的な揺り戻しも起きているように思います。

 

やはり、自らの心の中で、世に存在する多種多様な価値の中から、本来、神仏の視点に立って許される価値とはどのようなものなのか。現代社会にある多様な価値の中から、一つひとつ選び取っていくことが、智慧の介在でもあり、魂の成長になる。

 

これこそが現代社会の中に仕掛けられた価値観の「多様性の罠」にはまらない方法とは言えないでしょうか。

 

【関連書籍】

なお、一歩を進める

 

『なお、一歩を進める』

大川隆法著 幸福の科学出版

幸福の科学出版にて購入

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【関連記事】

2024年11月30日付本欄 アメリカ企業でLGBTQなどの多様性推進策を撤回する動きが強まる トランプ大統領復帰で動きが加速するのは確実

https://the-liberty.com/article/21825/

 

2025年1月14日付本欄 マクドナルド、フェイスブックのメタ、アマゾンも性別や人種など「多様性対策」を廃止 アメリカで広がる、「少数者優遇はむしろ差別」という認識

https://the-liberty.com/article/21900/


トランプの関税政策をめぐる米中それぞれの思惑【澁谷司──中国包囲網の現在地】 2025.02.03

2025年02月04日 05時24分26秒 | 日記

トランプの関税政策をめぐる米中それぞれの思惑【澁谷司──中国包囲網の現在地】

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澁谷 司

 

アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

 

トランプ米大統領は2月1日、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を、中国からの輸入品に10%の追加関税を4日から課す大統領令に署名した。

 

 

不法移民、経済慣行への調査の上、「適切な措置」を取るトランプ政権

またトランプ氏が1月20日に署名した「貿易政策覚書」(以下、「覚書」)によると、4月1日までにメキシコ、カナダ、中国からの不法移民とフェンタニル(鎮痛剤だが、しばしば麻薬として使用される)の米国への流入に関する報告書が提出される。

 

「覚書」では、トランプ氏は側近らの意見を聞いた後、4月1日に「適切な措置」を取るという。

 

ロイター通信によれば、トランプ氏は米通商代表部に対し、2020年に成立した米中貿易協定の「フェーズ1」を評価し、中国の遵守状況を把握するよう指示したという(*1)。

 

また、中国の最恵国待遇変更を示唆し、「不合理または差別的で、米国の通商に負担や制限を課す可能性のある」北京の経済慣行についての調査を開始した。

(*1) 2025年1月21日付『米国のスタンス』

音楽の天才が、世のため人のために才能を使い切る姿を描いた映画『シンペイ 歌こそすべて』 2025.02.02

2025年02月03日 05時25分59秒 | 日記

音楽の天才が、世のため人のために才能を使い切る姿を描いた映画『シンペイ 歌こそすべて』

<picture>音楽の天才が、世のため人のために才能を使い切る姿を描いた映画『シンペイ 歌こそすべて』</picture>

 

 

全国公開中

 

 

《本記事のポイント》

  • 人々の慰めや喜びとなるために作曲し続ける
  • 創作の原点にある"支えられたことへの恩返し"
  • 激動の時代に、人々と子供たちの魂を守り育む

 

 

本作は「ゴンドラの唄」「東京音頭」「シャボン玉」「てるてる坊主」など、童謡、歌謡曲、音頭、民謡などさまざまなジャンルの約2000曲を残した作曲家・中山晋平の生涯を描いた伝記ドラマ。

 

信州から上京し、東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)に入学した晋平。落第・留年の危機に陥るが、教師の幸田先生に演奏以外の才能を見いだされ、どうにか卒業する。

 

やがて演出家・島村抱月から「芸術は大衆の支持を離れてはならない」という教えを受けた晋平は、作曲家として「カチューシャの歌」「船頭小唄」といった流行歌から、「シャボン玉」「てるてる坊主」といった童謡まで、さまざまなジャンルの曲を手がけるようになる。

 

若手歌舞伎俳優の中村橋之助が18歳から65歳までの中山晋平を演じる。監督は『ハチ公物語』の神山征二郎。

 

 

人々の慰めや喜びとなるために作曲し続ける

本作の特徴は「シャボン玉」「てるてる坊主」といった、今も歌い継がれる名曲の数々を作曲した中山晋平の、人々への深い愛の心が描かれている点である。

 

晋平は常に"誰かの幸せのために"作曲する。代表作の一つ「シャボン玉」では、作詞者である野口雨情の最初の子供が生後1週間で亡くなったことを知り、天真爛漫さの中に無常観が漂う、心に染みる楽曲を生み出した。

 

シャボン玉とは、天に召される幼児の象徴である。そして、子供が迷うことなく、天国へと導かれていくことを願う、痛切で悲しみに満ちた両親の愛の心がそこにある。

 

晋平は、その心を、口ずさみやすいシンプルなメロディーへと落とし込んだ。そこには、親の悲しみが癒されるようにと願う、彼の透明な祈りがあった。

 

誰しも口ずさみやすい晋平の楽曲の特徴について音楽評論家の菊池清麿氏は次のように指摘する。

 

「中山晋平は何百年という俗謡の哀調・退嬰的音律によって育まれてきた日本人の原始的郷愁を理解していた。

 

そのような中山晋平には日本人の体質にしみついている「ヨナ抜き音階」(七音音階から「ファ」の第四音と「シ」の第七音を除いた五音音階で構成)を用いた独特の作曲法があった。

 

そして、昭和流行歌の時代を迎えると、中山晋平は民謡のリズムと囃子言詞を用いた《波浮の港》(野口雨情・作詞) で新民謡黄金時代をもたらし、昭和モダンの世相を反映した《東京行進曲》(西條八十・作詞)によって、流行歌王としての地位を確立した」(映画パンフレットより)。

 

彼が生きた時代は、関東大震災や二・二六事件、日中戦争など、日本社会が戦争と統制に彩られていく時代でもあった。その中で、晋平は"マッチ売りの少女"のように、誰もが口ずさめる流行歌を次々と生み出していった。苦難に押しつぶされそうになる人々を思いやる晋平の愛の心が、2000曲にも昇る作品へと昇華していったのだ。

 

 

創作の原点にある"支えられたことへの恩返し"

晋平は愛の人であると同時に、深く愛された人でもあったことが、映画では丁寧に描かれている。

 

晋平は長野県の奥深い田舎の貧しい母子家庭に生まれた。しかし、彼の吹く横笛の音色に「音楽の神様に愛されている子供だ」と、類い稀な音楽の才能を見てとった母親は、家計をやりくりして、晋平を東京音楽学校(現在の東京藝術大学音楽学部)へと進学させ、家族一丸となって支えた。

 

また、妻の敏子(志田未来)も晋平の音楽に深く心酔し、献身的に支えた。病弱な敏子は45歳でこの世を去るが、入院先の病床で「自宅に帰って、あなたの音楽を聴きながら死なせてほしい」と彼に懇願する姿は、涙なしには観られない。

 

大川隆法・幸福の科学総裁は著書『なお、一歩を進める』の中で「成功したときには、やはり、実力だけでなった場合ではないことが多い」として、「必ずほかの人の目があるのです。ほかの人の目があって、どこかで、自分が知らないところでほめてくれていたり、引いてくれていたり、あるいは下から押し上げてくれていたりする人があって、上がることがあるのです」と指摘している。

 

晋平の創作活動の原点には、「母親が仕事の合間に歌えるものを作ってあげたい」という願いがあった。彼の才能の開花に助力を惜しまなかった周囲の人々の愛を感じとり、世のため人のために才能を使い切ることを心がけた中山晋平の姿には、長く成功を続けていく秘訣が垣間見えると言えるのではないか。

 

 

激動の時代に、人々と子供たちの魂を守り育む

晋平は終生、子供たちの心を明るく健やかに育むことに心血を注いだ教育者でもあった。16歳の時に郷里で代用教員を務めたことをからスタートし、晩年に至るまで、子供たちのために数多くの童謡を作り続けている。

 

「てるてる坊主」や「アメフリ」「雨降りお月」などの童謡の中には、欧米の幼稚園で今も歌唱されているものもあるのだという。

 

そして1933年、松岡洋介外務大臣が国際連盟脱退を宣言した年、晋平は西條八十とともに、盆踊りの代名詞とも言える「東京音頭」を発表する。

 

東京の見どころを歌った「東京音頭」は、関東大震災や昭和恐慌を乗り越えて復興していくための歌として受容され、レコードの売り上げは発売当時だけで120万枚に達したという。

 

映画では、病床にある敏子とともに、街角から聞こえてくる「東京音頭」を感慨深く聞く晋平の姿も描かれていた。

 

「ヤートナ ソレ ヨイヨイヨイ」という「東京音頭」のあっけらかんとした曲調の奥には、時代が戦乱の方向へと暗さを増していく中で、少しでも人々が、心を明るい方向へと向けられるようにと願う、晋平の切なる愛が込められていたのだ。

 

マッチをすって、ろうそくをつけたら、そのろうそくの火でもって、百本でも千本でも万本でも、ろうそくに火がついていくのではないでしょうか。

 

与える愛の根底は、ここにあります。自分が輝くということが、結局、他に光を広げていくのです。そして、愛は、ろうそくの炎のように、決して減ることはありません。愛は、与えれば与えるほど増えていくものなのです。

 

この観点を忘れずに、最初の松明の火、あるいは、ろうそくの火となるように、生きていただきたいと思います」(『幸福の原点』より)。

 

溢れんばかりの音楽的才能を、世の人々の慰めや安らぎのために使い続けた作曲家・中山晋平の姿を描いたこの映画は、いかなる時代にあっても、愛に生きることそのものが幸福の源泉であるのだという真実の確かさを教えてくれる。(T・T)

 

『シンペイ 歌こそすべて』

【公開日】
全国公開中
【スタッフ】
監督:神山征二郎
【キャスト】
出演:中村橋之助 志田未来ほか
【配給等】
配給:シネメディア
【その他】
2024年製作 | 127分 | 日本

公式サイト https://shinpei-movie.com/

 

 

【関連書籍】

 

なお、一歩を進める

『なお、一歩を進める』

大川隆法著 幸福の科学出版

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幸福の原点

『幸福の原点』

大川隆法著 幸福の科学出版

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経済データの改ざんをテレビで告白する共産党幹部【澁谷司──中国包囲網の現在地】 2025.02.01

2025年02月02日 06時17分20秒 | 日記

経済データの改ざんをテレビで告白する共産党幹部【澁谷司──中国包囲網の現在地】

<picture>経済データの改ざんをテレビで告白する共産党幹部【澁谷司──中国包囲網の現在地】</picture>

 

 

澁谷 司

 

アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

 

故・李克強前首相は生前、中国では「全国6億人が月収1000元(約2万円)」で暮らしていると明かした(*1)。それが習近平主席の「ややゆとりのある(小康)中国」神話を崩壊させたが、近頃、中国共産党の統計データ改ざんが暴露された。

(*1)2020年5月29日付『中華人民共和国中央人民政府』

 

 

統計批判を監視・弾圧する中国共産党

李前首相の元同級生で、国際組織にいたことのある陶景洲(とう・けいしゅう)は昨年、中国共産党による統計データの信憑性の欠如を指摘する記事を「FT」紙に寄稿した(*2)。陶景洲は「文化大革命」後の1977年に北京大学法学部に入学している。

 

記事の中で陶景洲(とう・けいしゅう)は、「多くのオブザーバーがここ数年のGDPの公式数値は誇張されているのではないかと疑っている」と語った。もし、北京がしっかりしたデータを出さなければ、「永続的な誤った情報のサイクルに陥る」という。

(*2)2024年11月20日付『万維ビデオ』

埼玉県八潮市の道路陥没事故の救助活動続く バラマキに腐心し公共インフラの老朽化対策を先送りする行政の責任は重い 2025.01.31

2025年02月01日 05時28分16秒 | 日記

埼玉県八潮市の道路陥没事故の救助活動続く バラマキに腐心し公共インフラの老朽化対策を先送りする行政の責任は重い

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《ニュース》

埼玉県八潮市で28日、下水道管の破損などにより大規模な道路陥没が発生。転落したトラックに取り残された70代男性の救助活動が続いています(31日17時時点)。

 

《詳細》

28日午前9時頃、八潮市の道路が陥没し、直径約10メートル、深さ約5メートルの穴にトラックが転落。救助活動が難航しており、発生から72時間が経過した31日午前11時時点でも、男性運転手の安否は不明だといいます。

 

29日未明には、近くのもう一カ所の道路も陥没。30日には新たな陥没で2つの穴がつながり、幅約40メートル、深さ約15メートルに広がり、下から約8メートルが土砂で埋まっているとのことです。

 

事故に伴い、県内の一部地域では、風呂や洗濯などの排水が制限されています。県内の温浴施設は、近隣や排水制限対象地区の住民に向け、無料や割引のサービスを実施する動きも出ています。

 

事故の原因は下水道管の老朽化による破損と見られています。橘官房副長官は29日の会見で、全国の下水道管理者に対し、同様の箇所の緊急点検を要請したと明らかにしました。

 

国土交通省によると、道路の陥没は大小合わせて年1万件以上発生し、下水道管の破損による陥没だけでも2022年に約2600件発生したといいます。

 

《どう見るか》


コロナの起源を特定できず、中国に責任を取らせないWHOから、アメリカが離脱 脱退したら中国の影響力が高くなる論の間違い 2025.01.31

2025年02月01日 05時27分17秒 | 日記

コロナの起源を特定できず、中国に責任を取らせないWHOから、アメリカが離脱 脱退したら中国の影響力が高くなる論の間違い

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画像:EQRoy / Shutterstock.com

《ニュース》

トランプ米大統領が世界保健機関(WHO)から脱退を表明したことをめぐり、その穴を中国が埋め、中国の影響力が高まるという批判が起きています。

 

《詳細》

吉川元偉(よしかわ・もとひで)元国連大使は産経新聞の取材に対し、「WHOへの最大の拠出国である米国の脱退で、中国が最大の拠出国となる。米国はコロナ発生時のWHOと中国との関係に不信感を抱き、脱退に踏み切ったとはいえ、皮肉にも中国が最大の"株主"となり、発言権が強まる」と懸念を示し、日本などの有志国が翻意を促すべきだと訴えました(1月29日付電子版)。

 

各国が負担する「分担金」に注目が集まっていますが、新型コロナの対応をめぐり、中国をかばい、対応が後手に回ったWHOへの批判は根強くあります。アメリカのアザー厚生長官(当時)が、「世界が必要としていた情報の(中国からの)入手にWHOが失敗したことが、感染が制御不能になった主要原因だ」と述べたように、WHOがなぜ適切に機能しなかったかが問われています。

 

特に、WHOが「起源の特定に失敗」し続けていることへの批判は、専門家からも相次いで指摘されています。そうした中、アメリカの下院は昨年、「中国・武漢ウィルス研究所での事故がパンデミックを引き起こした」という最終報告書を公表。トランプ新政権発足後には、米中央情報局(CIA)も「武漢研究所の流出説が有力」とする見解を発表。「CIAは入手可能な一連の報告に基づき、自然の起源(動物を介した説)よりも研究に関連した起源(流出説)の可能性が高いと評価する」という声明を出しています。

 

《どう見るか》


「高さ180メートル級」風力発電設備の建設に各地で反対が相次ぐ 環境破壊になり電気供給も安定しないなら本末転倒、政府は「脱炭素」から撤退すべき 2025.01.30

2025年01月31日 05時28分27秒 | 日記

「高さ180メートル級」風力発電設備の建設に各地で反対が相次ぐ 環境破壊になり電気供給も安定しないなら本末転倒、政府は「脱炭素」から撤退すべき

<picture>「高さ180メートル級」風力発電設備の建設に各地で反対が相次ぐ 環境破壊になり電気供給も安定しないなら本末転倒、政府は「脱炭素」から撤退すべき</picture>

 

《ニュース》

「高さ180メートル級の風車」の建設を伴う風力発電事業について、各地で中止を求める運動が起きています。

 

《詳細》

宮城県気仙沼市で計画されている風力発電事業の中止を求めて、市民団体や住民らが1月28日、宮城県庁に9018人分の署名を提出しました。この計画では、高さ180メートルの風車を最大10基(最大出力4万6200キロワット)建設する計画となっています。同時に提出した要望書では、風車の騒音による健康被害や土砂災害のリスクなどが懸念されるとしています。

 

また、岡山県の鏡野町でも、高さ180メートルの風車を最大25基(最大出力9万2千キロワット)設置する計画が進められていますが、住民の反対が起きており、2024年12月の町議会では計画反対の請願が採択。ところが、既に町が企業との間で地質調査に関する契約を結んでいたことが明らかになったため、1月28日に住民団体が契約解除を求める要望書を提出しています。

 

その他にも、福島市では1月21日、高さ140メートル級の風力発電の風車11基を整備する計画について、木幡浩市長が「同意しない」と表明。森林を伐採することによる景観の悪化や災害のリスクへの懸念などを理由に挙げています。

 

《どう見るか》


富裕増税で資産家が「万単位」で流出し、慌てるイギリス労働党 増税がいかに愚かであるかを実証中 2025.01.29

2025年01月30日 05時50分12秒 | 日記

富裕増税で資産家が「万単位」で流出し、慌てるイギリス労働党 増税がいかに愚かであるかを実証中

<picture>富裕増税で資産家が「万単位」で流出し、慌てるイギリス労働党  増税がいかに愚かであるかを実証中</picture>

 
画像:Alexandros Michailidis / Shutterstock.com

《ニュース》

2024年10月に労働党政権が発足して以降、イギリスでは増税路線を懸念する富裕層の流出が増加しています。英紙ザ・タイムズはこのほど、「45分に1人の割合で、億万長者が出国している」と報じました。

 

《詳細》

14年ぶりに保守党から政権を奪還した労働党のスターマー政権は、財政再建に向けて400億ポンド(8兆円)の増税を柱とする予算計画を発表しました。

 

具体的には、企業が納める国民保険料や、個人のキャピタルゲイン課税(株や債券などの売却益への課税)の引き上げ、「ノンドム税制(イギリスの外国人居住者の、海外の所得への課税を免除する制度)」の廃止など、企業や富裕層への課税を強化する方針を打ち出しました。これを財源にして、無償で医療を提供している国民保健サービス(NHS)などの支出を増やすとしました。

 

この労働党政権の増税政策への懸念から、富裕層の海外への流出が増加しています。

 

昨年7月には、英コンサルタント会社ヘンリー・アンド・パートナーズが、100万ドル(1.6億円)以上の投資可能な流動資産を保有するミリオネアの流出数を予測。不況にあえぐ中国(1万5000人)に次いでイギリス(9500人)が2位とする推計を発表し、話題を呼びました。

 

そして実際には、調査会社ニュー・ワールド・ウェルスによると、増税派の労働党勝利を危惧したイギリスの富裕層の間では昨年、100万ドル以上のミリオネアが約1万800人、1億ドル(160億円)以上が78人、10億ドル(1600億円)以上が12人、流出したとのことです。彼らの多くは、イタリアなど他のヨーロッパ諸国や、アラブ首長国連邦(所得税がない)に移住しています。

 

こうした富裕層の流出が問題視されたことを受けて、リーブス財務大臣は慌てるかのように、今後の財政法案の修正を示唆しています。

 

英政府統計局は24年末、7~9月期の実質国内総生産(GDP)を前期比で「ゼロ成長」に下方修正し、イングランド銀行は10~12月期もゼロ成長を見込んでいます。スターマー政権の増税路線により、イギリス経済は減速しています。

 

《どう見るか》


政府が24の法令において同性パートナーを事実婚と同様のものと扱うとの見解 LGBTQに「憑依が多い」以上、同性婚のなし崩し的推進は危険 2025.01.28

2025年01月29日 05時41分32秒 | 日記

政府が24の法令において同性パートナーを事実婚と同様のものと扱うとの見解 LGBTQに「憑依が多い」以上、同性婚のなし崩し的推進は危険

<picture>政府が24の法令において同性パートナーを事実婚と同様のものと扱うとの見解 LGBTQに「憑依が多い」以上、同性婚のなし崩し的推進は危険</picture>

 

《ニュース》

同性パートナーの法令上の扱いに関して、政府はこのほど、24の法律と政令で、事実婚と同様に規定の対象となるという見解をまとめました。その他、130の法律などについても解釈を引き続き検討するとしています。

 

《詳細》

2024年3月には、犯罪被害者の遺族に支払われる国の給付金について、最高裁判所が「被害者と同性のパートナーも事実婚に該当し、対象になり得る」という判断を示しました。この給付金の対象に「事実上の婚姻関係にあった人」が含まれることについて、最高裁は「被害者の死亡で、精神的、経済的打撃を受けるのは異性か同性かで異なるとは言えない」との判断を示しています。

 

この判決を受けて、政府はこのほど、「事実婚」と同様に同性パートナーも対象になる法律として「DV防止法」や「児童虐待防止法」、「特定秘密保護法」、「入管難民法」など24の法令があるとの見解をまとめています。なお、国民年金法や雇用保険法、児童扶養手当法など130の法令については、「さらなる検討が必要」としています。

 

24年5月には長崎県大村市で、男性同士の同性カップルが転入する際、パートナーの続柄欄に事実婚関係を示す「夫(未届)」と記載された住民票の交付を受けました。その後、総務省は「各種社会保障の窓口で住民票の写しの続き柄のみで適用の可否を判断できなくなる」として「実務面で支障をきたす恐れ」があるとして大村市に見直しを求めましたが、大村市長は「修正しない」との考えを示しています。

 

なお、この同性カップルは地元のハローワークに就労目的で使用した交通費などの支給を申請する際に、事実婚関係を示す住民票を添付しました。25年1月、パートナーの分は不支給となるとの連絡を受け、「事実婚を示す住民票を提出したのに親族と認められないのは悔しい」として、審査請求する考えを示しています(23日付読売新聞電子版)。

 

《どう見るか》


もらってばかりの人生は駄目! バラマキ亡国論「ザ・リバティ」3月号(1月30日発売) 2025.01.27

2025年01月28日 05時34分42秒 | 日記

もらってばかりの人生は駄目! バラマキ亡国論「ザ・リバティ」3月号(1月30日発売)

<picture>もらってばかりの人生は駄目! バラマキ亡国論「ザ・リバティ」3月号(1月30日発売)</picture>

 

多くの国民は、熾烈なバラマキ競争に辟易しているのではないか。

 

これまで自公政権は、使途や効果が不明瞭なコロナ対策に77兆円を支出し、本当に便利ならポイントをつけなくても国民が取得するはずのマイナンバーカードの普及に2兆円を投じるなどしてきた。

 

最近は物価上昇への不満が高まったことを受け、石破政権は前政権に続いて、住民税が非課税である世帯に3万円を給付。「給付ではなく、なぜ減税しないのか」と多くの現役世代の怒りを買っている。

 

この不満もあって石破政権は、先の衆院選で少数与党に転落。今国会で法案を独力で通せなくなり、野党と取引せざるを得なくなっている。ただ、自公がいずれの党と組んでも、政府の予算を肥大化させるのは確実で、「大きな政府路線」は不変である。

 

なぜ人に優しく見えるバラマキ政策は人間や社会に「害悪」をもたらすのか。本特集はそれに肉薄していく。

 

 

【特集】もらってばかりの人生は駄目! バラマキ亡国論

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究極のすねかじり男 マルクスの呆れた生涯

  • 親の仕送りは年に数百万円
  • 遺産目当てで親戚の死を切望
  • 徹底隠蔽されたマルクスの私生児
  • 株でも儲けて貧乏を脱する
  • 左翼の"教祖"は「元祖・無責任男」

 

「教育で格差が生まれる」は本当か 教育無償化の根拠を問う

  • 学歴と年収は関係があるか?
  • 潜在能力が高い人が「結果的」に難関大学に進学
  • 教育は結果まで保証しない あくまできっかけ

 

マルクスも感動する! 貧しい生活から、大川総裁は「独立」した

 

【インタビュー】経験ゼロ、競合の出店、少子化という荒波を超えて 言い訳を排したら、苦難を苦難と思わなくなる

株式会社三和 代表取締役 高松 健

 

かつての日本には、「正論」が堂々と存在した

  • 国家独立の前に個人の独立あり
  • 「衣食住のための人生なら蟻と変わらない」
  • 米英の繁栄も自助論から生まれる
  • 自助努力は神から与えられた天分

 

「根性の腐った民主主義」が国を滅ぼす

  • ローマ市民の半分は生活保護者になった
  • 社会保障の充実でイギリスは沈んだ
  • 「バラマキの民主主義は絶対に許せない」

 

バラマキが多いと人間の魂まで曲がっていく

  • 神は人間には偉大な力があると教えたい
  • 環境を言い訳にしない生き方がある

 

 

【特集】石破首相よ目を覚ませ! トランプに続き「脱炭素」からの撤退を

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米トランプ政権が「パリ協定」から離脱し、世界の脱炭素運動は転換期を迎えている。日本もエネルギー政策を大転換させる時だ。

 

日本だけが気づかない 「パリ協定」はもう死に体──キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹 杉山 大志

  • パリ協定離脱は共和党の総意
  • 皆、無意味だと分かっている
  • CO2を真面目に減らしているのは数カ国だけ
  • 再エネは二重投資
  • なぜ政府は方向転換できないのか

 

太陽・火山・雲─人智を超えた自然変動を無視した「CO2温暖化説」は崩れつつある──筑波大学名誉教授田中 博

  • トンガ噴火が引き起こした前代未聞の現象
  • 世界の雲がなぜか減っている
  • 科学者たちが無視する太陽光変動
  • 本当は分かっていない太陽光変動
  • 分かっていない"太陽"は無視しCO2を主犯人にした
  • トランプ革命は科学機関にも及ぶ

 

トンガ噴火による異常気候は予言されていた!

  • 人間の浅知恵への警告

 

 

本誌では他にも、以下のような記事を掲載している。

 

トランプ大統領の筆頭後継者 JD・ヴァンス米副大統領とは何者か

  • JD・ヴァンス氏は衰退に終止符を打ち、トランプ氏と共に繁栄の礎を築く──歴史学者ビクター・デービス・ハンソン

 

エジソンと大平正芳から「『運・鈍・根』の仕事成功学」を学ぶ

 

【ニュースのミカタ】やはり石破首相の本心は「日本が中国に取られても仕方がない」

 

【ニッポンの新常識・軍事学入門】中国のスパイはハニトラをこうやる(後編)

  • 元公安捜査員 勝丸円覚

 

【地域シリーズ 佐賀・長崎/熊本・鹿児島】『なお、一歩を進める』は人生の教訓に満ちている

 

【宇宙人最深ファイル】宇宙において、星の文明レベルは数学で決まる

 

【大川隆法・未来への羅針盤】凡人が凡人でなくなる瞬間は「強い意志」と「継続の力」


「ゴールデン・エイジ」の到来を告げる、全てが圧巻だったトランプ大統領就任式 【─The Liberty─ワシントン・レポート】 2025.01.27

2025年01月28日 05時32分26秒 | 日記

「ゴールデン・エイジ」の到来を告げる、全てが圧巻だったトランプ大統領就任式 【─The Liberty─ワシントン・レポート】

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1月20日に行われたトランプ氏の米大統領就任式は、全てが圧巻だった。トランプ氏が「スワンプ(沼地)」と呼んできた首都ワシントンD.C.が、本当に変わり始めたかのようで、アメリカの第二の建国の息吹を感じるものだった。

 

大統領就任式は、記録的寒さへの対応のため、40年ぶりに室内(ワシントンの連邦議会議事堂)で行われ、全国に生中継された。トランプ氏は就任式スピーチの最初と最後に、「アメリカのゴールデン・エイジ(Golden Age)が今始まる」と語り、「ゴールデン・エイジ」の到来を繰り返し訴えた。

 

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トランプ氏の就任式スピーチの様子(画像は「Joint Congressional Committee on Inaugural Ceremonies」のYouTubeより)。

 

 

20日付ウォール・ストリート・ジャーナルやザ・ヒル(議会紙)など多くのメディアは、「トランプ大統領、就任スピーチでアメリカの『ゴールデン・エイジ』を宣言」というタイトルで報道。またFOXニュースなどでは、「ゴールデン・エイジ」という言葉が通常使われない表現であるため、「ゴールデン・エラ(Golden Era)」と言い換えて報じていたアンカーもいた。

 

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「ニューヨーク・ポスト」紙も「アメリカのゴールデン・エイジ」というタイトルで報道(画像:トランプ氏のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿より)

 

 

トランプ氏が就任式のスピーチで発した「コモンセンスの革命(Revolution of common sense)」という言葉も話題になった(コモンセンスとは、常識、良識という意味)。

 

「本日、私は一連の歴史的な大統領令に署名する。これより、アメリカの完全な復興とコモンセンスの革命を始める。全てはコモンセンスの問題だ」(トランプ氏)

 

就任式には巨大IT企業のトップたちが勢揃いした。通常、同じ場所に集うことがあり得ない人々が集まっている風景だけでも圧倒的で、ニュースでも繰り返し報道されていた。

 

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就任式に集ったメタ会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグ氏、アマゾン創始者のジェフ・ベゾス氏、グーグルCEOのスンダー・ピチャイ氏、テスラ共同創業者兼CEOのイーロン・マスク氏など(画像はFOX 7 AustinのYouTubeより)。アップルCEOのティム・クック氏も参加した。

 

 

またトランプ氏は、就任式当日のメイン中継会場となったワシントン中心部の大型屋内競技場「キャピタル・ワン・アリーナ」で、就任式直後に登場して行ったスピーチでも、冒頭に「ゴールデン・エイジ」の到来を訴え、話題になった。キャピタル・ワン・アリーナでは、野外で行われる予定だったパレードが開催され(トランプ氏はそれを見る立場で)、過去、ホワイトハウス以外では行われたことがない大統領令のサインを、数千人のトランプ支持者を前にして行い始めた。

 

キャピタル・ワン・アリーナにいたのは、地方からやって来た熱心なトランプ支持者のみで、極寒の中、未明あるいは早朝から何時間も並んで入った人々だ。トランプ氏は彼らに、大統領令のサインに使用したペンを投げて渡すという"ファンサービス"も行った。

 

あらゆる企画が規格外で、自由で、本当に驚くばかりだった。


幸福実現党 須藤ゆき氏が静岡県菊川市議選で再選を果たし2期目へ 2025.01.27

2025年01月28日 05時31分18秒 | 日記

幸福実現党 須藤ゆき氏が静岡県菊川市議選で再選を果たし2期目へ

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任期満了に伴う静岡県菊川市議選(定数17)が26日に投開票され、幸福実現党公認候補の須藤有紀(すとう・ゆき)氏が再選を果たした。

 

菊川市(旧小笠原町)生まれの須藤氏は2021年に初当選を果たし、「議会だより」の編集委員会委員長を務め、菊川市の魅力を内外に発信するなど精力的に活動してきた。

 

須藤氏は、これまでの主な3つの取り組みに加え、今後取り組みたいものとして大きく2つの柱を掲げている。

 

以下は、須藤氏の討議資料から抜粋。

 

これまでの取り組み

(1)ほどよい自然、あたたかい人、住みやすいまち菊川市の魅力PR!

ほどよい田舎暮らしが人気を集めている今、魅力をPRし、認知度向上を目指してはどうかと提案。行政の尽力をいただき、静岡県立大と連携したレンタサイクルの取り組みや、ティーツーリズム事業が進みました。

 

(2)企業誘致に新しい工夫!

工場や物流センターなど大きな企業誘致と同時に、IT人材やベンチャー、スタートアップ企業の誘致で地域課題の解決を目指すことも提案しました。多くの方のお力により、産業支援センターEn-GAWAにて企業と農家のマッチングを視野に、菊川チャレンジビジネスコンテストが実現しました。これからに期待しています。

 

(3)菊川茶の海外輸出事業の締結が実現!農産物を全国・世界にPR!

「選択肢の一つとして、深蒸し菊川茶の海外輸出を推進できないか。特に台湾はいかがでしょうか」。そんな一般質問を3年間くりかえしたところ、担当課の尽力で、なんと佐川急便(株)が菊川市と戦略協定を結んで下さり、菊川茶の海外輸出を推進することができるようになりました!

 

 

今後取り組みたいこと

(1)元気に長生きするなら、菊川で! 菊川から新たな価値の創造を!

  • 菊川茶の海外輸出推進をはじめ、更なる活用やPR、農業振興を進めます。
  • 異業種の視点で農業への提言をもらったり、農業と企業のマッチングを推進したりする中で、新しい手法や付加価値を生み出すことを目指します。農家も企業もイキイキと活躍するまちを目指します。
  • あたたかい人、豊かな自然、菊川市のあふれる魅力をPRし、「菊川に来たい、住みたい」と思う方を増やします。

 

(2)子育てするなら、菊川で! 子どもがイキイキと育てられるまちづくり

  • いじめは絶対にダメ! 子どもも親も安心できる学校を守ります。
  • 日本や地域の素晴らしさを知り、努力することの大切さ、みんなへの感謝の気持ちを忘れない教育を目指します。
  • 「子育てしやすいまち菊川」を目指し、こどもの居場所づくりや若者の社会参画の推進に取り組んでまいります。

 

【関連サイト】

幸福実現党HP 須藤ゆき氏の紹介ページ

https://hr-party.jp/member/yuki-suto/

 

須藤ゆき氏のインスタグラム

https://www.instagram.com/yuki.sutou/

 

【関連記事】

2021年1月25日付本欄 静岡県菊川市議選 幸福実現党公認の須藤有紀氏が当選

https://the-liberty.com/article/18031/

 

2023年9月号 日本の発展のカギを握る静岡県 ─ 発展を阻む川勝知事の「妖怪性」を考える ─ (記事内に須藤氏のインタビューコラムを掲載)

https://the-liberty.com/article/20777/

 

2021年7月号 静岡県なくして日本の繁栄なし 川勝知事の静岡県"中国化"を許すな - 地域シリーズ (記事内に須藤氏のインタビューを掲載)

https://the-liberty.com/article/18407/


「多様性の罠」:「みんな違ってみんな良い」の危険性とは何か? 【吉崎富士夫氏寄稿】 2025.01.26

2025年01月27日 05時47分16秒 | 日記

「多様性の罠」:「みんな違ってみんな良い」の危険性とは何か? 【吉崎富士夫氏寄稿】

<picture>「多様性の罠」:「みんな違ってみんな良い」の危険性とは何か? 【吉崎富士夫氏寄稿】</picture>

 

《本記事のポイント》

  • 現代社会における「多様性」登場の背景
  • 「多様性」の問題点とは何か
  • 「多様性」の罠にはまらない方法

 

 

現代社会の中には、私たちの考え方を惑わすいろいろな価値観の罠(トラップ)が仕掛けられているように思います。

 

トラップというとすぐに工作員のハニートラップなどを連想しますが、今回は、多くの人にとっては身近なテーマとして「多様性」という考え方、価値観を取り上げたいと思います。それは、この考え方が、どうも必要以上に拡大解釈され、混乱を招く種として、一人歩きしているように思えてならないからです。

 

 

過激な逆差別の傾向も生み始めた「多様性」

そもそもこの「多様性」という用語は、本来、地球環境問題が叫ばれる中で、地球上に存在する多種多様な生物種を保護するという意味で「生物多様性(バイオダイバーシティ)の保護」という概念で登場し、その後「多様性」というところだけが、あらゆる場面で使用され、価値観として独立した意味を持ち始めたと言えます。

 

それも、「多種多様な価値の中で、特定の価値のみを排除してはならない」や、「少数者の権利を迫害するな」というどちらかと言うとマイノリティの立場に立つきわめて他責の念が強い左翼民主主義的な価値です。そして一見誰もがすぐに否定できない文脈で語られ出して、世の中には、あらゆるものが価値中立的に存在していて許されている、簡単に言えば、「みんな違ってみんな良い」と言われるような価値として広がってきたように思われます。

 

また、昨今では「交差性(インターセクショナリティ)」という考え方が登場しています。これは、あらゆる社会的不平等や差別の温床となる人種、性的マイノリティ、移民、貧富の差などの要因が、複雑に交差して存在しているというものです。こういう考え方も背景にあって、ますます受容すべき「多様性」という考え方そのものに複雑な解釈を生んでいると言えます。

 

その上で、とりわけ最近の特定の個人や集団へのヘイトスピーチ問題がそうですが、批判を加えると、「それは差別に当たる。ヘイトスピーチだ!」と批判された側が声高に叫び、自らの主張に合わない言論を封じ込め、むしろねじ伏せていくような過激な逆差別の傾向性も出てきました。とりわけSNSには、その意見の違いを先鋭化させ、増幅する機能がそもそも備わっているとまで言われていますので気をつけたいところです。

 

 

多様性の罠にはまらない方法:神仏の視点を持てるか

そもそも神に創られた人間として、仏性相等しきを神から祝福された尊厳ある存在として「みんな違ってみんな良い」とするならば、神の下の民主主義として一定の理解はできます。それこそ、この地上での判定のみならず、死後の世界も含めれば、その価値判断に必ず正邪の判定が下りますので、多様な価値観に基づく意見の相違や、その賛否についてもまずは両極端を排して、はじめから一方的に決めつけない姿勢は求めていくべきだと思います。

 

その上で、この地上世界の中で、社会的なルールに則って、社会規範を形成していく以上、やはり一定の社会的合意を得るための秩序だった選択が必要になり、すべてが常に同列にただ併存しているだけで良いと言うわけにもいかないはずです。

 

それが証拠に、本欄の過去記事にもあるように、最近は、社会制度の中で、行き過ぎた「多様性」への保護や配慮が、社会的不公平を生み出すとの認識が共有され出して、見直す動きも出てきており、社会的な揺り戻しも起きているように思います。

 

やはり、自らの心の中で、世に存在する多種多様な価値の中から、本来、神仏の視点に立って許される価値とはどのようなものなのか。現代社会にある多様な価値の中から、一つひとつ選び取っていくことが、智慧の介在でもあり、魂の成長になる。

 

これこそが現代社会の中に仕掛けられた価値観の「多様性の罠」にはまらない方法とは言えないでしょうか。

 

【関連書籍】

なお、一歩を進める

 

『なお、一歩を進める』

大川隆法著 幸福の科学出版

幸福の科学出版にて購入

Amazonにて購入

 

 

【関連記事】

2024年11月30日付本欄 アメリカ企業でLGBTQなどの多様性推進策を撤回する動きが強まる トランプ大統領復帰で動きが加速するのは確実

https://the-liberty.com/article/21825/

 

2025年1月14日付本欄 マクドナルド、フェイスブックのメタ、アマゾンも性別や人種など「多様性対策」を廃止 アメリカで広がる、「少数者優遇はむしろ差別」という認識

https://the-liberty.com/article/21900/


石破首相が施政方針演説で「令和の日本列島改造」訴えるも、空回り気味 これでは日本によい未来を到来させることはできない 2025.01.25

2025年01月26日 05時35分39秒 | 日記

 

30年間の増税で国民の収入減少から不景気を招いた増税路線を継承する石破は、「楽しい日本」を目指すとポエム主相にすぎない(カナタニ)

 

石破首相が施政方針演説で「令和の日本列島改造」訴えるも、空回り気味 これでは日そう本によい未来を到来させることはできない

<picture>石破首相が施政方針演説で「令和の日本列島改造」訴えるも、空回り気味 これでは日本によい未来を到来させることはできない</picture>

 

《ニュース》

石破茂政権で初の通常国会が24日、開会しました。石破首相は同日、衆参両院で約40分の施政方針演説を行い、地方創生を抜本的に強化する「令和の日本列島改造」を最重要政策に掲げました。

 

《詳細》

石破氏は演説の初めに、「今後20年で約1500万人の生産年齢人口の減少が見込まれる」と指摘。そうした中で、国家主導の「強い日本」、企業主導の「豊かな日本」に代わり、多様な価値観を持つ個人を重んじ、自己実現を図る「楽しい日本」を目指すとし、それを実現するための政策こそ地方創生だと強調しました。「楽しい日本」は元々、作家の故・堺屋太一氏が唱えたビジョンです。

 

「令和の日本列島改造」に向けて、政府機関を含む「産官学の地方移転」や、地方発の起業を促す「地方イノベーション創生構想」、脱炭素やデジタル化を軸に拠点の再配置を促す「新時代のインフラ整備」などの5つの柱を説明しました。石破氏は、地方創生について演説時間の3割近くを費やしましたが、1つのテーマに費やす時間としては異例の長さだといいます。

 

また、自身が重視する防災については、内閣に次官級の「防災監」を置き、2026年度中に「防災庁」を地方に設置する方針を示しました。そして、「賃上げこそが成長戦略の要」だと述べ、「物価上昇に負けない賃上げ」によって、国民所得と経済全体の生産性の向上を図ると訴えました。

 

少数与党の石破政権が、年度内に予算を成立させたり、法案を通したりするためには、野党の協力が不可欠です。そのため石破氏は演説の最後に、「与党、野党ともに責任ある立場で熟議し、国民の納得と共感を得られるよう努力することが必要だ」と呼びかけました。

 

石破氏が秋風を送るのは、国民民主党と日本維新の会です。国民民主党、日本維新の会、そして立憲民主党のいずれかが協力すれば、与党は国会審議で多数派をつくることが可能となります。国民民主党は「年収103万円の壁」の引き上げ、日本維新の会は所得制限のない高校授業料の無償化を求めています。これを念頭に、石破氏は演説で「各党の主張も十分に拝聴する」と強調。つまりこれは、予算の年度内成立のために、国民民主党や日本維新の会の要求を一定程度取り入れるということを意味していると言えます。

 

《どう見るか》