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【大川総裁公開霊言1000回突破】質問者が語る霊言の驚き

2019年12月31日 06時59分34秒 | 日記

【大川総裁公開霊言1000回突破】質問者が語る霊言の驚き
2019.12.30(liverty web)

 

大川隆法・幸福の科学総裁の公開霊言が12月25日、「公開霊言100回突破記念〈釈尊の霊言〉─情欲と悟りへの修行─」をもって、1000回を突破した。
 
霊言とは、あの世の霊を招き、その思いや言葉を語り下ろす神秘現象のこと。幸福の科学の霊言やリーディングは、仏教でいう「六大神通力」に相当する大川総裁の高度な霊能力を駆使して行われている。
 
これまで多くの霊言を目の当たりにし、質問者としても、多くの霊と対話をしてきた人からは、大川総裁の霊言はどう見えているのか。
 
本欄では、10月末発刊の本誌12月号「すべての人に希望を- いま、目の前にある奇跡。大川隆法説法3000回突破記念」に掲載しきれなかったエピソードを含めて、大川総裁の霊言の"衝撃"について5回にわたり掲載する。今回は、その第1回。
 
◆             ◆             ◆
 
幸福の科学専務理事
斎藤 哲秀

プロフィール
(さいとう・てっしゅう)1964年生まれ。神奈川県出身。東京藝術大学大学院美術研究科修了。1988年に幸福の科学に奉職。現在、幸福の科学編集系統括担当専務理事 兼 HSU未来創造学部芸能・クリエーターコースソフト開発担当顧問。
 
「ザ・リバティ」編集長
綾織 次郎

プロフィール
(あやおり・じろう)1968年生まれ。鹿児島県出身。一橋大学社会学部卒。産経新聞に入社後、政治部で首相官邸などを担当し、2001年に幸福の科学に奉職。現在、幸福の科学常務理事、HSUビジティング・プロフェッサーなどを兼任。
人格と内容の一貫性がある
斎藤(以下、斎): 今から31年前、編集担当として大川総裁が吹き込んだ霊言の音声やテープを、文字に起こしていました。当時は、カセット何本分も、何時間にもわたって霊言が収録されていました。
 
例えば、七大天使の一人であるミカエルは、外国の霊ですので、英語なまりの日本語でした。「ミカエルデス」といったようなカタカナで起こすような日本語の音声が、カセットテープ数本分、延々と続いているんです(『大川隆法霊言全集』別巻2として刊行されている)。
 
また、松尾芭蕉の霊はおじいさんのようなしみじみした口調でしたし、ベートーベンは声の印象がとても深いというか、暗かったです。どの霊も話し方が違うので、「霊の個性」が出るんだなと感動しました。
 
今は、霊言をする総裁を間近で拝見する機会もあります。私は、東京藝術大学の油絵科の出身ということもあり、ある意味で、「デッサンの目」で総裁の霊言現象を見ている面があります。
 
例えば、「クロッキー」と言って、対象の動きを捉えて描写する修行があるのですが、そうした目で総裁のしぐさや表情、声などの変化を"観察"すると、霊を招いた後、総裁の動きが明らかに変化していると気づくことがあります。
 
しかも総裁の場合は、作為的な瞬間芸ではなく、一定の時間同じ動作が続きます。
 
 

『菅直人の原点を探る』
大川隆法著
幸福の科学出版
例えば、菅直人元首相の師匠と言われていた市川房枝議員の霊を招霊された時は、声の震え方や、絵画的には「正中線」と言われている身体の中心ラインを追っていっても、軸のずれ方が大きく"老女"のように変わり、その状態が収録中、1時間近く続きました。
 
これは人体デッサンで言えば「ムーヴマン」と呼ばれる身体の動きが、ある瞬間から構造的に全身レベルで変わり、一つの個性としての動きになり、まったく違ってしまったので驚きました。これは全身の動きが緊密に連動したバランスの変化なので、表面上だけ真似するレベルの瞬間芸ではできないと思います。
 
綾織(以下、綾): 仮に人格を作っていたとしたら、発言の内容がどこかで矛盾してきますよね。
 
斎藤さんは絵画的な感じで捉えているとのことでしたが、私は、内容の一貫性にいつも驚きます。総裁の霊言の場合は、1年後、2年後に同じ霊の霊言をとっても、内容に矛盾がないですよね。
 
また私は、霊言の収録から時間を置いて、国際情勢と照らし合わせながら霊言の内容を読み直すことも多いのですが、霊人の語った内容が数年後にその通りになることが多いと感じます。
 
 

『守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略』
大川隆法著
幸福の科学出版
例えば、大統領に就任する前に収録されたドナルド・トランプ氏の守護霊霊言でトランプ氏の守護霊は、「次なるヒットラーは習近平だ!」「共産主義は嫌いなんだよ」「(プーチン大統領について)彼には本物のリーダーシップがあって、意思決定ができるからね。本物の権力者だと思う。ある意味、尊敬してるよ」「どうぞ日本も核兵器を持ってください」と言っていました。
 
後になればなるほど、守護霊の発言通りにトランプ氏が動いているんですよね。
 
 
真実を掘り込む
斎: 霊の本音を掘り込むために、もう一段の踏み込みが必要な場合、総裁が法力を使って、新たな観点から真実に迫っていかれることもあります。
 
 

『CO2排出削減は正しいか』
大川隆法著
幸福の科学出版
例えば、16歳の環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんの守護霊の霊言がありました。
 
グレタさんに影響を与えている霊を探ると、レーニンの霊が「寒い地域に住んでいる人たちが次世代の世界のチャンピオンになる」と考えていることが分かり、「グレタさんは"悪魔的な神"の道具の一つとして利用されている」という結論が出ました。
 
もう一方では、CO2排出問題を中国が裏からあおっていることも明らかになりました。そのためグレタさんは、ノーベル平和賞候補として注目されていましたが、「あの世的にもこの世的にも利用されている」と特定されました。
 
こうしたように、霊言では、驚くべき真実が次から次へと明らかになります。その過程で、知の世界が広がっていく感じがあります。
 
科学では、理論化には実験が必要と言われていますが、真実を探究するという点では、霊言は実験に似ていますよね。霊を呼んで本音を言わせてみないと分からないですから。
 
霊言後の総括で総裁ご自身も、「驚きました」と仰ることがあります。霊言で総裁は、バイアスを取り除いて、白紙の目で真実を探究しようとされています。これは、科学的実証精神ですよね。だから、「幸福の科学」なのだと思います。
 
綾: 霊言では、導師とチャネラー、審神者の3つの役割が必要と言われていますが、総裁は三者全部を兼ね備えています。
 
さらにもう一つ大切なのが、「神域」だと思います。科学的に表現すると「無菌室」の状態をつくって、精密な実験ができるようにしている。そこで霊言をするから、霊の思いを精査できるようになっているんでしょうね。
 
斎: 「神域」の中で行われるので、霊も真実を吐かざるを得ないし、我々質問者も試されるんですよね。中には、自分の持つ邪な思いを霊に指摘されて、ショックで気絶してしまった質問者もいました。
 
外からは見えないかもしれませんが、霊言の場は宗教的には純粋想念の世界になっているので、念力を少し込めて質問しないと、霊が本音を語ってくれない感じもあります。その意味では霊力が要りますし、単なる知識は全然使えません。
 
しかも、霊言の収録は、突然です。その日に朝決まることが多いんですよね。ですから、我々質問者は準備の時間がほとんどありません。
 
 

『公開霊言ホーキング博士死後を語る』
大川隆法著
幸福の科学出版
例えば、2018年4月にスティーブン・ホーキング博士の霊言がありました。あの時は、ホーキング氏の霊が総裁にコンタクトを取ってきたので、急遽霊言をすることになったんです。
 
総裁も『公開霊言ホーキング博士死後を語る』のまえがきで、「突然のことで十分に準備ができなかった」と書かれています。
 
ちなみに私は、収録が始まって、初めて英語の霊言だと知りました(笑)。ただ、念いは通じるので、その時は、英語を突き抜けて念で通じさせることにして、一世一代の想念を出して質問しました。
 
結果的にはなんとか通じたのですが、後で知りましたが、それは総裁の高度な言語能力による意識変換で翻訳されて伝わったため可能なことでした。
 
 
霊によって違う「感化力」
斎: 綾織さんと一緒に質問して、鮮烈な思い出があるのが、2019年1月に収録されたナポレオン・ヒルの霊言です(『「願いが叶う」心の法則―ナポレオン・ヒルの霊言―』として、幸福の科学の全国の精舎で開示されている)。あの時のナポレオン・ヒル霊の情熱って、すごくなかったですか?総裁の体を通して、「燃えるようなエネルギー」を強く感じました。
 
しかも、余韻が残るんです。霊の持つ「感化力」と言えるのでしょうか。ナポレオン・ヒルの場合は「幸福な積極性」の思いがずっと残りました。あのような体験もなかなか珍しかったですよね。
 

『毛沢東の霊言』
大川隆法著
幸福の科学出版
綾: 本当ですね。ナポレオン・ヒルのようにグワーッっと熱くなるパターンもあれば、終わった後、ガクガクになってしまうものもありますよね。あれは、毛沢東でしたか。
 
斎: 毛沢東の霊言が終わった後、私は、心身ともにボロボロになりました。綾織さんも同じような状態だと言っていましたよね。あの時は、邪悪なエネルギーに触れてしまって、ものすごく身体に悪い、マイナスのエネルギーが残った感じでした。「霊言の本を出すな」という反撃だったのかもしれないですけどね。
 
霊言で霊と接して、身体が温かくなるものもあれば、終わった後ダメージが来るのもあるというのは、知識的なものだけでは到底できないですよね。「やらせなんじゃないか」と言われても、私は納得できません。だって、現実に身体に異変が起きていますから。(続く)
 
【関連サイト】
大川隆法 公式サイト
https://ryuho-okawa.org/#/home
 
幸福の科学 公式ホームページ 霊言・リーディングについて
https://happy-science.jp/ryuho-okawa/reigen/
 
【関連記事】
2019年12月26日付本欄 大川総裁の公開霊言が1000回を突破 霊言を収録し続ける意味とは何か
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16628
 
2020年2月号 霊言を行い続ける理由 - 大川隆法総裁 講演Report 「永遠の法灯をともして」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16603
 
2015年2月号 「霊言学」のすすめ - 500人超の霊言を研究する - Part1
https://the-liberty.com/article.php?item_id=8928
 
2019年12月号 すべての人に希望を - いま、目の前にある奇跡。大川隆法説法3000回突破記念
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16398


「老人ホームの代わりに大学へ」 アメリカで広がる新たなシニアライフ

2019年12月30日 17時36分31秒 | 日記

「老人ホームの代わりに大学へ」 アメリカで広がる新たなシニアライフ
2019.12.30(liverty web)

 

 
アメリカのシニア層の中に、「老人ホームの代わりに大学の中に住む」という人々が現れています。
 
アメリカでは、高校を卒業する生徒の数は2025年をピークに減っていくことが予想されています。そこで各大学が進めているのが「高齢者用住宅」の建設です。大学にとっては、土地という資産を生かし、財務を安定させるための戦略の一つです。
 
このほど米WSJ紙の記事の中では、アリゾナ州立大学の高齢者用住居に入居した、幼児教育を専門とする教授で72歳の女性を紹介しています。この女性は「学ぶのにこれ以上の環境はない」と期待を語っています。
 
同紙は、「多くの大学が、キャンパス内やその近くに高齢者用の住宅施設を用意する準備がある。ベビーブーマーの世代で、老人ホームでビンゴゲームをする代わりに、大学に行った方が刺激になると思う人々を受け入れるため」と評しています。
 


人種差別と闘った「正義」の人たち──精神科医がおすすめする心を浮かせる名作映画(19)

2019年12月30日 06時15分35秒 | 日記

人種差別と闘った「正義」の人たち──精神科医がおすすめする心を浮かせる名作映画(19)
2019.12.29(liverty web)

 

仕事や人間関係に疲れた時、気分転換になるのが映画です。
 
映画を選ぶ際に、動員数、人気ランキング、コメンテーターが評価する「芸術性」など、様々な基準があります。
 
アメリカでは、精神医学の立場から見て「沈んだ心を浮かせる薬」になる映画を選ぶカルチャーがあります。一方、いくら「名作」と評価されても、精神医学的に「心を沈ませる毒」になる映画も存在します。
 
本連載では、国内外で数多くの治療実績・研究実績を誇る精神科医・千田要一氏に、悩みに応じて、心を浮かせる力を持つ名作映画を処方していただきます。
 
世の中に、人の心を豊かにする映画が増えることを祈って、お贈りします。
 
今回は、人種差別と闘った人たちから学ぶ「正義」について。
 
◆                   ◆                   ◆
 
(1)「42~世界を変えた男~」(★★★★★)
まずご紹介したいのが、「42~世界を変えた男~」(2013年、アメリカ映画、128分)という、黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの伝記映画です。
 
第二次世界大戦後の1947年、アフリカ系アメリカ人のジャッキー(チャドウィック・ボーズマン)はメジャー球団「ブルックリン・ドジャース」と契約します。有色人種として初めてのメジャーリーガーとなったのです。
 
しかし当時は、トイレやレストラン、交通機関などあらゆる公共施設の使用が白人と有色人種とで分けられ、人種差別が横行していました。それは、プロ野球界も例外ではありません。
 
ジャッキーとそのゼネラルマネージャーであるブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、一般大衆やマスコミなどから袋叩きにあいます。挙句の果てにそのチームは、ジャッキーがいるせいで、遠征先のホテルから滞在を拒否されてしまいます。
 
しかし、どんな理不尽な差別にあっても、ジャッキーは「自分の心をコントロール」し、プレーに集中し続けました。そうした真摯な姿にマスコミや世論は心を動かされ、ジャッキーはやがて世界をも変えていくことになるのです。
 
ポジティブ心理学の研究では、アリストテレス、プラトン、トマス・アクィナス、聖アウグスチヌス、旧約聖書、タルムード、孔子、仏陀、老子、武士道、コーラン、ベンジャミン・フランクリン、ウパニシャッドなど、200冊に及ぶ哲学書や宗教教典を網羅し、古今東西の宗教や哲学的な伝統の中に共通した「6つの美徳」を発見しています(マーティン・セリグマン著『世界でひとつだけの幸せ』参照)。
 
この6つの美徳というのが「(1)知恵と知識、(2)勇気、(3)愛情と人間性、(4)正義、(5)節度、(6)精神性と超越性」で、ジャッキーの姿は4番目の美徳である「正義」を表していると言えます。
 
どんな理不尽な差別を受けても感情的にならず、淡々と実績を積んでいったジャッキーの姿は、正義の実現において「公平な心」が大切なのだと教えてくれます。
 
歴史的な観点から見ると、人種差別が戦後も続いていたという事実に驚きます。リンカーンの「奴隷解放宣言」があったのが1863年なので、解放宣言から約80年経ってなお、アメリカでは人種差別が横行していたわけです。先の大戦でアジアの日本がアメリカと戦ったことに、「人種差別から人々を解放する意味があった」というのもうなずける話です。
 
 
(2)「インビクタス/負けざる者たち」(★★★★☆)
次にご紹介するのは、不屈の政治家、ネルソン・マンデラの実話映画です。題名の「インビクタス」(2009年、アメリカ映画、134分)という言葉は「不屈」を表すラテン語だそうです。
 
27年間もの間、反アパルトヘイト運動により国家反逆罪で監獄されていたネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)は、釈放後の1994年、遂に南アフリカ共和国初の黒人大統領となります。
 
当時、彼は国民の間に「人種差別」と「経済格差」が依然残っていることを痛感し、「スポーツ」という世界共通言語で国民の意識を変えようと志します。
 
マンデラは、弱小だった南アフリカ代表ラグビーチームの再建を決意。チームキャプテンのフランソワ・ピナール(マット・デイモン)と何度も面会を重ね、彼を人格的に感化していきます。
 
その結果、なんと翌年に自国で開催されたラグビー・ワールドカップで、強豪のニュージーランド代表「オールブラックス」を決勝で打ち破り、見事、世界の頂点に立ったのでした! ちなみに、本年日本で開催されたワールドカップでも、南アフリカが優勝しており、マンデラの闘魂は彼が死してなお健在です。
 
人種差別を解決するために、「徳力」を使ったマンデラのリーダーシップには感服します。正義には、すべての人に幸福になって欲しいという「愛」の心がベースになければなりません。
 
 
(3)「アンナと王様」(★★★☆☆)
最後にご紹介するのが、「アンナと王様」(1999年、アメリカ映画、147分)。19世紀中頃、王家の子供たちの家庭教師としてタイ王朝に赴任したイギリス人女性の体験記を実写化した史実映画です。
 
夫を亡くして未亡人になったアンナ(ジョディ・フォスター)は、タイのモンクット王(チョウ・ユンファ)の依頼を受けて、一人息子のルイを連れ、王家の家庭教師としてバンコクに赴任します。
 
何十人もいる側室や子供たちに戸惑うアンナですが、やがて王の聡明な人柄に惹かれていきます。外国の優れた知識に学ぶべきだと考えていた王は、イギリスをはじめ諸外国の要人を招いて夜会を計画。アンナを接待係に任命し、彼女も王の期待に応えます。
 
しかし、当時タイの周辺国は、全てヨーロッパの植民地となり搾取されていました。例えば、インドとビルマはイギリス植民地、ベトナムはフランス植民地、フィリピンはスペイン植民地、インドネシアはオランダ植民地でした。こうしたヨーロッパの植民地支配からタイを守るため、モンクット王は奔走します。
 
そんな中、王の治世に不満を持つ、タイ軍のアラク将軍(ランダル・ダグ・ギム)がクーデターを起こします。果たして王は、危機的な内憂外患を乗り切ることができるのでしょうか――。
 
本作から、当時の欧米の植民地支配がいかにひどかったかがよく分かります。
 
当時のアジア諸国で、欧米の植民地にならなかった国は、タイと日本だけでした。さらに、日本だけが明治維新を成し遂げ、世界的大国に成長したのです。先の日米戦では、残念ながらアメリカに負けましたが、日本の善戦のおかげで、植民地支配で苦しんでいたアジア諸国を開放することができたのです。
 
アジアの同胞を解放した大東亜戦争(太平洋戦争)の「正義」を、私たち日本人は公平に評価し、自国に自信を持ちたいものです。
 
他には、以下のような映画がオススメです。
 
「しあわせの隠れ場所」(★★★★☆)
全米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のマイケル・オアー選手の実話に基づいた映画。ある真冬の夜、黒人の少年マイケル・オアー(クイントン・アーロン) が薄着で凍えながら歩いている姿を見て、白人女性のリー・アン・テューイ(サンドラ・ブロック)はたまらず声をかけます。最初は憐れみから一夜の宿を貸しただけでしたが、愛に溢れた家族の暮らしに喜ぶマイケルの姿に、リー・アンは何事にも「感謝」しながら生きる幸せを学びます。リー・アンはマイケルの後見人となり、彼女の深い愛はマイケルの潜在能力を開花させていきます。愛は人種を超えるのだと分かる感動作です!
 
 
「ザ・ダイバー」(★★★★☆)
アメリカ海軍史上、アフリカ系黒人として初めて栄誉ある「マスター・ダイバー」の称号を手にした潜水士、カール・ブラシアを取り上げた実話映画。1943年、ブラシア(キューバ・グッディングJr.)は極貧の小作農民の子として生まれます。貧しい生まれでありながらも、家族の強い励ましを受け、ブラシアは村を出て海軍に入隊します。しかし、彼を待っていたのは、人種差別やいじめという厳しい現実でした。海軍に入ったはずの彼の仕事は、コックや雑用係ばかりだったのです。しかし、そうした過酷な環境下でも、ブラシアはダイバーになる夢を諦めませんでした……。
 
 

幸福感の強い人弱い人
千田要一著
幸福の科学出版
精神科医
千田 要一
(ちだ・よういち)1972年、岩手県出身。医学博士。精神科医、心療内科医。医療法人千手会・ハッピースマイルクリニック理事長。九州大学大学院修了後、ロンドン大学研究員を経て現職。欧米の研究機関と共同研究を進め、臨床現場で多くの治癒実績を挙げる。アメリカ心身医学会学術賞、日本心身医学会池見賞など学会受賞多数。国内外での学術論文と著書は100編を超える。著書に『幸福感の強い人、弱い人』(幸福の科学出版)、『ポジティブ三世療法』(パレード)など多数。
 
 
 
【関連サイト】
ハッピースマイルクリニック公式サイト
http://hs-cl.com/
 
千田要一メールマガジン(毎週火曜日、メンタルに役立つ映画情報を配信!)
http://hs-cl.com/pc/melmaga/hsc/?width=550&height=500&inlineId=myOnPageContent&keepThis=true&TB_iframe=true


常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(3)──創作しようのない「霊言」を「コント」と揶揄する

2019年12月30日 06時10分13秒 | 日記

常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(3)──創作しようのない「霊言」を「コント」と揶揄する
2019.12.29(liverty web)

 

大川宏洋氏(以下、宏洋氏)が、YouTube動画で、幸福の科学の霊言が「コント」であり、大川隆法総裁の創作によるもの、と何度も主張している。
 
大川総裁は、これまでに公開霊言を1000回以上収録し、その多くが書籍として発刊されている。この世を去った霊に加え、生きている人間の守護霊の霊言を収録することもある。
 
宏洋氏は動画において、「守護霊と称して、人の名前を語っているので、その人が言っていると誤解されてもおかしくない」と主張する。大川総裁は霊言を収録する際、通常の説法の際とは話し方が変わる。時には、その霊人特有の動きやポーズをとることもあるため、一見、演技をしているように見えるのかもしれない。
 
しかし、大川総裁の霊言収録の背景も含めて考えると、本当に「創作」をしているなら、全く「割に合わない」ことばかりである。
 
 
創作は無理 (1)スケジュールが立たない
まず、霊言の収録は極めて不規則かつ、突発的に行われている。
 
例えば、2018年9月10日、宏洋氏の生霊が大川総裁のもとを訪れた際、大川総裁は「昨日の夜も生霊が来ていてなかなか眠れず、今日の午後にもいる」と明かしていた。(参考:『信仰者の責任について』)
 
総裁の長女である大川咲也加副理事長も、著書『娘から見た大川隆法』の中で、夜、寝室に霊がやってきたりするなどして、突然の収録が行われることも多いと語っている。大川総裁は朝型の規則正しい生活を送っているが、深夜に生霊がやってきて、調伏するためにやむを得ず霊言を収録することもある。
 
また、講演会の前日に、意見を訴えたいという霊が訪れることもよくある。大会場で講演する前日に、わざわざ睡眠不足になりうる中で、自ら不利な条件をつくって、「コント」を収録する道理はないだろう。
 
大川総裁のもとには、亡くなった人の霊が意見を訴えたくてやってくることもある。総裁が故人の顔写真を見ると同通して霊が来かねないため、秘書が新聞の訃報欄を紙で隠しているほどだ(参考:『娘から見た大川隆法』など)。
 
咲也加副理事長は、総裁夫人である大川紫央総裁補佐について、「夜になると、総裁先生のところに、けっこう生霊が来るのですが、そのとき、紫央さんは、『悪霊祓い』をしたり、『生念返し』をしたり、そういったお仕事もされているわけです」として、「ずっと慢性的な睡眠不足かもしれない」と気遣っている(『女性のための「幸せマインド」のつくり方』)。
 
こうしたことは、意思を持った霊が実際にやってきているから起きている。宏洋氏の言うように、自分の都合のよいように霊言を「創作」しているならば、割に合わないことだろう。
 
 
創作は無理 (2)総裁の意見と違うものもあえて出している
幸福の科学は、大川総裁が霊天上界から霊示を受け、霊言現象が始まったところから始まったが、90年代にいったんそれを止めている。大川総裁が自身の説法を重ね、教義体系をつくっていくにあたり、霊人の考えと矛盾する点が出てきて、一部に混乱も生じたためだ。
 
ただ、2009年以降は、再び霊言の収録を行うようになっている。それから2019年12月末までに1000回以上の霊言を収録し、矢継ぎ早にその内容を発刊してきたが、それは「徹底的なるあの世の存在証明」のためだ。歴史上の偉人の霊言や生きている人の守護霊霊言、地獄霊の霊言までも発刊している。霊人の個性や考え方が多種多様であることが分かる。
 
もちろん、地獄霊の意見は、大川総裁の意見とは全く異なる。大川総裁が、自分の言いたいことを、「霊」を創作して語っているならば、こうした霊言を「創作」する必要はない。
 
霊言においては、まだ報道されていない段階で、地上にいる国家元首の本心を明らかにすることすらある。
 
オバマ元大統領の守護霊は就任直後に「世界の警察官をやめる」とし、習近平国家主席の守護霊は就任前の時点で「世界帝国をつくる」としていた。プーチン大統領の守護霊は2016年の時点で「『日露平和条約』の締結」に言及し、トランプ大統領の守護霊は当選前の時点で「次なるヒットラーは習近平だ!」と宣言している。
 
ここまではっきりした発言を大川総裁が創作していた場合、実際にその方向に向かわなかった場合は大きなリスクが生じかねないだろう。
 
ここに挙げたもののように、実際の政治が守護霊が語っていた方向に実現していることは枚挙にいとまがない。霊言は、あくまで「公益」のために行われているのだ。
 
 
創作は無理 (3)霊言の質と回数の担保
霊言に関して、大川総裁は、霊能者が一定の質を維持しながら霊言を行うためには、相当の努力が必要になるとして、「最初は良くても、だんだんに違ったものと入れ替わってくることがある」と、その危険性を説き、厳しく戒めている。例えば、自分の守護霊がアドバイスをしてくれていると思っていても、途中で悪霊がやってきて欲望を煽ることもあり得るということだ。
 
そうした負荷がかかるにもかかわらず、大川総裁は、公開霊言のほかに、未公開の霊言も多数収録している。
 
大川総裁は初期のころから、霊言に内容の一貫性があることを常に確認する姿勢を大事にしていた。1987年に行われた第一回目の講演会「幸福の原理」において、このように説いている。
 
「日蓮さんという人がまちがいないかどうかを確認するまで、三年、四年、我慢したのです。彼の性格は、四年たってもいっこうに変わりませんでした。まったく同じ個性です。そして、言っていることは一貫しております。その言っている内容は、常識人と比べてみても、おそらく生きている人であれだけのことを言える人はいないはずです」
 
例えば、前出のプーチン大統領の守護霊霊言は、2012年から2019年の間に合計6回収録されている。プーチン大統領の守護霊は一貫して「中国、北朝鮮を抑えるために、日露の友好関係を進展させる」と語っている。続けて読んでも矛盾のない内容で、霊人の個性も同じだ。
 
また、スピリチュアル・エキスパートとして霊言現象を行う職員はいるが、大川総裁の指導のもと行っている。正しい霊が入って語っているのか、判別が極めて難しいためだ。
 
 
創作は無理 (4)辞めた人が告発するわけでもない
また、霊言が本当に創作であるならば、その「創作」の具体的なプロセスが存在するはずだろう。公開霊言だけで1000回を超えるため、その「創作」を手伝った人の証言があってもおかしくない。ところが、これまでに元職員を含め、そのような証言を行った人はいない。
 
大川総裁は、30歳の時に幸福の科学を立ち上げ、それから30年以上、誠実な霊言収録などにより、霊界の実在を訴え続けてきた。それと同時に、人々の苦しみを解決するための心の教え、社会問題や国政の在り方、世界情勢についても指針を説き続けている。
 
霊言収録の背景にある、宗教家として、救世主としての大川総裁の努力の姿勢に、今一度目を向けるべきだろう。
 
【関連書籍】

『信仰者の責任について』
大川隆法著 幸福の科学出版
 

『娘から見た大川隆法』
大川咲也加著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年12月27日付本欄 常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(1)──目撃したことがないのに「女性問題」を語る
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16633
 
2019年12月28日付本欄 常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(2)──神聖な宗教施設と単なる「家」の区別がつかない
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16638
 
2019年8月10日付本欄 長女・咲也加氏が明かす「大川隆法」(3) 「霊言」を否定する宏洋氏は世界宗教を侮辱している
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16124


中国内でも評判ガタ落ちのファーウェイ

2019年12月29日 06時45分27秒 | 日記

中国内でも評判ガタ落ちのファーウェイ 【澁谷司──中国包囲網の現在地】
2019.12.28(liverty web)

 

《本記事のポイント》
 ファーウェイの元社員が迫害されている!?
 北京政府の支援を受け、アメリカの牙城を崩している
「ファーウェイのプリンセス」のスキャンダルで人気ガタ落ち
 
 
国際社会でイメージがガタ落ちの華為技術有限公司(以下、ファーウェイ)だが、中国の中でも評判が悪くなっている。
 
現在、中国ではとある数字の羅列が注目されている。それが、「985、996、035、251、404」。実はこの数字は、ファーウェイを揶揄している。
 
「985」が意味するのは、同社の社員の多くが卒業したエリート大学。1998年5月、当時の江沢民政権は985工程(プロジェクト)を立ち上げ、中国の将来を担う人材を輩出する重点校を定めた。
 
「996」は、午前9時から午後9時まで、週6日働かなければならないこと。
 
「035」は、35歳前後に退職を余儀なくされること。
 
「251」とは、元社員が刑務所で拘束された日数。
 
「404」とは、ネットで元社員の事件を調べようとしても、内容が削除されているため検索できないことを指す。
 
 
ファーウェイが元社員を迫害!?
すでに報道されている通り、2018年12月16日、ファーウェイの元エンジニアである李洪元氏(42歳)が警察に拘束され、翌19年1月22日、ついに逮捕された。
 
李氏はファーウェイで13年働いており、離職する際に、ファーウェイ幹部と補償金・退職金の交渉をして、退職金は30万元(約470万円)となった。
 
しかしファーウェイの管理者は、「李洪元が会社から補償金と退職金を騙して巻き上げた」として警察に訴えた。その結果、李氏は警察に251日拘束された。
 
李氏は、録音テープで当時の状況を記録していた。深セン検察院は証拠不十分のため李を起訴できず、釈放した。
 
その後、李氏は拘留期間中の賠償金10万元(約156万円)を国に求めた。そのためか12月9日、李は深セン検察院に恐喝罪等で起訴された。
 
ただ一方では、ファーウェイが李氏以外に少なくとも20人以上の元社員に罪を被せ、迫害したという事実が暴露された。中には、2年の有期刑に処された人もいるという。
 
ファーウェイは従業員持株制による民間企業と謳っているが、実態はブラック企業と言える。ネットユーザーらはこのスキャンダルを知り、反発。同社は、企業イメージを大きく損ねている。
 
 
ファーウェイという企業
ファーウェイは1987年、人民解放軍で働いていた任正非(にんせいひ)氏が設立した。本社は深セン市竜崗区にある。
 
よく知られているように、同社は中国ネット企業大手BATH(バイドゥ・アリババ・テンセント・ファーウェイ)の一角をなす。
 
ファーウェイは、5G等の先端技術を持ち、米国の牙城を脅かしている。北京政府の支援を受けていることは、間違いないだろう。
 
一方では、スマホ等の電子機器端末に「スパイウェアを忍ばせている」と疑われている面もある。そのため、特にアメリカは、同社に厳しい対応をしている。
 
 
ファーウェイのスキャンダル
さて、米在住の評論家である陳破空(ちんはくう)氏は、『ラジオ・フリー・アジア』 (19年12月10日付)で、ファーウェイのイメージ失墜について指摘している。
 
カナダ当局は18年12月、米国の要請に従い、ファーウェイの副会長兼CFOの孟晩舟氏を拘束した。
 
その時、中国のネットユーザーは、北京の論調に従い、孟氏を「民族英雄」と称え、ファーウェイを「民族ブランド」と奉った。また、孟氏の逮捕は「米帝国主義」による弾圧だと激しく非難している。
 
しかし、その後まもなく、孟氏は勾留場から保釈金を支払い、保釈。監視付きながらも、カナダの豪華な自宅へ戻った。
 
近頃、カナダで拘束されてから1年が経った孟氏は、自らの気持ちを公開した。それは、自分を支えてくれた周囲の人々やネットユーザーに礼を言うためだった。だが、これが思わぬスキャンダルとなる。
 
多くのネットユーザーは、孟氏が美しくファッショナブルなドレスで自由に街を闊歩し、駐カナダ中国大使から慇懃なる慰問を受ける姿を見て、反発したのである。
 
かつて孟氏は、「ファーウェイのプリンセス」というイメージを持っていたが、このスキャンダルにより、そのイメージは完全に崩れ去った。
 
孟氏のスキャンダルで、ファーウェイのイメージは地に堕ちたと言っても過言ではない。
 

拓殖大学海外事情研究所
澁谷 司
(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~2005年夏にかけて台湾の明道管理学院(現、明道大学)で教鞭をとる。2011年4月~2014年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界新書)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。
 
 

『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』
澁谷 司著
経済界

『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』
澁谷 司著
電波社
 
【関連記事】
2019年12月21日付本欄 香港デモの「飛び火」に焦る中国共産党 【澁谷司──中国包囲網の現在地】
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16619


常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(2)──神聖な宗教施設と単なる「家」の区別がつかない

2019年12月29日 06時43分10秒 | 日記

常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(2)──神聖な宗教施設と単なる「家」の区別がつかない
2019.12.28(liverty web)

 

大川宏洋氏(以下、宏洋氏)がYouTubeで、幸福の科学に対する誹謗中傷を行い続けている。
 
本欄では、12月27日に公開した「常軌を逸している宏洋氏の動画の『毒水』(1)──目撃したことがないのに「女性問題」を語る」に引き続いて、宏洋氏が動画で語っている、大川隆法・幸福の科学総裁が止住(しじゅう)する教祖殿・大悟館などに対する事実誤認について指摘しておきたい。
 
 
古来、護られてきた宗教指導者が止住する精神空間
宏洋氏が動画でよく話題に出すのが、大川総裁と、弟妹など家族のことだ。宏洋氏は大川総裁と家族が止住する教祖殿・大悟館を、維持費や電気代、水道代などに多額の経費が毎年かかると聞いたという趣旨の発言をし、ムダ遣いであるかのように嘆いている。
 
しかし教祖殿・大悟館は、大川総裁が宗教指導者としての聖務を行う場であり、数多くの説法や霊言が説かれる宗教施設である。そして、霊示や経文を降ろすことや、経典の刊行なども行われている。
 
教祖殿・大悟館は、清浄な結界を護持するために、巫女的役割を果たす、男性も含む秘書たちにより護られている。その聖務の重要さは、「常軌を逸している宏洋氏の動画の『毒水』(1) 」でも触れた通りだ。
 
古来、宗教指導者は生活と修行が一体化していた。そのため止住空間は厳重に護られており、礼拝施設を兼ねるなどして、聖なる磁場を維持している。一例を挙げると、イスラム教で、メッカのモスクに次いで重要とされる「預言者のモスク」は、開祖ムハンマド自らが住居に隣接して建造したもの。イスラム教は、アッラーからの霊示において始まった宗教だ。モスクは祈りを捧げ、神との霊的交流が行われる場として位置づけられてきた。
 
そして、このモスクはイスラム共同体の本部としても機能していたと伝えられている。ムハンマドは住居と神託の場、そして宗教指導者としての聖務を同じ場所で行っていたといえる。その後増改築が重ねられ、現在は10本の尖塔を持つ、白亜の巨大で美しいモスクとして、巡礼者を受け入れている。
 
日本においても、古代国家の原型とされる佐賀県の吉野ケ里遺跡では、宗教指導者が居住する高床式住居があった「北内郭」が、クニ全体にとって最も重要な場所だったと考えられている。北内郭には主祭殿と楼観などもあり、さまざまな取り決めや祖先への祀りなどがなされていた。
 
宗教指導者の神域は、現在も大切に守られている。例えば伊勢神宮は、広大な敷地の中に外宮、内宮があり、正宮の参拝には、いくつかの鳥居と長い参道を通る。このような神社仏閣の境内地が、聖なるものを護り、神域や霊域を浄化する役割を果たす。「聖なる空間」の護持は、境内地や森、巫女などさまざまな存在があって成り立つ。教祖殿・大悟館も単なる「住居」ではなく、神域である。
 
 
大川総裁の説法を支える蔵書
さらに、大川総裁の説く法の源泉の一つに、膨大な読書量がある。人類にとって普遍の智慧を説くために、書籍から世界の動きや人々の悩み苦しみなどを知り、真実の探究を行ってきた。現在は年間2500冊から3000冊を読破しており、その知的生活が、約33年間で3000回の説法という快挙を支えた。
 
心の教えや霊界の真相から、政治、経済、経営、教育、美、芸能、宇宙など多岐にわたる法を説き、さらに映画製作など芸能・文化事業や教育事業など多方面にわたるグループの活動の総指揮を執ることができるのも、そのような日々の研鑽があってこそだ。
 
保守言論界の重鎮として活躍し、上智大学名誉教授もつとめた故・渡部昇一氏が、蔵書の保管のために数億円かけて自宅に図書館を建造したことは有名だ。教祖殿・大悟館にも、蔵書を管理するための経蔵(きょうぞう)が存在するが、当然のことと言える。
 
大川総裁は、全人類の未来を背負って立つ「ワールド・ティーチャー」として、私的生活を捨て、24時間365日、公的生活を送っている。教祖殿・大悟館は、その中核部分であり、最も神聖な宗教施設と言える。その存在の大きさを考えれば、一定の投資がなされ、維持費がかかるのは当然のことだろう。
 
それを理解できず、単なる「自宅」として捉え、贅沢だと批判する宏洋氏は、宗教的無知のレベルにあると判断せざるを得ない。
 
さらに宏洋氏は、信者からのお布施が大川総裁の「時計や宝石とかに消えている」という趣旨の発言もしているが、古今東西を見ても、宗教指導者はミサや説法の時に、宗教的権威を表すための、神々しく美しい祭服や袈裟(けさ)を身に着けていることがほとんどだ。
 
キリスト教の指導者が、祭服や司教服に身を包み、頭に宝冠を着用し、金色の大きな十字架や杖を持つ姿に見覚えがある人も多いだろう。日本でも、お寺での法事などの際に、僧侶は法衣や袈裟に身を包んでいる。大川総裁が講演会などの際に身に着けているものも、宗教指導者の現代的な姿として、何の違和感もない。
 
そして、大川総裁が講演会の時などに身に着けている時計や宝石は、すべて教団の宝物(ほうもつ)として大切に管理されているものだ。教団の宝物として後代に伝えられていくものであり、単なるムダ遣いとは全く異なる。
 
その思想や提言を世界に発信し、現在は100カ国以上に信者や支持者を持つ大川総裁。宏洋氏は、神聖な宗教施設を護持することの意味を理解すべきだろう。
 
【関連書籍】

『直撃インタビュー 大川隆法総裁、宏洋問題に答える』
幸福の科学総合本部 編集 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年12月27日付本欄 常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(1)──目撃したことがないのに「女性問題」を語る
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16633
 
2019年10月号 長女・咲也加氏の書籍発刊 同じ環境に身を置き感謝するか 不平不満を言うか - Opinion
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16160
 
2019年2月22日付本欄 「清水富美加との結婚強制」はまったくの嘘 大川総裁が宏洋氏と週刊文春の間違いを指摘
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15452


中東海域への海上自衛隊の派遣が閣議決定

2019年12月29日 06時39分41秒 | 日記

中東海域への海上自衛隊の派遣が閣議決定 【これだけ知っトクNews(12月28日版)】
2019.12.28(liverty web)

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) 中東海域への海上自衛隊の派遣が閣議決定
(2) イスラエル党首選で現職のネタニヤフ首相が再選
(3) 各地の自治体で、ヘイトスピーチ行為への規制が強化
 


評論家・宮崎正弘氏が読む『トランポノミクス』 「実に面白い本だ」

2019年12月28日 06時33分13秒 | 日記

評論家・宮崎正弘氏が読む『トランポノミクス』 「実に面白い本だ」
2019.12.27(liverty web)

 

トランプ米大統領の共和党予備選から、アメリカ経済が復活するまでの秘話を描いた『トランポノミクス』(スティーブン・ムーア、アーサー・ラッファー 共著/藤井幹久 訳)が、このほど発刊された。中国情勢に精通する評論家の宮崎正弘氏が、同書について語った。
 
◆           ◆           ◆
 
評論家
宮崎 正弘
プロフィール
(みやざき・まさひろ)1946年、石川県生まれ。早稲田大学中退。中国ウォッチャーとして知られる評論家。「日本学生新聞」編集長、雑誌「浪曼」企画室長、貿易会社経営などを経て現職。著作に『チャイナチ(CHINAZI) 崩れゆく独裁国家 中国』(徳間書店)など多数。
4年前(2015年)の6月、不動産王のドナルド・トランプがニューヨークのトランプタワーに内外記者を集めて立候補宣言をしたとき、メディアのほとんどがピエロ、泡沫候補として扱った。ただし、当時、立候補を噂された共和党16人の候補者のなかで、トランプはTVでも顔を売っていたからダントツの有名人だった。
 
その記者会見でトランプは一冊の自著を配布した。『障害を背負ったアメリカ』という著作には、以後トランプが打ち上げる政策のすべてが網羅されていた。ところが真面目に通読したジャーナリストはいなかったらしく、内容は話題にもならなかった。日本でも当該書を取り上げたのは、実は評者(宮崎)だけだったような記憶がある。
 
2016年が明けて予備選の幕が切られようとしていたとき、本命視されていたのは保守本流のブッシュ(弟)とマルコ・ルビオ(フロリダ州の上院議員)、茶会系からはテッド・クルーズ(テキサス州の上院議員)、ウォール街が期待したのはケーシック知事だった。前回負けたミット・ロムニーの名前も欄外にあったが、誰一人トランプに目をやるジャーナリストはいなかった。
 
すなわち、アメリカの政治環境はエスタブリシュメントを基盤に、グローバリズムに酔っていた。アウトサイダーのトランプをまともな候補とは見ていなかったのだ。
 
『トランポノミクス』のラッファーらはこう振り返る。
 
「選挙運動のコンサルタント業者を通じて、政治評論家、選挙スタッフ、世論調査会社、広告会社などに大金を払うというやり方を、(トランプは)完全に覆してしまった」
 
だから「共和党の職業政治家たちは、トランプを嫌っていた。そして、現在でも嫌っているのだ」
 
共和党選挙関係者は、「自分たちの存在を脅かす危険な前例とならないように、徹底的にトランプを叩きつぶそうとして」(p.40)
 
トランプは選挙プロに頼らないで素朴な人々、底辺の人々に訴える。草深い牧場、農場、そして教会を重要視した。
 
奥深き雪国の奥地に、その村始まって以来の大集会が開催されていた。このアメリカの田舎の集会に注目したのは週刊誌『TIME』だった。
 
人口二万人足らずの村に、一万近い村人が雪を構わず集まりだした。雪と寒さに耐えながら、じっとトランプの到着を待っていたのだ。村、始まって以来の動員は自然発生だった。トランプ旋風のうねり、奇跡の驀進劇が始まろうとしていた。以後、中西部のエバンジュリカル(キリスト教の福音派)の集会は、二万、三万の人が集まり出した。トランプが来るというので、奥地の町や村が騒ぎ出した。
 
予備選がスタートするや、選挙プロ達の想定になかったことが起きた。意外にも、トランプが支持率トップに躍り出た。
 
「まさか、こんなバカなことが起こるなんて」
 
保守本流はブッシュ擁立をあきらめ、ルビオ議員に集中して支援した。ネオコンはクルーズだった。ウォール街はケーシック知事だった。
 
予備選で次々とトランプがリードしはじめると、初めて共和党が焦り、ネオコンや保守本流、ウォールストリートが、本命候補をそっちのけでトランプ批判を始めた。
 
共和党は党をあげて、トランプに冷淡だった。党は、とうとう最後までトランプに冷たく、予備選に勝利しても選挙に協力するどころか、トランプを落選させるよう、民主党のヒラリー・クリントンに投票しようという呼びかけが、それもブッシュ政権の幹部だった人々が50人の連名で声明として出された。
 
つまり共和党もいつしか、ディープステーツに乗っ取られていたのだ。民主党と通底しているからである。
 
共和党の分裂と大混乱の事態を喜んでいたのは、ヒラリー陣営だった。共和党が分裂し、悲惨な結末になるだろう。多くのジャーナリストらは、もちろん、ヒラリーが当確と予測していた。
 
評者は現地へ飛んで、選挙集会より街の表情と庶民レベルの反応を探った。例えば、ニューヨーク42丁目に有名なお土産屋がある。トランプ人形は飛ぶような売れ行きに対して、ヒラリーを土産にする人がいない。書店に入ると、トランプの著作はベストセラーだった。ヒラリー本は片隅にあるが、誰も買わないではないか。
 
さて本書である。
 
予備選直前からトランプ選対に集合し、経済政策のアドバイスをしていた三人の男たちがいた。自弁で飛行機代を支払い、ニューヨークのトランプタワーに集合し、予備選から本番にかけての経済政策の公約を煮詰めていた。トランプと何回も会合を重ね、大型減税や規制緩和、失業対策、オバマケアの廃止など、アメリカが復活に向かうシナリオが用意された。
 
それが本書の著者、スティーブン・ムーアとアーサー・B・ラッファー。もう一人がラリー・クドローだった。クドローは経済番組をもつ有名人で、トランプの指名により国家経済会議の委員長となったため、本書執筆の連名からは降りた。
 
ムーアはヘリテージ財団の特別客員フェローで、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの元編集委員。ラッファーはレーガン政権のブレーンとして活躍し、税率と歳入のグラフを描いた「ラッファーカーブ」で知られる経済学者である。
 
彼らがトランプとの懇談を重ねながらも、選対本部の実態をつぶさに見てきた。あまりに少ないスタッフ、素人の選挙軍団。ヒラリー陣営の二十分の一しか戦力がないのだ。テレビCMをうつ予算もなければ、大口の寄付は限られていた。目に見える劣勢にあった。
 
本書の魅力の一つは、このインサイドストーリーである。とくにカメレオンのように論調を変化させながらも、トランプに極度に冷たかったのが、投資家やエコノミストが愛読するウォール・ストリート・ジャーナルだったことに、私たちは印象深い感想を抱くだろう。著者らはそのことを指摘する。
 
選対では「MAKE AMERICA GREAT AGAIN」などの力強くパンチの効いた標語などが決められていく。メディアは大統領選の本番が始まっても、ヒラリー優勢の報道に凝り固まっていて、例外はフォックスニュースだけだった。
 
ところが、この劣勢状況をトランプがSNSのツイッターを利用してメッセージを連続発信したため、トランプのメッセージがTVニュースや新聞の種になった。
 
トランプの集会は立錐(りっすい)の余地がない。一方で、ヒラリー集会は観客で会場が埋まらない。そのためテレビは小細工をして、全景を撮影せずにヒラリーだけをアップし、トランプ集会の熱気に満ちた会場風景は意図的に撮影せず、トランプの失言だけを報じる情報操作、印象操作に明け暮れた。
 
予備選たけなわのころ、評者もアメリカへ行って、日本の報道実態とリアルとの、あまりの違いにあ然となって、『トランプ熱狂、アメリカの反知性主義』(海竜社)を緊急で上梓した。当選後は、景気が回復するだろうと予想して、『トランプノミクス』(同)も書いた。
 
本書のタイトルは、拙著の「プ」と「ポ」の一字違いだ。トランプはゲームのカードだが、アメリカの語感には「切り札」という意味がある。当時のトランプ陣営のインサイドストーリーは、じつに面白い。
 
※メールマガジン「宮崎正弘の国際情勢解題」(2019年12月20日)より、著者了承のもと転載
 
【関連書籍】

『トランポノミクス』
スティーブン・ムーア、アーサー・B・ラッファー 共著
藤井幹久 訳 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2020年2月号 次は「日本が再び偉大な国」になる番だ - Interview スティーブン・ムーア氏
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16592
 
2019年9月30日付本欄 トランプ大統領の経済政策アドバイザーが語る 「消費税の導入で縮小し続ける日本経済」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16321

 


常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(1)──目撃したことがないのに「女性問題」を語る

2019年12月28日 06時27分24秒 | 日記

常軌を逸している宏洋氏の動画の「毒水」(1)──目撃したことがないのに「女性問題」を語る
2019.12.27(liverty web)

 

大川宏洋氏(以下、宏洋氏)のYouTube動画の内容が、ひどい。
 
たとえば、台風が上陸して雨が降る中、公園に登場した宏洋氏は奇声を上げながら水たまりに寝ころんでずぶ濡れになったり、苦境に陥っているステーキチェーン店を取り上げた動画タイトルに「倒産」という事実と異なる表現をしたり……。
 
挙句の果てに、自身がトイレで用を足している様子を実況するなど、常軌を逸したものが多くなっている。
 
 
事実に基づかない誹謗中傷を続ける
相変わらずなのは、幸福の科学に対する事実に基づかない誹謗中傷だ。その毒水が、多くの人々の信仰を傷つけている。
 
11月に入り、自身が監督・主演・脚本を務める映画のPRを始めているが、予告編に対するネット上の評価コメントは辛辣なものが多く、資金集めにも苦戦しているようだ。
 
そうした状況を客観的に見ると、本業における能力不足を受け入れられず、YouTubeで注目を集める手段として、教団批判を繰り返しているようにも見える。
 
 
「目撃したことはない」のに、女性問題があるかのように伝える
宏洋氏は動画で、何かにつけて幸福の科学や大川隆法総裁に対する誹謗中傷を行っているが、よく出てくる"ネタ"は「総裁には女性問題がある」という趣旨のものだ。
 
巫女の役割を果たしている女性秘書について、「程度のいいキャバクラみたいなもの」と揶揄し、「女を囲って、遊び暮らしている」などとまったく事実とは異なることを語っている。
 
だが、そもそも宏洋氏は7月、総裁の不倫や愛人に関する真偽について話すとした動画で、「僕はそういう現場を目撃したことはありません」と口にしていた。にもかかわらず、女性問題をにおわせるような口ぶりで、「問題がある」かのような印象を視聴者に与えている。
 
 
歴史、宗教の教養がないことを自ら告白している
しかし、古今東西を問わず、宗教には「巫女」という存在がいる。
 
古くは、ギリシャのデルフォイの神殿で、巫女が神降ろしを行っていた「デルフォイの神託」が有名だ。さかのぼれば、エジプトでは女性神官が高い地位を得て、神域を護っていたし、日本神道でも、霊を招き寄せてその言葉を伝える「口寄せ」などを行う時に、巫女が重要な役割を果たしてきた。
 
大川総裁は9月下旬に説法3000回を突破し、12月下旬には公開霊言1000回を突破している。総裁は自身の言葉で語る説法以外にも、昼夜を問わず、日常的に霊降ろしを行っており、霊が自ら訪れてさまざまな主張を語るケースも少なくない。
 
そうした際に、男性の秘書も含め、巫女が重要な役割を果たしている。
 
天上界と同通するための精妙な霊的磁場をつくるために、常に霊降ろしに適した環境を維持し、さまざまに変化する状況に合わせて、臨機応変に仕事を組み立て、準備し、精神統一を行う。宗教には、こうした聖務に奉仕する人々が必要なのである。
 
宏洋氏はこうした役割を持つ巫女を、まるで「愛人」であるかのように印象操作を行っている。だが、もしそれを前提にしたら、デルフォイ神殿や神社の巫女も、全て愛人ということになってしまう。つまり、宏洋氏は、歴史的な教養もなければ、宗教的な教養もないことを自ら告白している。
 
これまで宏洋氏は動画の中で、アダルトビデオや卑猥な玩具などについてたびたび言及しているが、何のことはない、「女性を囲って、遊び暮らし、不倫をし、愛人をつくりたい」という自分の願望を、他人への誹謗中傷にすり替えているだけだろう。
 
事実無根の誹謗中傷を繰り返す暇があるのなら、多くの人が協力してくれた自作の映画の成功に向けて、もっと本腰を入れて取り組むことをお勧めする。
 
【関連書籍】

『信仰者の責任について』
大川隆法著 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2019年10月号 長女・咲也加氏の書籍発刊 同じ環境に身を置き感謝するか 不平不満を言うか - Opinion
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16160
 
2019年8月26日付本欄 かつての教育担当者が語る「宏洋氏の嘘」 月刊「WiLL」10月号に掲載
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16192
 
2019年8月2日付本欄 長女・咲也加氏が明かす「大川隆法」(1) 宏洋氏の「総裁像」とのギャップ
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16103


中国企業の債務不履行額が過去最高を更新

2019年12月28日 06時25分11秒 | 日記

中国企業の債務不履行額が過去最高を更新 【これだけ知っトクNews(12月27日版)】
2019.12.27(liverty web)

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) 中国企業の債務不履行額が過去最高を更新
(2) 大阪メトロ御堂筋線で「終電午前2時」の実験
 


トランプ大統領の経済ブレーンが語るトランポノミクス誕生秘話 書評『トランポノミクス』

2019年12月27日 06時15分55秒 | 日記

トランプ大統領の経済ブレーンが語るトランポノミクス誕生秘話 書評『トランポノミクス』
2019.12.26(liverty web)

個人消費が堅調に推移し、株価は高値となり、失業率も歴史的な水準の低さになるなど、好景気を迎えているアメリカ。強い経済をつくりあげたのが、トランプ大統領の経済政策「トランポノミクス」だ。
 
トランプ政権は160兆円規模の大減税などで、成熟化が進む先進国を再び高い経済成長力を取り戻した。
 
政策を立案したのは、米ヘリテージ財団特別客員フェローのスティーブン・ムーア氏と、「サプライサイド経済学の父」であるアーサー・B・ラッファー博士。両氏がトランポノミクスの誕生秘話を記した『トランポノミクス』の日本語版が、このほど全国書店で発売された。
 
巷の書店には、トランプ政権の政策を論評する本が並んでいるが、本書は、政策をまとめた張本人が、2016年の大統領選挙で戦うトランプ氏から仕事を依頼され、経済を復活させるまでの「実話」を明らかにしたという意味で、一線を画している。
 
 
トランポノミクスの柱を明快に説明
本書で興味深い点は、トランポノミクスの柱が簡潔に示されていることだ。日本ではほとんど報じられることはない政策の柱は、次の通りだ。
(1)不要な規制を廃止する
(2)税率を下げて税負担を減らし、アメリカの国際競争力を強化する
(3)生活保護ではなく雇用を
(4)アメリカの豊富な天然資源を活用する
(5)アメリカのインフラを現代化する
(6)選択と競争の原理で、二十一世紀型の医療と教育を推進する
(7)自由で公正な貿易を推進する
(8)政府支出を削減する
(9)アメリカ本位の移民政策を実行する
 
さらに、これらの柱の土台には、「アメリカ・ファースト」「愛国心を取り戻す」「国境を守る」などの原則が流れているという。
 
つまり、トランポノミクスは、「アメリカを偉大な国にする」という原則の上に、9つの柱で構成されている。これらによって、アメリカを強国に押し上げているのだ。
 
 
「自由で公正な貿易」というキーワードの誕生
しかし多くのマスコミは、政策の本質を見誤っているためか、トランプ氏を「保護貿易主義者」というレッテルをはったりして、批判を加えたりしている。
 
だが本書を読めば、保護貿易主義者ではないことも分かる。少々長いが、同氏が、2016年の大統領選挙中にデトロイトに向かう機内で、自身の演説内容をまとめたエピソードを紹介したい。
 
トランプは、ふらりと歩み寄ってきて言った。
 
「この演説の内容について、何か思うところがあるか?」
 
私たち(ムーア氏とクドロー氏)は互いに気遣いながらも、顔を見合わせた。(米大統領国家経済会議委員長を務める)クドローが、最初に口火を切った。
 
「いい内容だと思いますよ、ドナルドさん。でも気になるのは、この演説のなかでは、国際貿易の利益については何も触れていないですね。あなたが貿易をよいものだと考えていることを、みんなに知らせたら、安心してくれるのではないですか。あなたも、保護貿易主義者だとは思われたくないのでしょう」
 
ムーアは縮み上がった。もしかしたら、トランプは私たちを窓の外に放り出してしまうのではないかと思ったからだ。トランプは、ほんの少し考えた。それから、機内にいる誰もが聞こえるような大きな声で言った。
 
「君たちは正しい。私は孤立主義者でもないし、保護貿易主義者でもない。そのことを、はっきり言っておこう」
 
そして、トランプは付け加えた。
 
「私は実業家だ。だから、もちろん国際貿易が大事なことぐらいは分かっている」
 
そこで、(スピーチライターの)スティーブ・ミラーに向かって言った。
 
「スティーブ、文章を付け加えよう。自由貿易はよいことだ。しかし、公正な貿易でないといけない、としよう。保護貿易主義者だとは、思われたくないのだ」
 
そして、「自由で公正な貿易」の利益という言葉を声に出して言って、演説に付け加えた。
 
このやり取りにより、トランプ氏が国連などの演説で繰り返し強調することになる「自由で公正な貿易」というキーワードが生まれた。
 
その後、自由で公正な貿易体制の実現は、今年6月に大阪で開かれたG20サミットの首脳宣言でも一致。トランプ氏の考えが、世界標準となる。
 
本書は、こうしたエピソードを余すことなく紹介し、「トランプ氏の信念」や「同氏の協力者たちが、共和党内部やリベラルからのいわれのない批判をどう思っていたのか」などについて明らかにしている。
 
翻って日本は、消費増税などで「消費不況」に突入しつつある。その意味で、アメリカに繁栄をもたらしている『トランポノミクス』は必読の書と言える。繁栄の未来を選び取るためにも、多くの方に本書の一読をおススメしたい。
 
【関連書籍】

『トランポノミクス』
スティーブン・ムーア、アーサー・B・ラッファー 共著
藤井幹久 訳 幸福の科学出版
 
【関連記事】
2020年2月号 次は「日本が再び偉大な国」になる番だ - Interview スティーブン・ムーア氏
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16592
 
2019年9月30日付本欄 トランプ大統領の経済政策アドバイザーが語る 「消費税の導入で縮小し続ける日本経済」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=16321

 


外務省、「嵐」を日中親善大使に任命 アイドルを政治利用?

2019年12月27日 06時13分32秒 | 日記

外務省、「嵐」を日中親善大使に任命 アイドルを政治利用? 【これだけ知っトクNews(12月26日版)】
2019.12.26(liverty web)

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) 外務省、「嵐」を日中親善大使に任命 アイドルを政治利用?
(2) 秋元司議員に賄賂を送った疑いの中国企業 共産党との関係がズブズブだった
(3) 2020年の世界の危機シナリオ 北朝鮮、南シナ海、イラン問題などが選出


大川総裁の公開霊言が1000回を突破 霊言を収録し続ける意味とは何か

2019年12月26日 06時20分13秒 | 日記

大川総裁の公開霊言が1000回を突破 霊言を収録し続ける意味とは何か
2019.12.26(liverty web)

 

大川隆法・幸福の科学総裁の公開霊言が25日、「公開霊言1000回突破記念〈釈尊の霊言〉─情欲と悟りへの修行─」で、1000回を突破した。
 
大川総裁は今年9月で説法3000回を突破し、書籍の発刊は2600書を超えている。そんな中で、なぜ次々と「霊言」を世に送り出すのだろうか。
 
 
宗教の出発点に関わる「霊言」
現在の世界三大宗教はいずれも、その出発点に「霊言」が深くかかわっている。
 
仏教の開祖である釈尊は、大悟した後、インドの神々から三度の梵天勧請(ぼんてんかんじょう)を受け、教えを広めることを決意した。キリスト教の開祖であるイエスも、「天なる父の声」を聴き、地上に伝えることを使命とした。イスラム教の開祖・ムハンマドはアッラーの啓示を受け、布教を始めた。
 
大川総裁は、1981年3月に最初の霊示を受け、85年から矢継ぎ早に霊言集を刊行。大きな反響が広がり、その後、自身の著書『太陽の法』をはじめとした経典の発刊、そして86年の「幸福の科学」立宗へとつながった。
 
90年代以降は、霊言集の発刊が止まり、大川総裁自身の説法と著作によって教義が固められてきた。大川総裁の認識力が、霊人の認識力を超えるようになり、教義を整理する必要が出てきたためだ。
 
しかし大川総裁は、2009年より、公開の形で再び霊言を収録開始。今回の1000回の公開霊言とは、ここから約10年間で達成した回数になる。
 
 
霊的世界の証明
大川総裁が霊言を収録するのは、「霊的世界の証明」のためだ。
 
総裁による、霊人や生きている人の守護霊の霊言は、経営者、政治家、学者、芸能人、スポーツ選手などあらゆる分野にわたって収録されているほか、英語での収録も行われている。古代の神々や宇宙人など、歴史的な資料が存在しない分野に関しても、具体的な描写がなされている。
 
大川総裁は2019年11月23日に、徳島で行った法話「永遠の法灯をともして」の中で、霊言を続けている理由として、「唯物論国家がまだ隆盛を極めているので、それと一緒になっては駄目だと言いたいから。死んだ方と生きている方も含めてやっているが、霊的世界の存在を守らなければ、宗教なんて意味がないことになる」と語っている。
 
「霊」や「死後の世界」というと、一般的におどろおどろしいイメージがあるかもしれない。もちろん、霊界には暗い地獄という世界もあるが、霊言にみられる、明るく、愛にあふれ、地上の人々を励ます霊人たちの言葉で、霊界のイメージも様変わりするだろう。
 
例えば、このほど亡くなった保守の言論人たちの霊言はみな明るい。9月に亡くなった経済評論家の長谷川慶太郎氏は、11月に収録した霊言で、「まあ、ご機嫌よくやってる」と語り、11月に101歳で亡くなった中曽根康弘元首相は「人生百点満点で、なんか『百一点』取ったような気持ちかなあ」と、それぞれが地上の人々への激励のメッセージや、霊界での仕事の見通しについて語った。
 
霊言が、あの世に還る前に、「霊界とはこういう世界なのか」「死ぬことを怖がる必要はないのだな」と感じるよすがにもなるだろう。
 
同時に、人間には「守護霊」という存在があり、地上の人間を守護しているという霊的真実も伝えている。守護霊の霊言は、本人の潜在意識を表す。地上の人物の発言と表面上は異なっていたとしても、心の奥底にある本音についての見当がつく。
 
 
世界の今後を見通し、未来を変える参考にするため
大川総裁はこれまでに、国家元首などの守護霊霊言も収録し、その時点では表面化していない各国の行く末を見抜き、対策を打ってきた。
 
例えば、中国の習近平国家主席。当初は「親日派」とも目されてきたが、就任前の2010年の時点で収録した霊言で、習氏の守護霊は「『大中華帝国』を建設したい」と語り、侵略の意図を明らかにした。この霊言が公開されて以降、マスコミなどでも習近平氏の脅威論が取り上げられるようになった。
 
大川総裁は、この世の情報見積もりも相当行っていると同時に、霊界情報を得ている。こうしたさまざまな角度からの情報を前提として、今、日本が打つべき手や世界が向かうべき方向を指し示し、救世主としての仕事を行っている。
 
地上にいる人間より、霊界の守護霊の方が高い認識力を持つ。また、霊人の霊格によって、見える範囲も変わってくる。この地上にいる人々が見えないものが分かる。むろん、大川総裁と意見が違うものもあるが、あえて個性のままに明かしている。
 
これもまた、霊言が本物であることの証明と言えるだろう。
 
大川総裁は、「霊界があり、天国・地獄がある」という霊的真実を伝え、この地上をユートピアへと変えていこうと活動を続けている。
 
大川総裁の活動を霊界でサポートしている支援霊団の霊人による霊言は、総裁の教えを学ぶ入り口になり、参考書になる。地獄に堕ちている霊人の霊言は、人間の「よき心」と「悪しき心」を学ぶよすがにもなる。
 
霊言の前後には、大川総裁による解説がなされており、霊人の評価についても端的に読み取れる。これを機会にぜひ一度、興味のある霊言からご覧いただきたい。
 
【関連書籍】

『松下幸之助 日本を叱る』
大川隆法著 幸福の科学出版
 

『長谷川慶太郎の霊言』
大川隆法著 幸福の科学出版
 

『中曽根康弘の霊言』
大川隆法著 幸福の科学出版


出生数が初の90万人割れ 少子化問題にどう対処するべきか

2019年12月26日 06時17分12秒 | 日記

出生数が初の90万人割れ 少子化問題にどう対処するべきか
2019.12.26(liverty web)

 

令和元年の出生数は、初めて90万人を割り、86万4千人になる見通しです(厚生労働省調査)。
 
最近は出生数が毎年3万人ずつ減っていましたが、2019年は、昨年より5万4400人減ることが予測されています。一方で、死亡者の数は137万6千人。出生数から死亡者数を引いた人口の減少数は、51万2千人となります。
 
年々深刻になる少子化に、どう対処するべきでしょうか。


IRめぐる収賄容疑で秋元議員逮捕 カジノ誘致を断念すべき

2019年12月26日 06時13分53秒 | 日記

IRめぐる収賄容疑で秋元議員逮捕 カジノ誘致を断念すべき 【これだけ知っトクNews(12月25日版)】
2019.12.26(liverty web)

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。
 
(1) IRめぐる収賄容疑で秋元議員逮捕 カジノ誘致を断念すべき
(2) みずほ銀行とソフトバンクが共同で、個人データを仲介する情報銀行に参入
(3) 電通の過労自殺から4年、働き方改革はどうあるべきか