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心の階層【HSU・木村貴好氏の連載「生命の探究に向けて」】

2019年10月31日 06時26分51秒 | 日記

心の階層【HSU・木村貴好氏の連載「生命の探究に向けて」】

 

心の階層【HSU・木村貴好氏の連載「生命の探究に向けて」】

 

 

木村 貴好

(きむら・たかよし)1971年、埼玉県生まれ。筑波大学第二学群生物学類卒。同大学院修士課程(環境科学)修了、同農学研究科博士課程単位取得後退学。博士(農学)。応用昆虫学分野の研究を行う。農業生産法人、茨城県農業総合センター生物工学研究所を経て、2008年、幸福の科学に奉職。現在、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティの未来産業学部アソシエイト・プロフェッサー。「自然と環境」「基礎生物B」などの授業を担当。著書に『スピリチュアル自然学概論』。

 

 

◎ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)未済産業学部のホームページ

http://future-industry.happy-science.university/

 

スピリチュアル自然学概論

スピリチュアル自然学概論

木村貴好著

HSU出版会

前回は「動植物の心」について考えました(https://the-liberty.com/article.php?item_id=16362)。今回は、「心には段階がある」ということについて、考えていきたいと思います。

 

自らの心に目覚め、心を見つめることで、その心境に応じた「自然の霊性(れいせい)」が分かるようになります。

 

近代科学は、物心二元論の哲学のもと、自然から「精神」を抜き取り、「客観」として扱っています。形而上学からの解放は、自然科学の発展や産業革命を生み出し、かつてない飛躍をもたらしました。ただし、その科学が生物学から魂と目的論を抜き去ったことは前回も触れました。

 

抜き去られた方の「精神」ですが、その中にもさらに深い洞察の目を向けることができます。科学信仰のもと、今でも「精神は脳や神経の電気信号処理か何かだ」と思っている人がいます。しかし、精神というのは階層的な構造があります。

 

それは、近年になって分かったことではありません。心の段階を知っていた人は昔から数多くいます。


英語民間試験、萩生田文科相の発言で野党大騒ぎ

2019年10月31日 06時24分52秒 | 日記

英語民間試験、萩生田文科相の発言で野党大騒ぎ 【これだけ知っトクNews(10月30日版)】

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。

 

  • (1) 英語民間試験、萩生田文科相の発言で野党大騒ぎ
  • (2) 香港区議選に立候補していた黄之鋒の出馬が無効に

映画「世界から希望が消えたなら。」 公開2週目で第3位にランクアップ

2019年10月30日 06時26分19秒 | 日記

映画「世界から希望が消えたなら。」 公開2週目で第3位にランクアップ

 

映画「世界から希望が消えたなら。」 公開2週目で第3位にランクアップ

 

 

初週の週末観客動員ランキング(興行通信社調べ)で第4位入りを果たした映画「世界から希望が消えたなら。」。「ジョーカー」「マレフィセント2」など多くの話題作がひしめく中、公開2週目を迎えた土日2日間(10月26日~27日)の週末動員ランキングで、第3位にランクアップした。

 

興行収入前週比率は96.9%と、初週とほとんど変わらない数値となり、興行収入は4億円を突破した。

 

映画情報サイト「Yahoo! 映画」のイメージワード投稿数ランキング(10月17日~10月23日)でも、"泣ける"作品ランキングで、他の大作映画を抑え第2位にランクイン。"知的"と"勇敢"ランキングでは、ともに第1位を獲得した。

 

SNS上では「人生や生き方について考えさせられた」「涙が止まりませんでした……」等のコメントで溢れている。

 

同作は、スペイン・マドリード国際映画祭にて外国語映画部門の最優秀監督賞を受賞。アメリカ・サンディエゴ国際映画祭では「ワールド・プレミア賞」ノミネート3作品のひとつに選ばれるなど、海外6カ国の映画祭で合計23もの賞を受賞している。

 

【関連サイト】

映画「世界から希望が消えたなら。」公式サイト

https://sekai-kibou.jp

 

映画「世界から希望が消えたなら。」予告編

https://youtu.be/UvyLMqmT8jk

 

【関連記事】

2019年10月22日付本欄 映画「世界から希望が消えたなら。」初登場第4位 受賞数も23冠に増加

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16379

 

2019年10月19日付本欄 映画「世界から希望が消えたなら。」の初日舞台挨拶で豪華キャストが集結

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16372


香港の海に浮かんだ15歳少女と不可解すぎる警察の発表【澁谷司──中国包囲網の現在地】

2019年10月30日 06時23分28秒 | 日記

香港の海に浮かんだ15歳少女と不可解すぎる警察の発表【澁谷司──中国包囲網の現在地】

 

香港の海に浮かんだ15歳少女と不可解すぎる警察の発表【澁谷司──中国包囲網の現在地】

 
写真:Jimmy Siu / Shutterstock.com

 

《本記事のポイント》

  • "消された遺体"に"別人の母親"!?
  • スイマーがわざわざ全裸で飛び込み自殺……?
  • 警察公開のビデオは"別人"!?

 

香港における抗議デモ参加者の不審死が相次いでいる。それら"事故"に対する、香港警察の捜査があまりにも杜撰であるため、様々な疑惑を呼んでいる。

 

その最たる例のひとつが、9月22日に、香港九龍油塘魔鬼山(Devil's Peak)沿岸に全裸少女の遺体が浮かんだ事件だ。彼女は香港の専門学校、知専設計学院(HKDI)に通う15歳の陳彦霖。これまでに何度か、抗議デモに参加していたという。

 

事件の経緯はこうだ。9月19日午後2時15分頃、陳彦霖は地下鉄の「美孚」駅で友人と別れ、10分後、「今から帰宅する」と友人にメールを送った。その後、失踪し、家族や友人は連絡が取れなくなってしまったのだ。

 

21日、家族は警察に彼女の行方不明届けを出した。遺体が発見されたのは、その翌日のことだった。

 

香港警察は10月11日、「遺体に外傷はなく、性的被害に遭った痕跡もない。死因を特定できないが、事件性はない」として「海に飛び込んで自殺した」と断定した。

 

 

"消された遺体"に"別人の母親"!?

しかし、家族や友人は陳彦霖の遺体を見ておらず、警察以外、外傷があったのかどうかわからない。彼女の遺体は、警察発表の前日、火葬されてしまっている。

 

そして事件後、彼女の母親と叔父も失踪してしまった。ところが17日、彼女の母親を名乗る女性が、無線テレビ(TVB News)に出演。娘は精神的に病んでおり、自殺したのだと語った。

 

しかしその母親も、何かがおかしい。事件が起きる前に、SNSで陳彦霖と写っていた"本当の母親"は短髪だった。しかしテレビに出演した女性は、長髪だった。そのため、「香港警察が、何者かに偽の母親を演じさせたのでは」という観測が飛び交っている。

 

 

スイマーがわざわざ全裸で飛び込み自殺……?

「海に飛び込んで自殺した」という状況についても、不自然な点が多い。

 

陳彦霖は水泳が得意だった。学校の水泳大会にも出場している。友人の証言によれば、5メートルの高さから水中に飛び込んでも、向こう岸へ泳いで行けるスイマーだったという。そうした少女が海に飛び込んで、自殺するのだろうか。

 

そもそも自殺志願者が、わざわざ全裸で海に飛び込むだろうか。

 

また、今回のデモが起きてから、何人もの自殺者が出ているが、その多くが遺書を残している。陳彦霖はそうしたものを一切残していない。

 

 

警察公開のビデオは"別人"!?

学校や警察は、監視カメラで陳彦霖の行動を調べたとしている。ところが学友らがそのビデオを見た限りでは、かなり編集が施されていた。

 

警察は、「監視カメラで撮った陳彦霖が学校へ戻って、裸足で歩く姿」とされるものも公表した。しかし報道された写真で見る限り、明らかに顔や肩幅が違う別人が映っている。彼女に似た女子が陳彦霖を演じていた可能性が高い。

 

こうしたことから、陳彦霖が自殺したという見方には無理があり、香港警察は「何か」を隠している。さて、犯人はいったい何者なのだろうか。香港警察だろうか。それとも、デモ隊を心理的に揺さぶるために香港警察に依頼された、香港マフィア「三合会」(「14K」などのマフィアの連合体)だろうか……。

 

拓殖大学海外事情研究所

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~2005年夏にかけて台湾の明道管理学院(現、明道大学)で教鞭をとる。2011年4月~2014年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界新書)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

 

 

 

【関連記事】

2019年10月22日付本欄 習近平氏 「貿易戦争、経済失策、海外の冷遇」で急速に求心力を失う 【澁谷司──中国包囲網の現在地】

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16380


台風19号の孤立地区にドローンで物資を運搬

2019年10月30日 06時22分21秒 | 日記

台風19号の孤立地区にドローンで物資を運搬 【これだけ知っトクNews(10月29日版)】

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。

 

  • (1) 台風19号の孤立地区にドローンで物資を運搬
  • (2) アルゼンチンで左派政権が復活 南米諸国への影響に懸念
  • (3) 飲料業界が消費増税を受けて高アルコール濃度の酒の販売強化

イスラム国指導者のバグダディ氏殺害 イスラム改革と日本の使命

2019年10月29日 06時40分27秒 | 日記

イスラム国指導者のバグダディ氏殺害 イスラム改革と日本の使命

 

イスラム国指導者のバグダディ氏殺害 イスラム改革と日本の使命

 
攻撃を受けるイスラム国の拠点(写真は2014年当時のもの)。

 

《本記事のポイント》

  • 米軍の急襲で、イスラム国の指導者・バグダディ氏が亡くなった
  • 人権を軽視するイスラム社会は改革が必要
  • 国際的な宗教や政治の問題に、日本人が無関心でいることは許されない

 

イスラム教スンニ派の過激組織「イスラム国(IS)」の指導者、アブバクル・バグダディ氏が米軍の特殊部隊の軍事作戦によって死亡したことを、アメリカのトランプ大統領が27日、発表した。

 

特殊部隊は26日夜、トルコとの国境に近いシリア北西部のイドリブ県にあるバグダディ氏の隠れ家に、8機のヘリコプターで急襲。トンネルに逃げ込んだバグダディ氏は、爆発物を仕込んだベストを爆発させて自爆したという。

 

会見でトランプ氏は、「世界はより安全な場所になった」と語り、「ロシア、トルコ、シリア、イラク、シリアのクルド人の支援に感謝している」と、領空のヘリの飛行や情報提供などで周辺国の協力を得ていたことを明かした。

 

 

イスラム国は、アメリカが仕掛けた「イラク戦争」から生まれた

振り返ると、ISが生まれたきっかけは、2003年の「イラク戦争」だった。

 

その2年前の2001年、同時多発テロによってアメリカで3000人以上が亡くなった。アメリカは「テロを支援し、大量破壊兵器を隠し持っている」として、2003年にイラクを攻撃。スンニ派のバアス党率いるフセイン政権を倒し、民間人を含む50万~60万人のイラク人を殺害した(死者数は諸説あり)。

 

結局、大量破壊兵器は出てこなかった。

 

だがアメリカは、フセイン政権と対立していたイラク国内のイスラム教シーア派主体の政権をつくり、スンニ派を弾圧。弾圧されたスンニ派の中からISが生まれ、各地でテロ活動を活発化させていった。

 

 

人間一人ひとりの命、人権を軽視するイスラム社会

バグダディ氏やIS側からすれば、さまざまな地域で起こしているテロにも、「生存権を守る」という大義があるのだろう。

 

だが、人質の外国人を斬首したり、誘拐した女性や子供を奴隷にしたりすることは決して許されない。女性や子供に自爆テロを行わせているが、やはり、人間を「手段」と考える全体主義的な傾向が強い。

 

大事なのは、「人間は、国家に奉仕させる『手段』ではなく、一人ひとりが幸福になることを『目的』」とする民主主義的な考えだ。人権を軽視するところは改めなければならない。

 

こうした問題は、程度の差はあっても、スンニ派やシーア派といった宗派、イランやサウジアラビアといった国などを超えて、イスラム社会全般に言えることだろう。「イスラム改革」は急務だ。

 

 

同時代に生きる人々と切磋琢磨しながら進歩と調和を目指す

霊的な真実を言えば、人間の本質は肉体ではなく魂である。その魂を磨くために、この地上に生まれて肉体に宿り、同時代に生きる人々と切磋琢磨しながら進歩と調和を目指し、死後、再びあの世に還る。

 

イスラム教が生まれた1400年前は、新興宗教として他宗との避けられない戦いもあったのかもしれない。だが現代においても、「アッラー」の名の下に、異教徒や外国人を殺すことが許されるわけではない。

 

もちろん、この点は、イスラム教を敵視するアメリカをはじめとする他のキリスト教国や、アメリカと連携するユダヤ教のイスラエルなどにも同じことが言える。イスラムの「殲滅」は世界に憎しみを増やす。その後に訪れるのは、平和ではなく新たな混乱だ。

 

イスラムの人々をも幸せになる形で、民主主義や自由の価値を広げていくべきだろう。

 

 

国際的な宗教や政治の問題に、無関心でいることは許されない

今、世界は、急速な科学技術の発達によって、遠く離れた他国や他民族との人、モノ、金、情報などの交流が盛んになり、一国だけでは実現できなかった発展・繁栄が可能な時代になっている。

 

そうであるならば、同じ地球に住む「地球人」は、古い時代性や地域性の縛りを取り払い、イスラム教やキリスト教などの違いを超えた、新しい時代の「世界的正義」によって一つになるべきだろう。

 

この新しい時代の中で、イスラム教とキリスト教の仲介ができる立場の日本は、国際社会で多くの役割を期待されている。国際的な宗教や政治の問題について、日本人が無関心でいることは許されない。

(山下格史)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『イランの反論 ロウハニ大統領・ハメネイ師 守護霊、ホメイニ師の霊言』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2266

 

幸福の科学出版 『イスラム国 “カリフ" バグダディ氏に直撃スピリチュアル・インタビュー』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1411

 

【関連記事】

2019年10月15日付本欄 「地球温暖化によって、砂漠地帯が森や農地に変わる」 トス神の霊言(※後半で、イスラム教の問題点が語られた)

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16360

 

2018年3月号 イランで異例の反政府デモ イスラム圏に吹き始めた「自由の風 」- ニュースのミカタ 2

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14057

 

2015年2月1日付本欄 イスラム国 バグダディ氏守護霊霊言 「イスラムにも大義がある」

https://the-liberty.com/article.php?item_id=9146


大川隆法総裁 説法3000回突破を振り返る 3008回目の法話「感謝しかない。」

2019年10月29日 06時38分52秒 | 日記

大川隆法総裁 説法3000回突破を振り返る 3008回目の法話「感謝しかない。」

 

大川隆法総裁 説法3000回突破を振り返る 3008回目の法話「感謝しかない。」

 

 

このほど、説法回数が3000回を突破した大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁。10月22日には、3008回目となる法話「『感謝しかない。』─3000回説法を超えて─」を行い、自らその軌跡を振り返った。

 

 

33年間で3000回の説法

この法話で、大川総裁自身も触れていたが、約33年間で3000回の説法を行うことは容易ではない。

 

一例を挙げれば、三重苦を克服したヘレン・ケラーは40数年間にわたり、アメリカ国内はもとより世界各国で講演を行った。日本にも3度訪れ、初来日時は100回近くも講演したとされている。生涯の講演数は数千回。主に訴えたのは、視聴覚障害者の福祉についてだ。

 

相対性理論で知られるアルバート・アインシュタインも、世界中で数多くの講演を行った。だが、一説には同じ内容の講演が多く、本人自身も話すのにうんざりしていたこともある、という逸話さえ残っている。

 

現在も、年間数百回の講演を行うセミナー講師や講演家は存在する。だが、皆、専門や得意分野について、数パターンのテーマを"使い回す"ことがほとんどだろう。

 

しかし、驚くべきことに、大川総裁の3000回を超える説法の内容は、その1つ1つがすべて違う。テーマも、心の教えや霊界の真相から、政治、経済、経営、教育、美、芸能、宇宙など多岐にわたる。個人や家庭、職場の悩みへのアドバイスから、企業の経営、国家運営の指針、宇宙の秘密まで、そのテーマは実に幅広い。

 

さらに、大川総裁の説法は、さまざまな形で世論に影響を与えている。

 

詳しくは、10月8日付本欄「大川隆法・幸福の科学総裁が説法3000回を突破『社会を変えた提言』の数々」、10月30日発売の本誌12月号「大川隆法 説法3000回突破記念 すべての人に希望を」記事で紹介しているが、国内外の説法で指摘したことや、指針として説いた内容が、数カ月から数年後に実現する事例は数多い。

 

 

自身のギネス世界記録を大幅に更新

大川総裁は、単純計算すれば「4日に1回」という驚異的なペースで、説法や公開霊言、対談、講演会などを通じて、法を説き続けてきた。

 

うち英語説法は140回以上。法話や霊言は、そのまま書籍化されるものも多く、著作も2500書以上、31言語に翻訳されている(いずれも10月末時点)。

 

大川総裁は、「『感謝しかない。』─3000回説法を超えて─」の中で、3000回もの説法を説き続けられた理由の一つを、こう語っている。

 

話したことが一回一回違っていて、さらにそれをテープ起こししたものが活字になるという才能があったところが、仕事としてはいちばん効率がよかった部分だろうと思うんですね

 

2011年には、年間書籍発刊数がギネス世界記録に認定された。認定されたのは、2009年11月23日『社長学入門』から2010年11月10日『未来創造のマネジメント』までの52冊の書籍で、法話や講演がすべてそのまま書籍化されたものだ。

 

しかし、2013年には106冊を発刊。翌14年には163冊を世に送り出し、自身のギネス記録を次々と塗り替えている。

 

このペースだけを見ても、大川総裁の説法が人間業でないことは明らかだろう。

 

 

生涯5000回以上の説法という新たな目標

「『感謝しかない。』─3000回説法を超えて─」では、大川総裁の新たな目標として、「生涯1000回以上の外国語説法を行うこと」「生涯5000回以上の説法を行うこと」が明かされた。

 

私としては3000回っていうのは、野球選手のヒット3000本ぐらいのものかなと思っておりますし、ほとんどが一塁打だと思っておりますので、まだまだ粘らなければいけないと考えています

 

法話の最後に、目標達成への思いをこのように語った大川総裁。これからも縦横無尽に法を説き続け、地球の未来の羅針盤として、進むべき道を指し示す。

 

本法話では、他にも次のような論点への言及があった。

  • 3000回、法を説き続けられた理由
  • 学生時代に志したこと
  • 娘のテストに触発され40代から英語を再勉強
  • 幸福の科学立宗初期の講演会について
  • 大川総裁の霊的能力について
  • 映画「世界から希望が消えたなら。」に対する思い
  • 3000回の説法を振り返って

 

ここに紹介したのは法話のごく一部です。

詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727

 火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

 http://map.happy-science.jp/まで。

 

【関連サイト】

特設ページ:いま、目の前にある奇跡。大川隆法総裁の説法が3000回を突破!

https://happy-science.jp/news/info/10882/

 

【関連記事】

2019年10月8日付本欄 大川隆法・幸福の科学総裁が説法3000回を突破 「社会を変えた提言」の数々

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16341

 

2019年9月30日付本欄 大川隆法・幸福の科学総裁 説法回数3000回突破! 33年間、4日に1回の驚異的なペース

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16323

 

2019年10月7日付本欄 大川総裁がカナダ・トロントで講演 リベラル化したカナダが再考すべき3つの問題

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16338


老後が不安で仕方がない人へ──精神科医がおすすめする心を浮かせる名作映画(16)

2019年10月28日 06時13分13秒 | 日記

老後が不安で仕方がない人へ──精神科医がおすすめする心を浮かせる名作映画(16)

 

老後が不安で仕方がない人へ──精神科医がおすすめする心を浮かせる名作映画(16)

 

 

人間関係に疲れた時、気分転換になるのが映画です。

 

映画を選ぶ際に、動員数、人気ランキング、コメンテーターが評価する「芸術性」など、様々な基準があります。

 

アメリカでは、精神医学の立場から見て「沈んだ心を浮かせる薬」になる映画を選ぶカルチャーがあります。一方、いくら「名作だ」と評価されていても、精神医学的に「心を沈ませる毒」になる映画も存在します。

 

本連載では、国内外で数多くの治療実績・研究実績を誇る精神科医・千田要一氏に、悩みに応じて、心を浮かせる力を持つ名作映画を処方していただきます。

 

世の中に、人の心を豊かにする映画が増えることを祈って、お贈りします。

 

今回は、老後が不安で仕方がない人に向けたものです。

 

◆                   ◆                   ◆

 

(1)「幸せなひとりぼっち」(★★★★☆)

まず紹介するのが、「幸せなひとりぼっち」(2015年、スウェーデン映画、116分)。半年前にがんで妻に先立たれた頑固老人・オーヴェが、地域コミュニティーとの「心の交流」を通して、生きる希望を見出すヒューマン・ハートフル映画です。

 

人間は「社会的動物」であり、独りで生きてはいけません。人間同士の"つながり"を研究する「社会心理学」では、「孤独ストレス」が私たちの心身にいかに悪影響を及ぼすかが明らかにされています。

 

たとえば、配偶者と死別した後の死亡リスクを調査すると、妻を失って1年以内の男性の死亡リスクは30~100%も上昇します(ニコラス・クリスタキス著『つながり』参照)。

 

妻に先立たれたオーヴェ(ロルフ・ラスゴード)も、この「孤独ストレス」に苦しみます。これから一人で生きていくことに希望が持てず、首吊りや、電車への飛び込み、車の排ガス吸入など、何度か自殺を試みるものの、ことごとく失敗。簡単には死ねません。

 

そんなオーヴェの孤独な暮らしが、隣人によって一変します。隣に引っ越してきたイラク人移民のパルヴァネー家は、車の駐車やハシゴの貸し出し、病院への送迎、娘たちの子守りなど、次々にオーヴェに助けを求めます。

 

図々しくお願いをしてくる隣人に対し、最初は罵声を浴びせていたオーヴェ。しかし、やがて心を開き、最愛の妻との思い出を話し始めます。

 

オーヴェは、自分の悲しみにしか関心がない"悲劇のヒーロー"状態でした。しかし、人助けをしていくうちに、徐々に心が軽くなり、「生きる希望」が見えてきたのです。

 

ポジティブ心理学の研究では、「自分のことしか考えないエゴイストよりも、人のことを考える『利他』の心を持った人の方が、ハッピーになる」ことが分かっています。何歳になっても、人の幸せを考える精神状態でいたいものです。

 

 

(2)「おみおくりの作法」(★★★★★)

次の映画は、「おみおくりの作法」(2013年、イギリス映画、91分)という、孤独死した人の葬儀を執り行う公務員を描いた人間ドラマ映画です。

 

44歳のジョン・メイ(エディ・マーサン)は、ロンドン南部・ケニントン地区の公務員。孤独死した人の葬儀を執り行う仕事をしています。完璧主義者の彼は、遺族を見つける努力を怠らず、亡くなった人のために葬礼の音楽を選び、弔辞まで準備します。誠実に仕事に打ち込み、規則正しい生活を送りながらも、いつも孤独でした。

 

ある日の朝、ビリー・ストークというアルコール中毒で亡くなった年配の遺体が、ジョンの真向かいのアパートで発見されます。誰も知らない間に亡くなった人が、住まいの近くにいたという事実に、ジョンはショックを受けます。さらに追い討ちをかけるように、その日の午後、仕事に時間をかけすぎるとの理由で解雇を言い渡されます。

 

最後の案件となったビリーのために、ジョンはこれまで以上に情熱を傾け、イギリス中を回り、ビリーの関係者に連絡していきます。そして、旅の過程で出会った人々と触れ合ううちに、ジョン自身も決まりきった日常から解放されていくのでした。

 

しかし不幸にも、ビリーの葬式前に、ジョンは交通事故に遭って亡くなってしまいます……。ところが、ジョンの魂が天に召される時、これまでジョンに弔ってもらった孤独死した人々の魂が、彼を弔いに集ってきたのでした。ここで感動のラストシーンを迎えます!

 

本作では、たとえこの世で孤独であったとしても、まっとうな人生を送れば、来世で必ず報われるのだと確信させてくれます。老後の不安を和らげるには、人間の命は死んでも永遠に続くという「霊的人生観」が必要です。

 

 

(3)「ロッキー・ザ・ファイナル」(★★★★☆)

「ロッキー・ザ・ファイナル」(2006年、アメリカ映画、103分)は、前作「ロッキー5/最後のドラマ」から16年の歳月を経て制作された、ロッキーシリーズの完結編です。

 

ボクシング界の元スーパー・スター、ロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)は、妻エイドリアンに先立たれ、地元フィラデルフィアでイタリアンレストランを経営しながら寂しい余生を送っています。

 

そんなある日、ロッキーは昔、少し世話をしたシングルマザーのマリー(ジェラルディン・ヒューズ)に出会います。彼女との交流をきっかけに、一度消えていたハングリー精神に灯がともったロッキーは、再びボクシングを始めることを決意。

 

そして、プロボクサーのライセンスを再申請し、復帰を果たしたロッキーは、世界ヘビー級チャンピオンのディクソン(アントニオ・ターヴァー)とリングで戦うことになるのでした──。

 

本作を観ると、本当に「勇気」がわいてきます。平均寿命が90歳に近づき、超高齢化社会へと突き進む日本。人生には、何歳になってもチャレンジ精神が大切なのだと実感できます。生きがいのあるセカンドライフを送ることができれば、老後の不安は吹き飛びます!

 

他には、以下のような映画がオススメです。

 

神様のカルテ(★★★☆☆)

緑に囲まれた長野県松本市の野戦病院に勤務する栗原医師(櫻井翔)は、医師不足で休む暇もなく、たくさんの患者を診ていました。ある日、大学病院から見放された末期ガン患者・安曇雪乃(加賀まりこ)が現れます。彼女は、長年連れ添った夫に先立たれたばかりで、身よりもなく孤独でした。現代医学ではどうしようもできない彼女の病状……。果たして栗原は、彼女の精神状態をケアできるのでしょうか?

 

 

最強のふたり(★★★☆☆)

背髄(せきずい)損傷で四肢麻痺(ししまひ)となり、車いす生活を送る孤独な大富豪フィリップと、彼の介護をするスラム街生まれの黒人青年ドリスが、深い友情を結んだ実話映画。文学的な会話と下ネタ、クラシックとソウルミュージック、高級スーツとスウェット……。経歴や趣味趣向が正反対の二人ですが、他人の同情にウンザリしていたフィリップは、普通の人として接してくれるドリスを気に入ります。

 

 

幸福感の強い人弱い人

幸福感の強い人弱い人

千田要一著

幸福の科学出版

精神科医

千田 要一

(ちだ・よういち)1972年、岩手県出身。医学博士。精神科医、心療内科医。医療法人千手会・ハッピースマイルクリニック理事長。九州大学大学院修了後、ロンドン大学研究員を経て現職。欧米の研究機関と共同研究を進め、臨床現場で多くの治癒実績を挙げる。アメリカ心身医学会学術賞、日本心身医学会池見賞など学会受賞多数。国内外での学術論文と著書は100編を超える。著書に『幸福感の強い人、弱い人』(幸福の科学出版)、『ポジティブ三世療法』(パレード)など多数。

 

 

 

【関連サイト】

ハッピースマイルクリニック公式サイト

http://hs-cl.com/

 

千田要一メールマガジン(毎週火曜日、メンタルに役立つ映画情報を配信!)

http://hs-cl.com/pc/melmaga/hsc/?width=550&height=500&inlineId=myOnPageContent&keepThis=true&TB_iframe=true

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『幸福感の強い人弱い人 最新ポジティブ心理学の信念の科学』 千田要一著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=780

 

HSU出版会 『人間幸福学のすすめ』 第4章 人間幸福学から導かれる心理学 千田要一共著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2152

 

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仮想通貨「リブラ」発行にストップ 今起きている通貨覇権戦争

2019年10月27日 20時39分17秒 | 日記

仮想通貨「リブラ」発行にストップ 今起きている通貨覇権戦争

 

仮想通貨「リブラ」発行にストップ 今起きている通貨覇権戦争

 
写真:DONOT6_STUDIO / Shutterstock.com

 

米IT企業フェイスブックが主導してきた仮想通貨(暗号通貨)「リブラ」の発行が、厳しくなっています。

 

同社のマーク・ザッカーバーグCEOは23日、米下院金融委員会で証言し、「米当局から許可を得るまで、全世界でリブラの発行に関与しない」と明言しました。

 

リブラとは、リブラ協会という民間組織が発行・運営するデジタル通貨のこと。ドルや円などの法定通貨や国債で価値を裏付けられ、比較的価値が安定しているとされています。

 

リブラについて、どう考えればいいのでしょうか。


中国がソロモン諸島の島を75年間租借!? 地方分権が危ない理由

2019年10月27日 06時41分25秒 | 日記

中国がソロモン諸島の島を75年間租借!? 地方分権が危ない理由

 

中国がソロモン諸島の島を75年間租借!? 地方分権が危ない理由

 

 

《本記事のポイント》

  • ソロモン諸島の地方政府が中国企業と島の賃借契約を交わした
  • ソロモン首相は契約の「無効」を宣言
  • 日本が教訓にすべきポイントとは

 

南太平洋にあるソロモン諸島の地方政府が9月22日、同諸島にあるツラギ島を経済特区設立のため中国企業「中国森田」に75年間貸し出す契約を結んでいたことが明らかになった。

 

ツラギ島は、英国統治時代には植民地政庁があり、島内にある水深の深い港は、日本海軍が根拠地として使用していたこともあった。近くには、ガダルカナル島がある。

 

ソロモンと同じく南太平洋に位置するオーストラリアでは、中国による軍事利用への警戒感が強まっている。

 

 

契約は「違法」と首相が宣言

ソロモン諸島は、9月16日に台湾と断交。ツラギ島を巡る契約は、中国との国交樹立直後に、中国企業とソロモン諸島の地方政府との間で行われていた。

 

ソロモン諸島では、海外企業が地方・中央政府と合意を結ぶ場合、司法長官の審査が必要になるが、今回の契約はこの審査を経ていない。そのためソロモン諸島のソガバレ首相は25日、声明を発表。「違法で法的拘束力はない。直ちに終わりだ」とツラギ島を巡る契約の「無効」を宣言している。

 

こうした事態を受けエスパー米国防長官は、ソガバレ首相の無効宣言を「称賛する」との声明を発表している。

 

 

地方分権の危険性

こうした事態は、日本も他人事ではない。

 

沖縄の玉城デニー知事は、「沖縄を一帯一路の出入り口として歓迎する」と発言。「中国へ"朝貢"したい」とも思われかねない状態だ。実際に沖縄では、中国資本による土地買収が進められている。

 

那覇市の中国からの大型クルーズ船が停泊する港のすぐ近くには2015年12月、中国・福州市との友好都市締結30周年の記念事業として、高さ約15メートル・幅3メートルの龍柱が建設された。龍柱は中国皇帝の属国であることを示すため、沖縄が中国の属国と誤解されかねない状況だ。

 

昨今、地方分権をもてはやす声が多い。しかし、「地方自治が国の統治に優先される」状態が横行すると、ソロモン諸島の例のように、地方政府が暴走し、国の主権を脅かす事態を招く可能性もある。警戒を強める必要があるだろう。

(飯田知世)

 

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2019年7月号 拡大する「一帯一路」 「新・黒田バズーカ」で対抗する日本 - ニュースのミカタ 3

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2014年10月号 現地ルポ・沖縄が「中国領」になる日 - 11月県知事選で命運が決まる

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2019年10月12日付本欄 台湾との断交が相次ぐ中、ヨーロッパでは中国へ反発の動きも

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中国で「顔認証決済」の利用登録者が1億人を突破

2019年10月26日 21時07分37秒 | 日記

チュート徳井、申告漏れなどで活動自粛 【これだけ知っトクNews(10月26日版)】

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。

 

  • (1) チュート徳井、申告漏れなどで活動自粛
  • (2) 中国で「顔認証決済」の利用登録者が1億人を突破

ペンス副大統領「対中演説」のポイント解説 日本、台湾、香港にそれぞれ言及

2019年10月26日 06時23分33秒 | 日記

ペンス副大統領「対中演説」のポイント解説 日本、台湾、香港にそれぞれ言及

 

ペンス副大統領「対中演説」のポイント解説 日本、台湾、香港にそれぞれ言及

 
ウィルソン・センターで演説するペンス副大統領。写真:AP/アフロ

 

アメリカが対中政策の転換を宣言し、「米中新冷戦」の幕開けから1年が経った10月24日(現地時間)、ペンス米副大統領が、ワシントンの政策研究機関ウィルソン・センターで、「米中関係の将来」について演説を行った。

 

昨年の演説に続いて、中国を強く批判する内容となった。今回は、その内容を抜粋で紹介し、ポイントを補足解説する。

 

(1) トランプ大統領は中国の時代を終わらせた

ペンス氏: わずか20年未満の間に「世界史上最大の富の移転」が見られた。過去17年間で、中国の国内総生産(GDP)は9倍以上成長した。世界で2番目に大きな経済国となった。この成功の多くは、アメリカから中国への投資によるものだ。そうした時代は終わった。トランプ大統領は、3年未満でその物語を永遠に変えた。

 

補足解説: 日本も1990年代より一貫して、中国を重要なビジネスパートナーとしてきた。だがGDPの成長を見れば、中国は儲かり、日本が衰退したことは明らか。日本の富もまた、アメリカと同じく、中国に流出している。貿易は本来、ウィン・ウィンの関係でなければならない。

 

(2) アメリカ経済は強くなっている

ペンス氏: 専門家は、「わずか数年で中国経済がアメリカ経済を上回る」と予測していた。しかし、トランプ大統領が進めた大胆な経済政策のおかげで、すべてが変わった。大統領は、アメリカ史上最大の減税と税制改革に署名した。結果、アメリカ経済は世界史上最も強くなっている。

 

補足解説: 対中貿易などの不均衡の是正や、アメリカ史における歴史的な税制改革により、アメリカは再び力を取り戻した。そして、中国を引き離している。日本は「増税路線」を続けているが、これが誤りであることをアメリカは教えてくれている。

 

(3) 中国は宗教者を苦しめている

ペンス氏: 少数民族や宗教的少数派の数百万人が、宗教的・文化的なアイデンティティーを根絶しようとする、中国共産党の試みに苦しんでいる。中国共産党は、キリスト教の牧師の逮捕や聖書の販売禁止、教会の破壊、100万人以上のイスラム教徒のウイグル人の投獄に及んでいる。

 

補足解説: 中国は、高度な監視システムなどを通じて、宗教者の自由を著しく侵害している。これを受けてアメリカは、中国外交官のアメリカ国内での行動を規制するなど、対抗措置を打ち出している。

 

(4) 中国は尖閣諸島などを脅かしている

ペンス氏: この1年間での中国の軍事行動や近隣諸国へのアプローチは、ますます挑発的になった。中国の指導者たちは、2015年に「南シナ海を軍事化するつもりはない」と述べたが、人工島に対艦ミサイルや防空ミサイルなどを配備した。

 

東シナ海では、緊密な同盟国である日本において、中国の挑発に対する緊急発進の回数が今年、過去最多となる見通しだ。また中国の沿岸警備隊は、日本に施政権がある尖閣諸島の周辺海域に60日以上連続で艦船を送り込んだ。

 

補足解説: 中国の挑発はエスカレートしている。日本人14人を「反スパイ法」を根拠に逮捕し、すでに9人を起訴するなど、「人質外交」まで展開している。それにもかかわらず、日本政府は「完全に正常な軌道へと戻った日中関係を新たな段階へと押し上げていく」との立場を示している。日中関係が正常ではないということは、誰が見ても明らかだろう。

 

(5) アメリカは台湾を支持する

ペンス氏: 私たちの政権は、これからも「1つの中国」政策を尊重していくが、中国はここ数年の小切手外交を通して、台湾を承認している2カ国以上に、中国の承認へと変えるよう仕向け、台湾の民主主義への圧力を強化している。

 

補足解説: 台湾との関係を強化することが、中国との約束を反故にすることにはならないと強調した。だが、そんな中国は今や、台湾に「一国二制度」を受け入れるように迫り、現状変更を試みている。日本はそれを追認・黙認せず、台湾を強力にサポートすべきだ。

 

(6) アメリカは香港とともにある

ペンス氏: この1年の間で、自由に対する中国共産党の反感を、香港の情勢ほど示したものはない。トランプ大統領は、「アメリカが自由を支持する」と明言してきた。(拍手) 私たちは国家の主権を尊重する。

 

当局が香港の抗議者に対して暴力で訴えれば、アメリカとの貿易交渉を妥結するのは、一層困難になると繰り返し言及してきた。(拍手) アメリカは香港の人々を尊重するように中国に促し続ける。そしてここ数カ月、権利を守るために平和的にデモを行ってきた香港の数百万人の人たちと、私たちはともにいる。

 

補足解説: アメリカが改めて、香港をサポートすることを明確にした。香港の民主活動家をはじめ、デモに参加・賛同する多くの人々が勇気づけられるだろう。

 

(7) 検閲を受け入れる米企業は「非アメリカ的」

ペンス氏: 人権侵害を故意に無視する進歩的な企業文化は、進歩的ではない。それは抑圧的だ。(拍手) アメリカの企業、プロスポーツ、プロ選手が検閲を受け入れるならば、それは単なる間違いではなく、非アメリカ的である。アメリカ企業は、国内と世界でアメリカの価値観のために立ち上がるべきだ。

 

補足解説: ペンス氏は昨年10月の演説で、プライバシーを軽視するグーグルを批判し、行動を改めるように要求した。根底には、利益追求を第一とする「グローバリズム」への批判がある。日本の一部企業も、中国の経済的利益に誘惑され、中国の要求に屈している。

 

 

演説はアメリカ政府の公式見解

ペンス氏の演説は今年6月から延期され続け、ようやく行われた形だ。内容は、昨年の演説に続いて、中国共産党体制を厳しく糾弾するものとなった。だが前回の演説では、香港情勢への言及はなかった。この1年で起きた問題を反映したという意味で、今回の演説は、「最新のアメリカ政府の公式見解」として注目に値する。

 

日米の演説を見比べると明らかだが、アメリカの政治が優れている点は、「善悪の価値判断」を明確にすることだ。アメリカは、「自由」「民主」「信仰」といった普遍的な価値観に基づき、我が国はこのような意思決定を行う、ということを明確に示している。日本の発信力に足りないのは、この点である。

 

日本はアメリカの政策と共同歩調をとり、世界の平和に貢献すべきだろう。

(山本慧)

 

【関連記事】

2018年10月7日付本欄 中国に「ブチ切れ」 ペンス米副大統領スピーチに見る、対中戦略の転換

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14964

 

 

【セミナーのご案内】

ザ・リバティ2019年10月号に登場した、元潜水艦司令官・矢野一樹氏のセミナー

 

演題:元自衛官幹部が語る 「水中優勢」で日本を守る。

矢野氏のプロフィール:1955年生まれ。防衛大学校第22期生、米国防大学修士(国家資源管理)。海上幕僚監部装備部長や潜水艦隊司令官を歴任。元海将。現在は日本安全保障戦略研究所上席研究員などを務める。

 

セミナーの日程:2019年11月28日(木) 19:00~20:30(受付は18時45分より)

開催場所:カフェ・ジュリエ(東京都中央区銀座5-13-16 東銀座三井ビル1F)

参加費:2000円(学生は1000円)

お申し込み方法: https://ssl.form-mailer.jp/fms/2d3aa1f8641376

お問い合わせ:30日会×リバティセミナー事務局 古田(30day.liberty@gmail.com)


カナダの「同性愛」推進の霊的背景を探る 「本物の愛」とは何か?

2019年10月26日 06時19分40秒 | 日記

カナダの「同性愛」推進の霊的背景を探る 「本物の愛」とは何か?

 

カナダの「同性愛」推進の霊的背景を探る 「本物の愛」とは何か?

 
カナダ・トロントのゲイシティ。/shutterstock.com

 

《本記事のポイント》

  •  多様性への寛容さを重視するカナダ
  • 「動物的な欲求」に執着すると危険
  •  霊人の言葉から「本物の愛とは何か」を学ぶ

 

「多様性への寛容さ」を重視するカナダは、LGBTQの先進国でもある。2005年には、世界で4番目に同性婚を法制化した。このたびの総選挙で再選したジャスティン・トルドー首相も、LGBTQの人々の権利推進派として知られる。

 

もともと、カナダの先住民には、「男性と女性の魂を両方持つ人(two-spirit)」という生き方がある。「LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クエスチョニング)」に、「two-spirit」を表す「2」を足して、「LGBTQ2」と呼ぶことも少なくない。

 

大川隆法・幸福の科学総裁は10月6日にカナダでの英語講演「The Reason We Are Here」を開催した。講演前の現地視察で、大川総裁が立ち寄った場所の一つが、トロントのゲイシティだった。このエリアには、アレキサンダー・ウッドという人物の銅像が建つ。

 

アレキサンダー・ウッドは、トロントの同性愛の「先駆者」と言える。ウッドは1772年にスコットランドで生まれ、商人としてカナダに移住。輸入品の販売などを手がけていたが、現在の「ゲイタウン」一帯の土地を購入して、ゲイ・コミュニティの基礎を築いた。

 

 

ウッド霊:異性婚で子供が生まれることが「堕落の始まり」と主張

カナダ講演前に現地で大川総裁はウッドの霊を招霊。ウッドの霊は、自ら「ゲイシティの守護神」であると主張。人間も動物も平等であって、カナダは「動物たちの国であり、男と女の国であり、LGBTQの国」とした。

 

一方で、自身の状況については「(気分は)あまりよくない」と語り、亡くなった後も天上界に還れず、地縛霊となっている様子が伺えた。

 

ウッドの霊は「異性婚で子供が生まれることが堕落の始まり」として、神が男女を分けたことを批判。同性愛が原因で罪を犯したとしても、それは罪でなく、純粋な愛だと主張し続けた。

 

 

キャリントン霊:同性愛と異性愛の屈折した感情

ウッドの霊に続いて、大川総裁のもとにドーラ・キャリントンという女性の霊が現れた。

 

ドーラ・キャリントンは1893年にイギリスに生まれた画家。1995年に製作された映画「キャリントン」でもその一生が描かれた。

 

キャリントンは同性愛者であるリットン・ストレイチーという男性と惹かれあい、同居していたが、別の同性愛者であるレイフ・パートリッジという男性と結婚。3人で生活しながら、お互いにさまざまな愛人を持つなど、きわめて複雑な人間関係の中を生きた。キャリントンはストレイチーの死後、38歳で自殺している。

 

生前は、同性愛を擁護する立場にあったキャリントン霊は、「LGBTの真実、真相について聞くため」に現れたと告白。死後も「天国なのか地獄なのか分からない」とした上で、「LGBTの考えを世界に広げることはよいことだと思っているが、もし悪いことなら、活動家に警告をしなければいけない」と語った。

 

 

「動物的な欲求に執着したり、色情地獄に通じている場合は、非常に危険」

いずれの霊も、生前に同性愛を肯定していたものの、死後、魂が幸福な状態にいるわけではないことがうかがえる。幸福の科学ではこれまで、同性愛に関する霊言をさまざまに収録してきたが、その霊の状態は2つに分かれる。

 

一つは、迷いの中にある例。例えば、QUEENのボーカルであるフレディ・マーキュリーの霊は、「愛は肉体を通じて表現しないといけない」としつつ、死後、自身がこの世で迷っている理由を神に聞きたい、とした。(『公開霊言 QUEENのボーカリスト フレディ・マーキュリーの栄光と代償』より)

 

もう一つは、神近き世界にいる例だ。同性愛者としても知られる小説家オスカー・ワイルドの霊は、「少し変わった傾向の人が一部いるが、人々は彼らに寛容になるべき」としつつ、「純粋な愛とは、性別を超えて『魂の純粋さ』を愛すること。動物的な本能の愛は社会秩序や安定の崩壊をもたらす」とした。(『オスカー・ワイルドの霊言 ほんとうの愛とLGBT問題』より)

 

大川総裁は、カナダ講演からの帰国後、英語説法「What I thought in Canada(カナダで考えたこと)」を収録。LGBT問題について、「LGBTの人たちが動物的欲求や動物的欲望にだけ執着していたり、色情地獄に通じている場合は、非常に危険ですので心を変えるべき」とした一方、「神への正しい信仰を持っている場合は、霊的な人であるはずなので、天国に行く可能性があります」とした。

 

同性愛に付随して、「肉体への執着」「相手への執着」が生まれたときに問題が生じうる。また、同性愛を積極的に広げることによって、人類が存続できなくなるというリスクがあるのも事実だ。しかし、同性愛者を迫害することも、多くの人々の不幸につながりうる。

 

地上で同性愛者だったとしても、その心の傾向には違いが出る。さまざまな立場の霊人の語る言葉からは、「愛」とは何か、未来社会のあるべき姿とは何かを探究する機会となりそうだ。

 

本霊言では、他にも次のような論点への言及があった。

アレキサンダー・ウッドの霊言

  • 神が「男と女」を創った理由をどのように考えているか
  • 人間の尊厳を何であると考えているか
  • LGBTQを広める「本当の目的」とは何か

 

ドーラ・キャリントンの霊言

  • 複雑な夫婦・愛人関係についての本心
  • 霊界でどのような生活を送っているのか
  • 世界につながるLGBTの世界とは

 

ここに紹介したのは霊言のごく一部です。

詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727

 火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

 http://map.happy-science.jp/まで。


中国が統計水増しを是正へ 日本は中国依存の経済成長を見直すべき

2019年10月26日 06時18分16秒 | 日記

中国が統計水増しを是正へ 日本は中国依存の経済成長を見直すべき 【これだけ知っトクNews(10月25日版)】

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用ください。

 

  • (1) 中国が統計水増しを是正へ 日本は中国依存の経済成長を見直すべき
  • (2) 奈良でも「教諭いじめ」 構図は子供のいじめと同じ
  • (3) 中国で収監中のウイグル人学者に「サハロフ賞」

貧困率が高い街に再投資を

2019年10月25日 06時28分40秒 | 日記

貧困率が高い街に再投資を

 

貧困率が高い街に再投資を

 
街が荒廃した米デトロイトは、オポチュニティ・ゾーンに指定されている。画像は/ Shutterstock.comより。

 

《本記事のポイント》

  • 繁栄できない街を再活性させる
  • ふるさと納税より、先進的な取り組み
  • 富裕層も貧困層もウィンウィンに

 

トランプ米政権が2017年に制定した不動産税優遇措置「オポチュニティ・ゾーン」により、サウスカロライナ州で、新しく5400万ドル(約60億円)のハイテク街が生まれたと、米共和党上院議員ティム・スコット氏がこのほど米誌ワシントン・イグザミナーに語った。これに対し、トランプ大統領はツイッターで、「ティム、よくやった」と称賛している。

 

 

繁栄できない街を再活性させる

日本ではなじみがない、オポチュニティ・ゾーンとは、単なる減税措置ではなく、長期投資によって衰退する街の再開発や雇用創出などを促すというもの。仕組みの中身はこうだ。

 

各州知事が、一定の条件を満たした低所得地域を「オポチュニティ・ゾーン」に指定する。条件には、「地域の貧困率が20%以上」「世帯収入の中央値が周辺地域の80%未満」などがある。簡単に言えば、アメリカの繁栄から取り残された地域だ。現在、約8700カ所が指定され、ハリケーンの被害を受けたプエルトリコ全島も対象になっている。

 

投資家は、株式や投資信託などで得たキャピタルゲインを180日以内に、オポチュニティ・ゾーンを開発するファンドに投資すれば、税制で優遇される。ファンド側は、その資金の90%以上をゾーンに投資し、街の活性化を図る。投資される地域は、雇用創出に加え、手頃な価格の住宅や起業の増加、犯罪者の減少などの恩恵を受けられる。

 

 

ふるさと納税より、先進的な取り組み

このプログラムのメリットは、連邦政府がほとんど関与しないことだ。

 

投資家は、政府や州などから、どのエリアに投資すべきか監督されない。そのエリアに引っ越しする必要もなく、ただキャピタルゲインを先のファンドに投資すればいい。それにより、キャピタルゲインに関わる税制の優遇措置を受けられる。

 

日本では地方創生の一環として、「ふるさと納税」が広がっている。だが、ふるさと納税はあくまで一時的な効果であり、その受益者も限られた人にすぎない。

 

 

富裕層も貧困層もウィンウィンに

日本では、「富裕層から富を奪い、貧困層にバラまけばいい」という意見が散見される。そうした意見の感情は理解できるが、明らかな問題は「持続可能な政策ではない」ということだ。

 

今回の税制のように、民間のプロ投資家の知恵を介在させれば、税金の費用対効果(コストパフォーマンス)を飛躍的に高めつつ、社会的弱者を救うことができる。日本にも、富裕層と貧困層がウィンウィンになれる優れた税制が必要だ。

(山本慧)

 

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