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陸上イージス4664億円 「高い」と批判するだけの朝日新聞に違和感

2018年07月31日 06時15分01秒 | 日記

これだけ知っトクNews(7月31日版) 陸上イージス4664億円 「高い」と批判するだけの朝日新聞に違和感

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 陸上イージス4664億円 「高い」と批判するだけの朝日新聞に違和感
  • (2) 大学教授が論文で習近平氏を批判 北戴河会議をからめた権力闘争?
  • (3) トランプ政権の圧力でイラン経済が苦境 日本が果たすべき役割

 


南海トラフ地震の“復興”はもう始まっている――大阪北部地震の教訓

2018年07月31日 06時12分21秒 | 日記

南海トラフ地震の“復興”はもう始まっている――大阪北部地震の教訓

南海トラフ地震の“復興”はもう始まっている――大阪北部地震の教訓

 
Pashaco / Shutterstock.com

 

《本記事のポイント》

  • 6月の大阪北部地震の教訓は、南海トラフ地震の紀伊半島を復興させる要にもなる
  • 各地域のみならず、「紀伊半島」「大阪ベイエリア」という単位で復興をマネジメントする発想が必要
  • 国土や都市はひとつの「生命体」

 

西日本豪雨をはじめとして、日本には思わぬ災害が多発している。

 

6月に起きた「大阪北部地震」もその一つ。被害を受けた大阪北部という場所は、紀伊半島に大きな被害をもたらすといわれる「南海トラフ地震」への対策で、まさに鍵を握るという。

 

そう語る大阪大学大学院教授の木多道宏氏に、話を聞いた。

 

◆                  ◆                  ◆

 

はじめに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。

 

今回、地震が起きた「大阪北部」という地域は、とても大きな意味があります。「南海トラフ地震」における近畿の被害で、紀伊半島や大阪湾沿岸が深刻になると予想されていますが、その「復興の要」となるのが大阪北部になります。

 

この地域には、広域を結ぶ鉄道や名神高速道路が通り、伊丹空港があります。同時にこの地域からは、南の紀伊半島に向けて、主要な高速道路が延びています。

 

つまり大阪北部は、全国と紀伊半島を結ぶ「結節点」。近畿南部が大きな被害に遭った場合、全国の支援者や救援物資の「玄関口」になることが期待されるのです。

 

南海トラフ地震が起きると、大阪北部も今回の地震と同じくらいの揺れが起きると予測されています。その時、この地域が混乱すると、南部への支援が進みにくくなる可能性があります。

 

今回の大阪北部地震では、倒れたブロック塀によって尊い命が失われました。鉄道やライフラインも止まり、多くの人々の生活に支障を来しました。また、多くの外国人の避難にも混乱が生じました。二度とこのような犠牲や混乱が生じないよう、地域の人々や行政の努力により、施設の改善や被災時の応急・復旧のガイドラインの見直しが進んでいます。

 

こうした教訓を生かし、大阪北部の地震への対応力を高める必要があります。

 

 

「紀伊半島」という単位で復興をマネジメントする

これが叶えば日本初の取り組みになると思いますが、例えば、広域的な復興支援センターの構想、支援センターを機能させるための自治会・商工会などの地元組織の行動計画の立案、医療や福祉関係者のネットワークづくりなどは、近畿南部の"事前復興"に直結するのです(6月2日掲載記事に解説 https://the-liberty.com/article.php?item_id=14522 )。

 

このように、「自分の地域だけではなく、異なる地域同士が相互に助け合う」という観点で防災・復興政策を行うことが、今後、日本においては重要になってきます。

 

南海トラフ地震が起きれば、必要とされる仮設住宅の数は、東日本大震災の数倍とも言われています。この量を供給するには、メーカーやリース会社による従来の方式だけでは困難です。そこで例えば、「紀伊半島全域」という単位で、林業の盛んな地域が木造の仮設住宅をつくり、県をまたいで融通できる体制をつくっておく、といった発想が求められます。

 

奈良県十津川村は、林業の再生に成果をあげつつあり、私も紀伊半島スケールでの新たな供給システムづくりのお手伝いをしているところです。

 

 

「大阪ベイエリア」という単位で復興をマネジメント

また、大阪ベイエリア(大阪湾に接する都市域)に、5メートルレベルの津波が到達するとの予測もあります。

 

その時にどのような被害が予想され、どのような対策が必要なのか。府や市などの自治体やさまざまな分野の専門家が、それぞれ調査・研究を進めています。例えば、工業地帯の重油タンクが破壊された時の、大阪ベイエリア全体の被害シミュレーションをしている研究もあります。

 

しかし残念なことに、その知見はお互いに共有されていません。大阪ベイエリアという単位で、防災・復興を考える枠組みがないことも一因だと考えられます。

 

また、ある自治体が津波で被災した際、どの自治体が仮設住宅やその用地を確保し、被災者を受け入れるか。多くの港が被害を受けた時、どの港から先に復興して、エリア全体の拠点とするのか。そうした調整も事前にある程度しておかなければ、いざ地震が起きて混乱している時に、冷静に判断することは困難です。

 

 

国土や都市はひとつの「生命体」

未曾有の災害は、都道府県や市町村の境界を超えなければ、解決できない課題を私たちに与えることになります。

 

大阪北部や南部、紀伊半島、大阪ベイエリアのように、既存の境界を越えたスケールで、土地や施設、人材、そして資金・収入をも融通し合えるようなマネジメントの仕組みや、「場」をつくっておく必要があるのです。

 

コミュニティ、都市、国家などの社会組織にも、「生命」があるという考え方があります。小さな単位から大きな単位、それぞれの単位ごとに信頼関係に基づく協力や共創の場が形成され、小さな単位はより大きな単位へと開かれ、大きな単位はより小さな単位の働きに配慮することで、全てのスケールの単位がひとつながりの「生命体」を形成するのです。

 

現代の日本では、ベイエリア、河川流域(山・農地・街・海のつながり)や半島といった、中間的なスケールの「生命」の働きが極めて不十分であり、既存の境界を超えた地域マネジメントの仕組みづくりを、市民、企業、大学、行政、国が協力して進める必要があると考えています。大災害はそのきっかけを私たちに与えており、対策を具現化することが"事前復興"につながるのです。

 

大阪大学大学院教授

木多道宏

大阪大学大学院工学研究科教授。同大学大学院工学研究科建築工学専攻修士課程修了、株式会社日建設計、大阪大学工学部建築工学科助手等を経て、2012年より現職。専門分野は建築計画・都市デザイン。集落・都市における「地域文脈」を継承した計画とまちづくり、アフリカの非正規市街地・スラムの改善など。日本建築学会奨励賞受賞(2000年)。

 

【関連記事】

2018年6月2日付本欄 南海トラフ地震が来る前に"復興"は始まっている!?

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14522


潜在意識が人生をつくる 精神科医がおすすめする心を浮かせる名作映画(13)

2018年07月31日 06時10分24秒 | 日記

潜在意識が人生をつくる 精神科医がおすすめする心を浮かせる名作映画(13)

潜在意識が人生をつくる 精神科医がおすすめする心を浮かせる名作映画(13)

 

 

仕事や人間関係に疲れた時、気分転換になるのが映画です。

 

その映画を選ぶ際に、動員数、人気ランキング、コメンテーターが評価する「芸術性」など、様々な基準があります。

 

アメリカでは、精神医学の立場から見て「沈んだ心を浮かせる薬」になる映画を選ぶカルチャーがあります。一方、いくら「名作だ」と評価されていても、精神医学的に「心を沈ませる毒」になる映画も存在します。

 

本連載では、国内外で数多くの治療実績・研究実績を誇る精神科医・千田要一氏に、悩みに応じて、心を浮かせる力を持つ名作映画を処方していただきます。

 

世の中に、人の心を豊かにする映画が増えることを祈って、お贈りします。

 

今回は、潜在意識を活用したいという人に向けたものです。

 

◆                   ◆                   ◆

 

(1)「インセプション」(★★★★☆)

まずご紹介する映画は、「インセプション」(2010年、アメリカ映画、110分)です。他人の夢に入り込み、無意識に行動をコントロールするというサスペンス・アクション映画。

 

ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人が夢の中にいる時に、その潜在意識に潜り込み、他人のアイデアを盗み出すという犯罪のプロフェッショナルで、企業スパイの世界で引っ張りだこでした。ただ、リスクも高く、コブは最愛のものを失い、国際指名手配犯となってしまいました。

 

そんな彼に、業界から足を洗って、平穏無事な人生を取り戻せるかもしれない絶好のチャンスが訪れます。そのミッションとは、「インセプション」と呼ばれるもの。アイデアを盗むのではなく、他人の潜在意識に「別の考えを植え付ける」仕事で、ほぼ不可能だとされていました。それでもコブは、それを最後の仕事と決め、取りかかります。斉藤(渡辺謙)らとチームを組み、業界トップの才能をフル活用した布陣で挑みます。

 

しかし、予測していなかった展開が彼らを待ち受けます。はたして、彼らのミッションは無事成功するのか――。

 

20世紀最大の発見の一つと言われているのが、人間の「潜在意識(無意識)」です。

 

普段起きている時、私たちは「表面意識」を使って活動しています。ところが、表面意識だけでなく、通常意識されていない潜在意識が、私たちの人生に大きな影響を及ぼしているのです。例えば、過去のトラウマが潜在意識に潜み、不眠症の原因になったりします。

 

潜在意識がよく現れるのが、夜寝ている時の「夢」です。夢では、私たちが潜在意識に抑圧している欲求が現れてきます。また、日中に起きている時であっても、フッと湧いてくる思いに潜在意識が現れることもあります。

 

また、潜在意識は「個人的潜在意識(個人的無意識)」と「普遍的潜在意識(集合的無意識)」の2つに分けられます。普遍的無意識を発見したことで有名なのが、カール・ユングです。彼によれば、普遍的無意識において、人は個人的意識を超えて、他人の意識や高次元意識(いわゆる、ハイヤースピリット)ともつながるということです。

 

心理学では、一般的に表面意識と個人的潜在意識の部分を一個人の意識領域と見なしますが、前者の力は、後者と比べて1割にも満たないと考えられています。したがって、表面意識だけではなく、個人的潜在意識の力も活用することで、より幸運な人生が開けてくるのです。

 

潜在意識の力を発揮する方法として、「肯定的自己暗示(アファメーション)」があります。

 

アファメーションで大切なポイントは、以下の4点です。

 

1.イメージ

ビジュアライゼーションともいうが、自分が達成したい目標や夢をありありとイメージすること。

 

2.言葉

いわゆる、言霊(ことだま)のことであり、実際に声に出して肯定的な言葉を発していく。広義の意味では、頭の中で思考を深める「セルフトーク」や、他人に公言する「パブリックトーク」も含まれる。

 

3.感情

知性レベルにとどまらず、感性も総動員する。自分の目標、夢を実現した結果、自分はどのような思いを抱くのかを心に問いかけ、感情を伴うイメージにしていく。

 

4.反復

こうした暗示を繰り返すことで、潜在意識に落とし込んでいく。意識は思考の流れであり、その流れを変える最善の方法が習慣化である。

 

潜在意識は、表面意識の10倍以上もの力があるため、うまくコントロールできれば、幸福や成功を手に入れやすくなります。詳しくは、拙著『現世療法』(クラブハウス)や『ポジティブ三世療法』(ピープレス)をご一読ください。

 

 

(2)「マシニスト」(★★★☆☆)

次にご紹介する映画は、「マシニスト」(2004年アメリカ・スペイン映画、102分)という、1年間、眠れない男を描いたサイコ・サスペンス映画です。主役のクリスチャン・ベールは、役作りのために30キロも減量したというだけあって、迫真の演技でした。

 

機械工(マシニスト)として工場で働くトレヴァー(クリスチャン・ベール)は、原因不明の不眠症ですでに1年も眠っていません。食事も極度に減り、痩せ細ってミイラのようです。そんなトレヴァーを、次々と奇怪な事件が襲いかかります。パニックになったトレヴァーは、精神異常者と見なされ、ついに工場をクビになってしまいます。

 

実は彼は以前、子供をひき逃げで殺害しており、その罪悪感から、不眠症と幻覚を引き起こしていたのでした。そのことを思い出し、警察に自首することで、ようやく眠りにつくことができます。

 

本作は、人間の「表面意識」と「潜在意識」の不思議な関係について、明快に表現しています。人は自分のトラウマを、無意識のうちに潜在意識に押し込め、表面意識から消し去ってしまいます。精神医学では、これを「防衛機制(ぼうえいきせい)」と呼んでいます。

 

ただ、防衛機制は完璧ではありません。たとえ表面意識では忘れていても、潜在意識に存在するトラウマは、不眠症、食欲不振、うつ、パニック発作、幻覚などの症状として現れてきます。したがって、潜在意識に押し込めたトラウマを整理することが、根本治療になるわけです。

 

 

(3)「フラワーショウ!」(★★★★☆)

最後に紹介する映画は、「フラワーショウ!」(2015年、アイルランド映画、100分)という、ガーデニング世界大会の最年少記録を塗り替えたアイルランド女性を描いた実話映画です。

 

アイルランドの片田舎で育ったメアリー(エマ・グリーンウェル)には、大自然を尊重したガーデニングで全世界を変えるという夢がありました。その夢を叶えるため、メアリーは、有名なガーデンデザイナーのアシスタントに応募。晴れて採用されます。しかし、長時間労働でコキ使われ、長年温めてきたデザインノートも盗用され、挙句にはクビにされてしまいます。

 

どん底のメアリーですが、英国王立園芸協会が主催し、世界中が注目するガーデニング世界大会「チェルシー・フラワーショー」で金メダルを獲ることを思いつきます。

 

ただ、大会に参加するだけでも、2000人の応募者の中から、わずか8枠だけ。コネもお金も経験もないメアリーですが、「主催者から金メダルを頂いた」という言葉を紙に書き、壁に貼って、"自己暗示"をかけます。

 

彼女の「強い思い」に引き寄せられ、庭師や植物学者クリスティ(トム・ヒューズ)らと縁ができ、ついに参加資格が得られます。メアリーを応援するラジオメディアの協力もあり、約2500万円もする制作費も、助成が得られることに。

 

はたして、メアリーは最優秀賞の金賞を受賞できるのでしょうか?

 

メアリーが行った自己暗示は、まさしく前述の「アファメーション」です。将来の夢を、言葉にして、何度も繰り返し唱えることで、「潜在意識」が動き始めたと言えるでしょう。私たちも、自分の潜在能力を発揮したいものです。

 

他には、以下のような映画がオススメです。

 

「リミットレス」(★★☆☆☆)

主人公、エディ・モーラ(ブラッドリー・クーパー)は作家志望で、出版契約を交わしたにもかかわらず、原稿を一行も書けず、酒に溺れ、ホームレスのようになり、恋人にも逃げられてしまいます。しかし、エディは偶然にも、ふらついていた街で開発されたばかりの新薬「NZT48」を入手します。なんとその薬は、通常20%しか使われていない脳を100%活性化する薬だといいます……。

 

 

「ドクター・ストレンジ」(★★★★☆)

天才外科医のドクター・ストレンジが、人智を超えた魔術を身につけ、世界を滅亡から救う超常アクション映画。彼は、この病気をきっかけに潜在能力に目覚め、頑固な唯物論者から、「神秘の世界」に心を開くようになったのでした。

 

 

幸福感の強い人弱い人

幸福感の強い人弱い人

千田要一著

幸福の科学出版

精神科医

千田 要一

(ちだ・よういち)1972年、岩手県出身。医学博士。精神科医、心療内科医。医療法人千手会・ハッピースマイルクリニック理事長。九州大学大学院修了後、ロンドン大学研究員を経て現職。欧米の研究機関と共同研究を進め、臨床現場で多くの治癒実績を挙げる。アメリカ心身医学会学術賞、日本心身医学会池見賞など学会受賞多数。国内外での学術論文と著書は100編を超える。著書に『幸福感の強い人、弱い人』(幸福の科学出版)、『ポジティブ三世療法』(パレード)など多数。

 

 

 

【関連サイト】

ハッピースマイルクリニック公式サイト

http://hs-cl.com/

 

千田要一メールマガジン(毎週火曜日、メンタルに役立つ映画情報を配信!)

http://hs-cl.com/pc/melmaga/hsc/?width=550&height=500&inlineId=myOnPageContent&keepThis=true&TB_iframe=true

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『幸福感の強い人弱い人 最新ポジティブ心理学の信念の科学』 千田要一著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=780

 

【関連記事】

「精神科医がおすすめする 心を浮かせる名作映画」過去記事一覧

過去記事一覧はこちら


ツイッターやフェイスブックは、気に入らない人や意見は排除していた!?

2018年07月31日 06時08分53秒 | 日記

ツイッターやフェイスブックは、気に入らない人や意見は排除していた!?

 

トランプ米大統領がツイッターへの攻撃を強めています。

 

トランプ氏はこのほど、「ツイッターは有力な共和党員の投稿に対して、『シャドーバン』をしている。よくないことだ。この差別的で違法な行為についてすぐに調べる!」とツイートしました。

 

「シャドーバン」とは、特定の投稿をタイムラインに表示しないなどして、意図的に他の人が発見できないようにすることを意味します。

 

ツイッターのヘビーユーザーであるトランプ氏が批判しているところが、興味深いですが、これが本当であれば、民主主義を脅かす問題です。

 


オウムの悲劇をくり返さないために 若者が信仰に目覚める機会を奪ってはならない

2018年07月30日 06時14分52秒 | 日記

オウムの悲劇をくり返さないために 若者が信仰に目覚める機会を奪ってはならない

オウムの悲劇をくり返さないために 若者が信仰に目覚める機会を奪ってはならない

 

 

《本記事のポイント》

  • 若者たちの不安や孤独感などの悩みに答えるのが宗教の役割
  • オウムは集った若者を教義で救うのではなく、薬物などで洗脳していた
  • 宗教の正邪を判断する目を養うことが必要

 

オウム真理教元代表の麻原彰晃(松本智津夫)死刑囚ら、オウムが関連する一連の事件の実行犯ら計13人の死刑が執行された。これをきっかけに、オウム真理教についての話題が、マスコミやインターネット上で再燃している。

 

 

なぜ高学歴の若者たちがオウムに入信したのか

報道番組などでよく耳にするのが、「なぜ高学歴の優秀な若者たちがオウムに入信し、殺人に手を染めたのか」という議論だ。

 

ほとんどの場合、ジャーナリストや宗教学者などが「不安や孤独感などといった若者の心の隙間に付け入り、洗脳していた」「人生の意味について考え込むような、まじめな青年たちを惹きつけ、マインド・コントロールをしていた」という結論に導いている。

 

確かにオウム事件には当時、高学歴の青年信者たちが多く関わっていた。彼らが麻原死刑囚により"洗脳"され、妄信していたのは確かだろう。

 

しかしそもそも、人々の不安や孤独感など、生きていく上での悩みや苦しみに答え、苦しみから救うのが宗教の本来の姿だ。神仏の存在を信じ、教えを学び実践することで、人は生きるうえでの指針を得、心の平穏を取り戻し、幸福な人生を生きることができる。世界3大宗教をはじめ、ほとんどの宗教の原点はここにある。

 

オウムは、集ってきた若者たちに"修行"と称して激しい運動や仕事をさせ、睡眠不足の状態にさせるなどして判断能力を鈍らせ、さらには覚醒剤などの違法薬物を使っていた。外界との接触も絶ち、正常な判断ができないようにすることで、オウムこそが絶対という"洗脳"を行っていたのだ。これは宗教が本来すべきである「心の救済」とは真逆である。

 

 

「宗教=悪」という考え方は間違い

オウムは一連の事件により、本来は善きものであるはずの宗教のイメージを著しく失墜させた。「マインド・コントロールして人殺しをさせる」「怖い」「気持ち悪い」といった負のイメージは、「宗教=悪」という発想になり、日本人の宗教アレルギーを強めたと言える。そういった意味でも、オウムの犯した罪は非常に大きい。

 

オウムがかつては大学のキャンパスなどで勧誘を行っていたことから、現在、宗教関係のサークルの活動制限や勧誘の禁止などの措置をとる大学もある。オウム事件を"教訓"とし、「狂信的な崇拝を行うカルト団体に若者が洗脳され、悲劇をくり返さない」ようにしているのだ。

 

もちろん、悩める若者たちの心の隙に付け込み、殺人など数々の犯罪に手を染めるよう仕向けたオウムは絶対に許されるものではないだろう。しかし、すべての宗教が悩める若者たちの心の隙に付け込む、と思わせるような大学の規制や、オウム事件に対する報道にも問題があると言えるのではないか。

 

本来は人生における悩みや不安に答え、前向きに生きる指針となるべき宗教。そのような社会に有益な宗教もすべてオウムと同一視して危険なイメージを植え付ける大学関係者やマスコミ、ジャーナリスト、宗教学者は、果たして、宗教の正邪が判断できていると言えるのだろうか。オウム事件の教訓として、私たちが学ぶべきは、宗教の正邪を判断する目を養うことの大切さではないだろうか。

(駒井春香)

 

【関連記事】

2018年7月21日付本欄 宗教失格……麻原死刑囚が霊言で語る、隠された"犯行動機"とは?

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14674

 

2018年7月6日付本欄 松本死刑囚、刑執行 オウムを止めたのは幸福の科学だった

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14635

 

2014年3月号 オウムの間違いを指摘し戦ってきた幸福の科学 - 大川総裁講演会でのテロ計画、明らかに - The Liberty Opinion 4

https://the-liberty.com/article.php?item_id=7254


トランプ政権が「ウイグル数十万人を拘束」と中国当局を批判 日本も声を上げるべき

2018年07月29日 06時30分28秒 | 日記

トランプ政権が「ウイグル数十万人を拘束」と中国当局を批判 日本も声を上げるべき

 

中国の新疆ウイグル自治区の少数民族のウイグル人について、トランプ政権が「中国当局がテロ対策を名目として数十万人を不当に拘束している」と明確に批判の声を上げました。

 

アメリカのペンス副大統領はこのほど、米ワシントンD.C.で初めて開かれた、80か国の外相が出席して「信教の自由の促進」をテーマに話し合う閣僚会議において講演をしました。

 

講演では、「信教の自由」が認められていない国の問題点を指摘し、ウイグル人についても、「数十万、あるいは数百万とみられる人たちが、再教育施設に移され、政治教育を強いられている。宗教的な信条が脅かされている」と懸念を示しました。

 

本欄では、最近のトランプ政権の動きから、中国の人権弾圧を止める方法について考えていきます。

 


お盆前に知っておきたい 近年の地獄は、病院、ワンルームマンション!?

2018年07月29日 06時28分05秒 | 日記

お盆前に知っておきたい 近年の地獄は、病院、ワンルームマンション!?

お盆前に知っておきたい 近年の地獄は、病院、ワンルームマンション!?

 

 

大川隆法・幸福の科学総裁は28日、徳島県吉野川市川島町の「聖地エル・カンターレ生誕館」において「魂の洗礼」と題して講演した。会場には約1100人が参加し、講演は幸福の科学グループの中継網を通じて全国中継された。

 

幸福の科学では、人間の本質は魂であり、この世には魂修行のために生まれてきていると教えている。そしてこの世の人生で欲や怒りに染まった心で生きた場合は、あの世の「地獄」で一時期、反省をしなければならない。

 

もちろん、こうした世界観は代表的な宗教も説いている。しかし大川総裁は講演で、仏典や聖書には書かれていない、近年死後の世界にできた現代社会を反映した地獄も存在していると語った。

 

例えば昔の地獄絵図であれば、「鬼が金棒を持って追い回してくる」という風景が、通念としても、実際の地獄の現実としてもあった。しかし昨今は、鬼の代わりに、例えば外科医がメスで"患者"を切り刻むといった光景があるという。地獄は人々の心を映す世界でもあるので、地上社会が変われば、その風景も変わるのだ。

 

また大川総裁は、現代社会を反映した地獄として「土中地獄」というものを挙げた。

 

会社と家を行き来するだけの生活を生涯送り続け、管理社会や家庭内外の人間関係にも疲れ果ててしまった――。そんなサラリーマンが「孤独」を抱えたまま人生を終えてしまうと、赴くことになる世界だという。そこで人々は、土中の穴のようにも、ワンルームマンションのようにも見える場所に閉じ込められ、うずくまっている。

 

こうした現代版・地獄の諸相は、大川総裁の近著『あなたの知らない地獄の話。』にも詳しく紹介されている。

 

大川総裁は講演で、「現実に、毎日霊的な世界と交流しているというか、霊たちと話をしている私から見たら、こんなもの疑いの余地がもうない世界」と語り、そうした霊的世界の存在を一笑に付す現代社会の風潮を問題視した。

 

あの世を信じないまま死んだ人は、地獄に赴いても、そのことに気づかないことが多いという。例えば、地獄でいくら殺しあっても、または、自殺を繰り返しても、死なずに生き返ってしまう。自分で心の間違いに気づくまで、それは延々と繰り返される。そんな状況の意味を、自分自身で説明できないのだ。

 

大川総裁は、こうした地獄に行くか、天国に行くかどうかは、この世的な学歴や仕事の立場とは一切関係ないと指摘する。逆に、学問を積んで、多くの知識を持つ人ほど、未知の世界について耳を貸さない傾向があるという。

 

大川総裁は、「この世でたくさん勉強して、会社時代に何十年も働いて、家族を養って、社会的に一定の地位を得た人もいるし、財産をつくった人もいるし、家を建てた人もいるし、いろいろあると思うんですが、そういう人たちのこの世で成し遂げたと思ったことが、(間違った心で生きて地獄に堕ちてしまえば)まったく振り出しに戻ってしまう(中略)というのが、悲しくてしょうがない」として、生前に少しでも霊界の知識に触れておくことの大切さを強調した。

 

本講演では、他にも次のような論点への言及があった。

  • 高学歴だとあの世を信じなくなる背景
  • 自爆テロで、天国に行くか、地獄に行くか?
  • 一部宗教が偶像崇拝を否定する理由
  • 成功するほど、謙虚にならなければならない理由
  • 先祖供養の本当の意味
  • 香港の雨傘革命に見る信仰の重要さ

 

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

お問い合わせは、以下の連絡先まで。

・幸福の科学サービスセンター

 Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

 http://map.happy-science.jp/まで。

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『あなたの知らない地獄の話。』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2065

 

【関連記事】

2017年3月16日付本欄 2017年、春のお彼岸入りへ――「間違った供養」をしていませんか?

https://the-liberty.com/article.php?item_id=12720

 

杉田議員の寄稿に批判相次ぐ LGBTのスピリチュアルな意味とは?

2018年07月29日 06時26分16秒 | 日記

杉田議員の寄稿に批判相次ぐ LGBTのスピリチュアルな意味とは?

杉田議員の寄稿に批判相次ぐ LGBTのスピリチュアルな意味とは?

 
PATARA / Shutterstock.com

 

《本記事のポイント》

  •  自民党議員の「LGBT生産性ない」主張に抗議相次ぐ
  • 「性の違和感」の背景にあるのは転生輪廻?
  •  性に違和感があるのにも、現在の性に生まれたのにも、理由がある

 

 

自民党の杉田水脈衆院議員が雑誌寄稿で、LGBTなどの性的マイノリティーに関して「子どもを作らない、つまり生産性がない」といった主張をしたことについて27日、当事者などが都内の自民党本部前で抗議活動を行った。

 

その他ネット上でも、同議員の主張を批判する声が相次いでいる。

 

「LGBTをどう受け止めるか」については、日本国内でも意見は分かれている。しかし、その答えを出す前に「そもそもなぜ、LGBTという人々が存在するのか」という点を、考えるべきだろう。

 

 

問題を解くカギは転生輪廻?

この問いは、「DNAが性別を決定づける」という考え方だけでは説明できない。世界の宗教で伝えられる"魂"の存在こそが、LGBTを理解するカギとなる。

 

人間の本質は魂であり、永遠の生命を持って、この世とあの世を何度も転生輪廻しているとしたら――。時代や環境、そして性別までも変えて生まれてくるなら、心と体の性が違ったり、同性を好きになったりする理由も納得できるのではないだろうか。

 

幸福の科学の霊査によると、複数の生まれ変わりの中で男性に生まれたことが多ければ男性の意識を、女性で生まれたことが多いと女性の意識を持つことが多いことが、分かっている。

 

性別は、その転生で学びたいことや果たしたい使命によって、自分で選んでくることが多い。人は転生の過程でさまざまな経験を積むことで、魂を磨いているのだ。

 

ある自分の性に違和感を覚えている女子大学生は、この霊的真実を知り、納得したという。本誌2018年8月号の取材に、以下のように語っている。

 

「体が女性なのに心が男性という感覚が本当につらく、家族や友人にも言えず希望が見えませんでした。女子の集団が苦手で、中学校から不登校にもなってしまって。でも、"人間の本質は魂"という考え方を知って、私の中には男性の魂が存在すると確信し、初めて納得できました。そして、この霊的人生観を学んだことで、女性の魂も私の中にいると感じるようになったんです。今は性別にとらわれるような意識は薄まり、そんな自分を受け入れることができています」

 

 

性別の選択も含め全ては魂を磨く修行

性別は自分で選んで生まれてくることが多いが、前世の"カルマ"の刈り取りの観点で性別が決まるケースも存在する。

 

大川隆法・幸福の科学総裁が、心と体の性の不一致で悩む女性のリーディングを行った際、前々世は明治維新の志士の一人で、過激派として名を馳せたため、前世では"休息"として、あえて女性として生まれたことが判明した。

 

さらに今世も女性で生まれたほうが有利と判断したものの、性別への違和感が抑えきれなかったという。

 

本人の意にそぐわない性別に生まれることがあっても、その性別で人生修行を送るようにという「神仕組み」と言える。

 

前出の女子大学生は、こう話してくれた。

 

「LGBTの人はつらさを乗り越えようと肉体を変えたり、権利のために訴えを続けたりしている方も多いと思います。それも必要なことかもしれませんが、体や環境を変えるだけでは、過去までは変えられません。私も以前は、自分の苦しみにばかり目を向けていました。

 

でも『この性別で生まれてきたことも、必ず意味があるはず』と思えるようになったら、周囲から与えられていることに目が行くようになり、今は生きていてよかったと心から感じています。今後は同じ苦しみを持つ方に霊的真実を伝え、前向きになっていただけるような活動をしたいです」

 

現在の性に違和感があるのには、しっかりした理由がある。しかし、現在の性で生まれて来たことにもまた、しっかりした理由がある。LGBTは、この二つの面で理解することができるのではないだろうか。

 

※本欄は本誌2018年8月号記事「知っておきたい LGBT 7つの知識」の一部を編集したものです

 

【関連書籍】

ザ・リバティ 2018年8月号

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2055

 

【関連記事】

2017年7月26日付本欄 相模原障害者殺傷事件から1年 障害者は「不幸」を選んで生まれていない

https://the-liberty.com/article.php?item_id=13323


実際どうなの?米朝交渉【ザ・リバティキャスト#9】

2018年07月29日 06時24分31秒 | 日記

実際どうなの?米朝交渉【ザ・リバティキャスト#9】

 

ザ・リバティキャストの第9回目を、お届けいたします。 この番組では、ザ・リバティWebに掲載された1週間の記事の中から、特に注目のニュースについて、学んでまいります。

 

忙しい方、そして、政治経済はなかなか苦手だという方でも、「時代が動いている感覚」をなんとなく感じていただければ幸いです。

 

ぜひとも、通勤、通学、そして家事をしながらの、「ながら学習」にお役立て下さい。

 

第9回目は「米朝交渉、実際どうなの?」「西日本豪雨、民間人が活躍」「火星に生命の可能性発見!!」というテーマでお送りします。

 

編集部の馬場光太郎、片岡眞有子、後藤千穂がお送りします。

 


とんねるず石橋さんがネットテレビ出演 民放に激震

2018年07月28日 06時17分41秒 | 日記

これだけ知っトクNews(7月28日版) 北朝鮮が米に遺骨返還 続く米朝“プロレス”交渉

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 北朝鮮が米に遺骨返還 続く米朝"プロレス"交渉
  • (2) とんねるず石橋さんがネットテレビ出演 民放に激震

 


接待・裏口・天下り……文科省は“悪人”でないと出世できないの?

2018年07月28日 06時15分30秒 | 日記

接待・裏口・天下り……文科省は“悪人”でないと出世できないの?

接待・裏口・天下り……文科省は“悪人”でないと出世できないの?

 

 

《本記事のポイント》

  • 文科省局長級が収賄容疑でまた逮捕された
  • 一連の不祥事で文科省の局長以上は軒並み不正に染まっていた
  • 許認可・補助金などの「裁量権」が誘惑を生んでいる

 

またもや文部科学省局長級の不正だ。

 

同省の国際統括官であった川端和明容疑者は、高級クラブで計140万円相当の接待を受け、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の災害対策事業について便宜を図ったとして26日、逮捕された。

 

佐野太・前科学技術・学術政策局長が「裏口入学」の疑いで逮捕されてから、1カ月も経たないタイミングでの逮捕に、衝撃が走っている。

 

「天下り」問題をはじめ立て続けに起きる不祥事に、「文科省はどうなっているのか」と驚いている読者は多いだろう。

 

しかし、一連の問題で逮捕・処分された官僚たちのそうそうたる役職を確認すると、改めて戦慄が走る。

 

上図は、文科省の組織図において、一連の不祥事で逮捕・処分を受けた人物がいたポストに印をつけたものだ。

 

事務方トップの事務次官は歴代3人が停職となった。その下の審議官からも、停職者が出た。そして、7つの局があるうち、6局のトップが「不正」を犯した。そして今回、局長相当の国際統括官から逮捕者が出た。

 

組織ピラミッドの上部はほぼ"全滅"。「もし、自分の会社だったら」と想像してみてほしい。その会社は、存続できるだろうか。

 

「文科省は"悪人"でないと出世できないのか……」と思いたくなってしまうが、実際は、システムの問題だろう。

 

文科省官僚の「学校に関する許認可を行うか」「補助金を出すか」をめぐる裁量権が、あまりにも大きすぎるのだ。そのため、許認可・補助金を得たい人々が、よってたかって「裏口入学」「接待」「天下り」といった利益を持ってくる。その誘惑に、多くの官僚が負けてしまう。

 

それは文科省に限ったことではないだろう。

 

「大きな政府」は「大きな誘惑」を生む。公正な行政を取り戻すには、許認可行政そのものを見直す必要がある。

(馬場光太郎)

 

【関連記事】

2018年7月13日付本欄 平成最大の西日本豪雨はなぜ起こったのか 現政権に問われる不祥事の責任

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14653

 

2018年7月5日付本欄 裏口入学で逮捕された文科省幹部は、「教育者の養成」を担当していた

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14633


NHKが地球外生命体を認めた!? 都合のいい仮説で決めつける方針は変わらず

2018年07月28日 06時13分49秒 | 日記

NHKが地球外生命体を認めた!? 都合のいい仮説で決めつける方針は変わらず

NHKが地球外生命体を認めた!? 都合のいい仮説で決めつける方針は変わらず

 
画像は、公式ホームページより。

 

《本記事のポイント》

  • NHKが、地球外生命体について番組で取り上げた
  • ただ一方で、霊的な現象についてはかたくなに否定
  • 一つひとつ事例を丁寧に検証する科学的姿勢が求められている

 

NHKが、地球外生命体について取り上げた。

 

今年4月から始まった教養バラエティ番組「又吉直樹のヘウレーカ!」(以下、「ヘウレーカ!」)では、今月25日、「星空の向こうに出会いはありますか?」というテーマで放送した。同番組では、毎回、各分野の専門家をゲストに呼び、芸人の又吉直樹さんが抱いた素朴な疑問を解き明かしていく。

 

今回も、宇宙研究の専門家に話を聞きながら、地球外生命体が存在する可能性を探った。ゲストの専門家いわく、一世代前は、研究者の間でも地球外生命体について語ることはタブーだったが、最近になって、一つの研究として認められるようになってきたという。

 

知性を有した「宇宙人」という枠組みではなく、あくまで、微生物やウイルスを含む何らかの「生命体」が存在するかもしれないというスタンスではあるが、NHKが地球外生命を認めるような放送をすることは珍しいと言える。

 

 

金縛りは科学で解明できる!?

ただ一方で、目に目えないものは一切認めないという"信念"は変わっていないようだ。

 

「ヘウレーカ!」が4月に放送した回、「"金縛り"はなぜ起きるのか?」では、金縛りは霊的な現象ではなく、脳の作用によるものだと断定。金縛りの正体は「睡眠マヒ」であると指摘した。

 

これは、眠りが浅くなっているレム睡眠の時に、脳が起きてしまったものの、体が起ききっていない状態を指す。脳だけが中途半端に起きているため、身体が動かなかったり、幻覚を見たりするという結論だ。

 

番組の演出にも、「金縛りは科学で解明できる」という強いメッセージが表れている。

 

例えば、ゲストの専門家が登場するシーン。又吉さんが神社に参拝して「もう金縛りに遭いませんように」とお願いしているところ、専門家が現れ、「金縛りだったら、ちょっと神頼みでは駄目かもしれません。科学で解明できるんです」と語りかけるところから解説が始まる。

 

また、番組冒頭では、「苦しいなと思って起きたら、首絞められてる感があって人がいた」「南無阿弥陀仏とずっと唱えてたらいつの間にか(金縛りが)なくなった」など、街角でインタビューした体験者の声を紹介しているが、視聴者に、「霊を信じる人は、ちょっと変わっている」という印象操作をしている。

 

しかし、本誌2014年10月号の「NHKへの公開質問状 なぜ超常現象を否定したいのですか?」でも特集したように( https://the-liberty.com/article.php?item_id=8327 )、金縛りの最中に亡くなった身内からへそくりの場所を教えられたりするなど、自らの脳がつくった幻覚だとするのではつじつまが合わないケースもある。

 

そうした事例を無視して、金縛りはすべて「睡眠マヒ」だと断定する姿勢は、科学的とは言えない。

 

 

NHKによる"科学的"検証

「ヘウレーカ!」以外にも、NHKはこれまで、超常現象や宇宙人などを否定する番組をつくってきた。

 

例えば、2013年に始まった「幻解! 超常ファイル ダークサイド・ミステリー」(以下、超常ファイル)。同番組は、金縛りやネッシー、宇宙人や心霊体験を"科学的"に検証する番組だった。

 

2014年4月に放送された「私はUFOに誘拐された!?」では、UFOに連れ去られるアブダクション現象を、全て脳がつくりだした幻想「フォルスメモリー」だと結論づけた。また、同年6月に放送された「衝撃! UFO映像を徹底分析Part1 Part2」では、UFOは全て見間違いなどであるとした。

 

しかし、「幻想」や「見間違い」だと断じる一方で、解明できていない現象については取り上げていない。例えば、アブダクションされた人の体内から未知のインプラントが発見された事例や、第三者がアブダクションを裏付ける証言をした事例などは紹介されていない。

 

NHKが描く仮説に当てはまらない事例を無視し、あたかも仮説が真実であるかのように論じることが、果たして「科学的検証」なのだろうか。

 

偏向報道によって視聴者を洗脳しかねないような番組を、公共放送とは呼べない。真実を謙虚に追究する本来の科学的姿勢が求められている。

(ザ・リバティWeb企画部)

 

【関連記事】

2014年10月号 NHKへの公開質問状 なぜ超常現象を否定したいのですか? Part1

https://the-liberty.com/article.php?item_id=8327

 

2014年8月号 神秘現象にはさまざまな意図が隠されている - 「神秘現象リーディング」- 大川隆法総裁 公開霊言抜粋レポート

https://the-liberty.com/article.php?item_id=8037

 

2014年7月号 超常現象の否定も尊重も人々を誤らせる 「幻解ファイル=限界ファウル『それでも超常現象は存在する』 ─NHKへのご進講(2)─」

https://the-liberty.com/article.php?item_id=7893


岸田氏が総裁選不出馬を説明 2年前に“予言”されていた

2018年07月27日 06時20分47秒 | 日記

これだけ知っトクNews(7月27日版) 岸田氏が総裁選不出馬を説明 2年前に“予言”されていた

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 岸田氏が総裁選不出馬を説明 2年前に"予言"されていた 
  • (2) 米・EU貿易協議は決裂回避 日本は「関税ゼロ」と堂々と主張すべき

 


中国が米国債を売り払うことはありえる? 米中経済戦争の行方は?

2018年07月27日 06時18分36秒 | 日記

中国が米国債を売り払うことはありえる? 米中経済戦争の行方は?

 

中国は、外国勢のうち、「最大の米国債保有国」です。

 

米財務省が公表した国際資本統計によると、5月末時点で中国が保有する米国債の額は、1兆1831億ドル(約133兆6800億円)でした。2位は日本で、1兆490億ドル(約116兆9048億円)です。

 

外国政府による米国債保有額は計4兆300億ドルとなり、全体の約3割にも及びます。

 

米中経済戦争が進行する中、「中国が米国債を売却するのでは」と懸念する声もあります。中国が大量に保有している米国債を売却することは、ありえるのでしょうか。

 


最低賃金が3年連続3%増 中小企業に追い討ちをかける賃上げ

2018年07月26日 06時27分16秒 | 日記

これだけ知っトクNews(7月26日版) オウム事件の死刑囚13人全員の死刑を執行

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) オウム事件の死刑囚13人全員の死刑を執行
  • (2) 最低賃金が3年連続3%増 中小企業に追い討ちをかける賃上げ
  • (3) 火星に湖が存在する可能性 宇宙人の存在が常識となる時代は近い?