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プーチン提案の「日露平和条約」で中露を引き剥がせ

2018年09月30日 06時37分22秒 | 日記

プーチン提案の「日露平和条約」で中露を引き剥がせ

 

プーチン提案の「日露平和条約」で中露を引き剥がせ

 

 

《本記事のポイント》

  • 領土問題はなぜ長引いたのか:日露関係改善を阻まれた歴史的経緯とは
  • 中露接近という現実を直視せよ
  • 日本は米露の「かすがい」を目指せ

 

日本は、対中包囲網を完成させるための、千載一遇のチャンスを逃してはならない。

 

ロシアのプーチン大統領が9月12日、同国のウラジオストクで行われていた「東方経済フォーラム」の全体会合で、安倍晋三首相に「前提条件なしの日露平和条約を年内に締結しよう」と提案し、波紋を呼んでいる。

 

この言葉を巡って、日本では「北方四島の返還なしに平和条約はないと明確に反論すべきだ」といった意見が大勢を占める。普段は右と左とで意見が分かれるマスコミも、この問題となるととたんに一枚岩だ。

 

国民世論としても北方四島の返還が悲願なのは確かだ。しかし、北方領土の返還を全面的に押し出してロシアを疎遠にすることが、今の日本にとって本当に得策なのか。

 

まず北方領土問題の歴史的経緯を振り返ってみたい。

 

 

日露関係改善を阻んできたアメリカ

1951年、日本はサンフランシスコ講和条約において、千島列島及び南樺太を放棄した。しかし「北方四島はこの千島列島に含まれていない」というのが日本の立場だ。四島は未解決の紛争地として残されることになった。

 

その直後である1953年、スターリンが死去し、日ソ間の関係を根本的に見直す機運が生まれる。日本政府は、「歯舞・色丹の二島返還」によってソ連と手を打とうとしていた。

 

ここに水を差したのはアメリカだった。当時のジョン・ダレス米国務長官は、日本がソ連に譲歩して、国後・択捉を諦めるなら、サンフランシスコ講和条約第26条に基づいて、「沖縄を永久に返還しない」と迫った。つまり、沖縄を人質に取って日本を脅したのである。

 

そもそもサンフランシスコ講和条約は、日本の独立を真に認めるものではなく、事実上の「属国化」につながるものだった。

 

それはダレス国務長官が、イギリス政府高官に語った言葉に表れている。講和条約の真の意味は、「アメリカの実質的な対日占領が続く」ことであり、「日本の真の独立を認めるつもりはない」と述べられているのだ。

 

つまり日本は、サンフランシスコ講和条約というアメリカが敷いた"占領政策"の中で、四島返還を"主張させられる"ようになったのだ。これはソ連にとって到底受け入れられない選択肢であった。アメリカの狙いは何か。日ソ間に「領土問題」を残すことで、両国の和解を阻止しようとしたのである。

 

このアメリカの"日ソ離間政策"が領土問題の交渉が長引いている一つの理由である。

 

 

北方領土に米軍が駐留すればロシアにとって脅威

そのことは、当然ロシアも知っている。だから北方領土交渉においても、日本の背後にどうしてもアメリカの影を感じるのだ。

 

この問題でロシアが最も恐れているのが、返還後の北方領土に米軍が駐留することだ。仮に安倍首相とプーチン大統領との間で「米軍の駐留はない」と約束されても、安倍氏の後の首相がその約束を守るのか確証はない。ロシアにとって北方領土の返還は、裏庭が米軍に占領される脅威を意味するのである。

 

またロシアは、他の国との間にも領土問題をかかえている。北方領土の返還によって、他の国も「うちも返してくれ」と主張してくることは容易に予想される。

 

ロシアが北方領土で譲らないのは、単なる意地ではないのだ。それでも日本に返還するとなれば、国民を説得するだけの強い理由が必要となる。これが極東におけるインフラなどの巨大な投資計画への参加が求められるゆえんでもある。

 

 

中露接近の脅威とは

それに比べ、国際情勢を見れば「日露関係の強化」こそ、待ったなしだ。

 

中国は溜めこんだ貿易黒字を軍事力へと転化し、軍事的拡張を続けている。このような状況で、「中国の脅威をどう封じ込めるか」が西側にとって最大の懸念事項となりつつある。

 

そんな中で、中露の蜜月関係が強固になりつつある。9月の東方経済フォーラムの開催に合わせ、ロシアは大規模軍事演習「ボストーク」を実施した。その際に、中国人民解放軍も参加させた。両国の関係は明らかに深化している。

 

もしそのまま中露の核戦力が合体すれば、世界にとって大きな脅威となる。それを踏まえ、アメリカは今年の2月、核の役割と能力を拡大する「核戦略見直し」(NPR)を公表した。

 

つまり世界にとっては中露離間策こそが重要なのだ。

 

しかしアメリカでは議会に対露強硬派も多く、「ロシア疑惑」も長引いている。トランプ政権がロシアを西側に入れて味方につけることが難しい状況が続いている。となると、頼みの綱は日本だ。

 

にもかかわらず日本は、欧米の対露経済制裁に共同歩調をとるなど、中露離間よりも、中露を接近させるような政策を取りつづけてきた。

 

 

日本は主体的に外交戦略を策定すべき

この世界情勢の中で日本がどう振る舞うべきか、もう一度考える必要がある。日本の国益を考えるなら、国内で激しい人権弾圧を行う無神論国家の中国の軍事的台頭こそが危惧すべき課題だ。となれば北方領土問題をいったん脇に置いてでも、ロシアとの関係改善を優先させるべきなのである。

 

このことを考える際に範となるのは、イギリスの例だ。

 

イギリスは第一次大戦時に、英露協商を結んでドイツと戦った。そして第二次大戦時には、連合国にソ連を取り込むことでナチスに勝利した。あらゆる犠牲を払ってでも、仮想敵に勝つための外交戦略を取ったことで、イギリスは存続できたのである。

 

日本も自国を存続させるべく、急ぎ日露平和条約、そして日露協商まで結ぶべきだろう。

 

先に述べたように、日本の四島返還論は自主的な主張ではない。アメリカに押し付けられ、いつのまにか国民が疑わなくなったものに過ぎない。

 

そもそも国家主権とは、自主的な判断で国家政策を決めて行動がとれることを意味する。日本も、イギリスの例に見習って、脅威のレベルを自主的に判断し、国益を実現する政策を取るべき時に来ている。

 

幸いにもトランプ大統領自身は、中国の方を脅威と見ており、ロシアも敵視していない。さらに、各国の主権を尊重する立場だ。米国依存的な親米保守を蔑視することはあっても、日本を属国に置く意志は感じられない。日本の対露協調路線を邪魔立てすることもないだろうし、むしろ日本が米露のかすがいになることを歓迎するはずだ。

 

 

無条件でも平和条約を結ぶべき

こうした路線を大川隆法・幸福の科学総裁は、1994年の法話「異次元旅行」でこう予言していた。

 

アメリカは中国と北朝鮮とを分断し、北朝鮮をまず結論づけたのち、中国への包囲網をつくるでしょう。おそらくは、日本やドイツ、インド等を国連の常任理事国に巻き込み、ロシアも仲間にして、中国包囲網をつくることになると思います」(『ユートピア創造論』所収)

 

また、2016年の法話「真理への道」でもこう述べている。

 

しかしながら、北方四島の問題をいったん棚上げしてでも、平和条約を結ぶべきだと、私は考えています。そうしたほうがよいのです。実際のところ、日本が『返してほしい』と言っている北方四島のうちの二島は、ロシアにとって大したものではありません。本当に大切なものは、『国家戦略』です。国家戦略として、『日本がロシアとどう組むか』『アメリカとどう組むか』『世界をどうするか』といったことを決めることが大事なのです。(中略)日本が、ロシアとの関係を強化し、アメリカとの関係を強化することが、次の『対中国戦略』につながるのです」(『繁栄への決断』所収)

 

対中包囲網のために中露離間は欠かせない。その機会を失うほうがはるかに恐ろしい未来が待っている。世界の繁栄と平和を護るために、「無条件でも平和条約を結ぶ」という勇断が求められている。

(長華子)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『繁栄への決断』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1785

 

幸福の科学出版 『ユートピア創造論』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=158

 

【関連記事】

2018年9月14日付本欄 プーチンの「平和条約」提案 "魔の中露同盟"止める最後のチャンス!?

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14875

 

2018年8月10日付本欄 トランプ大統領がプーチン大統領に寛容な理由 イラン、シリア、中国の解決糸口は米露会談にあった【寄稿】

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14750


太陽光パネル増やした「固定価格買取制度」 脱原発につながらず、環境破壊も進める

2018年09月30日 06時29分51秒 | 日記

太陽光パネル増やした「固定価格買取制度」 脱原発につながらず、環境破壊も進める

 

東日本大震災以降に進んだ「脱原発・再生可能エネルギー推進」の問題点が明るみに出ています。

 

9月初旬には、北海道大地震で火力発電所がダメージを受けて大規模停電が起きたり、台風21号によって太陽光パネルが吹き飛ばされたりといった、エネルギーにまつわる「事件」が立て続けに起きました。

 

太陽光パネルについては、東日本大震災以降、急速に普及が進みました。これを後押ししたのが「固定価格買取制度」です。

 

それまで、太陽光、風力など、再生可能エネルギーの発電設備は、火力や原子力に比べて発電効率が悪く、なかなか普及が進みませんでした。そこで、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定期間中は同じ価格(固定価格)で買い取ることを保障し、普及を進めたのです。

 

民主党政権下(当時)で導入された制度ですが、数多くの問題点が指摘され、見直しが進んでいます。

 

本欄では、この制度の問題点を改めて整理してみます。

 


相次ぐ巨大台風は本当に「地球温暖化」のせいなのか?

2018年09月29日 06時30分59秒 | 日記

これだけ知っトクNews(9月29日版) 相次ぐ巨大台風は本当に「地球温暖化」のせいなのか?

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 相次ぐ巨大台風は本当に「地球温暖化」のせいなのか?
  • (2) イーロン・マスク氏にテスラCEO退任圧力 経営にも長期の視点を
  • (3) 中国の「一帯一路」に対抗する構想が、日米首脳会談で話し合われた

イエス・キリストが伝える、ドイツとEUの未来へのアドバイス

2018年09月29日 06時28分10秒 | 日記

イエス・キリストが伝える、ドイツとEUの未来へのアドバイス

 

イエス・キリストが伝える、ドイツとEUの未来へのアドバイス

 

 

《本記事のポイント》

  • 混乱が続くEU。トランプ大統領はイギリスやフランスに新たな貿易協定を勧める
  • 一方、ドイツは最大の貿易相手国である中国と密接な関係を築き続けている
  • イエス・キリストが霊言で語った、ドイツやEUの未来についての提言とは

 

移民やシリアからの難民問題、財政危機など、問題が山積するEU(欧州連合)。イギリスのEU離脱が半年後に迫る中、交渉が難航するなど、混乱が続いている。

 

イギリスのEU離脱については、今も反対派から「破棄すべき」という声が上がっている。一方で、アメリカのトランプ大統領は、かねてからイギリスのEU離脱を支持している。7月のメイ首相との会談では、米英の関係が特別なものであると強調。米英が新たな貿易協定の締結を目指すことで合意したと明らかにした。

 

トランプ氏はさらに、EUとの離脱交渉が進まないメイ首相に対して、合意なしに強硬な離脱を行う「ハード・ブレグジット」を勧めた。

 

トランプ氏は4月、フランスのマクロン大統領との会談時にも、EU離脱やアメリカとの二国間貿易協定を勧めている。

 

 

蜜月を続けるドイツと中国

一方、EUの主要国の一つであるドイツは、最大の貿易相手国である中国とともに、貿易面で「反トランプ」を強化している。

 

トランプ政権は、中国による知的財産権の侵害への制裁として、アメリカへの輸出品ほぼ全てに関税をかけると決定。段階的に関税処置を発動した。中国も対抗して報復関税をかけ、貿易戦争が勃発している。

 

さらにトランプ氏は、ドイツ率いるEUに対しても、アメリカへの輸出製品への関税を廃止しない限り、EUから輸入する自動車全てに20%の関税をかける考えを示した。7月にトランプ氏と欧州委員会のユンケル委員長が関税撤廃の協議開始で合意し、自動車関税は棚上げされたものの、結論は先送りされた格好だ。

 

2016年に中国が最大の貿易相手国になったドイツは、現在、中国と極めて親密な関係を築いている。7月には、メルケル首相が中国の李克強首相と会談。200億ユーロ(235億1000万ドル)規模の取引を行うことで合意した。

 

 

イエス・キリストがドイツ、EUの問題に答える

各国の思惑が交錯し、混迷を続けるEUに対して、もしイエス・キリストが提言をするとしたら――。大川隆法・幸福の科学総裁は9月25日、イエスによる霊言「Jesus Christ's Answers in English」を行った。

 

霊言は英語による質疑応答形式で行われ、イエスはキリスト教の問題点や、メルケル首相の認識やドイツのマスコミの問題についてなど、さまざまな質問に答えた。

 

さらに、蜜月が続く中国とドイツの関係については、

 

"Please choose money or God. Poverty or Devil."

(「お金か神か、貧困か悪魔か、選んでください」)

 

と語るなど、ドイツとEUへの警告や提言に満ちたものとなった。

 

ドイツ率いるEUの未来や中国、アメリカとの関係、そして日本はどうあるべきか。先行きが不透明な国際情勢に対して、イエスからの率直な提言が聞けるのは、霊言以外にはありえない。今回の霊言からは、世界の未来を照らすヒントとともに、2000年以上にわたり、数多くの人類を救い、導いてきた高級霊の深い愛を感じ取れるだろう。

 

ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

お問い合わせは、下記の連絡先まで。

・幸福の科学サービスセンター

 Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

 http://map.happy-science.jp/まで。

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『キリストの幸福論』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1231

 

幸福の科学出版 『イエス・キリストに聞く「同性婚問題」』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1004

 

【関連記事】

2018年10月号 米中冷戦5つの戦場 - 貿易戦争から宇宙戦争へ Part.1

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2018年7月15日付本欄 「反トランプ」で意気投合する中国とドイツ 「巨額経済協定」調印も先行きは不安定

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14658

 

2017年2月5日付本欄 ドイツで大きくなる難民問題 ドイツが目指すべき方向と日本が貢献すべきこととは

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尖閣諸島上空で航空自衛隊と米軍の爆撃機「B52」が共同訓練 中国をけん制

2018年09月29日 06時26分09秒 | 日記

これだけ知っトクNews(9月28日版) 尖閣諸島上空で航空自衛隊と米軍の爆撃機「B52」が共同訓練 中国をけん制

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 尖閣諸島上空で航空自衛隊と米軍の爆撃機「B52」が共同訓練 中国をけん制
  • (2)「多死社会」に増える身寄りない人の葬儀問題 家族の絆と生き方を見直すべき時
  • (3) 44歳のNHKアナウンサーが退局 理由は「医師を目指し大学で勉強する」ため

千眼美子「あなたも宇宙から来たと信じてください!」 映画「宇宙の法」公開イベント

2018年09月28日 06時22分46秒 | 日記

千眼美子「あなたも宇宙から来たと信じてください!」 映画「宇宙の法」公開イベント

 

千眼美子「あなたも宇宙から来たと信じてください!」 映画「宇宙の法」公開イベント

 

 

《本記事のポイント》

  • アニメ映画「宇宙の法―黎明編―」の公開に先立ち、千眼美子さんがトークショーを開催
  • 「地球にはたくさんの宇宙人が来ている。あなたも宇宙人!」と発言する千眼さん
  • 千眼さんは、声優演じたザムザ役との共通点は、我が強い⁉

 

10月12日に日米同時公開されるアニメ映画「宇宙の法―黎明編―」のイベントが今月26日、東京都内のコスモプラネタリウム渋谷で行われ、映画に出演した女優の千眼美子さんと、超常現象コメンテーターの山口敏太郎さんが、宇宙に関するトークショーを開いた。

大川隆法・幸福の科学総裁が製作総指揮の本作は、3億3000年前の地球文明の始まりが舞台で、5人の大学生と地球を侵略する宇宙人との壮大な攻防戦が繰り広げられる――。

イベントの前半では、子供のころから天体観測が好きだった千眼さんが、プラネタリウムの星空を自ら解説。映画に登場する宇宙人を交えて解説する際、自身は「こと座のベガ出身」であるとし、「(ベガ星人の特徴である)自由自在に姿を変える姿は、今のお仕事に活かされている気がします(笑)」と、ルーツとの共通点を語った。

さらに、「この地球には、遥か昔からたくさんの宇宙人が来ていて、長い年月をかけて地球人になった人が大勢いるんです。もしかしたら、あなたも、アンドロメダやプレアデス、ベガから来た宇宙人だったのかもしれません。信じるか信じないかはあなた次第、ではなく、信じてください!」と笑みを見せた。

 

 

千眼さんは、柔らかい雰囲気だけど、我が強い⁉

千眼美子「あなたも宇宙から来たと信じてください!」 映画「宇宙の法」公開イベント
千眼美子「あなたも宇宙から来たと信じてください!」 映画「宇宙の法」公開イベント

その後、千眼さんと山口さんのトークショーが行われた。

星空解説が緊張したと話す千眼さんは、山口さんから「女優さんが解説していると、うっとりしちゃう。毎日聴きたくなる」と水を向けられると、「じゃあ是非、コスモプラネタリウム渋谷で雇ってください」とおどけてみせた。

本作では、宇宙最強と評されるゼータ星の女帝ザムザの声優を務めた千眼さん。ザムザについて、「弱肉強食の価値観というのはあまり持ち合わせてはいないので。でも、競争というものは、地球に生きていても直面することはあるので、感覚みたいなものは学んだことはあるんですけど。でも、その中で頂点を極められることはなかなかないので、映画の中でその雰囲気を味わえて楽しかった」と振り返った。

そのうえで、ザムザとの共通点を聞かれると、「今は柔らかい雰囲気を出しているんですけど、結構私も我が強いので(笑)。自分の価値観をガチッと持っているところは似ているかもしれません」と明かした。

映画では、宇宙人が3億3000年前の太古の地球に飛来する。この可能性について、山口さんは「基本的に考えなければならないのは、時間というのは人間の尺度でつくったもので、宇宙人のレベルになると、時間の感覚はないんですよ。昨日、3億年前に来た宇宙人が、今日アメリカの上空を飛んでいることもある。彼らにとって、一つの時間軸はフラットに見えているだけ」とし、地球人と宇宙人の時間感覚の違いを指摘した。

人気声優・逢坂良太さんや柿原徹也さんらも出演する「宇宙の法―黎明編―」は10月12日、全国ロードショーとなる。

 

【関連サイト】

映画『宇宙の法―黎明編―』 予告編

 

映画「宇宙の法―黎明編―」公式サイト

http://laws-of-universe.hspicturesstudio.jp/

 

【関連情報】

2018年10月号 ハリウッドSF映画のネタ元は宇宙人!? - 「スター・ウォーズ」「アバター」「メン・イン・ブラック」……

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14809


英語で読むトランプの国連演説 グローバリズムより「愛国心」を選ぶべき理由とは

2018年09月28日 06時21分40秒 | 日記

英語で読むトランプの国連演説 グローバリズムより「愛国心」を選ぶべき理由とは

 

英語で読むトランプの国連演説 グローバリズムより「愛国心」を選ぶべき理由とは

 
Photo: Drop of Light / Shutterstock.com

 

トランプ米大統領は25日、米ニューヨークで開かれている国連総会で約36分間のスピーチを行った。本欄では、トランプ氏のスピーチのポイントを、原文を引用しながら紹介したい。

 

(1) アメリカ経済は最好調

トランプ氏はまず、「アメリカの景気はかつてないほど好調だ」と述べ、経済政策の成果を誇った。

 

Since my election, we've added $10 trillion in wealth. The stock market is at an all-time high in history, and jobless claims are at a 50-year low. We've added more than 4 million new jobs, including half a million manufacturing jobs.

(当選してから、10兆ドルの富を増やした。株式市場は史上最高値を記録し、失業保険の受給申請は50年で最低だった。400万以上の雇用が生まれ、そのうち50万は製造業だ)

 

We have passed the biggest tax cuts and reforms in American history. We have secured record funding for our military - $700 billion this year, and $716 billion next year. Our military will soon be more powerful than it has ever been before.

(アメリカ史上で最大の減税と経済改革を行った。今年は7000億ドルの記録的な額を軍事費に出資し、来年は7160億ドル出資する。米軍はかつてないほど強力になろうとしている)

 

(2) 北朝鮮の非核化が前進

外交政策については、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長との歴史的な会談を通して、朝鮮半島の非核化に向けて歩み出したことについて、次のように語った。

 

「ミサイルやロケットはもう四方八方には飛ばなくなった。核実験は行われなくなり、いくつかの軍事施設は解体された。アメリカ人の人質は解放され、約束通り、米兵の遺骨はアメリカの土に還った」

 

トランプ氏は、「金委員長の勇気と、非核化に向けた対応に感謝したい」と謝意を示したうえで、「まだたくさんやるべきことが残っている。非核化が実現するまで、制裁は継続する」と釘を刺した。

 

(3) 中東のテロ、イランとの戦い

中東におけるIS(イスラム国)などのテロ活動の撲滅については、次のように、新たなアプローチが始まったことを強調した。

 

「昨年、私のサウジアラビア訪問をきっかけに、中東の湾岸諸国は団結し、テロリストの資金調達に対抗する新センターを開設した。テロ支援国家に新たな制裁を課し、アメリカと協働してテロリストのネットワークを特定するために動き、中東におけるテロとの戦いに責任をもって臨むようになった」

 

また、トランプ氏はイラン核合意からの離脱を発表したが、今回のスピーチでは、イランの指導者について、「混乱と死と破壊の種をまいている」と指摘し、イランに対するアメリカの経済制裁に他国も協力するよう呼び掛けた。その際、「すべての国に、宗教と正義の運命のために闘っているイランの人々へのサポートをお願いしたい」とも付け加えた。

 

(4) 中国の不公正な貿易慣行を批判

続いて、中国が容赦ない製品ダンピング、知的財産権の侵害、強制的な技術移転、輸出に有利になるように通貨安誘導をしてきたことを痛烈に批判。中国のこうした不公正な貿易慣行によって、アメリカ国内の製造業や雇用が失われ、貿易赤字が膨張したと主張した。

 

We will no longer tolerate such abuse. We will not allow our workers to be victimized, our companies to be cheated, and our wealth to be plundered and transferred. America will never apologize for protecting its citizens.

(アメリカはこうした乱用をもう許さない。わが国の労働者が犠牲になり、企業が騙されること、アメリカの富が略奪されることを許さない。自国民を守ることについて、アメリカが頭を下げることは断じてあり得ない)

 

貿易赤字の削減と不公正な貿易慣行を正すため、中国に対し追加関税などで圧力を強める姿勢を改めて示した。

 

(5) 社会主義や共産主義への批判

トランプ氏は、ニコラス・マドゥロ大統領の社会主義政権下で200万人以上の国民が国外に逃げているベネズエラの人道上の悲劇を事例としてあげた。

 

「ベネズエラはかつて、地球上で最も豊かな国の一つだった。しかし、社会主義によって、石油資源が豊かだった国は破産を余儀なくされ、国民は貧困に追い込まれた」

 

そして、次のように、社会主義・共産主義を批判した。

 

Everywhere socialism or communism has been tried, it has produced suffering, corruption, and decay. Socialism's thirst for power leads to expansion, incursion, and oppression. All nations of the world should resist socialism and the misery that it brings to everyone.

(社会主義や共産主義の国はどこも、苦しみと汚職と腐敗を生みだしてきた。社会主義の権力への要求は、拡張、侵略、抑圧につながる。世界のすべての国家は、社会主義と、それがすべての人々にもたらす悲惨さに対抗すべきだ)

 

(6) 主権と愛国心の重要性

トランプ氏は、スピーチの中で、「アメリカはアメリカ人が統治する。私たちはグローバリズムを拒絶し、愛国心を重視する」と述べ、その理由について以下のように力説した。

 

In America, we believe in the majesty of freedom and the dignity of the individual. We believe in self-government and the rule of law. And we prize the culture that sustains our liberty - a culture built on strong families, deep faith, and fierce independence. We celebrate our heroes, we treasure our traditions, and above all, we love our country.

(アメリカでは、自由と個人の尊厳という至上の権利を信じる。自治と法の支配を信じている。そして、私たちは、家族の強い絆、深い信仰、そして独立に基づく自由な文化を賞賛する。英雄を祝福し、伝統を尊重し、何より自分の国を愛している)

 

The passion that burns in the hearts of patriots and the souls of nations has inspired reform and revolution, sacrifice and selflessness, scientific breakthroughs, and magnificent works of art.

(愛国心がある国民の情熱と英霊は、私たちの改革と革命、自己犠牲と無私の精神、科学技術の躍進、そして素晴らしい芸術をつくることを発奮させるものだ)

 

To unleash this incredible potential in our people, we must defend the foundations that make it all possible. Sovereign and independent nations are the only vehicle where freedom has ever survived, democracy has ever endured, or peace has ever prospered. And so we must protect our sovereignty and our cherished independence above all.

(国民の驚くべき潜在力を引き出すためには、すべてを可能にする基盤を守る必要がある。主権・独立国家は、自由と民主主義を守り、平和が栄えるための唯一の乗り物だ。だから主権と自立を何よりも大切にしなければならない)

 

そして演説の最後は、次のような言葉で締めくくった。

 

So together, let us choose a future of patriotism, prosperity, and pride. Let us choose peace and freedom over domination and defeat. And let us come here to this place to stand for our people and their nations, forever strong, forever sovereign, forever just, and forever thankful for the grace and the goodness and the glory of God.

(一緒に、愛国心、繁栄、そして誇りの未来を選ぼう。支配や敗北ではなく、平和と自由を選んでほしい。ここに集まり、私たちの国民とすべての国が、永遠に強く、永遠に主権を守り、永遠に公正で、永遠に神の恵み、善、栄光に感謝するために立ち上がろう)

 

【関連記事】

2018年9月号 トランプがつくる世界新秩序──「アジアの冷戦」を終わらせる - 編集長コラム

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2018年8月24日付本欄 ナチス以上の弾圧を行う中国政府 国連で「ウイグル問題」をスピーチ【寄稿・幸福実現党及川幸久】

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2017年12月号 宗教政治家としてのトランプ─「神の下の民主主義」を復活させるには - 編集長コラム

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トランプ氏「イランの指導者は混乱、死、破壊の種をまいている」 イラン制裁は必要?

2018年09月28日 06時18分39秒 | 日記

トランプ氏「イランの指導者は混乱、死、破壊の種をまいている」 イラン制裁は必要?

 

今、世界では、大きな変動が起きています。その震源地の一つが「イラン」です。

 

イランの核問題については、リバティ本誌やウェブ版でも何度か扱ってきました。「アメリカがイランに制裁をかけたらしい」というのは、知っている方も多いでしょう。ただ、「距離が遠すぎて、あまり興味がない」という声もちらほら聞きます。

 

しかし、イラン周辺は「次に核戦争が起きるかもしれない」とささやかれる、"中東版・北朝鮮"のような場所です。同じ地球に暮らす以上、無関心ではいられません。

 

そこで、25日に行われたトランプ米大統領の国連演説も踏まえ、「イランの核問題」について、おさらいしてみようと思います。


中国が一部輸入品の関税引き下げ WTO改革が早急に必要

2018年09月28日 06時17分27秒 | 日記

これだけ知っトクNews(9月27日版) 中国が一部輸入品の関税引き下げ WTO改革が早急に必要

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 中国が一部輸入品の関税引き下げ WTO改革が早急に必要
  • (2) メルケル独首相がピンチに 盟友が落選し、政策も転換迫られる
  • (3) 広島東洋カープが初の3連覇 若手育成で成果を出す

「妊婦加算」に上がる不満の声 国がすべき最大の少子化対策とは

2018年09月28日 06時14分05秒 | 日記

「妊婦加算」に上がる不満の声 国がすべき最大の少子化対策とは

 

4月から始まった「妊婦加算」がインターネット上などで物議をかもしています。

 

「妊婦加算」とは、今春の診療報酬の改定で新たに設けられた新制度で、妊婦が産科以外を受診した場合、医療機関での支払いが、初診で約230円、再診だと約110円アップ(いずれも自己負担3割の場合)するもの。深夜や休日、診療時間外はさらに増額されます。

 

診察時に「『妊婦さんはお会計が変わります』と言われた」といったツイートなどが拡散し、スタートから数カ月経った現在、周知されてきているようです。

 

本記事では、「妊婦加算」がどのようなものか、そして少子化の今、国がすべき対策などについてまとめました。


トランプ大統領と安倍首相が国連で演説 北朝鮮非核化に向け、日米が微妙な食い違い?

2018年09月27日 17時46分08秒 | 日記

これだけ知っトクNews(9月26日版) トランプ大統領と安倍首相が国連で演説 北朝鮮非核化に向け、日米が微妙な食い違い?

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) トランプ大統領と安倍首相が国連で演説 北朝鮮非核化に向け、日米が微妙な食い違い?
  • (2) 伊方原発3号機再稼働へ ゼロリスクを求めすぎるリスクを考えるべき

 


日本史に遺るUFO・宇宙人の痕跡――土偶、古事記、江戸の文献

2018年09月26日 06時06分36秒 | 日記

日本史に遺るUFO・宇宙人の痕跡――土偶、古事記、江戸の文献

 

日本史に遺るUFO・宇宙人の痕跡――土偶、古事記、江戸の文献

 
日本史に遺るUFO・宇宙人の痕跡――土偶、古事記、江戸の文献

 

《本記事のポイント》

  •  遮光器土偶は「宇宙人の目撃情報」!?
  • 「古事記」に出てくる神が乗るUFO!?
  •  江戸時代のUFO目撃情報とアブダクション体験談

 

劇場版アニメ映画「宇宙の法―黎明編―」(製作総指揮・原案は大川隆法・幸福の科学総裁)

が10月12日に日米同時公開となる。

 

主人公は、それぞれの夢を追いながら学生生活を送る5人の大学生。しかし彼らには、「宇宙人の侵略を防ぐ」というもう1つの顔があった。そんなある時、仲間の1人が消息を絶つ。残された4人はその行方を捜し、3億3千年前の地球にタイムジャンプする――。

 

本作は、「人類の誕生と宇宙人との関わり」という壮大なテーマを描く。

 

「宇宙人が人類の歴史に深く関わっている」という説は、昔からしばしば唱えられてきた。世界中にその痕跡らしきものがあり、ナスカの地上絵などは有名だ。

 

そんなUFO・宇宙人の痕跡だが、実はこの日本にも数多く存在している。

 

 

(1) 遮光器土偶は「宇宙人の目撃情報」!?

遮光器土偶(Wikipediaより)

日本各地に遺る縄文時代の土偶。中でも、ひときわ異様な姿で有名なのが、青森県亀ヶ岡で発掘された遮光器土偶だ。三戸郡南部村小向、弘前市十腰内遺跡からも、似たような岩偶が見つかっている。

 

この大きな目や、縄文人とは思えない不思議な服装は、何をモチーフにしたものなのか。謎は多い。

 

しかし1968年、スイスの実業家であるエーリッヒ・フォン・デニケンは、この遮光器土偶を、宇宙人をかたどったものとして紹介している。確かに大きなアーモンド型の目は、目撃情報の相次ぐグレイ型宇宙人を彷彿とさせ、その服装は宇宙服のようだ。

 

その風貌の意味を、象徴学などを駆使して無理やり説明するより、「そういうものを見た」と考えた方がシンプルかもしれない。

 

 

(2) 「古事記」に出てくる神が乗るUFO!?

時系列的には有史以前を描いている「古事記」の神代篇。そこには、「天鳥船」という神でもあり飛行船でもある存在が登場し、他の神を乗せて飛行している。この「天鳥船」に関しても、「UFOではないか」とする説は昔から絶えない。

 

「空飛ぶ船なんて、空想の産物」と考える人もいるだろうが、そうとも言い切れない。

 

「古事記」の時代よりも、さらに前の歴史を記したとされる「竹内文書」という古文書がある。一般的には「偽書」とされるが、古いものであるのは確かだ。そこに、こんな記述がある。

 

「天皇が天空浮船に乗って、登り行く(到着した)ところを『羽根』と名づける」

 

この記述を頼りに、全国の「羽根」という地名を探ってみると、驚くべき事実が浮かび上がるという。 

 

石川県の「羽根」、富山県の「呉羽山」「羽根」「小羽」、岐阜県荻原町の「羽根」、愛知県岡崎市の「羽根」……。これらの地点を線で結ぶと、日本海側から太平洋側までを貫く、真っ直ぐな直線になるのだ。 

 

それだけではない。その直線は、東経137度11度に沿った、きれいな南北の線になっている。

 

世界や国内にも、遺跡が“東西"に並ぶ「レイライン」と呼ばれるものは存在する。ただ、「東西のライン」であれば、まだ太陽や星を使った方角の測定で、引けないこともない(それでも高度な技術だが)。

 

しかし、「南北のライン」となるとわけが違う。太陽や星から方角を測定するのとは別に、時間を正確に計る技術が必要となる。精密な時計が開発されたのは18世紀。人類が経度を正確に計る技術を得たのは、それからだと言われてきた。 

 

もしこの「羽根ライン」が意図的に引かれたとすれば、近代以降に開発された高度な技術が超古代に存在したか、「空から日本列島を見下ろせるUFO」がいた可能性もある。

 

 

(3) 江戸時代に目撃された「うつろ舟」はUFO?

詳細に描かれた「うつろ舟」の絵。

江戸時代には、UFOの目撃情報も存在する。

 

享和3(1803)年、現在の茨城県である常陸国に奇妙な舟が流れ着き、江戸っ子たちを驚かせた。その目撃談を記した資料が、「南総里見八犬伝」の作者で知られる滝沢馬琴の随筆集をはじめ、約10件も存在する。

 

いわゆる「うつろ舟」と呼ばれるこの舟は、直径5メートル、高さ3メートルで、上部に窓がついている。そこには若い女性が乗っており、背丈は180センチもあり、顔は青白く、眉毛と髪が赤黒いという。

 

史料の多くには舟の詳細な絵も描かれているが、どう見ても、近年も目撃されているUFOそのものなのだ。

 

ただ、それらの史料に書かれていた目撃場所がどれも実在しなかった。そのため、「異国への恐れが生み出した創作ではないか」とも言われていた。

 

しかし2014年、忍者の情報収集の記録として残された紙に、同様の話が記されているのが発見された。そしてそこに書かれた目撃場所が、伊能忠敬が作製した地図に書かれた実在の地名と一致したのだ。その場所はちょうど、神栖市波崎舎利浜にあたる。

 

それでもこの伝説、妄想と言い切れるだろうか。

 

 

(4) 江戸時代の「アブダクション体験」!?

「仙境異聞」を記した平田篤胤(Wikipediaより)

「宇宙人に連れ去られた」という「アブダクション」の体験談は国内外でも数多い。懐疑派からすれば、「そういうテレビばかり見ているから、同じような夢をみる」くらいにしか思えないかもしれない。

 

しかし江戸時代にも、どう見てもアブダクション体験談と思われる文献が存在する。国学者の平田篤胤が著した『仙境異聞』に記された、天狗のもとで修行をしてきたという寅吉少年の体験談だ。

 

その中にある「小さな壷に入って山に連れていかれる」といった証言などは、まさにUFOによるアブダクションそのものだ。

 

さらに寅吉少年が、天狗に連れられて宇宙を探訪する体験談もある。その内容は、江戸時代に分かりえるはずのないものばかりだ。

 

例えば寅吉少年は、天狗と共に空に上る時に「耳が『グン』と鳴るのを感じる」と語っている。これも、ジェット機で離陸するときに気圧で耳がつまる現象を彷彿とさせる。「『グン』と鳴る」となれば、相当のスピードで上昇したということか。

 

また「非常に高く昇ると、雨が降ったり風が吹いたりすることもなく、天気はたいへん穏やか」という証言もある。これは、雲の上に出た時の風景そのものだ。

 

また「(世界には)須弥山という山があると書物には記されていますが、実際はない(中略)この大地は丸いものだろうと思われます」という証言もある。地球が球体であることを、江戸時代に一少年が喝破しているのだ。

 

また寅吉少年は月にも近づき、「俗に“兎が餅を搗いている"というところには、二つ三つ穴があいていました」と証言している。これも、クレーターのことを語っているようだ。

 

また他の星にも行った体験談もあり、「近くに寄るほど大きくぼうっとした気に見え、その中を通り抜けた(中略)星は気が凝結したものかと思われました」と語られている。星の多くが、水素やヘリウムなどのガスで構成されていることが分かったのは、ずっと後世になってからだ。

 

こうした証言も、果たして単なる妄想・偶然なのだろうか。

 

高度な天文学もなく、UFO・宇宙人のイメージを普及させる「UFO番組」も存在しない。そんな時代に、現在も目撃されるUFO・宇宙人の姿や、高度な航行技術がなければ分からないような情報が記録されていることは、そうした存在の信憑性を高めることになるのではないか。

 

戦後になって有名になったように言われるUFOだが、人類は太古の昔から、UFO・宇宙人を知っていたのかもしれない。(馬場光太郎)

 

【関連サイト】

映画『宇宙の法―黎明編―』 予告編

 

映画「宇宙の法―黎明編―」公式サイト

http://laws-of-universe.hspicturesstudio.jp/

 

香港政府が独立派の政党の活動を禁じる 中国の香港支配強まる

2018年09月25日 06時26分27秒 | 日記

これだけ知っトクNews(9月25日版) 香港政府が独立派の政党の活動を禁じる 中国の香港支配強まる

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

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映画「パパはわるものチャンピオン」に見る、背中で語る男学

2018年09月25日 06時24分03秒 | 日記

映画「パパはわるものチャンピオン」に見る、背中で語る男学

 

映画「パパはわるものチャンピオン」に見る、背中で語る男学

 
©「パパはわるものチャンピオン」製作委員会

 

男の栄光と挫折、そして自らのプライドと家族のために立ち上がる姿を描いた映画「パパはわるものチャンピオン」が、21日より全国公開されている。

 

かつてはエースレスラーとして、スポットライトを浴びていたプロレスラーの大村孝志。しかし膝に大けがを負い、長期離脱を余儀なくされてしまった。それから10年。孝志は悪役レスラー「ゴキブリマスク」として、反則技を使い、客席からブーイングを浴びる日々を送っている。

 

妻・詩織は悪役の孝志を変わらず応援してくれるが、孝志は9歳になる息子の祥太には、自分の仕事を言い出せずにいた。

 

ある日、父親の仕事を知りたくなった祥太は、孝志が運転する車にこっそり乗り込む。着いた先はプロレスの試合会場。そこで大好きな父親が、ヒールレスラーとしてリングに上がる姿を見てしまう。

 

「悪役のパパなんて大嫌いだ」と言われ、ショックを受ける孝志。このままでいいのかと自問自答し、悩む孝志に、願ってもないチャンスが舞い込む。トップレスラー・ドラゴンジョージが、孝志をタイトルマッチの相手に指名したのだ。

 

膝に不安を抱え、勝ち目のない戦いと思いながらも、受けて立つと決めた孝志。試合に勝って栄光を取り戻し、息子との絆を取り戻すことはできるのか――。

 

©「パパはわるものチャンピオン」製作委員会

 

 

地道に努力を続ける姿が伝える「パパの男学」

孝志を演じるのは、「愛してまーす!」の決め台詞と、それまでのプロレスラーのイメージとは一線を画す端正なルックス、そして、必殺技のハイフライフローを武器にプロレス界に新風を吹き込んだ、新日本プロレスの棚橋弘至(たなはし・ひろし)。

 

さらに、孝志が所属するライオンプロレスには、天山広吉や小島聡、永田裕志、中西学、真壁刀義などの現役レスラーが勢ぞろい。プロレスシーンは思わず手に汗を握る迫力に満ちている。

 

豪華レスラー陣の演技もさることながら、本作の見どころは、プロレスという舞台を使って、一般社会の働く人々には誰にでも起こりえる栄光と挫折、そして奮闘する姿を描いていることだろう。

 

尊敬する大好きな父親が悪役として卑怯な手を使い、観客からブーイングを浴びる。まだ幼い息子がショックを受けるのも当然で、孝志が自分の職業を打ち明けられなかったのも理解できる。

 

しかし、悪役がいるからスターが輝く。陰で支える人がいるからこそ、全体として成果が生まれる。

 

加えて、かつてはエースレスラーとして栄光を欲しいままにしながら、現在は引き立て役に甘んじる自分に、プライドが傷つき、レスラーとしての在り方を自答する姿を、自分に重ね合わせる人もいるだろう。

 

何らかの理由でブランクが発生し、本調子を取り戻せないでいるうちに、若手がめきめきと台頭している……。仕事など、人生を懸けて打ち込んできたものほど、ショックは大きく、存在価値を自問自答してしまう。

 

しかし孝志はそんな中でも、ひたすらに練習に励んだ。そのひたむきな姿が、タイトルマッチというビッグチャンスを引き寄せたといえる。

 

孝志の真っすぐな思いと、どん底から這い上がり、勝ち目のない戦いに向かうひたむきな姿は、息子・祥太に届くのか。ぜひ劇場で確かめてみてほしい。

(駒井春香)

 

【公開日】
2018年9月21日(金)より全国ロードショー
【配給等】
配給:ショウゲート http://papawaru.jp/
【スタッフ】
監督・脚本:藤村享平
【キャスト】
出演:棚橋弘至、木村佳乃、寺田心、仲里依紗 ほか

「日露平和条約の早期締結を!」 幸福実現党が声明を発表

2018年09月25日 06時22分20秒 | 日記

「日露平和条約の早期締結を!」 幸福実現党が声明を発表

 

「日露平和条約の早期締結を!」 幸福実現党が声明を発表

 
東方経済フォーラムでスピーチするプーチン露大統領。

 

「今、この案を思いついた。年末までに平和条約を結ぼう」――。

 

ロシアのプーチン大統領は今月12日、同国のウラジオストクで行われていた「東方経済フォーラム」の全体会合で、安倍晋三首相に対し、そう語った。北方領土問題を棚上げにして、年内に日露平和条約を結ぼう、という提案だ。

 

しかし、安倍政権はその日のうちに、「政府としては北方四島の帰属問題を解決して平和条約を締結する基本方針に変わりはない」(菅義偉官房長官)という見解を発表。突然のプーチン氏の"ラブコール"に戸惑い、受け止めることができなかった。

 

そんな中、数年にわたって、「中国の覇権拡大を止めるためにも日本は、ロシアを中国寄りにさせることなく、日露の関係強化を急ぐべき」と主張してきた、幸福実現党(釈量子党首)が24日、「日露平和条約の早期締結を求める」と題した党声明を発表した。

 

以下は、声明の全文。

 

日露平和条約の早期締結を求める(党声明)

平成30年9月24日

幸福実現党

 

 今月12日、日露平和条約を巡って、ロシアのプーチン大統領が安倍晋三首相に、無条件での年内締結を提案しました。北方四島の帰属問題の解決が前提というのが日本政府の立場ですが、わが党は最近の中国の覇権的外交姿勢に鑑み、年内の日露平和条約の締結を強く求めるものです。

 

 もとより、北方四島はわが国固有の領土であり、領土交渉の進展を図るべきは言うまでもありません。しかしながら、一帯一路構想など、中国が新たな国際秩序形成を進めるなか、日本として米国との絆を強固にするとともに、安保・経済両面で、ロシアをはじめ関係国との連携を強めることで、中国の野心を挫くべきだというのが、わが党の考えです。

 

 地域の安全保障上、最大の不安定要因である中国を牽制するには、日露関係の強化が不可欠です。そのため、領土問題をいったん棚上げしてでも、まずは平和条約を締結し、その後、領土返還を目指すべきだと考えます。対ロシア制裁はロシアの中国傾斜を促すだけであり、一層の中露接近を招けば、日本を危機に陥れる事態を引き起こしかねないことにも注意を払うべきです。

 

 また、対外膨張を強める中国は台湾の併合を目論んでいるとみられますが、中国による台湾併合は台湾に自由の危機をもたらすばかりか、日本の安全保障にも直結します。そこで、日台関係を強化するとともに、日本として台湾防衛に関与するよう求めます。

 

 加えて、日本の外交・安全保障上の課題としては、北朝鮮の拉致・核・ミサイル問題がありますが、わが国および地域の安全の確保のため、北朝鮮の非核化に最優先で取り組むべきです。懸案の拉致問題に関しては、米国と連携しつつ、北朝鮮の「開国」を進める過程で、その全面解決を図るべきと考えるものです。

 

 中国が軍事的覇権を強めるなかにあって、国家国民を守り抜くべく、わが党は一貫して国防強化の必要性を訴えてきました。日米同盟を強化しつつ、「自分の国は自分で守る」体制構築を急ぐべきというのが、わが党の安全保障政策の基本方針であり、政府及び国会に対しては、憲法9条改正をはじめ、防衛力強化に向け、装備の増強、防衛費の大幅増額などに踏み切るよう要請します。

 

 日本を地域の平和構築に貢献し、自由や民主、信仰といった価値が広く守られる世界実現に寄与する国家とすべく、わが党は力を尽くしてまいる決意です。

以上

 

【関連記事】

幸福実現党HP 「日露平和条約の早期締結を求める(党声明)」

https://info.hr-party.jp/press-release/2018/7272/

 

2018年9月14日付本欄 プーチンの「平和条約」提案 "魔の中露同盟"止める最後のチャンス!?

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14875