下は私の足
マメをくわえた
キジバトが庭から部屋に入ってきた。
米と豆をやったら、最初は米だけをついばんでいた。
豆は大きいので飲み込みにくいようだったが、全部食べた。
キジバトは都会では人の手から餌をもらったりもするようだが、
男鹿では珍しいと思う。なにしろ狩猟鳥で人の姿を見たら逃げなければ、
鉄砲で撃たれてしまうのだ。
あとは餌をやらないことにした。
数日前、晩酌をしながら庭を眺めていると、
すぐ前をタヌキが通りすぎた。
キジバトもタヌキも、いまでは都会でも暮らしているらしい。
我が家のある場所も都会なのだろうか。