水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

屋上菜園8 (H22.7.1~7.19)

2010年07月20日 | 屋外水耕栽培
●きゅうりとミニかぼちゃ
7月19日 昨日ログハウスへ行った帰りに山崎できゅうり(しゃきっと)の苗5株を購入したので早速定植する。種からのきゅうりの苗も大きくなりかけていますのでや多すぎるか。ミニかぼちゃ「栗坊」の苗も大きくなりかけています。今度はネットに這わせたいと思っております。
 

●防虫ネットが虫かごネットに
7月16日 ミズナやチンゲン菜を植えているトロ舟の中に害虫が飛び回っている。数日前には気が付かなかったのでここ数日で孵化したのであろう。園芸害虫図鑑をみると「コナガ」のようである。防虫ネットが虫かごネットになって害虫を飼育しているようなもの。これでは何のための防虫ネットか分からない。


●枝豆にカナブン
7月15日 枝豆に大きな黒い糞が多いのでよくみるとかなりの数の青色カナブンがいて枝豆の葉を食っています。「カナブン」が害虫とはおもっていませんでしたがインターネットで調べるとやはりカナブンに枝豆の葉をくわれたという記事がかなりありました。受粉を考えてネットから出したのが失敗かもしれません。
取り忘れていたきゅうりがお化け状態になっているのを発見。長さ35cm重さ700gでした。ゴーヤも種からのゴーヤを新たに2本発見、収穫。これで3本目。
 

本日現在の屋上の状況です。
 
 
 


7月11日 本日の収穫です。夕方EC値を見ながら水と肥料の補給を行う。やはり全体的にEC値が1以下になっていることが多い。100倍濃縮の大塚ハウス5㍑をほぼ全量使用。


●EC値と肥料分の過剰・欠乏
7月10日 夕方の収穫です。いいなすびが沢山収穫できています。きゅうりに代わってこれからはゴーヤのシーズンです。
なすびやサツマイモやオクラなどは葉が大きく生長し葉からの蒸散量もかなりあるので夏場は毎日水の補給が欠かせません。水を補給するたびに当然EC値が下がっていきます。その都度肥料も追加すればいいのですが水の補給だけで終わるために数日して測定するとEC値が0.3位に下がっていることがよくあります。このために、肥料欠乏になっているかもしれません。養液管理の基本として毎回水補給時に肥料も追加投入してEC値を常に1.5位で維持すべきものなのでしょうか。減少した溶液に含まれている養分がすべて野菜に吸収されているとは思えないので今度はカリウムは不足しているが窒素は過剰供給になるといったアンバランスが出てくるのではないかと思えるのでこの時期になると肥料の与え方について悩みます。この点いいアドバイスがいただければ幸いです。


●ミニかぼちゃ
7月9日 朝ミニかぼちゃを収穫する。3個実っていたが1個が途中で腐ってしまいこの1個と後少し小さいのが1個あるだけ。少し寂しい。現在、ミニかぼちゃ「栗坊」を8株ほど追加定植していますが今度は何とか10個以上実ってほしい。ポイントは人工受粉か。夕方にはナス10本、オクラ3本、ミニトマトを収穫。
 

7月8日 本日の収穫です。きゅうりは形の悪いのが2本のみ。ゴーヤを初めて収穫。モロヘイヤ・オクラのねばねば野菜で栄養補給。ミニトマトは毎朝ジュースにして飲用。
 

●ソーラー発電? 遅すぎるきゅうりの播種
7月7日 新しく安永エアポンプYP20Aを購入しトロ舟8台への空気供給を1台でまかなうようにしテトラポンプを外し配管も整理する。これで屋上は安永エアーポンプ4台でトロ舟20台、発泡容器32台への空気供給を行うことができるようになり電気配線もコンパクトになりました。屋上菜園の現状での電気消費量はエアポンプ(18W)4台とトロ舟用の養液循環ポンプ(15W)4台およびハイポニカ用水中ポンプ(3W)4台で合計しても150W以下ですので次は太陽光発電による電力供給を考えてみたいのですが今年は時間的に難しいので来年の宿題にしておきます。唯現状での電気代は1か月分で 0.15kw×24h×30d×@22≒2400円 程ですから4月から12月まで使っても2万円以下。ソーラー発電の設備代を考えると割りに合わないのは自明です。

本日夕方の収穫です。きゅうりは20株で6月6日から1ヶ月間、毎日4,5本は収穫してきましたがここ数日収穫量が減ってきているし形も悪くなってきているので恐らく限界に来ているのでしょう、そこで改めて20粒ほど種をまき新しい苗を育てることにしましたが今からですと収穫が9月半ばになりそうですのでもっと計画的に早い時期に播いておくべきでした。

オクラは40株ほど育てていますがこのところ毎日3,4本は収穫できるようになりました。夕食に定番通りお浸しにしてゴマをあしらっていただいております。
 
 

●根の成長
7月6日 水耕栽培をしていて驚くことは根の成長振りです。水中なのでストレスが少ないため根はのびのびと成長し発泡容器やトロ舟からあふれださんばかりです。そのためにエアー供給と毎日の水補給は欠かせません。栽培野菜の中と外を並べてみました。上からサツマイモ・モロヘイヤ・レタス・なすび・ミニトマト・きゅうり・四角豆・オクラ・チシャ・枝豆です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
枝豆は防虫ネットの中では受粉しにくかろうと思ってオクラの横のトロ舟に移しましたがよく観察すると青虫が葉を食べていました。ネットの中でも青虫がいたのはショックです。またネットの中でも数株は受粉して豆ができかけていますので移す必要は無いのかもしれません。これからは青虫退治が難問です。

●ケールの害虫
7月4日 ケールの葉が虫に食われています。なんと言う害虫にやられているのか卵や糞がないので即座に判断しかねるが恐らく夜中に下からやってきているのでしょう。ンターネットの害虫図鑑を見るがなかなか分からない。


今朝の収穫と夕方の収穫です。やっとトマトが数個収穫できました。
 

●オクラの花
7月3日 オクラの花が数個咲いています。開花したら4,5日で収穫せよとのこと。ミニかぼちゃ「栗坊」も定植時期に来ています。
 

●長ナスとチンゲン菜
7月2日 長なすの代表「庄屋大長」が実ってきたので収穫する。メーカーカタログによると焼きナスにすると最高と書かれていたので早速焼きナスにしていただく。5月29日に播種したチンゲン菜は少し早いのですが収穫。ホワイトソース煮にしていただく。
 


●モロヘイヤ初収穫
7月1日 モロヘイヤを初収穫する。今年は防虫ネットを張った中で育てているので虫に食べられることも少なく順調に育っています。ゴマでおひたしにしていただく。
 



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1 コメント

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Unknown (com)
2010-07-20 18:17:09
こんにちは。
いつも興味深く拝見させていただいています。

ECと肥料の関係についてですが、給水に対する肥料の比例注入を行った場合でも、おっしゃる通り、“窒素過剰”になる可能性が考えられるのではないでしょうか?たとえば肥料の配合を変更する等の処置を施す必要が出てくるかもしれませんね。
窒素成分が植物に消費される期間を用意してあげるためにも、現在のようにEC値をある程度低下させてから、バッチで肥料注入を行ってもよいのではないでしょうか?

とても興味深い課題ですので、何か良い方法がありましたらお知らせください。
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