「ＡＱＵＡ」＆「ＡＲＩＡ」

天野こずえ原作です。「ＡＱＵＡ」は「ＡＲＩＡ」の最初の物語で・・・逆か。「ＡＲＩＡ」は「ＡＱＵＡ」の続編になっていて、まぁ大人の事情で色々あって「ＡＲＩＡ」になった感じです。

天野こずえさんは昔ガンガンでデビューした頃から好きだったんだけど（浪漫倶楽部やクレセントノイズは今でも持ってます。全て初版発行で）、例の大人の事情によりガンガンから離れてからは読むことがなくなりました。

でも、半年前ＴＶアニメの「ＡＲＩＡ　Ｔｈｅ　ＯＲＩＧＩＮＡＴＩＯＮ」（アニメ版ＡＲＩＡの第３期）がこっちで遅れて放送されたのを観て、また天野さんの作品を読んでみようと思ったのですが、如何せん若干古い作品になるため本屋で全巻揃えられない状況でした。仕方ないので、とりあえず新作の「あまんちゅ！」だけでもと思って読み始めたのです。

で、結局はネットで買うことにしました。アニメ版のほうは全てＢＯＸで揃えようとしたんですけど、第１期だけ入手困難という状況なので、第１期だけバラで買うか、ＢＤ－ＢＯＸで出ることを期待して待つか・・・といった感じです。

ＡＱＵＡ＆ＡＲＩＡはイタリアにある水の街ヴェネツィアがモデルになっている（実際の設定もそうなんだが）ネオ・ヴェネツィアを舞台にした物語。

観光案内をする水先案内人（ウンディーネという）を目指す女の子、水無灯里を中心に描かれるネオ・ヴェネツィアの日常が描かれています。

癒し系漫画と言われている通り、読むととっても和みます。これはもう色んな人に読んでもらいたい作品です。

天野こずえさんは浪漫倶楽部のときからそうだったんだけど、こういう話を描かせたら本当に凄いよねぇ。特にケット・シーの話は秀逸で私は大好きです。

癒されたい人はどうぞ読んでみてください。素敵な話が待っていますよ。