春の女王決定戦、ヴィクトリアマイル。
今年は本命不在で誰が勝ってもおかしくなかったですね。そんな中で1番人気に指示されたのは昨年G1で4連続2着だったヴィルシーナ。前走のG2マイラーズカップは牡馬に混じって見せ場なく惨敗しましたが、牝馬限定戦でジェンティルドンナのいないココでは負けられない一戦でした。
レースは淡々と平均ペースで進み、ヴィルシーナはスタートが良く最初先頭に立つ勢いでしたが、その後は2番手に付けて直線へ。
ヴィルシーナが抜け出すかと思いきや、内からマイネイサベルが伸びてきてあわや柴田大知2週連続G1制覇か!?と思ったけど途中から脚色が同じになってしまい、次は外から前年の覇者ホエールキャプチャが猛然と追い上げ、最後は2頭の叩き合い。最後の1ハロンは見ごたえありましたねぇ。
勝ったのはヴィルシーナ。桜花賞、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯とG1では全て2着でしたが、ようやくG1を勝てましたね。昔からクラシックで惜敗続きで無冠だった馬が古馬になって最初の春のG1で優勝するって多い気がしますね。逆に春に勝てないとその後も勝てないような気もするw
オーナーは大魔神・佐々木氏。別にファンでもないので、どうでもいいんですけど(爆)、惜敗続きだったからさぞかし嬉しかったでしょうね。たぶんマスゴミは馬や他の関係者より佐々木氏や加奈子夫人を取り上げるんだろうな。そう思うとちょっと憂鬱。
4コーナーで競争中止したフミノイマージンは予後不良だそうですね。重賞4勝した馬ですし、繁殖にあげてほしかったなぁ~。合掌。
それにしても・・・柴田大知は惜しかったなぁ・・・。直線あわやという場面を作ってたし。今回5番人気でしたが、やっぱ人気より上に持ってくるんですねw あそこまで行ったなら勝ってほしかったなぁ・・・。でもそんな簡単にいかないか。でも重賞で活躍すれば騎乗馬も増えていくでしょうし、今後も期待ですね。
今回勝った内田騎手は先週のNHKマイルカップの本命馬エーシントップ、先々週の天皇賞・春の大本命馬ゴールドシップの2頭を飛ばしていたので、今回の優勝は格別でしょうね。さすがに3週連続で1番人気を裏切ると大変でしょうしw まぁ3度目の正直ってやつですねw
さて、来週はオークスです。ディープ産駒が中心になるのかなぁ。今週もディープインパクト産駒だったし、ジェンティルドンナもいるせいかディープ産駒は牝馬が強い印象がありますね~。
そろそろ牡馬で強いのが欲しいところです。父親を超えるのは大変でしょうけど。