こばとの独り言

ひたすらに趣味を語るブログ。
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げっちゅ屋グッズ その15 わたがしゆい描き下ろしB3タペストリー

2016年10月05日 19時45分30秒 | 美少女ゲーム

げっちゅ屋のポイント交換グッズをまたまた頂きました(*'∇')

今回は、わたがしゆい先生描き下ろしB3タペストリーです!
良いおっぱいなので交換してみましたw おっぱいおっぱい!!というか、好みな容姿だったというのが大きい。自分こういうツインテールな女の子に弱いのかなぁ・・・w
しかし・・・B3サイズって珍しいですねw 普通はB2とかA3なんですけどw

わたがしゆい先生というと、2016年10月28日発売予定のIbizaデビュー作「しぐなリスト スタ~ズ!!」ですね。
私は、しぐにゃん先生の方を知っていて、そっちで興味出てたからブログでも紹介しようかと思ったんですけど、11月以降のことを考えると余裕がなくなりそうなんで、今回は見送ります。
しぐにゃん先生の描くおっぱいも好きだから、欲しい気持ちもあるんですが・・・まぁどうなるか未定なので、とりあえず保留ということでヽ(;´Д`)ノ

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タペストリー(こぶいち)】【15周年記念色紙(みけおう)】【タペストリー(Mitha)】【15周年記念色紙(ゆき恵)
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「夏の魔女のパレード」 あらすじ・感想その4 キャロル・メルクリス編、感想まとめ

2016年10月05日 00時11分50秒 | 美少女ゲーム

最後はキャロル・メルクリスでした~。

キャロル・メルクリス キャラクター紹介
キャロルは魔女の名家・メルクリス家の次女。ユリスとは幸人と結婚するという約束をしていたため神那原へとやってきました。
負けず嫌いでハッキリとものを言うため性格面は色んな意味でアリサとは正反対。最初は傲慢なお嬢様という態度でしたが、自分の悪いところが分かれば反省し、それを修正できる柔らかさを持っており、アリサ達に刺激されて少しずつ性格が丸くなっていきます。まぁ要するにツンデレw
料理はそこそこ出来ますが、変わった味覚をしていて、納豆トーストやカレー羊羹など変わった食べ物が好物。ホラーが大の苦手。学園祭のお化け屋敷でもダメなくらい。
家族とはあまり仲が良くなく、特に魔女になってたった1年でジーニアスウィッチになって“現役最高の魔女”と呼ばれる天才魔女のルイスとはよく周囲から比較されていたため、キャロルから距離を置いてしまい、長らく疎遠になっていましたが・・・。

キャロル・メルクリス編 あらすじ
第六話「蒼い髪のニューフェイス」
駅前まで足を運びおみやげ屋に寄った幸人。するとそこには店長の出す試作品を試食しているキャロルがいました。幸人も試食に協力することにしますが、辛くて痛くて熱い唐辛子かき氷を食べて死にかけてしまいますw その後、店長が忙しそうにしていたため、お店を手伝うことにした2人。すると、客にキャロルが嫁に選ばれたものと勘違いされ、キャロルは嬉しく思いつつも正直にまだ確定していないと答えていました。そこでキャロルは幸人に誰かに惹かれてたりするの?と聞きますが、幸人にそういうのはいないと答えられ、安堵と落胆が半々といった表情を見せるのでした。
ステージ設営が始まり、幸人は皆の手伝っているところを観察しつつ作業していましたが、休憩時間になり皆と一緒に休憩したとき、先日キャロルに言われたことをアリサにも聞かれ、答えに詰まります。一瞬誰かのことが思いついたものの、その場では言わず誤魔化そうとしたところを、あずきの乱入に助けられ、有耶無耶になります。しかし、幸人の心の中には確実に1人気になる女の子がいました。
設営初日を終え、家に帰ると、家の前に1人の魔女が立っていました。幸人たちには見覚えがありませんでしたが、キャロルはその魔女の姿を見て驚いていました。見ると、ぼたんが居なくなっていたため、トピアが気になって魔女に近付き声をかけると、トピアが突然叫んで倒れます。トピアの叫び声が聞こえたため、幸人たちは走りだし、急いで彼女のところへ向かいますが、奥の方でぼたんが怯えているのを発見。倒れたトピアは「おばけ」と言って気を失います。その後、謎の魔女が「大丈夫?」と声をかけてきたため、幸人がその魔女を見ると、そこには謎の仮面を被った顔があり驚くのでした。
しばらくして落ち着いた幸人が用件を聞くと、その仮面の女性は、ユリスさまとご子息殿に急ぎの用があると言ったため、幸人は母は仕事でしばらく帰ってこないと答えます。なら帰ってくるまで中で待たせてほしいと言った仮面の魔女に対し、早紗がそれなら素性を明かしてほしいと言い、仮面の魔女が自己紹介しようとすると、キャロルが「お姉さま」と呼び、仮面の女性は「ルイスさんの名はルイス・メルクリス。キャロルのお姉ちゃんだ」と名乗ります。その後、早紗が幸人の妹だと言うと、ルイスはそんなはずはない、あなたは嘘をついていると返したため、早紗は怒り訂正を求め、仮面を剥ごうとしますが、それを止めたのがユリスでした。
とりあえず、家に入りルイスの話を聞くことにした幸人たち。ルイスはあくまで早紗を部外者だと主張していましたが、ユリスにここに部外者はいないと断言されたのと早紗が無視を決め込んだため、話を始めることにします。ルイスは水晶球を取り出し、それに念じると水晶球が光り出し、その上に1人の女性が浮かび上がります。その女性はルイスとキャロルの母親、ニコラ・メルクリスでした。彼女は今回の騒動について、1つ誤りがあると言います。それは天都家に嫁ぐのはキャロルではなくルイスだと言うのです。酒に寄ってユリスが約束を交わしたのは、キャロルだけではなくルイスもでした。しかし、それならばルイスが「魔女のパレード」を終えた時点・・・1年前にルイスが来なければならないはずでしたが、「一人前になったら嫁にする」という魔女の約束の定義について、ニコラは実習を終えた程度でスターダストの家系に入るのは時期尚早と考え、ルイスが嫁に行くのはジーニアスウィッチになってからの方が良いと考えたのです。ルイスは母親の判断に賛同し、実習を終えた直後からジーニアスの称号を得る努力をした結果、僅か1年足らずで称号を獲得。それどころか現役最高の魔女とまで呼ばれるようになりました。
その説明を終えた後、ニコラはキャロルの方へ向き、何故幸人の婚約者になっているのか、実習先はドイツだと聞いていたとキャロルを問い詰めます。キャロルは怯えながら子どもの頃にユリスさまと約束しました、立派な魔女になってお嫁に行くと。しかし、ニコラはそれについては幼い頃から、お嫁に行かせるのはルイスであなたは気にしなくて良いと説明してきたはずと返し、この件から身を引きなさいと命令。そこへユリスが1つだけ腑に落ちないところがある、それは別にキャロルが抜ける必要はないということでした。すると、ニコラはキャロルは魔女として未熟だからと答えます。スターダストの家系に嫁入りするには優秀な魔女でなくてはならないからと。ユリスは気にしないと言い返しますが、ニコラは私が気にしますと言い返され、当人同士の気持ちが大事と言うユリスと血を重んじるニコラの話は平行線に。ニコラはルイスが他の実習生と嫁候補を争うところまでは認めたものの、キャロルには辞退してもらうという意見は変えませんでした。帰還させ嘘を吐いた理由を聞く。ニコラのそんな態度に我慢が出来なくなった幸人は、口を挟み話を聞くだけならここでも出来る、一ヶ月も一緒に生活してきて彼女が頑張ってきたのをちゃんと見てきた、何の説明もなくサヨナラなんて出来るわけないと。睨み合う幸人とニコラの間に割って入ったのはユリスでした。ユリスは幸人の意見に賛成し、キャロルの話をこの場で聞くようニコラを説得。ニコラも聞くだけと言って、その場は治まります。
ニコラはキャロルに説明を求め、キャロルは不安げにしていましたが、幸人が安心させようと彼女の肩に手を置くと、彼女も少し落ち着き話を始めます。最初に実習地について嘘を吐いたことを謝ります。ルイスがその嘘はお母さまを喜ばせるためについたの?と聞くと、キャロルは実習地がドイツだったのは本当ですと言います。ニコラに報告した段階では、キャロルの実習はドイツで行うことになっていました。その後それを辞めて神那原にやってきたのです。それを聞くとニコラは小さく悲鳴のような声をあげ頭を抱えます。何故そんなことしたのか・・・キャロルは認めてもらいたかったと話します。子どもの頃から今までキャロルはずっと姉のルイスと比べられてばかりいました。どれだけ頑張っても「ルイスのようになりなさい」、「ルイスの時はもう少し良い成績だった」・・・そう言われ続けて母親にいつまでも認めてもらえませんでした。それでも、それが原因で何も努力しなくなることはしたくなくて、ずっと頑張り続けていました。キャロル自身もルイスほどではなくとも優れた才能を持っていると自負していたのもありました。学院のテスト順位もいつも上位で魔法もある程度のものは使いこなせている、そうなるよう努力もしてきました。その甲斐あって、実習先には優秀な魔女を多く輩出したドイツが選ばれ、自分の努力が認められたのだとキャロルは喜んでいました。だから、母親もきっと喜んで、私を認めてくれる・・・そう思っていましたが、ニコラは姉の婚姻の準備に意識が向いており、実習先について話しても返事はそっけなく、認めてくれるどころか「そうであって当然」と言っているかのようないつも通りの反応でした。どれだけ頑張っても認められない・・・そう思うと悔しくなり、学院からユリスの下で実習を受ける提案もされていたことと、幼い頃のユリスとの約束を思い出したキャロルは、実習先を神那原に変更したのです。私だってメルクリスの娘だから・・・ユリスさまのご子息と結婚できるはずなんだと思って。
自分の都合しか考えず皆に嘘をついてきたことを謝るキャロル。そんな彼女の独白を聞いて重苦しい雰囲気になり、誰も言葉を発しませんでしたが、ニコラが最初に口を開きます。私は今まであなたを蔑ろにしたつもりはないと。キャロルを未熟とは言っても、努力をしていないだとか、不真面目と思ったことは一度もない、キャロルもそれを分かってくれていると思い込んでいた・・・だからキャロルの本心を尋ねようなんて思わなかったと。でも、その結果がこうなってしまった、ただ娘の気持ちを考えずに突っ走っていただけと言って自嘲気味に笑い首を振り、反省すべきは私ですとキャロルに謝ります。キャロルもお母さまがそう思っているはずだと考えたことがあるのに、信じられなかった私も悪いと言って謝ると、ニコラは一緒に反省しましょうと微笑みます。すると、キャロルは「はい」と言って涙声のまま笑顔でそう返すのでした。けど、そこで話がまとまるのかと思いきや、ニコラはまだキャロルの気持ちを理解しきれていませんでした。キャロルを他の実習先に行くよう学院と相談すると言い出し、流石のユリスもそんなニコラに呆れます。しかし、キャロルが「私はここに残りたい」と自分の希望を伝えます。最初は退屈な村で嘘を吐いてまで来る必要があったのか疑問に感じていたけど、村人たちと交流していくうちに村での生活を心地いいと思えるようになった・・・だから私が一人前の魔女として認めてもらえたとき、まず初めにこの村の人たちに見てもらいたいんですと。すると、ニコラはキャロルの目を見て、村に残りたい理由は本当にそれだけなのかと問います。キャロルはその問いの意味が分からなかったため、ニコラが教えようとするとユリスがそれを遮ります。野暮なことを言うもんじゃないと言って。そして、食い下がるニコラを無視して水晶球を掴み取り砕いてしまいます。その後、ルイスもキャロルはここに残るべきだと言ったため、キャロルは神那原に残ることになります。こうして、新たな花嫁候補、ルイス・メルクリスが加わることになったのでした。
その後、天都家には空き部屋が無かったため「くさかべ」に泊まることになったルイスをキャロルと一緒に案内することになった幸人。「くさかべ」に向かう途中もあずきにルイスを紹介している間もキャロルはずっと居心地が悪そうにしていました。そして、ルイスに「お互い悔いのないようにやろう」と言われると、キャロルは1人で帰ろうとしたため、幸人は慌てて追いかけます。姉に劣等感を抱き皆にも嘘を吐いたという負い目があるキャロルがこのまま皆から距離を置いてしまうと思った幸人は、彼女に寄り道をしようと誘い、河原に連れて行きます。幸人はそこで川に入って水浴びをしますが、キャロルはその誘いに乗らず帰ろうとしたため、彼女に水をかけます。そして、頭を冷やせ、色々とバレて気まずいのは分かるが、悩んでいるのは自分だけみたいな態度を取るのは止めろと注意。ルイスに対してもせっかく「がんばろう」と声をかけられたのにあんな態度はないと言うと、キャロルは姉への劣等感をあらわにして幸人に怒りをぶつけます。ジーニアスウィッチであるお姉さまに見習いの私達が敵うはずがないと。しかし、幸人は魔女として優秀かどうかなんて関係ないと返します。それでも反論しようとするキャロルの顔に水をかけると、キャロルも反撃に転じます。そして、数分後、お互い水をかけあった結果、キャロルの気も晴れて落ち着きを取り戻すのでした。
幸人は落ち着いたキャロルに対し、自分が言いたかったことを言います。ムカつくならさっきみたいにやり返してやれと。これまでキャロルはルイスと勝負したことはなく、実際の優劣は分かりませんでした。それなのにキャロルの方が劣っていると言われ続けていた・・・自分にもお姉さまに勝てるところがあるはず・・・そう思っているキャロルにとってそれは悔しいことでした。だから今回のように嘘を吐いて実習地を変えたのです。幸人はそんなキャロルの気持ちを理解し、だったら、これからもその行動を続けていればいいと伝えます。それでもキャロルは自分と姉や母親を比べようとしていたため、幸人はそれで反論が出来なくなるなら俺と母さんはどうなるんだ?と言い返します。そして、ずっと反抗しろというわけじゃない、納得するために反抗が必要なんだと言い、このままこの許嫁騒動に参加を続けてルイスと決着を付ければいい。全力を出した上での結果ならキャロルも受け入れることが出来るんじゃないかと言い、俺のために頑張ってみてくれないか?と伝えると、キャロルは自分とルイスを平等に見てくれることを条件に許嫁騒動に継続して参加することを決めるのでした。
第七話「静かに膨らむ対抗心」
ルイスが来て数日後、彼女はあっという間に村に馴染み、次々と依頼をこなしてしまうため、魔女見習いへの依頼が減っていました。魔女見習いに来る依頼は余り物という皆に対し、ユリスはそうでもないと言いますが、その真意を知るのは数時間後の話。魔女見習い4人は残りの依頼をまとめて受けることにしますが、キャロルは幸人の意見を聞かずに決めてしまったことを謝ります。幸人はそんなキャロルを見て、彼女が周囲に気遣いをすることが増えたのを感じていました。
依頼先に向かう途中、いつもステージ設営の準備をしている人たちを見かけ、その中にルイスもいました。幸人はルイスの噂から彼女が依頼を終わらせてしまったのでは・・・と思いましたが、どうやら設営に使うリフトカーが故障したため、ルイスがそれを修理工場へ運んだところでした。村人たちはジーニアスであるルイスのことを褒め称え、ルイスがいればお祭りの準備もルイス一人で出来たりするかもなどと言い始めたため、魔女見習いの3人(トピアは意味が分かってないため除外)はテンションが落ちてしまいました。それに気付いた幸人は、対抗意識を燃やし、キャロル達も優秀でまだ見習いだけど村の人達の役に立つために頑張ってて、魔女として人の役に立ちたいという気持ちはルイスにも負けてないと言います。すると、村人達は自分たちの言葉が悪かったことを反省しキャロル達に謝ります。村人たちとルイスが去った後、キャロル達は幸人をからかいながらも、ああ言ってくれて嬉しかったと感謝。幸人のお蔭で再びやる気が戻った魔女見習いたちは依頼先へ向かいます。3件あった依頼は全てが過去に依頼を受けた人達からで、キャロル達を信用しているからこその依頼でした。幸人は全ての依頼が終わった後、仕事に向かう前のユリスの言っていた言葉の意味に気付くのでした。
その日の夜、キャロルが部屋を訪ねてきて、昼間の件でお礼を言います。幸人は思ったことを口にしただけで、その後の依頼の忙しさでそのことを忘れていたため、お礼を言われるとは思っておらず、戸惑います。何とか誤魔化そうと周囲を見ると、少しずつ書き溜めていた料理のレシピノートをキャロルに渡します。以前料理の練習をしているというキャロルに自分のレシピを教えると約束していたことから、毎日コツコツとレシピノートを作っていいたのです。すると、キャロルは目に涙を浮かべ大事にするとお礼を言ってノートを抱きかかえるのでした。
それから数日後、設営に使う木材を大量に運ぶという依頼を受けましたが、この依頼にはルイスも参加することになっていました。ジーニアスウィッチは伊達ではなく、実力差を見せつけられるキャロル達。それでも、幸人達は自分のペースで手伝いを続けていました。しかし、アリサや早紗、トピアの3人は休みながら作業をしていたものの、キャロルはルイスへの対抗心からか、休むことなく運搬作業を手伝っていました。そして、ルイスが何度も大量に木材を運ぶのを見て、キャロルはルイスと同じだけの量を運ぼうとします。そして、ルイスと同じように木材を運ぼうとすると、村人たちはキャロルに話しかけ褒めますが、今のキャロルには全力で集中しなければ出来ない芸当であり、村人のそれは余計な行動でした。幸人の嫌な予感は的中し、キャロルは集中力が途切れ、木材が彼女や村人達めがけて落下。幸人は咄嗟に彼女を庇いますが、ルイス、早紗、アリサの3人が落下する木材を魔法で制止したため、怪我をせずにすみました。ルイスはキャロルに声をかけ、素早く完璧に仕事を終わらせるのが立派な魔女の条件ではないと忠告、するとキャロルは、ありがとうございましたと言って走り去ってしまいます。幸人はこの場をアリサ達に任せ、キャロルを追いかけますが、結局彼女には追いつけず、作業に戻ることにしたのでした。
キャロルが戻って来たのは夜になってからですが、帰って早々部屋に閉じこもって出てきませんでした。幸人は何度も声をかけたものの反応がなかったため、この日は休むことにしますが、深夜になりキャロルに起こされます。そして、思い詰めた顔をして、いきなり服を脱ごうとしたため、幸人は慌ててそれを止めます。キャロルは私にはもうこれしかない、幸人に抱いてほしいと訴えます。そして、一晩だけ幸人が私だけを見てくれれば満足する・・・そうすれば、幸人が他の誰かと結婚すると言っても諦められるからと言います。それを幸人が怒って止めると、キャロルは泣き出したため、幸人はどうしてこんなに追い詰められているのかと聞きます。すると、キャロルは昼間の件で私は取り返しのつかない失敗をしてしまったからと言います。そして、幸人の話を聞かず、自分のことは必要とされないとどんどん悪い方へと考えていくキャロルに対し、幸人はいい加減にしろと再び怒鳴ります。たった1度の失敗で今まで得てきた経験や村の人達からの信頼を否定してしまうのかと問います。そして、キャロルを必要とする人は絶対にいる、だから必要とされないなんて悲しいことは言わないでほしいと泣きそうになりながらキャロルに訴えます。幸人は負けず嫌いのキャロルが心の中ではまだ諦めきれていないと信じており、キャロルもそれを認めます。けど、考えれば考えるほど悪い方向へと考えてしまったため、ヤケになって暴走してしまっただけでした。幸人はキャロルは魔女のことやメルクリス家のことなど色んなものに縛られ過ぎている、もう少し肩の力を抜いたほうがいいとアドバイス。しかし、それで失敗してしまったらと心配するキャロルに、だったらその時は俺も一緒に責任を取ると言います。キャロルにはもっと自分を頼ってほしいから。彼女の1番悪い癖は何でも自分1人で抱え込んでしまうこと。だから自分を頼ってほしいと言います。しかし、キャロルはこれまでも頼ってきたしこれ以上は頼れないと一歩も引かなかったため、幸人は最終手段として、あずき的土下座をして深夜にもかかわらず大声で「俺に頼ってください」とお願いします。するとキャロルは幸人の押しに負け、頼らせてもらいますと受け入れるのでした。
幸人のお願いを聞き入れた直後、キャロルは早速幸人を頼ります。一緒に寝てほしいと。つまりは添い寝でした。幸人は驚きますが、キャロルが1人でいるとまた悪い方へと考えてしまうからと言ったのと、ここで断ったら嘘吐きになってしまうと思い、彼女のお願いを聞き入れることに。そして、自分の隣で安心して眠るキャロルを見て、幸人は彼女のことが好きなんだと自覚するのでした。翌日、キャロルは仕事をしながらユリスやルイスをはじめ、関係者たちに謝罪して回ります。キャロルを責める人は1人もおらず、結局はキャロルがそう思い込んでいただけでした。色々と吹っ切れたキャロルはそれ以降、ルイスと張り合うことを止め、自分の出来る範囲でひたすらにそれを打ち込んで少しずつ成長していきました。そして、いよいよ夏祭り前日となりましたが・・・。
第八話「確執との決着」
夏祭り前日の夜。キャロルが幸人の部屋を訪れます。そして、ここまで頑張れたのは幸人のお蔭だと感謝の言葉を言った後、幸人のことが好きと告白。幸人も明日ではなく今返事すると言って、キャロルが好きだと返事をします。お互い両想いということが分かったものの、まだ問題は残っていました。それはキャロルの母親のニコラでした。2人はニコラに認めてもらえるよう諦めずに頑張ろうと約束するのでした。
そして迎えた夏祭り当日。皆と最終の打ち合わせをした後、ユリスに呼び止められ2人きりになった幸人。少し山の方へ歩いた後、誰もいないことを確認したユリスは幸人に結婚相手を発表するだけじゃ物足りないからと言って指輪を渡します。その対の指輪はユリスと彼女の夫である槙人の結婚指輪でした。幸人はそんな大事なものは受け取れないと言いますが、1番大事なのは幸人だからというユリスの想いを受け止め、指輪ももらうことにします。その後、自分の与えられた仕事をしていた幸人のもとにあずきがやってきます。彼女は幸人が自分を選ばないということに気付いており、最後のケジメとして私の真剣な気持ちを受け止めてちゃんと振ってほしいとお願いしてきます。そして、あずきの100回目の本気の告白に対し、心に決めた人がいるから先輩の気持ちには応えられないと真剣に返します。すると、あずきは寂しそうな笑顔を見せつつも、幸せになってねと言って去って行きます。幸人はそんな彼女の背中を見送りながら、ありがとうございましたとお礼を言うのでした。
いよいよ結婚相手の発表の時間を迎えます。幸人はステージに上がり結婚相手を発表しようとしますが、そこへ危惧したことが起こります。ニコラが会場に乱入し、発表を無効にしようとしたのです。ニコラは昔ユリスとの間に何かあったらしく、その約束を頑なに守ろうとしていましたが、ユリスはそれは子どもの幸せを奪ってまで果たすものなのかと反論します。2人が一触即発する中、キャロルが割って入り、私のお願いを聞いてほしいと言います。ルイスと勝負したいと。ニコラはキャロルではルイスに勝てないと言いますが、キャロルは1度も勝負していないのだから分からないと反論。再び話は平行線を辿ろうとしましたが、それを打ち破ったのがルイスでした。ルイスも昔の約束があると言って、キャロルとの勝負に応じることにします。それを聞いたニコラはまた喚き始めますが、今度はユリスが実力でそれを拘束して(羽交い締めにして口を塞いだだけですがw)話を進めさせます。2人が決めた勝負は「シューティングスター」という自分のホウキに人や物を乗せてそれを運ぶ速さを競う魔女のスポーツでした。そして、ルイスはあずき、キャロルは幸人を乗せて争うことになり、勝負はスタート。しかし、地上ではニコラも諦めておらず、早紗たちの拘束魔法を打ち破って勝負を止めさせようとします。
2人の勝負は互いに駆け引きをして一歩も譲らない状態が続いていました。しかし、そこへ龍の使い魔を従えたニコラと彼女を追いかけてきたユリスがやってきます。ユリスがニコラを押さえつけている間に2人は勝負を続行しますが、終盤になると乗り物酔いをするというあずきに限界が訪れ大暴れを始めたため、ルイスの仮面が取れてしまいます。すると、ルイスの力が抜けてしまい、あずきはバランスを崩して落下。幸人はキャロルに硬化魔法をかけてもらい、あずきを助けに行きます。一方キャロルはルイスの意識を取り戻させていました。気が付いたルイスはすぐ事態を把握。すぐに落下した2人を助けに向かいます。そして、ユリスとニコラの方も決着が付いたことから、会場に戻ることとなりましたが、その前にルイスは自分の仮面を探しに行くため、キャロルに幸人とあずきを任せます。しかし、安心して集中を切らしたキャロルは浮遊魔法が上手くいかず、ゆっくりと山の中へと落ちていくのでした。
地上に降り立った幸人たちが会場に戻ろうとすると、仮面を見つけたルイスがやってきます。しかし、さすがに仮面は無事ではなく割れてしまっていました。ルイスは見つからないよりは良いと言って、今回の勝負は負けだと認めます。怪我はなかったとはいえ、一般市民を危険に晒したことは間違いない、トラブルに対応できたのもキャロルと幸人がいたから・・・だから自分の負けだと言って。それを聞いて2人は違和感がぬぐえませんでした。先程からキャロルに有利に働くようなことしか言っていなかったからです。キャロルが他に何か別の目的があるのではと指摘すると、ルイスは「ある」と言って頷きます。そして、ルイスはその理由を約束を守るためと答えます。それはキャロルとの約束でした。キャロルが困っているとき、ルイスが助けてあげるという子どもの頃の約束。ユリスが家に来た日のことでした。子どもの頃から素顔を見せるのが恥ずかしかったルイスは、その日もユリスに顔を見られるのを恥ずかしがっていました。そこへキャロルがルイスに仮面を被せます。これで隠してしまえばいいと。これで顔を見せずに済むようになったルイスはキャロルに何かお礼すると言います。すると、キャロルはいつかお姉さまが魔女になったら私が困っているときに助けに来て下さいと答えます。それがルイスが仮面の魔女となったキッカケであり、キャロルとの約束を果たそうと誓った日でもありました。
しかし、学院に通うようになってキャロルと話す機会も減り、キャロルの方からも距離を置かれてしまったため、その約束を果たすことはなかなか出来ずにいました。だから、母親に今回の任務を与えられたとき、妹との約束を果たすチャンスだと思います。また昔みたいに仲良くできるかなと思って。しかし、口下手なルイスは思う通りにいかず、キャロルを傷付けたりもしてしまい、ごめんなさいと謝ります。すると、キャロルは私もお姉さまの気持ちに気付かないで勝手に苦手意識を持って、お姉さまを傷付けてしまっていたかと謝ります。ルイスは別に大丈夫だと言い、さっきの勝負でキャロルはもう立派なメルクリスの魔女であることを確信したと伝え、だから幸人との結婚も問題ないと言います。だからどうか幸せになってほしいと。そんな姉の想いを聞いたキャロルは、嬉しくて泣き出してしまいます。ルイスはまた傷付けてしまったのかとオロオロし始めますが、キャロルが認めてもらえたことによる嬉し泣きだと説明し、ありがとうございますとお礼を言われると、ルイスも笑みを浮かべながら頷きます。こうして、不器用な姉妹のしがらみは解けるのでした。
その後、会場に戻り母親と対峙したキャロル。ニコラは先程の騒動でのキャロルの行動を見て、メルクリスの魔女であることを認め、幸人との婚姻も認めます。そして、自分の行いについても反省し、これでは母親失格だと言いますが、キャロルはそんなことありません、お母さまの教えがあったからこそここまで来られたんです、だからそんな悲しいことを言わないで下さいと伝えます。ニコラは情けない母親で価値観を押し付けてばかりいたけど、それでもあなたのことは大事に思っている・・・だからあなたにそう言ってもらえて、とても嬉しいと微笑みます。そして、幸せになってほしいと伝えると、キャロルは「はい、必ず」と宣言してニコラを抱きしめます。こうして母娘間にあった確執はなくなりましたが、幸人は1つだけ分からないことがありました。それは、ニコラがあそこまで頑なに優秀なルイスを幸人と結婚させようとしたことでした。ユリスは幸人にだけは教えると言って、自分たちが若い頃の話を始めます。それはユリスたちが魔法学院に在籍していたとのことでした。
天才で感覚派の魔女ユリスと努力家で理論派の魔女ニコラ・・・良きライバル関係にありお互いを信頼し合っていた2人は、ある日、1人の魔法使いと出会います。それが後にキャロルとルイスの父親となるグランツ・メルクリスでした。世界でも珍しい魔法が使える男性であったグランツは、評判の魔女であったユリスとニコラに興味を持ち、2人と頻繁に交流をするようになりました。交流を続けるうちに、ニコラはグランツに惹かれていき恋に落ちます。ニコラはグランツに振り向いてもらおうと努力をしますが、グランツが惹かれたのは努力家ではなく天才の方でした。それを知ったニコラは天才同士が結ばれる方が理にかなっていると身を引くこと考え、2人の仲を進展させようとします。しかし、そんな気はさらさらないユリスは、それよりもニコラと以前のような関係に戻ることに尽力していました。しかし、それも上手くいかずやがて卒業実習を迎えます。関係修復の日々に疲れていたユリスは、三人一緒の実習を希望していた二人の意に反し、別の実習地を選びました。それが神那原でした。知らない間に実習地を変えたことをニコラは激しく怒り、自分たちと一緒に実習を受けさせるため、さかんに神那原村へやってきました。しかし、ユリスは首を縦に振らず村に残り続けました。やがて、居候先である天都家の息子・槙人と恋に落ち、長く保留していたグランツからの交際の申し込みを完全に断ったのです。ニコラから受けるべきだと言われていただけに引け目は感じていましたが、自分の人生は自分で決めると考えていたユリスは、ニコラに理解してもらおうと説明しますが、結局分かってもらえませんでした。これまでユリスに対する不満が溜まっていたニコラは自分に何も相談してくれなかったと感情が爆発。それ以降、絶縁状態になっていました。ユリスはニコラのことを面倒くさい人だと思っていましたが、ずっと天才天才と特別扱いされて窮屈な思いをしていた自分にとって数少ない友達だったため、嫌いにはなれませんでした。それから数年が経ち、グランツと仕事を一緒したとき家に誘われ、ニコラと久しぶりに再会。しかし、ニコラは部屋にとんずらしたため、ユリスは1人でヤケ酒を飲んで酔い覚ましに屋敷の中を歩いていると、2人の女の子が走ってきました。それがキャロルとルイスでした。そのときにキャロル達と魔女の約束を交わしたのでした。
ユリスの話が終わった後、イベントを再開。既にかなり遅い時間になっていましたが、それでも多くの人が残っていました。幸人はイベントが再開されると、真っ直ぐキャロルのもとへ向かいプロポーズ。キャロルも笑顔で応え、2人は恋人となるのでした。
第九話「祝福のベル、扉の向こうへ」
幸人とキャロルの結婚式が1週間後に決定。その間に先日の騒動の説明のため魔法協会へ出頭することになったユリスとニコラの2人は出掛けます。アリサたち新米魔女は指令書が届いて仕事に行くことになりましたが、キャロルには何も指示がありませんでした。アリイサたちが何か隠していることは明確でしたが、幸人はあまり突っ込もうとしませんでした。キャロルは納得いかないものの、実際特にやることもなかったため、幸人の家事を手伝うことに。しかし、2人でやると早く終わってしまったため、幸人は適当にテレビのチャンネルを回します。するとホラー番組がやっていたため、それを観てみると、キャロルがホラーが苦手であることが発覚。すぐテレビを観るのを止めますが、腰が抜けてしまったキャロルは幸人にしがみついたまま離れませんでした。そして、お互い顔が近いことに気付きましたが、そのまま2人は初めてのキスをするのでした。
それから数日の間、2人きりで過ごした幸人とキャロル。皆が何か隠れてコソコソしているのは明白でしたが、それ以上にユリスやニコラとまったく取れなかったため、何かあったのかと心配します。そして、結婚式前日。心配している2人の前にユリスが帰って来ます。その後、ユリスは結婚式について口で説明するより早いと言って、2人をお祭りの会場へと連れて行きます。そこは夏祭りのステージがそのまま残されていました。意味が分からない幸人たちを前にユリスが指を鳴らすと景色が変化し、目の前には立派な教会が建っていました。すると、教会からルイスたちが出てきて、幸人やキャロルはようやくここ1週間の皆の不可解な行動に合点がいきます。皆の指令書はユリスからのもので、2人の結婚式を成功させよというものでした。
その日の夜、恋人のときに初体験を済ませた2人は、いよいよ結婚式当日を迎えます。魔女たちにより手作りの結婚式会場に感動する幸人とキャロルは皆に見守られながら永遠の愛を誓い、指輪を交換。その後、誓いのキスをしますが、キャロルがその途中で泣き出したため、幸人は思わず唇を離してしまいます。すると、キャロルは嬉しくて我慢できなくなっちゃったと言います。キスをした瞬間に幸人の気持ちが自分の中に流れ込んだような気がして、幸人に心から愛されてお嫁さんになれたんだという実感が湧いたから。幸人はそのつもりでキスをしたから気持ちが伝わって嬉しい、だから俺の気持ちを受け止めてほしいと言うと、キャロルは当然でしょと言って笑います。こうして、2人は皆に祝福され晴れて夫婦となったのでした。
第十話「心のグラスを愛で満たして」
新婚生活が始まり、ルイスも担当地区が立川になったことから、天都家に居候することになりました。ルイスはこれまでの溝を埋めるかのように妹にベッタリくっ付くようになり微笑ましい光景が続きますが、キャロルがちょっとでも拒絶するような態度を取るとすごく落ち込んでしまい、幸人はそのたびにキャロルに助けを求められていました。
ある日の夜、ユリスの提案で飲み会となった天都家。かなりカオス状態となり、幸人も酔っ払ったキャロルの介抱をしていました。しかし、キャロルは初体験を済ませてからずっと幸人がエッチしてくれないことに不満と不安を抱いており、それがお酒を飲んだことで爆発してしまい、幸人を襲います。そして、幸人はキャロルを不安にしてしまったことを反省し抱きますが・・・翌日、正気に戻ったキャロルは昨晩のことを忘れなさいと幸人に迫るのでした。
第十一話「My Sweet Darling」
結婚して一ヶ月が経ち、キャロルは毎日ように幸人にお弁当を作るようになっていました。キャロルは幸人のレシピノートも概ね作れるようになっていましたが、まだ完璧じゃないと言います。
幸せな結婚生活。しかし・・・そんなある日、幸人は致命的なミスを犯してしまいます。せっかくキャロルが作ったお弁当を家に忘れてきてしまったのです。あまりのショックに落ち込み、購買のパンすらも買う気が起こらずへこたれてしまいました。嫁の弁当を忘れるという失態の罰のために昼食を抜くことを決意した幸人。しかし、キャロルの声がして教室の窓の方を見ると彼女がいたため驚きます。キャロルが教室に入ってくると、お弁当を届けに来たといって幸人に弁当箱を渡し、危うくお姉さまに食べられるところだったと言います。どうやら、ルイスは以前から妹の作った弁当に興味があったらしく、自分が食べると言って聞かなかったとキャロルは言います。その後、幸人とキャロルは一緒にお昼を食べることになりましたが、あずきたちに教室で食べるのは止めた方が良いと言われ、周りを見渡すと女子からは好奇の視線、男子からは妬みの視線を向けられていることに気付き、場所を移動します。中庭に移動した後、弁当を食べますが、キャロルがあまりに可愛いことを言うため我慢できなくなった幸人は彼女にキスをします。そして、2人は抑えられなくなり、学園の屋上に移動してエッチします。そのとき、1羽のカラスに見られていましたが・・・。
それから数日後。下校時、駅を降りると仕事が早く終わったキャロルが待っていたため、一緒に帰ります。家に入ると、ユリスとニコラが待っていて、キャロルに協会から警告書が届いていると話します。2人がその中身を読むと・・・。
第十二話「新たなマーチの音色」
1ヶ月後。キャロルはかなり疲れた様子で家に帰ってきました。1ヶ月前、協会から警告書を受け取ったキャロルは、仕事中に幸人と隠れてエッチしたことがバレてしまい、ニコラに説教された後、再研修という形でルイスの仕事を手伝うことになりました。ルイスは妹と一緒に仕事が出来ることを喜び、それを機に過剰なスキンシップをとるようになっていました。その結果、必要以上に疲れてしまっていたのです。幸人は今日もキャロルが疲れて帰ってくると思って事前にお風呂を沸かしていたため、夕飯より前にお風呂に入ってもらうことに。
その後、ルイスが遅れて帰って来ますが、キャロルが風呂に入っていると分かると、一緒に入ろうとしたため、幸人は慌ててそれを止め、時間稼ぎのために仕事中のキャロルのことを色々と聞きます。再研修という形になってしまったため、先輩魔女から見下されていること、それを気にせず仕事して最後には認めてもらっていること、それでも認めない人にはルイスがお仕置きしていること。ルイスはキャロルが幸人を頼りにしていることに少し嫉妬していましたが、幸人がキャロルはルイスと一緒にいると勉強になると言っていたし、魔女関係はルイスにしか相談できないとフォローすると大喜びし、やはり今日は一緒にお風呂に入るべきとまた振り出しに戻ってしまうのでした。
その日の夜、日課となっているベッドでの語らいにおいて、キャロルは最近少し体調が悪いという話をしますが、もうすぐで研修も終わるし、再研修が終わった日にデートしようと約束。そして、数日後、研修最終日の放課後に待ち合わせ場所の立川駅に向かうと、キャロルだけではなくルイスも一緒にいました。幸人はとりあえずキャロルと合流しますが、キャロルはデートは別の日にしようと言い出します。幸人が理由を聞こうとすると、キャロルが言い出し辛そうにしていたため、代わりにルイスが説明します。キャロルの体調が悪そうだったので病院に連れて行ったと。幸人は風邪かと聞くと、キャロルは風邪ではないと答え、言い難そうにしていました。けど、これはちゃんと私の口から伝えないといけないと言って、代わりに言おうとしていたルイスを止めます。そして、改めて幸人と向かい合い、幸人の耳元で理由を話します。幸人はそれを聞いたとき一瞬思考が停止したのでした。
妊娠・・・最近のキャロルの体調不良はそれでした。家に帰ってユリスやニコラにも報告したキャロル。妊娠二か月という診断書を見せられ、皆は戸惑いながらも祝福します。特に母親2人は大喜び。すぐ祝いの宴会を開こうということになり、その日の夜は大盛り上がり。その日の夜、部屋で2人きりで話したとき、幸人は父親になることについて嬉しいけど不安だと話します。父親というものがどんなものか良く分からないからと。すると、キャロルは幸人なら立派な父親になれると穏かな笑顔で幸人の不安を払拭します。そして、二人で一緒に「親」になっていこうと言いながら自分のお腹を触り、この子が産まれてくるとき、胸を張って迎えられるよう一緒に親としての心構えをしていきたいと。その後、キャロルは幸人に立ってもらい、魔法で部屋を教会へと変化させます。服装もタキシードとウェディングドレスになっていて幸人は驚きますが、その魔法はユリスのような全てを本物に変える完全な魔法ではなく、いわゆる立体映像を見せるだけの魔法でしたが、キャロルはこの光景を見ればハッキリ思い出せると言います。幸人はキャロルの言っていることが分かりませんでしたが、キャロルが結婚式のときに誓い合った言葉を言い、どんなことがあっても幸人と二人で乗り越える・・・そう決めたからと伝えます。幸人もそのときのことを思い出し、あの時の誓いを破る気はないとハッキリ言います。キャロルはそんな幸人の言葉を聞いて笑顔を見せ、だからこれからは二人で一緒に少しずつ「親」になっていきましょうと言うと、幸人の心も軽くなります。そして、改めて誓いのキスをするのでした。
それから3年後。2人はユリスたちに息子の舞人を預け久しぶりに2人きりでデートしていました。しかし、ユリスもニコラも舞人を「グランマコンプレックスにする」と本気で思っており、ルイスや早紗に至っては「舞人と結婚する」と本気で思っていたため、ある意味舞人は危機的状況であることに気付き、2人は自分たちの子どもをたくさん可愛がってくれるのは嬉しいけど、大丈夫だろうかと苦笑いしていました。でも、そんなに無茶なことはしないだろうということで落ち着き、デートの方を楽しむことにしますが、買い物に言った後は2人きりになれる場所に行きたいとキャロルが言ったため、幸人は色々と提案しますが、キャロルの言った2人きりの意味は違っていました。キャロルが「女の子も欲しい」と言うと、幸人の「2人きり」の意味をようやく理解。そして、キャロルにもう1人欲しくない?と聞かれて、幸人は欲しいよと答えます。すると、キャロルは表情をぱぁっと明るくさせ、幸人と目を合わせて「ありがとう、私・・・あなたのおかげで幸せよ?」と言葉をかけるのでした。

キャロル・メルクリス編 感想
最初は傲慢なお嬢様魔女っていう印象だったキャロル嬢が、周囲の人たちの影響で少しずつ変わっていき、多くの失敗をしながらもそこから多くのことを学び、劣等感を抱いていた姉への対抗心もなくなって最後は魔女としてだけではなくお嫁さんとしても立派に成長を遂げるというお話。ルイスお姉さんやニコラ母と決着が付くまではシリアスな話が続きますが、それが終わるとイチャラブメインになります。そのため、前半と後半のギャップが激しいシナリオになっていますが、それもツンデレなキャロルらしいと言えるでしょう。後半はルイスお姉さんとの絡みも微笑ましかったし、後半のシナリオはとても良かったです。もちろんそれも前半の真面目なお話があったからこそですが。
キャロルは1番お嫁さんから遠かったヒロインなのに最終的にはお嫁さん度が1番高くなってましたね。家庭的なところをたくさん見せるのもGOODでした。普段からお色気担当みたくエロさを醸し出してるし、お嫁さんになってからは増々その傾向が強くなってたし、何より凶悪なおっぱいの持ち主なので、金髪巨乳でエロエロで更にあのお嫁さんっぷりは最高すぎるでしょ!(*´Д`*)b 
妹だけでも可愛いのに、姉のルイスさんも反則的に可愛すぎますねw 仮面取ったときの反応が特に可愛すぎでしょwww 途中から仮面を付けなくなってたけど、キャロルと和解してからは重度のシスコンぶりを発揮して子どもっぽくなっててますます可愛くなってたw 何故共通ルートから出さなかったんだろう・・・いや、何故ヒロイン化しなかったんだろう。キャラ発表当時からルイスお姉さんが1番気に入ってたけど、ヒロインじゃないのが非常に残念。おっぱいもキャロルより大きいのに!!(爆)
ニコラ母については前半はとにかくウザかった。良くいる自分の理想を子どもに押しつけて、それが子どもの幸せになると本気で考えているような親でした。それだけで終わるなら嫌いにもなるところですが、ニコラ母はそれから反省し娘と和解すると、一転してただの親バカになりますw そして、最後は孫を溺愛するに至り、前半のアレは一体何だったんだ・・・と思ってしまうほどの変貌ぶりを見せますw やはり、この娘にしてこの親ありなのか・・・w まぁやり方が間違ってただけで、元々キャロルのことは溺愛してたみたいだから、この結果は分からんでもないですけどねw
Hシーンは4回。1人だけ1回少ないんですよね。その点が先ず不満でした。他のヒロインは5回なのに、何故1番おっぱいが大きいが故に1番Hシーンに期待されていたキャロルが1番少ないのか。Hシーンの回数は全員同じにするべきです。まぁそれはともかく、Hシーンの内容自体は良かったです。キャロルはエロエロですし、おっぱいも比較的見せてました。概ね満足しています。ただ、注文をつけるなら、最初のHは普通の正常位にしてほしかったな・・・主人公のアレが邪魔で右胸が少し隠れてしまったので。あの体勢のCGはあまり好きじゃないんですよね。パ○ズ○以外で男のアレが大きく映るのは嫌です。あとは、主人公がおっぱいいじってない本番Hも欲しかったところ。最初のは該当してますけど、先ほども言ったように主人公のアレが邪魔でしたので。最後の本番Hは自分の好きな、窓におっぱいを張り付けてっていうヤツなので文句の付けどころはありません。しかも、作中唯一のウェディングドレスでのHシーンですしね。だから、これが1番気に入った本番Hでした。でも、他は騎乗位も主人公がおっぱい吸っててしまってるし、屋上Hもおっぱい揉まれてるので、ちゃんとしたおっぱいを見せての本番Hがなかったのが不満でした。1つくらいは胸を触られてない(何も邪魔がない)本番Hがあったほうが良いと思います。おっぱい星人は結構そういうの気にする傾向にあるのではと思いますが。個人的には、2回目のHのときにHを始める前に見せた下着姿のブラを脱いだ状態で騎乗位をしてくれたら最高だったなって思いましたねぇ。まぁここまで細かく言うのはそれだけキャロルのHシーンへの期待が大きかったから。この子は普段の言動にも色気があってお色気担当だなって思ってましたし。だから、おっぱい星人としては惜しいHCGが多かったのが残念だったなと。ぁ、パ○ズ○フェ○は悪くなかったです。おっぱいを画面全体に映すパ○ズ○フェ○が1番ですが、ちゃんと両方のおっぱいを見せて挟んで舐めてるのが分かって主人公が乳首を触ったり余計なことをしなければ不満は言いませんw
一般シーンですと、あの下着姿になるだろうかw おっぱい見せるけどアレ一応一般CG扱いになってますよねw ボリューム満点のおっぱいが眺められる最高のCGです。だから、このCGでHしてほしかったなーっていうのがありますね。あとは試着シーン。あの衣装のキャロルは好きですね~。すごく似合ってました!あとはレシピノートを受け取ったときとピロートーク。レシピノートを貰ったときの嬉しそうな笑顔が良かったです。ピロートークは夫婦って感じがする会話が良かったです。あとは何よりルイスお姉さんとのお風呂シーンw ルイスお姉さんの数少ない1枚絵登場シーンなのとキャロルのおっぱいが見られるので、すれ違いをしていた姉妹が仲良くなったというのが分かるのもあり、これが1番お気に入りですかねw 出来ればルイスお姉さんのおっぱいも見たかった!!(爆)
エピローグのCGは子どもも一緒なのかなって思ったら違ってて不満でした。アリサ編みたいに子どもも一緒っていうエピローグは好きなので、キャロルが妊娠したって本編で分かったときに、子どもが産まれた直後に病院で赤ちゃんを抱いているキャロルとかそういうのを期待してただけにね・・・。子どもネタを出すなら最後もちゃんと子どもを見せるべきかと。それが消化不良だったなぁ。シナリオは良かったんですけど・・・。まぁ2人目を作りたいっていう話をやるためにああいう形にはなったんでしょうけどね・・・。

夏の魔女のパレード 感想まとめ
デビュー作ということですが、とても丁寧に作られてて、ヒロイン達の成長を描くという意味ではとてもよく出来ていたと思います。ただ、付き合うまでの期間が非常に長く、イチャラブが少な目だったのが少し残念。ただし、ゆがもん先輩は別w キャロルも家族間の確執が無くなった後はイチャラブメインになってましたが、アリサ編と早紗編はイチャラブが少ないのが少々残念でした。アリサ編も早紗編も、キャロル編みたいに結婚するまでに問題を解決して、結婚したらイチャラブメインっていう風にしてくれたら良かったかなー。まぁでも、いくつか不満な点はあったものの、ストーリーもキャラクターも良く出来ていたので、個人的には非常に満足でした。次回作も期待したいところです。
それにしても、結婚式が終わってからが本番という流れはある意味で新鮮でしたねぇ~。てっきりアレで終わるかと思ってましたが(あとは後日談的にHシーンとかがあるものだと思ってたw)、流れたムービーはエンディングっぽくなかったので、「あれ?」と思ったらセカンドOPだったでござるw ヒロイン毎にムービーが用意されているというのも良かったですが、紹介されたヒロインの名字が「天都」に変わってるのが何よりも良かったです。ああいう細かい演出は好きですね~。
ヒロインに関しては文句なし。あにぃ先生の描くおっぱいヒロインは最高です!唯一の貧乳だったゆがもん先輩もロリおかんっぷりが良くて見ていて楽しかったのもあって気に入りましたし。そして、何よりルイスお姉さん。めちゃ可愛いw 是非ともヒロイン化してほしいです!!お願いしますよー!!好きな順は、ルイスお姉さん>キャロル>アリサちゃん=早紗ちゃん=ゆがもん先輩>ユリス>ニコラ>トピアって感じですかね。メルクリス姉妹の2人がとにかく良い。あの2人のおっぱいは圧巻でしたし、お嫁さんスキルも高いし、文句の付けどころがありませんでした!!やはりルイスお姉さんの攻略パッチを追加してほしいなぁ~。
ちなみに、主人公に関してはヘタレ要素がありとにかく一言多くて好きになれなかったです。いや、一言じゃないな。細かいことをグダグダグダグダグダグダと気にし過ぎて余計な発言やモノローグが目立って時々イラッとします。アリサの過去を教えてもらったときも両親にも迫害されていたことを知りながら、ユリスに連れ出されるとき両親は反対しなかったのかって無神経に聞くし、キャロルがおまじないって言ってキスしたときもグダグダと考えて挙句に「感謝するのが得策だろう」って上から目線だし、Hせずにキャロルを不安にさせてそれでもなおかつ「良いのか」なんて聞くし・・・素直に喜べよって言いたくなる。まだやるべきときはやるからマシだけど・・・。細かいところで残念な発言が目立つ。それが積もりに積もって、あまり好きになれなかった次第です。
Hシーンに関しては私が変な拘りを持っているだけで、基本的にはおっぱいを堪能できるようになってます。特にキャロルのは圧巻なので是非見て下さいw パ○ズ○フェ○も完備されてますし、おっぱい星人なら満足するんじゃないかと。やはり、あにぃ先生の描くおっぱいは最高だぜ!
システム面についてはバックログのシーンジャンプ機能が付いてないのが残念だったかな。体験版で意見を募ったときにこの意見が多かったので、それを追加するために発売延期したのかなとか思ったら、そうではなかったようですねw 次回作では付けてほしいです。やはりアレがないと不便です。あとは、Hシーンにおける部分拡大のON/OFF機能は付けてほしかったですね。個人的に部分拡大は要らないと思ってます。せっかくおっぱいを堪能してるのに見えなくなってしまうから。部分拡大は表情変化の少なさをカバーするためのものですが、私からすれば余計なことするんじゃねぇ!って気持ちになるし、システム側で強制するのではなく、ユーザー側に選択権があっても良いと思うんですよね。最近のエロゲはこの部分拡大が多くて嫌になります。CUFFS系列のエロゲはこの機能のON/OFFがあったので参考にしてほしいなぁ。カメラワークを有効にするかどうかの項目があります。それ以外は特に・・・ぁ、メッセージウインドウにオートモードとかのアイコンを付けてほしかったかな。アイコンの位置は当然右下に小さ目で。あとはオートモードのボイス再生時のメッセージウインドウのON/OFF機能。これらが付いてれば私の不満はありませんw まぁでも差し当たって気になったのは、最初に言ったシーンジャンプ機能とHシーンのカメラワークだけですね。
まぁそんな感じで。あにぃ先生の描くおっぱいを堪能できるので、おっぱい星人はやってみてはいかがでしょうかw

さてさて、お次も2016年9月発売タイトルになります~。

「夏の魔女のパレード」のあらすじ・感想はこちら↓
アリサ・クロウリー編】【天都早紗編】【湯鴨あずき編】【キャロル・メルクリス編

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金髪巨乳はやはり良いですなぁ(*´Д`*)b