最後は、海道美琴さんでした(*'▽')
海道美琴 キャラクター紹介
悟の少し遠い親戚。悟の1つ年上で東堂学園の3年生。古ぼけたアパート“ひので荘”の大家代理でもある。失踪した父親が“ひので荘”を補修したときに闇金からお金を借りて今も返済出来ずにいるため、いつも借金取りにからまれている。しかし、ものすごい天然でほわほわしていて全然動じないため、逆に借金取りが苦労している模様。尚、母親はヴァイオリニストだったが、既に他界している。
借金を返済するために内職をしており、運も壊滅的に悪いが、いつも明るい笑顔でその苦労を感じさせない。そんな姿が未亡人みたいに思えてくる上、私服エプロン姿はどう見ても裸エプロンにしか見えない。そして、スタイル抜群なのにあまりに無防備なところが悟を困らせている。悟のことは弟のように可愛がっており、とにかく天使。ただ、のんびりしてるようで、かなり押しが強く、彼女に頼まれたりモノを薦められたら誰も断れない。
東堂学園の元生徒会長でもあった。生徒会長時代は常に生徒の代表として行動し、数々の伝説を残してきたせいか、それを知る学園生には慕われている。現生徒会長の桜庭・ヴィクトリア・瑠莉からも一目置かれており、マイペースすぎる彼女ですらも美琴の頼みは断り切れない。
音楽を子どもの頃から習っており、音楽に関することならクラシックからロックまで何でも詳しい。専攻はヴァイオリン。全日本学生のコンクールでも入賞するほどの腕前だが、ヴァイオリンに関しては非常にうるさく、その話題は決して出してはいけないというのが“ひので荘”の住人たちの共通認識であり、一度は必ず洗礼を受けるようだ。
将来の夢は母親と同じヴァイオリニストになることだったが・・・。
海道美琴編 あらすじ
吹奏楽部からの誘いを断る口実を作るために、悟にニセ彼氏の役を頼んだ美琴は、その日から以前よりも更に悟との距離を縮めてきたため、悟は困惑していた。美琴の距離感はかなり近く、悟は意識せざるをえなかったが、彼女が時折見せる暗い表情も気になっていた。そんなある日のこと。不動産から内覧希望者の連絡が入り美琴は大喜びしたが、学園に行っている間に借金取りが壁に落書きをして、内覧希望者がキャンセルしたため、落ち込んでしまう。悟は落書きを消すのを手伝いつつ、そもそも借金を作った美琴の父親のことが気になり、彼女に父親のことを聞いてみるが、美琴がまた辛そうな笑顔を見せたことから、自分が正義面して彼女の1番傷つきやすい部分に触れたことに気付き聞いたことを後悔する。美琴と顔を合わせにくいと感じた悟だったが、それでも不安をかかえる美琴を放っておけず、アイスを一緒に食べるという口実を無理矢理作り、美琴に会いに行く。悟がアイスを持っていくと、美琴は笑顔を見せるが、悟はその笑顔が引っかかっていた。一方、美琴は悟に対してお姉ちゃんぶりたいのに、いつも悟のお世話になっていることについて不満をもらす。すると、悟は自分が勝手にやっていることで、自分で自分に課したノルマだと話す。美琴はそのノルマという言葉が気になり、質問してくる。美琴の有無を言わせぬ圧力に根負けした悟は、“一日一善”のことを話すが、美琴はそれを聞いて悟のことをベタ褒めし、悟のサポートを申し出た。悟は自分の説明が彼女にはあまり伝わっていないように感じられたが、それでも美琴が屈託のない普段の笑顔に戻っていたことから、細かいことを考えるのは止めたのだった。
ある日、商店街のくじ引きでハワイ旅行を当てた悟に美琴が頬にキスをして、その様子が地方のTV局に撮影されて放送されてしまい、学園で話題になってしまう。美琴は自分の子どもじみた行動で悟に迷惑をかけてしまったと思いつつ、悟とのハワイ旅行に思いをはせる。しかし、いざ2人きりで旅行というのは勇気がいるため悩んでいると、借金取りが来たため、思わずその旅行券を借金取りに渡してしまう。そこへ帰宅してきた悟が借金取りから旅行券を奪い返すために追いかけ、借金取りのアジトは判明したものの、逃げ切られてしまう。美琴は悟の様子からそんなに自分とハワイに行きたかったのかと思い、自分の部屋で水着に着替えて悟と一緒にハワイ旅行をイメージして一緒にお風呂に入るが、当然2人ともお互いの身体を意識してしまう。そして、美琴はハワイは行けなくなったけど、夏休みになったらプールに一緒に遊びに行こうと誘い、悟もその時が来たら自分が誘うと言って、夏休みのプールデートを約束したのだった。
ハワイ旅行券騒動が一段落した後、美琴を誘っていた吹奏楽部から相談を受ける。内容は、吹奏楽部が伝統的に行っている地域の人たちを招待しての演奏会に美琴にも出てもらうよう頼んでほしいというものだった。美琴はいつもその演奏会には参加していたが、今回に限って断られてしまったため、吹奏楽部も困惑しているようだった。悟はそれを聞いて、借金トラブルのことがあるからだろうと察するが、それを自分から言うわけにはいかないため、言葉を濁す。吹奏楽部の人たちも無理には聞こうとせず、悟には期待していると伝える。彼女たちは、ここ最近元気のなかった美琴がまた明るくなってきたのは、悟のおかげだと思っているようだった。
悟は吹奏楽部の人に頼まれた通りに美琴に話をしてみるが、美琴は最近練習していないという理由で断ろうとした。しかし、美琴の家の事情を知る悟は借金のせいだと指摘し、それも法外なことをしている人たちが勝手に言っているだけで美琴には返済義務ないと主張する。それでも美琴は折れず、ここは私の家だから悟くんには関係ないから口出ししないでほしいと言う。悟はそれを聞いて自分でも驚くほどの怒気をはらんで、普段は自分のことを家族だと言っているのに、本心ではそんなものなのか返す。美琴は悟の反論から自分の失言に気付き、何も言い返せなかったが、それでも借金のことに関しては悟を巻き込むつもりがないらしく、頑なに悟を拒絶した。それから数日、2人はギクシャクしてしまい、悟も何とか打開策はないかを考える。そんなある日、悟は家賃を支払うが、その時、この“ひので荘”で一番古株の城田舞が何ヶ月分もの家賃を滞納していることを知り、彼女の部屋に乗り込むが、舞はキックボクシングはチャンピオンでも年収100万円には満たないからいつか総合格闘に転向して、その時にまとめて払うと言ったため、悟はあることを閃く。
舞にはきちんとバイトして家賃を払うように言った後、急いで銀行に駆けつけ、母親が遺したお金を全て下ろし、それを美琴に手まわす。当然、美琴は驚いてお金を返そうとするが、悟は毎月チマチマ払うのは性に合わないからこれから先数年分の家賃だと言い張り、美琴に無理矢理お金を渡す。そして、このお金があれば、借金取りにも返済能力があることが証明できるし、返済計画が立てられれば、借金取りも無茶なことはしてこないと伝える。何より、美琴が借金のことで苦しんでいるのが我慢できない、こんなことをするのは好きだからに決まっている、本気で守ってあげたいと思った人だから、力になれないのが苦しんだ、だから美琴さんと同じものを背負いたいと告白する。その告白の勢いで再びお金の入った封筒を美琴に突き出すと、彼女は反射的に受け取ってしまう。そして、迷惑かけたくなかったのに、そんな風に言われたら好きと伝えたくなると言ってキスで返事をし、2人は恋人同士になったのだった。
悟(と舞)が闇金事務所に乗り込んで話をつけてきたことで、美琴の借金問題については当面の間は心配がなくなったため、美琴は演奏会に参加することになった。演奏会では美琴の演奏に観客全員が聞き惚れ、悟もその一人で、美琴の居場所は音楽なんだということを知る。それからも2人の交際は続き、初体験を済ませるが、借金返済のために悟がバイトを増やしたのと、悟が奥手ということもあり、2人はすれ違いのような状態が続いていた。美琴は悟が自分のために頑張ってくれているのは理解してても、寂しいという気持ちは変えられなかったため、悟に交換日記を提案する。悟は最初、その交換日記について知らなかったためあまりピンとこなかったが、美琴が自分に向けて書いてくれたメッセージを読んで幸せな気分になり、交換日記の良さに気が付く。2人は交換日記にハマり毎日日記を交換するが、次第に内容がエッチなものになっており、他の人に見られたら一発アウトな状況になっていた。しかし、交換日記を始めてから数日後、美琴のうっかりでアパートの住人全員に日記を読まれてしまい、2人の交換日記は終了したのだった。
借金取りからの斡旋で海の家で1週間バイトしたり、神社のお祭りで美琴が舞や瑠莉とユニットを組んでアイドルをやったり、バイトと思い出作りを両立させて充実した夏休みを過ごした悟と美琴。夏休みが終わって2学期が始まると、台風がやってきて、ひので荘は停電になってしまう。不安そうな美琴と一緒に自分の部屋にいた悟だったが、家に入れておいた犬の大将が吠え始めたため、不審に思い部屋を出ると、そこには見知らぬ男性がいたため、泥棒だと思った悟はその男性を捕まえる。その時、停電が復旧してみると、その男性が美琴の父親であることが判明した。父親は借金取りの目から離れ、お金の工面をするために親戚めぐりをしていたらしく、ようやくその目途が立ったことから戻ってきたようだった。借金の方はどうにか返済できることになったが、父親は美琴のヴァイオリニストになるという夢を応援するため、音大に入るお金を工面しようと、アパートを売りに出すことを提案する。すると、美琴は、お母さんとの大切な思い出の場所をずっと守っていこうと約束したのに、お父さんは勝手だよと怒り出す。翌日になっても美琴の機嫌は直らず、悟ともギクシャクしてしまい、悟も何か力になろうと、まずは美琴の父親から真意を聞き出すことにした。
美琴の母親はヴァイオリニストで、父親も元々はピアニストだった。ひので荘は父親の両親から受け継いだもので、海道家の思い出は全てこの場所に宿っていた。そして、妻と一緒に美琴の成長を見てきた父親は、娘が神に祝福された才能の持ち主で、心から音楽を愛していることを知っていた。だから“お母さんと同じヴァイオリニストになりたい”という美琴の夢を両親も一緒に夢見ていた。ヴァイオリンでやっていくなら、音大は必須であり、留学も必要だった。しっかりと未来の準備をしてあげたい。父親は親戚の事業を手伝うために海外に行くことが決まっており、美琴も音大に行くとなるとそっちに集中せねばならず、どのみちアパートの管理をするのは難しくなる。だからこのアパートは諦めるべきだと父親は考えていた。それを聞いた悟は、ある決心をして、美琴と話をすることにした。悟は美琴に音大に行くべきだと話す。大切な場所を守るために夢を諦め、いつか夢を取り戻せなくなった時、美琴さんは思い出の全てを憎むことになるかもしれない。おじさんはそれを恐れた。ただただ美琴さんの幸せだけを考えている。美琴さんの夢はおじさんの夢でもあると。もしも美琴が夢を諦めたら、おじさんはきっと自分を責め続けなければいけなくなる。だから俺はおじさんの意見に賛成だと伝えた。美琴は、自分が守りたかったのに、自分が皆から守られて支えられていることに嬉しくもあり悲しくもあったが、悟の言葉を受け入れ、ヴァイオリニストになるという自分の夢を叶えることにしたのだった。
美琴は音楽教室に復帰して音大受験の準備を始めた。悟たちは立ち退きの準備をすることになったが、悟にはもう1つ考えていたことがあった。そのため、美琴に知られないように他の住人たちを自分の部屋に呼び出し相談を持ち掛ける。それは、ここを売っても大したお金にならないことが現実であることから、このアパートを続けさせるために部屋を満室にするというものだった。詠たちにはボロくても大丈夫という人を探し出してもらい、悟はDIYでアパートの補修をするということになったが、舞は勧誘の仕方が悪く、詠は勧誘した人が悪かったため、なかなか思うようにいかなかった。しかも、美琴にバレてしまい、計画もとん挫してしまう。美琴の夢を応援したいけど、アパートも残したい・・・悟はその方法を模索すべきか諦めるべきか悩んでいると、外国人が困っているのを目撃し、“一日一善”の目標を達成するために声をかけてみる。当然、英語なんて分からない悟は困ってしまうが、そこへ詠がやってきて通訳してくれた。その外国人は外国をヒッチハイクして旅をしている人らしく、この日は宿を探していたようだった。悟はそれならと、ひので荘に連れていき、美琴にも許可をもらって一泊してもらうことにした。外国人は悟を気に入ったらしく、その日は悟の部屋で酒を飲んで大騒ぎし、翌朝ひので荘を出ていったが・・・。
それから数日後。ひので荘に多くの外国人が押し寄せ、美琴と悟はパニックになっていた。どうやら、先日泊めた外国人が世界的に有名な動画配信者だったらしく、ひので荘をオープン直前の民宿と勘違いしたまま宣伝したことが原因のようだった。悟はこれをチャンスと捉え、お店を経営している詠やそういうことに詳しいというPOWさんに相談を持ち掛ける。それは、美琴のお爺さんの代は民宿だったことから、再び民宿に戻し、ターゲットを安くても泊まれる場所があればそれでいいと考える外国人にするというものだった。美琴にはまた内緒で皆に相談して計画を進め、悟は“ひので荘”の管理人になるために学園を辞めることを決意。それを聞いた美琴だったが、悟からこの場所を絶対守るし、美琴さんの未来を支えたい、必ずキミを守るから結婚してくださいとプロポーズされ、更に婚約指輪まで出されると、「幸せにしてね」とプロポーズを受け入れて、2人は恋人から婚約者となった。そして、それから半年後。悟は外国人向けの民宿のオーナーとして頑張り、美琴は学園を卒業し、自分の夢を叶えるために、ひので荘から出ていくのだった。
海道美琴編 感想
美琴さんは天使で包容力も感じられたけど、シナリオの流れ的に美琴さんが甘えるように仕向けられていた気がする。というか、今作のヒロインは甘えんぼが多い印象だったから(悠ちゃんさんは除く)、美琴さんもそうなのかなーって思ってたら、やはり甘えんぼな印象でした。個人的には美琴さんの包容力の方に期待してたんですが、まぁ可愛かったからいいかw 体験版の時点でそうなるのではないかと感じてましたし。
シナリオに関しては序盤は借金のこと、後半はアパートの問題があって、特に後半は瑠莉編同様にシナリオメインになった感があって、後半のイチャラブが少な目でした。まぁシリアスすぎるわけではなく、あくまでシナリオメインで恋愛部分は放置って感じで、暗くはなかったので、その点では瑠莉編よりは良かったですが。とはいえ、周囲を気にしすぎる主人公のヘタレでHシーンがお預けにされた部分も多かったので、ちょっと不満があったかなぁ。
Hシーンは5回、本番は6回ありますが、本番でおっぱい見せるCGは3回だけ(更に言うならその内1回はかろうじて見えているだけ)。美琴さんは私の中にあるエロゲのジンクス“一般シーンでおっぱいを強調したCGやシーンが多いヒロインはHシーンではおっぱいを見せない”に当てはまっていたので、ガッカリでした。しかも、パ〇ズ〇すらない。え?1番おっぱい大きいのに、パ〇ズ〇ないの?嘘でしょ?って感じです。騎乗位も2回あるけど、2回とも背中向けてたのでおっぱい見せず、おまけHの2回戦目のバックはおっぱいは見えてたけど下着が邪魔という有様でした。そんなにHシーンでおっぱい見せたくないなら、巨乳にするなよ・・・今年何回目だろう?これを言うのは。巨乳っ子はHシーンでおっぱいを見せるべき。見せる気がないなら巨乳にするな!何のための巨乳だよ。制作者は勘違いしてないか?焦らしが通用するのは、一般シーンだけだぞ?
・・・とまぁ、美琴さん自身には癒されたんですけど、他の部分での不満点が多かったです。特にHシーンがね。おっぱい見せないのもそうだけど、パ〇ズ〇すらないって・・・。
「ラズベリーキューブ」のあらすじ・感想はこちら↓
【結月悠編】【狩野みなと編】【桜庭・ヴィクトリア・瑠莉編】【海道美琴編】【感想まとめ】
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天使な美琴さんのおっぱいに甘えたかったとです・・・。